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(旧 「防水屋台村」建設中)
世界が注目する建築ユニットの最新プロジェクトのポスターに防水工事?
建築、アートがつくりだす新しい環境   ーこれからの ”感じ”

gennbi 記者会見
10月28日の記者会見

妹島和世・西沢立衛。2010年にプリツカー賞を受賞し、現代建築界をリードする建築ユニットと、現代美術界注目の人気キュレーター長谷川祐子によるコラボレーションが今回この企画。

東京都現代美術館の展示ポスターの「防水工事らしき」絵柄に吸い寄せられた記者は、 ~~アーティストの提案は新しい世界感のメタファーとして建築家の実践的提案と響き合い、来るべき「人間性」についてのイメージを複数の角度から指し示します。~~
なんていうパンフのキャッチコピーをみても、体育会系の頭の記者には、ちっともどんな”感じ”なのか掴めません。そこで記者会見で聞いてみました。
現美ポスター

Q:ルーフネット編集長  建築がアートであり、「新しい環境をつくりだす」ということも理解できます。理念がクローズアップされる近年の建築プロジェクトのなかで、この企画展のポスターには、建築工事の中でもひときわ地味な防水工事らしき作業が大きく写っています。これは驚きでした。新しい環境を環境をつくりだす~といっても、理念を提案するだけでなく、本気でとりくむには、生々しい作業が伴うと思います。これは勝手な解釈ですが、ポスターの写真に防水工事という汗くさい実務作業を採用した理由には、何かそのようなメッセージが込められているのでしょうか?

妹島和世さんはこう答えてくれました

 「これからの"感じ”」と言う何かあいまいなテーマであるが、今回のテーマには、コラボレーション、「作る」と言う具体的な行為、形態の問題、ニーダーマイヤーさんの作品が醸し出す空気感、そんな色んな方たちの想いをふくらませるような写真を探した。
チーフキュレーターの長谷川裕子さん:作品を切ったり、一部をカットしたり、まして横の物を縦にするなんて事はキュレーターとしては有り得ない事だ。ポスターでは縦位置の写真が必要だった。 妹島・西沢お二人に相談したら「じゃ写真を縦にしたらいいじゃないと言われた」。「お!これは建築家だ」と感動した。
西沢立衛さん:ニーダーマイヤーも縦が良いじゃないと言ってましたよ~。

残念ながら、防水とは限らないまでも、専門工事への特別なメッセージはなかったようです。

内覧会で作品解説する西沢立衛さん
内覧会で作品解説する西沢立衛さん

*この展覧会の招待券を差し上げます。(先着10名)。下のホームページ「連絡用フォーム」からお申込みください。

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本防水の歴史研究会