「土造」の建築

![unnamed[3]](https://blog-imgs-77-origin.fc2.com/r/o/o/roofnet/2018051410000417d.jpg)
写真:山田宮土里さん。
山口県下関にある土蔵で、泥団子を積み上げた「土造」の土蔵である。水平目地が特有の工法を物語っているという。
奈良にも築200年を超える同様の例があり、土壁の厚さは400ミリもあるそうだ。

「建築雑誌」2018年5月号p46 です。
屋根はどうなんだろう? 泥の壁は日本の雨で溶けないんだろうか? 雨は漏らないんだろうか。山田みどり先生に聞いてみた。

山田 宮土理(やまだみどり) http://research.kindai.ac.jp/profile/ja.1d19fad09221350c.html
近畿大学建築学部 建築学科 助教 博士(工学) 専門:建築材料。建築材料としての土について、特に日本の伝統的な土壁に用いられる材料や施工方法、土壁の性能。
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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会」
2018年の近江神宮燃水祭は7月5日。 黒川燃水祭は7月2日です。
「2018防水と雨仕舞の歴史展」2018.5.30ー6.1 東京ビッグサイト建築再生展にて
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![unnamed[3]](https://blog-imgs-77-origin.fc2.com/r/o/o/roofnet/2018051410000417d.jpg)
写真:山田宮土里さん。
という記事を、近畿大学助教の山田宮土理さんが、建築雑誌5月号に投稿されている。木造、RC造、S造。この並びに入れてもらうには気が引けるが、地震の多発する日本に「土造」の建築があることをご存じだろうか。・・・・・・
山口県下関にある土蔵で、泥団子を積み上げた「土造」の土蔵である。水平目地が特有の工法を物語っているという。
奈良にも築200年を超える同様の例があり、土壁の厚さは400ミリもあるそうだ。

「建築雑誌」2018年5月号p46 です。
屋根はどうなんだろう? 泥の壁は日本の雨で溶けないんだろうか? 雨は漏らないんだろうか。山田みどり先生に聞いてみた。

掲載した写真の例は瓦葺きですが、奈良の小屋は茅葺屋根も多く見られました。泥団子を積んだ表面に土を塗っている例が多く、また補修された形跡もあり、雨で表面が侵食されても塗り直しながら守ってきたように感じます。(家主さんにヒアリングしても、記憶のある限り補修はしていないと言う形も多いため、今は放置されているかもしれませんが・・)
山田 宮土理(やまだみどり) http://research.kindai.ac.jp/profile/ja.1d19fad09221350c.html
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