FC2ブログ
(旧 「防水屋台村」建設中)
旧市蔵家住宅の地下水脈と防水工事
あきる野の養蚕農家

あきる野市指定有形文化財旧市倉家住宅

あきる野市五日市郷土館内

住所:〒190-0164 あきる野市五日市920-1
                                              

気候・風土にあわせて作られた一般的な農家は、昔ながらの暮しを今日に伝える資料としてとても重要なものとなっています。名主や豪農の家は比較的後世まで残り易いが、庶民の家は生活様式の変化とともに改変されたり、壊されたりして多くを残していないものです。
旧市倉家住宅は、かつてあきる野市五日市 566番地にあり、平成元年と平成9年に行った文化財調査では、江戸時代末期の構造・形式をよく残し、建築の質の高さと当時の生活様式を伝える歴史資料として高く評価されました。また、養蚕技術の変遷を伝える構造や改造跡があり、保存状態も極めて良好であったことから、平成10年9月3日に市指定有形文化財(建造物)となり、平成11年4月にあきる野市に寄贈されたものです。

あきる野市の資料によると
●建物の概要                                          

入母屋(いりもや)造りの茅葺きで、上屋桁行きが7.5間、梁行き3間です。

この建物の特徴は、上屋桁が上屋柱筋から東西 1.2尺、南北 1尺外に出ていることです。これは、地方寺院の本堂などに見られる出桁造りで、堂宮大工であった市倉治郎右衛門が自分の居宅に特殊な構造を取り入れたものと思われます。

●その他                                             

五日市郷土館では、この住宅を利用して、年中行事、芋掘りや餅つきなどの体験教室を実施しています。
厚さ3センチの報告書によるとこの建物の移築に際して防水工事店がかかわっています。ところが屋根は茅葺、いわゆる防水工事はありません。 館長さんによると、この場所は地下水脈が浅い部分にあったらしい。防水工事はそれに関係しそうですね。どう関係したかは、報告者を作成した設計事務所に聞いてみましょう>
次報をお待ち下さい。