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(旧 「防水屋台村」建設中)
35年続いた「水コンペ」。 今年のテーマ「地球学校」の1等は山道・中村ペア
表彰状授与(圧縮)
総合防水材料メーカーの日新工業が主催する第35回日新工業建築設計競技の表彰式が11月26日東京・竹橋のKKRホテルで行われた。「水コンペ」の愛称で親しまれている同コンペの今回のテーマは「地球学校」。459点の応募があった。35年間の応募総数は12,731点に達する。
 1等の山道拓人(東京工大)・中村慶子(東京芸大)ペアはじめ、2等以下11点の応募者に六鹿正治審査委員長より、賞状と賞金が手渡された。1等賞金は150万円。
 審査委員は、青木淳,妹島和世,藤本壮介、山本敏夫、相台公豊(日新工業社長)の各氏で、それぞれの作品講評は次の通り。
六鹿正治審査委員長総評
このコンペは今年で35回目。人間にたとえてみると、もし25歳で入社したとして、35年後、60歳の定年を迎える歳だ。今年は地球温暖化が加速し、気候変動いよいよ本番か、と思える年だった。タイムリーなことに、その年のコンペのテーマが「地球学校」 だった。
応募作品は大きく分けると
1)気候変動をシンボル化する得意点に注目したもの
2)現象・変動のサインに注目し、それ観察・計測して、を理解できるものにする
という2つの視点が多かった。
一方、日常の微細な出来事の中に大きな変化を読み取ろうとする視点、いわば虫の目で、世の中の移ろいの中から、環境の変化を読み取りを明らかにするという感性を持った作品も見られた。今回の一等作品もその視点である。

青木淳委員
今回のテーマは難しかったと思う。 と言うことは我々審査する方にとっても同様。 いつもなら、 パッと見て、 何が言いたいのかすぐに分かるのだが、 今回はじっくり読まないと判断できなかった。世の中の危険な兆候を美しく表現するものがいくつかあり、興味深かった感を持った。

藤本壮介委員