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(旧 「防水屋台村」建設中)
*関東支部材料施工がRC不具合事例と予防保全シンポ
設計・施工・材料など立場を超えて情報を共有し、鉄筋コンクリート建築物の不具合を解消しようというシンポジウムが行われた。

永井シンポ会場

日本建築学会関東支部材料施工専門研究委員会は2014年2月21日(金)14:00~17:00、日本大学理工学部(東京都千代田区神田駿河台1-8-14)でシンポジウムを開催した。

これまで建築のコンクリート構造物の不具合事例を客観的に広く紹介する資料がなかった。多くの建築の発注者は民間であり、不具合が明らかになれば不動産価値が低下すると判断されるリスクがあるため、広く意見を集約することが難しい。その結果、統計的に検討できず、改善や対策に反映させるスピードが遅く、かつ散発的になりがちだった。また発注者、設計者、施工者間で一つの変状事例に対して、正しく状態の把握ができず、コンセンサスが得られない場合もある。
そこで、同委員会では、建築の不具合事例を広く紹介することで、①材料・施工だけでなく設計段階から不具合を生じにくい処置を行うための資料とし、②関係者の相互誤解なく不具合に正しく対処するための一資料とするーーーことを目的にシンポジウムを開催した。

永井主査P2210121
永井香織・日本建築学会関東支部材料施工専門研究委員会主査 (日本大学准教授)の開会挨拶。
「今日のシンポ向けて3年間、関係者の協力を得て事例を集めて準備し、写真集としてまとめることができた、今日はこれらの不具合の原因を設計、施工、材料の立場から予防保全対策を議論し、どう保全するか、を考えてゆきたい。」


永井シンポテキストP2210118
シンポジウムテキスト。1000円で購入可能。

建築物の維持保全の体系:林邦彦(URコミュニティ)
材料的要因による劣化事例:金子樹(長谷工コーポレーション)
設計要因による劣化事例:斎藤博(斎藤建築研究所)
施工的要因による劣化事例:古川雄太(東急建設)
環境および維持管理的要因による劣化事例:加藤淳司(飛島建設)
   
   パネルデスカッションでは「 劣化事象に対する理解と予防保全に向けた設計者、施工者の相互理解」をテーマに大   塚秀三氏(ものつくり大学)の司会で、深井悟(日建設計)、坪倉篤(長谷工コミュニティ)の各氏および上記主題解   説者がパネラーとして意見を述べた。


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