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(旧 「防水屋台村」建設中)
六本木に祇園の大船鉾が建つ
6月19日(金)から 六本木ヒルズ・アリーナで3日間。
ルーフィング+銅板屋根を間近で見る

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東京・六本木ヒルズに建てられる祇園祭の大船鉾(写真は2014年7月24日大船鉾保存会撮影)

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見せ場の辻回し(つじまわし:方向転換)の作業中(写真同)


 昨夏、150年ぶりに復活し、京都市中心部を巡行した祇園祭の大船鉾が、東京・六本木ヒルズにお目見えすることになった。京都市、市観光協会とJR東海は、5月28日、「京の夏の旅」を毎年主催している3者で実行委員会をつくり、「京の夏の旅」の40回記念として鉾の組み立て実施する事を発表した。首都圏で京都観光や伝統行事の魅力をアピールするのが狙い。

 全長約7・5メートル、幅約3・3メートル、高さ6・3メートルの巨大な鉾が市外に建てられるのは、1970年の大阪万博に菊水鉾が登場して以来、45年ぶりとなる。翌日の5月29日の夕刊でこれを「大船鉾出航 東京へ」という見出しで大きく報じた京都新聞によれば、山鉾が市外に「出張」して建てられるのは、古くは月鉾が33年に東京・高島屋に、55年に東京・八重洲口広場に建てられた例がある。また、56年に長刀鉾が名古屋市、59年に菊水鉾が札幌市に、大阪万博では菊水鉾や浄妙山などが建てられた。近年では2003年に長刀鉾が東山区の京都国立博物館に、11年には綾傘鉾が仙台市に出現した。
 
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上にのる屋方は16のパーツに分解される。屋根は0.3ミリの銅板で葺かれ、その下には改質アスファルトルーイング。

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銅板屋根の施工中。(写真は田原板金提供。下も。)

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銅板の下で御神体の神功皇后、住吉明神を守るルーフイング。

大船鉾は幕末の1864(元治元)年の大火で焼失し、昨年に復興、後祭(あとまつり)の鉾として巡行した。 6月19~21日の3日間、六本木ヒルズアリーナに建てられる。鉾建ての過程が見られるほか、祇園囃子(ばやし)の演奏も予定されている。

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大船鉾保存会 http://www.ofunehoko.jp/


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