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(旧 「防水屋台村」建設中)
*防水改修工事と保険の話:事例⑥
「火災の消火で漏水どころか天井まで落ちてきた」続
若王子の滝
結氷する若王子山の滝。永観堂の山(墓)をくぐった琵琶湖疏水は若王子(にゃこうじ)で地上に出る。ここは哲学の道の起点。銀閣に向かわず右にそれて山道を登ると若王子神社。さらに凍った滝を左に見て山頂に至ると新島襄の墓がある。(写真は記事とは関係ありません)



防水専門保険代理店東京損害センター浅倉所長談

建築学的に火災事故をとらえた場合ですが、昨年発生したUR(旧住宅公団)の新築現場の
火災事故ではURはRC構造の建物に火災による強度劣化が発生していないかどうかを
コア抜き検査などで綿密に調査をしました。 結果は熱による劣化の心配はないと判定されたので
損害額はぐっと圧縮されましたが、今回の建物火災でも厳密に考えると人が死ぬほどの火災事故
だったのですから躯体に対する影響はきちんと測定すべきですよね。
現実としてはおそらく目視レベルで「問題なし」と判定されてしまったと思われます。

また防水技術面からみれば、鎮火後相当日数を経過してから天井が抜け落ちるという現実に
専門家として事前の警告が出せるシステムがほしいですね。

現実に11階のお宅では天井だけでなく、内壁(下地がボードで壁紙仕様の場合など)にも被害が
あるはずですし、床のフローリングも下側に水が回っているでしょうね。
消防署が敷いたブルーシートは水が全面漏水せず、壁面で壁を伝って更に階下に
落ちるようにしたようなものでしょうから下階の被害も確認したいところです。



工事店経営上、リスクヘッジのための保険は欠かせません。
でもその保険が、適用されるのはどんな時?
いざ事故が起こった時、あれやこれやの条件が絡みつき、出ると思っていても出なかったり、それを保険会社側もよくわかっていなかったりします。保険は万能ではないし、さらに見かけの掛け金の高い安いだけで、工事保険を選べないのは一般の医療保険と同じです。

ルーフネットは、防水工事に特化した保険代理店業務を35年前から行っている東京損害補償センター浅倉研所長から、さまざまな事例を聞き出し、報告してゆきます


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