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(旧 「防水屋台村」建設中)
*ヘブライ語版「聖書と防水」ダイジェスト
世界最大のベストセラー「聖書」に防水(ここでは瀝青=アスファルト)出てくるのは3か所。




①ノアの方舟、②バベルの塔、③モーセをナイルに浮かべた籠。いずれも旧約聖書の「創世記」と「出エジプト記」。聖書(キリスト教)は世界各国で発行され、さまざまな版、訳があり、時間の経過も有る。何しろ日本にザビエルが日本にキリスト教を伝えたのは1549年だ。
防水の該当部分は日本語では「瀝青」「アスファルト」「タール」「ピッチ」「ヤニ」「樹脂」などと訳されている。旧約聖書はユダヤの聖典だから、ヘブライ語版をさがして、当たってみた。1990年8月10日初版発行。ミルトス・ヘブライ文化研究所編のヘブライ語対訳聖書。その結果が、10月2日の記事です。
http://www.roof-net.jp/index.php?%E8%81%96%E6%9B%B8%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%80%8C%E7%80%9D%E9%9D%92%E3%80%8D%E3%80%82%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E%E7%89%88%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E8%A1%A8%E8%A8%98

忙しい人のために、思いっきり短くまとめてみました。



1.神は40日間の嵐によるノア洪水で、世界を水に沈めた。その時ノアが神に命じられて、方舟の内外側に塗ったのは「コフェル」でこの本では「タール」と訳されている。
創世記 6-1

2.さあ天まで届く塔をつくろう、と言って人々は、石の代わりにレンガを用い、接着と防水の為に、しっくいの代わりに「ヘマル」を使った。これは「瀝青」と訳されている。
創世記 11-3

3.エジプト王によるユダヤの赤ん坊抹殺命令からモーセを守るため、モーセは籠に入れられ、ナイル川に流された。その時、籠(カゴ)の防水の為に「ヘマル」と「ザフェト」が塗られた。この本ではそれぞれ「アスファルト」と「ピッチ」と訳されている。
出エジプト記 11-3


同書の重要な脚注:モーセの入れられた「籠(カゴ)」とノアの巨大な「方舟」は同じ言葉が用いられている。
ヘマル 小

ルーフネット編集長の注 :「コフェル」と「ヘマル」と「ザフェト」は別の物か?ヘブライ語の他の版ではどうか?旧約聖書だからと言ってヘブライ語版を基準にして良いのか?日本語版でノアの方舟に塗られたものとして、「瀝青」「アスファルト」「タール」「ピッチ」「ヤニ」「樹脂」などがある。これらは聖書の訳の中だけでなく、日常的に混同して使用されている。検証課題が多くて楽しみです。

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