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(旧 「防水屋台村」建設中)
里中満知子と防水
人気漫画家・里中満知子氏が「燃える水」や
防水、アスファルトに言及しています。

マンガ旧約聖書表紙 P8140083
中央公論の漫画文庫、里中満知子の「マンガ旧約聖書」が第2巻まで発刊されています。

こんな感じ野本です。P8140085
防水用ひしゃくと「マンガ旧約聖書」


ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、3大宗教の啓典「旧約」。現地取材を重ね、世界最大の古典を精緻にわかりやすく描いた現代人必読の書(帯より)。600円。


第1巻 創世記の「ノアの方舟」の章では、方舟がアスファルトで防水されていたことや、昔から中東では「燃える水」としての石油やアスファルトが利用され、特にアスファルトは建築資材として接着・防水に使われていた。
と書かれています。おまけに、
「日本では縄文時代からアスファルトが接着剤として使われていた例として、秋田県出土の国宝土偶がアスファルトで補修されいていた」
ことにまで言及しています。 防水関係者のためにかかれたような一節ですね。



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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会





ノアの方舟 木製複製キット 
ノアの方舟 木製複製キット 

日本聖書協会が販売するイスラエル製ノアの方舟木製キット10500円日本語マニュアル付P8130045
日本聖書協会が販売するイスラエル製ノアの方舟。 

木製の日本語マニュアル付キットが、東京銀座の教文館で10500円で購入できます。

asshukuノアの方舟キットP8130042

神はノアにタイタニック程の大きさの方舟の建造を命じ、洪水がおこったた時のノアの年齢はは600歳。
最初の人間であるアダムから数えて、ノアは10代目の子孫です。
乗り込んだ人間はノアと3人の息子とそれぞれの妻。
息子の名はセム、ハム、ヤフェト。生き残った4ペアが人類の祖先となります。
乗り込んだ動物はすべての動物が一つがい、いけにえ・食糧用の動物が7つがい。
ノアはその後950歳まで生きます。

神がノアに命じたのは、ゴフェルの木で、全長300アンマ(135m)、幅50アンマ(22.5m)、高さ30アンマ(13.5m)の方舟を作り、その内も外もアスファルトを塗ること、でした。

^^^    ^^^     ^^^^^   
今放映中のNHKの朝ドラ「花子とアン」の主人公・村岡花子は19年間、教文館で子供のための雑誌「小光子」の編集や単行本の翻訳・編集をしていました。夫との出会いや、「赤毛のアン」の原書を贈られたショー女子との出会いも、この銀座教文館だったそうです。3階ギャラリーで花子関連資料の展示があり、花子が座っていた場所という目印が置かれています。現在の教文館はレイモンドの設計ですが、明治39年ころの教文館や当時の関連建物の写真展も興味をそそられます。


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RN202yomimono:ノアの方舟(ノア 約束の舟)が6月13日から全国で公開されている
防水の歴史研究会JWHA事務局長が見たノアの方舟「約束の船」

ノアろーどしょー
旧約聖書の「ノアの方舟」は防水の歴史について話す時、欠かせないテーマです。ルーフネットのサイト内検索で「聖書、防水」で検索していただくと「聖書と防水3部作」という記事があるので詳細に興味がある方はごらん下さい。一般の検索サイトでもかなり上位に出てきます。

今月に入って街のあちこちで、ラッセル・クロウ主演のノアの映画のポスターをよく見かけました。ポスターにはちゃんと黒い方舟も描かれています。
愛読している「ビッグイシュー」でも巻頭インタビューでラッセル・クロウとダーレン・アロノフスキー監督の「ノア」の解釈について紹介していました。

ビッグイシューと映画のパンフ
ビッグイシュー239号350円。右は映画のパンプレット800円。

「ノア 約束の舟」は、人類最古の物語に大胆な新解釈を加え、世界中で大ヒットを飛ばしている」(ビッグイシューインタビュー前書きより)
防水関係者としては「ノアがどんな約束」をしていたか、ということより、方舟に防水を施すシーンがあるか? あったとすればどんな風に施工するのだろう?  に興味が集中します。



その前にまず、ノアの方舟と防水の話を、少しだけおさらいしておきましょう。

神はノアに瀝青で防水することを命じた
noanohakobune.jpg

 神はノアに言われた。
 あなたはゴフェルの木の方舟を作りなさい。箱舟には小部屋をいくつも造り、内側にも外側にも瀝青(アスファルト)を塗りなさい。次のようにして、それを造りなさい。方舟の長さを300アンマ、高さを50アンマ、幅を50アンマにし、方舟に明り取りを造り、上から1アンマにしてそれを仕上げなさい。方舟の側面には戸口を造りなさい。また1階と2階と3階を造りなさい。  創世記6章 14―16節

 方舟の大きさは、換算すると「長さ133.5m、幅22.2m、高さ13.3m」となり、平凡社世界大百科事典によると、約15,000トンクラスの舟にあたります。ノアの洪水は、紀元前3000年ころ起こったとされています。 方舟の目的は40日の洪水の後、150日間水が引くまで、のちの世界の「種」となる生き物たちを生存させる大空間を提供することです。舟とはいっても、水上航行ではなく水面浮揚が主目的です。だから「浮かぶ家」なのです。

ノアの方舟は浮かぶ家。その屋根・外壁防水はアスファルト!

 さらに形状について、多くのカップルの生活空間を確保するため、舟は直方体に近い形状であったと推測されています。ウィキペディアの試算では総容積は、40,000立方メートル近くにも達し、ほぼタイタニック号にも匹敵する排水量になるようです。

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 建造中のノアの方舟(15世紀フランス。)

こうなると、完全に建築です。 創世記には、「方舟の内側と外側に、瀝青を塗りなさい」とあります。 外側とは喫水、船体だけでなく、当然 壁、屋根が含まれます。何しろ神は40日40夜雨を降らせて洪水を起こしたのです。神の命令で3階建ての大きな建物をつくり、内外側に塗るよう命令されているのだから、屋根に塗らないほうが不思議です。
すると、防水材としてのアスファルトは「ノアの方舟の船体に利用された」ではなく、「ノアの方舟(浮かぶ家)の屋根・外壁防水に利用された」と言ってよいことになります。すなわち建築防水の起源はBC3000年のノアの方舟。
 またこんなことも言えるかもしれません。

ノアの方舟とは「浮かぶ家」。その内外側に瀝青が塗られた。ということは…
神の定めたやり方で屋根に瀝青を塗った。世界初のアスファルト防水仕様という訳です。

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「洪水の中で舟から鳩を放つノア」13世紀中ごろ。ヴェネチア・サンマルコ大聖堂。


   ‐――  ―――   ―――    
 ノアぽsたー
さて、映画は見たいのですが、なかなか時間は取れない、延ばし延ばししているうちに、チャンスが来ました。(これをチャンスといってよいのか)6月19日夕刻に起きた小田急相模大野駅での脱線事故です。日本防水の歴史研究会JWHA事務局長はその日の作業を終えて新宿駅に着き、町田方面に向かうところでした。改札口で小田急は新百合ヶ丘までしか運転していない、回復は23時ころになるであろうという掲示を見ます。珍しく素早く反応しました。「新宿でビールを飲むのをやめて、とりあえず新百合丘まで行き、ノアの映画をみて、見終わった頃、復旧しているであろう小田急に乗って帰る」という作戦でした。たまたま持っていたPCで調べると、丁度映画の最終上演が21時から23時30分。ぴったりです! 

開演時間には10分ほど遅れてしまったのですが、ストーリーは、方舟の製作にはまだまだの段階で間に合いました。

映画の関係部分のみ紹介しましょう。
ノアが神のお告げで、家族を連れて家を出ます。途中で盗賊や石の巨人に襲われます。逃げ込んだ砂漠の谷間は、一晩のうちに、ゴフェル(糸杉)の森で覆われます。木はあまり太くはありません。製材して板として使うより、面取りして角材として使い易そうな太さで、現実的な気がしました。タンカーなみの船を造るのにノアと3人の息子だけでは手が足りません。しかし前日襲ってきた岩の巨人たちが造船工事のほとんどの実作業を行い、かつ方舟を乗っ取ろうと襲ってくる人間たちを追い払います。この巨人は、まるで土瀝青の塊。巨人たちは実はもともと「光」だったのです。昔アダムを助けたことで神の怒りをかい、泥に閉じ込められ、大きな岩となってうごめくようになったという想定です。

秋田で採取した土瀝青(赤ん坊の頭大)
秋田で採取した土瀝青これは。赤ん坊の頭程度の大きさ。成分の分析データもある。

もと光の岩の巨人たちは、2年前秋田で採集した「土瀝青」とそっくりなのです。聖書の中にはノアの方舟やバベルの塔にアスファルトが登場しますが、これらの中東地域と秋田や新潟は地質学的に似ており、いずれも土瀝青(天然アスファルト)や石油が自然に地表に出てくるところだそうです。

アロノフスキ監督がそこまで考えて、土瀝青の塊のような巨人を作ったかどうかはわかりませんが、防水関係者としては、方舟に塗られた黒い防水材を見ると、これは「巨人たちが自分の体を溶かして、防水したのではないか」と想像を膨らませてしまいます。営業妨害になるので映画の内容はここまでにしましょう。

・・・        ・・・
23時30分映画館の外に出ると、嫌な予感。 電車も復旧して、街はひっそりしているはずが、大変な賑わいで道路は大渋滞。結局今晩中の復旧は不可能になっていました。バス乗り場、タクシー乗り場に人があふれています。思わず今見てきた、方舟に群がる動物と人間たちを連想ししまいました

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でも乗り場周辺ではさすが日本人。割り込みもなく3時間待ちというタクシー待ちの列に並んでいました。この写真はバス待ちの列。1時間待ったという人も。




ノアの洪水伝説に似た話は、古代中近東には多いそうです。中でも有名なのは古代アッシリアの遺跡から発見された「ギルガメッシュ叙事詩」。この中で、神・ウトナピシュテムは1万リットルの瀝青を溶かして舟を防水するよう命じています。でもこの話はまた「ギルガメッシュの映画」を見ることができたら、にしましょう。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会

RN189号の読み物は「聖書に見る防水の起源」
奥のみず道 2 
世界史に見る防水の起源

バベルの塔の防水
バベルの塔(ブリューゲル)

中島路可(人)
中島路可(なかじまるか)先生


シーラント 2回目 P1090855





日本シーリング材工業会はが年4回発行している機関誌「& SEALANT」2013年12月10日発行NO.83 から奥のみず道「ぶらモリタ」シリーズが始まりました。
狙いは、屋根と雨仕舞のウェブマガジン「ルーフネット」編集長が全国をブラブラしながら、古の人達が防水や雨仕舞にどう取り組んできたか、または著名建築における防水という視点で、防水やシールのルーツを探ったりヒントや知恵を見つけたりといった内容。2回目の今回は、今から5000年ほど前の防水・シーリングの話です。& SEALANT NO.84
から転載させていただきます。シリーズタイトルの「ぶらモリタ」は日シ工飯島義仁広報委員長、「奥のみず道」は&SEALANT 製作担当の阿部栄治氏の命名です。

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奥のみず道 “ぶらモリタ” 第2回
世界史に見る防水の起源 ~旧約聖書をたどる


&シーラント見開き P1090854
ミケランジェロと防水
建築家としても超一流 ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)

ミケランジェロSSCN6349
東京・上野の国立西洋美術館(設計・ル・コルビジェ)で11月17日までミケランジェロ展―天才の軌跡~が開催されている。 今回の目玉は《階段の聖母》。
主催者の西洋美術館によると、

この展覧会は、「神のごとき」と称された大芸術家ミケランジェロ(1475-1564)の創造の軌跡とその波紋を、彼の子孫のコレクションを引き継ぐカーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)の所蔵品によって紹介するもの。
なかでも彼が15歳前後で制作したとされる《階段の聖母》は、初期の大理石浮き彫りによる傑作で、これまで門外不出とされ、長期貸し出し展示されるのは本展が史上初の機会。
素描を中心に30点を超すミケランジェロの作品類、及び関連作品等計60点を通じて、西洋美術における最も偉大な芸術家の知られざる創造的プロセスとその秘密に迫る。
作品と併せて彼の手紙や自筆手稿類なども紹介することで、この偉大な芸術家の制作における苦悩や人間的側面も併せてご覧いただきます。 


と力が入っている。

「ミケランジェロと防水」と言うのはこれ。ミケランジェロはシスティナ礼拝堂の天井画に「ノアの大洪水」を描いており、アスファルトで防水された大きな小屋のようなノアの方舟を残している。今回展示されているのは、その天井画に描かれた男の頭部の習作。

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ミケランジェロが描いた「ノアの方舟」 システィナ礼拝堂蔵

世界最大のベストセラー「聖書」に防水が(ここでは瀝青=アスファルト)出てくるのは①ノアの方舟、②バベルの塔③モーセをナイルに浮かべた籠--の3か所。いずれも旧約聖書の「創世記」と「出エジプト記」だ。
このうちミケランジェロが描いたのは「ノアの洪水」。
洪水は40日間続いた。これはまだ洪水の途中である。たらいや小舟に乗ってやっと見つけた高台に避難する人々。ほっとするのもつかの間、洪水は全てを覆い尽くしてしまう。残ったのは後ろに浮かぶノアの方舟だけ。方舟=確かに浮かぶ家だ。神はこの方舟の「内と外にアスファルトを塗りなさい」と命じた。(日本防水の歴史研究会:森田喜晴)
関連記事はこちらへ http://www.roof-net.jp/index.php?%E3%80%8C%E8%81%96%E6%9B%B8%E3%81%A8%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%80%8D%EF%BC%93%E9%83%A8%E4%BD%9C


方舟の大きさに関して、旧約聖書『創世記』は「長さ300アンマ、幅50 アンマ、高さ30アンマ」という。1アンマを約44.5cmで換算すると、およそ「長133.5m、幅22.2m、高13.3m」となる。
素材はゴフェルの木。方舟には1階と2階と3階を造り、小部屋を幾つも造り、内側にも外側にもアスファルトを塗る。明かりとりの位置は上から1アンマ。側面には戸口を造る。
聖書に書かれているのは、これだけ。 旧約聖書創世記には、「方舟の内側外側に、瀝青を塗りなさい」とある。
方舟の目的は40日の洪水の後、150日間水が引くまで、のちの世界の「種」となる生き物たちを生存させる大空間を提供することである。舟とはいっ ても、水上航行ではなく水面浮揚が主目的である。ただ浮くだけとはいえ多少の方向転換は必要だから、タライや弁当箱型という訳にはいかないだろう。。

今まで、「舟」に注目しすぎて、防水は舟底に施した、と思いこんでいたのではないか? 外側とは喫水、船体だけでなく、当然 壁、屋根が含まれてお かしくない。何しろ神は40日40夜雨を降らせて洪水を起こしたのだ。神の命令で3階建ての大きな建物をつくり、内外側に塗るよう命令されているのだか ら、屋根壁に塗らないほうが不思議だ。すると、防水材としてのアスファルトは「ノアの方舟の船体に利用された」ではなく、「ノアの方舟(浮かぶ家)の屋根と壁の防水に利用された」と言ってよい。

世界最古の叙事詩「ギルガメッシュ」に、旧約聖書のノアの洪水の原型が見られる。
ノアの洪水伝説に似た話は、古代中近東には多いそうだ。古代アッシリアの遺跡から発見された「ギルガメッシュ叙事詩」の中で、神・ウトナピシュテムは瀝青で舟を防水するよう命じている。



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マザーKKによるノアの方舟その3
聖書と防水 RNギャラリー~ノアの方舟

圧縮。ノアの方舟(マダムK)
ノアの方舟。 創世記6章 9節。神はノアに言われた。あなたはゴフェルの木の箱舟を作りなさい。箱舟には小部屋をいくつも造り、内側にも外側にも瀝青(アスファルト)を塗りなさい。

上の画は編集長の友人の母上に描いていただいたもの。ノアの方舟ー1972 渡部禎雄版画・創世記(Gen.)7:6-24変奏曲。

創世記には舟のサイズも記載されている。その大きさは15,000トンクラスの舟にあたるという。

内側にも外側にも塗りなさい。すなわち、「屋根にも壁にもアスファルトを塗りなさい」と命じた。屋根防水・外壁防水工事の指示ですね。(防水の歴史研究会:森田喜晴)


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聖書に書かれた第4のアスファルト
「防水の歴史」はルーフネットの重要テーマです。その中で「聖書と防水三部作」は大きな柱。聖書の中でアスファルトが防水・接着・コーティング昨日を持ったプラスチックとして用いられる記述が3か所あります。創世記のノアの方舟とバベルの塔、出エジプト記のモーセを救ったカゴの三か所です。実はアスファルトが出てくるのがもう一か所あります。それは創世記14.10 ソドムとゴムラ「シデムの谷にはアスファルトの穴が多かったので・・・」という部分です。アスファルトとは言っても防水機能に着目した記述ではないのでルーフネットではこれまで除外していました。 しかし新潟県黒川村の燃える水の湧出や秋田県豊川の天然アスファルトの露出を詳しく解説している以上、聖書の中に表れる、死海地域の地層の裂け目から出てくるアスファルトに触れないわけには済みません。

聖書の中の科学


 先日BS朝日が放送したBBC地球伝説という番組で「地球の裂け目・死海・アスファルト」のキーワードで興味深い放送がありました。番組の狙いは「私たちの足元、大地の下で働いている地質学的な力に着目し、地中海沿岸の歴史や文化を見直し、謎を解き明かしていく」というもの。ナビゲーターである地質学者のイアン・スチュアート博士が最初に紹介したのが聖書に書かれたソドムとゴムラ滅亡の謎。ヨルダンの死海付近の断層はアスファルトをもたらした。ソドムとゴムラの市民は、アスファルトを採取するために死海のほとりに住んだのではないかと仮説を立てる。地震と液状化現象、それに断層から噴き上げるメタンガスの炎が両都市を滅亡させたというのが彼の仮説です
・・・
そんな訳で、ルーフネット95号(4月29日アップ予定)ルカ先生の講義は「死海」です。

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