FC2ブログ
(旧 「防水屋台村」建設中)
8,100㎡の屋根の下葺は20万枚の土居葺(どいぶき)きの板
20万枚の大部分は美濃の国の門徒から寄進されたという

堂内展示 土居葺板 PB260375

 日本最大の木造建築は東大寺大仏殿と思っていたが、大仏殿の面積は2,878㎡。これに対して東本願寺御影堂は2,892㎡で、わずかに勝っており、これが日本一。すなわち世界一。屋根面積は8100㎡、瓦の枚数は17万5千枚となる。
 2004年3月から2008年12月の工期で、修復工事費は95億円。

堂内展示 土居葺PB260369
堂内での展示。 瓦の下葺きとして、葺かれた土居葺き板は、杉材で、長さ90センチ、厚さ1.5センチの大版だ。

堂内展示[瓦葺 PB260370
17万5千枚の瓦の内12万枚に破損があり、新たに作り直された。雨仕舞上ウィークポイントになる大棟の獅子口も焼き直し補修、漆喰も塗り直された。瓦は荷重軽減のため土を使わない空葺きで施工。

goeidou 北面の屋根PB260430
北面の屋根。 上層の屋根からの雨が落ちる部分は平瓦が被さる。これが単調になりがちな大面積の屋根に心地よい緊張感を与える。今回、瓦を寄進した58万人の名が瓦に印刷された。専用印刷機が新たに開発され、特許をし得した。寄進額は一口1万円だから、少なくとも58億円。掛けるα口で・・・。恐るべし門徒パワー。

goeidou の模型 PB260346
堂内に展示された御影堂南東部の模型

↓ ほぼ週刊ウェブマガジン「ルーフネット」最新号 はこちらへ。
ホムペはこちら




防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会