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(旧 「防水屋台村」建設中)
土木学会が原発汚染水の遮水、止水技術など18件を提案
土木学会が提案した放射能汚染水対策

御茶ノ水 PA060398
御茶ノ水(写真は記事とは関係がありません)

土木学会は、このほど福島第一原子力発電所の汚染水問題について、10月23日に国際廃炉研究開発機構(IRID)へ遮水・止水など18項目の技術提案を提出したことを明らかにした。

土木学会では技術提案を求めている政府の取組に対応すべく、「福島第一原子力発電所 汚染水への対応に関する検討委員会」及びその下に技術的検討を行うタスクフォースを設置し、検討を行ってきた。今回の提案は「現在提示されている限られた資料、データの範囲で限られた期間内に、タスクフォースにおいて検討したものを提出した」もので、提案の妥当性や現地での適用性についての審査は今後、経済産業省の「汚染水処理対策委員会」が行う。

提案技術は次のとおり(太字は編集部による)
①貯水タンクの遮水性基礎工
タンク止水性能確保のためのダブルバリアー化対策
③汚染水配水管路の簡易地中埋設
撤退した既設地下貯水槽の改良工
⑤地下貯水槽とタンクを組み合わせた運用
⑥防波堤で囲まれた港湾部を利用した汚染水の貯留方法タンクの耐震安全性の確認
土砂NATM工法による地下遮水壁・フェーシング等の多重防護設備の構築
⑧シールド,TBM技術を活用した高い空間放射線量環境での作業改善方法
凍結工法・粘土系遮水工・地下水くみ上げ工を組み合わせた重層工
撤去が容易な遮水壁による時間差多重防御の提案
多数地下掘削工による広域遮水層の施工
ポリウレタン・高分子吸収材・吸水性粘土材料の段丘堆積物への巻出し混合による広域雨水浸透抑止技
⑬原子力施設の地下を遮水壁で大きく取り囲む閉鎖領域の形成
⑭地下水動態把握のための総合調査モニタリング
⑮グリッド型観測孔配置と多層揚水試験による地下水流動層特性の調査
⑯港湾内外の核種の高精度モニタリングによる漏洩源および漏洩量の把握
⑰福島第一原発サイト汚染状況可視化エキスパートシステム
⑱海側遮水壁の二重化

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