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(旧 「防水屋台村」建設中)
東京マンション管理士会がセミナー
~間違いだらけの設計コンサル剪定~
たまむさしの支部が分譲マンション管理セミナー

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セミナーに先立ち挨拶するむさしの部会・出口満廣部会長。

東京都マンション管理士会たまむさしの支部は立川市の後援を得て、平成29年11月18日、東京・立川のたましんRISURUホールで、分譲マンション管理セミナー、「大規模修繕工事の設計コンサルタント選定の勘どころ」~間違いだらけの設計コンサルタント選定~を開催した。

国土交通省は昨年の「マンション管理指針」の改正にあたって、業界団体へのヒアリングの結果、集合住宅の大規模修繕においてリベートが横行している実態を確認、「工事発注に際しては利益相反に注意して適正に行われるよう」、明記した。 さらに今年1月27日、マンション管理組合団体などに通達を出し、悪質コンサルの事例を列挙し、注意喚起と国が設けた相談窓口などの活用を呼び掛けた。

集合住宅の大規模修繕において、本来、住民に代わって施工業者を選び工事の品質をチェックするはずのコンサルタントが、受注業者にリベートを要求するというケースが増えている。その金額は工事費の20%にも及ぶこともあるという。リベートは手抜き工事につながり、「いい仕事をしたい職人や会社」を圧迫し、発注者にとっても利益はない。

当日はマンション管理士で一級建築士の鈴木哲夫氏が講師となって、通達で指摘された事例の見方とその対策を詳細に解説し「利益の相反行為」につながる様々な実態を紹介した後、管理士会による相談会も実施された。

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鈴木氏(写真左)は「不適切コンサルタントの実態」に関して、①大規模修繕工事の不適切な関係者、②設計コンサルタントの運営体質、③業務見積金額とリベート、④発注者が負担している業務費用とリベート、⑤不正価格とリベート、⑥業務費用解析結果からわかること、⑦メーカーからのリベートの証拠書面、⑧メーカーと不正コンサルタントの証拠書面、⑨リベート等の還流基本構造、⑩癒着構造のパターン、⑫「不正設計コンサルタント」は発注者をどう見ているか、⑬不正設計コンサルタント等の一部実態例、⑭発注者の権利を侵害する不正な見返り、⑮騙される発注者の典型例、⑯なぜ不適切コンサルタントを選んでしまうのか、⑰どうしたらよいか…など、それぞれの項目に対して実例に即して具体的対策を解説した。

最後に「まとめ」として
①管理会社に頼るな、信用するな
②無関心が最大の敵
③加担者が管理組合内部に隠れていることがある
④ハードルの高い公募条件は、不正コンサルを選ぶ
⑤会社規模・実績はバランスで判断する
⑥代表者や営業マンの職歴を確認
⑦誓約書を取り付ける
⑧心配になったら信頼できるセカンドオピニオン
を挙げた。



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