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(旧 「防水屋台村」建設中)
RNY318 マリ・ジェンネ の世界遺産
泥のモスクを住民が泥だらけで守る

マリとPrf.  田中

ルーフネットの「歴史的建物を守る」のコーナーを贔屓にしていただいている読者から「古い新聞だけど」と言って2016年8月29日付けの朝日新聞が送られてきた。大勢のどろんこの人たちが、てんこ盛りの泥が入ったかごを頭に乗せ、モスクに駆け寄っている姿が写っている。
場所は西アフリカ、マリ中部の街ジェンネ。その旧市街が1988年、世界遺産に登録された。日干し煉瓦と泥でできたモスクはその象徴である。毎年雨季に入る前に、モスクが雨漏りしないよう,住民総出で補修しているという。確かに泥の家では何もしなければ溶けてしまうわけだ。記事はイスラム過激派により治安が悪化する中で、テロの脅威の中で世界遺産を守ろうとしている姿を報じている。
モスクP8080438


泥のモスクと壁から突き出た横引きドレンの写真を見て、思い出したのが、この本(2011年、退官記念)。ぜひ読んでください。一部を著者の田中享二先生の許可を得て転載します。写真も提供していただきました。

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日干し煉瓦P8080418
日干し煉瓦の壁。 泥の保護層が無ければ極めて脆弱である。

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会