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(旧 「防水屋台村」建設中)
日本熊森協会と防水
皮むき間伐の杉皮を小屋の屋根に葺けないか
[みんなの家」と「日本熊森協会の皮むき間伐」のルーフネット
 
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そんなアイデアが浮かんだのは、釜石漁師のみんなの家の屋根葺き経験からだった。
5月31日~6月2日 東京ビッグサイト西1 「R&R建築再生展のJWHA日本防水の歴史研究会」ブースで、触りながら考えて下さい。(入館は招待状または http://rrshow.jp/ 事前登録)で無料。


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「みんなの家」をつくるプロセスにはどのような意味があるのでしょうか。
 伊東豊雄建築設計事務所(当時)釜石漁師のみんなの家に取り組んでいた 高池葉子さんのフェイスブックを思い出しました。

・山から木を切り倒し、一枚一枚皮を剥き、屋根の材料に使う。 ・釜石の土で、土壁を塗る。 ・全国から集まったボランティアが、地元の人と一緒になってつくる。  このような普段の建設現場では見られない”手間のかかる”ことをあえて行う意味は、建築の成り立ちを一から見直すところにあると思います。
それはまた、建築に限らず、ブラックボックス化されたあらゆるものの成り立ちや関係を思い返す試みでもあると思います。
『イクラが卵だということを知らず、そのまま海を泳いでいるものだと思っている子どもが多い。そういう子どもたちに本当の海の幸の成り立ちを教えたい。』と君ヶ洞剛一さん(釜石のホタテ屋・ヤマキイチ商店)は語っていました。 私も、この小さな建築を通して、現代社会の便利さの陰で忘れ去られたものを再発見していければなと思っています。

 
台風の翌日
屋根葺き材として、幅25cmの大きさを1枚として、合計2000枚の杉皮が必要だった。

手前はバーレーンから運ばれた漁師小屋。バーレーンはこの小屋を含む展示で2010年ベネチアビエンナーレにて金獅子賞を授賞した。
右手奥が日本の精巧な技術と素材を使った新しい「みんなの家」で,二棟で一つの漁師の「みんなの家」となっている。

プロジェクトを担当する伊東豊雄建築設計事務所 高池葉子さんはフェイスブックの中で、漁師の「みんなの家」とは何のためのもの、誰のためのものかを、こう説明している。
大きくは以下4つのコンセプトでできています。
発信: ここから釜石の魅力を発信し、釜石の漁業発展のキーステーションにしたい。
体験:「漁師のまちツアー」の発着点とし、都市から釜石へ人を呼んでくる。
教育:かっこいい漁師の仕事を伝えて、漁師ファンを増やす。
物販:日常的には朝市や魚の販売を行う。



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防水広告熊森
防水専門誌である月刊「防水ジャーナル」10月号の表紙広告として熊森協会の広告を掲載し、その費用を防水団体が支援した(発行元である新樹社も一部負担した)。これに対して熊森協会会員から感謝の言葉が寄せられた同時に、防水業界ではもちろん建築業界でも珍しい試みとして業界内外から注目された。
杉本理事長(当時)によると、全アロン防水組合でのこうした活動を経て「若い世代からも、本業の防水を通しての社会貢献の道を探ろう」という動きも出ているそうだ。

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会