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(旧 「防水屋台村」建設中)
~~瀝青の鏡~~ 「アスファルトは安全です」と訴えることの効果について
銀色の魚は瀝青(れきせい)の水中をよぎる


rekisei no kagami

「アスファルトは安全である」と訴えるより「アスファルトを美しいと感じる人がいる」ことに注目したらどうだろう。

防水のプロの間では性能面で高く評価されたとしても、現場で200度近い高温が必要な「熱アスファルト防水工法」が、今の時代に相応しいかどうかという点では、マイナス点はいくつも列挙できる。その一つ一つに反論していくことがはたして、効果的なのだろうか?

そんなことを考えていたとき、現在の石油アスファルトではないにしても、瀝青・天然アスファルトという「モノ」や「言葉」の美しさにに対して好意を寄せる詩人や音楽家がいることに気づき、とても驚いた。そういえば「窯の中のアスファルトが青緑にキラキラ光って、きれいなんだよ」と話してくれた老職人もいたではないか!そうか。これは盲点だった。

「瀝青の鏡」は鉱石フェチの詩人、長野まゆみの「鉱石倶楽部」(文春文庫)におさめられている。