FC2ブログ
(旧 「防水屋台村」建設中)
グランルーフはやっぱり グラン庇(ひさし)ではなかった
9月20日東京駅八重洲に「グランルーフ」オープン

全景P9200261
光の帆をイメージしたという大屋根(グランルーフ)。屋根は光の帆、柱は帆柱ということになる。長さ230メートル、最大高さ27メートル。

ポスターP9200133
施設は、地下1階、地上3階建てで、飲食店を中心に15店舗が入る。駅側からせり出した全長約230メートルの大きな屋根の下の2階部分に、最大9メートルの幅の歩行者デッキが設けられた。八重洲口南北にある2つの高層ビルを結ぶでデッキは壁面緑化、さらに水を霧状に噴射するドライミストを設け、屋根に降った雨水を植栽に利用するなど、環境に配慮した設計となっている。

南端1階よりP9200251

銀の樋P9200173
水下、駅舎側に巨大な軒樋(とい)が設けられた。

南端 巨大な軒樋を支える柱に細い2本の竪樋が寄り添う。P9200224
南端 巨大な軒樋を支える柱に細い2本の竪樋が寄り添う。

新幹線の頭部を模したデザインP9200155
もしこれが瓦屋根だったとしたら、鬼瓦が据えられる部分。膜構造の屋根の先端を支える柱の飾りは、「新幹線車両の頭部をデザインしたそうですよ」と警備のおじさんが教えてくれた。


「グランルーフ」というが、これは駅舎の庇(ひさし)「グラン庇」じゃないか~~という人がいた。
遠くから見ればそうだが、実際は独立した柱に支えられており、片もちではない。駅舎に接しているのも南側せいぜい三分の一程度だ。
建築基準法第二条第一号に定義があり、この定義によると、~~~「建築物」とは土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの~~~、となっているから、この「巨大な帆」はグランルーフとい名付けられた建築物であり、庇ではないですね。



↓ ほぼ週刊ウェブマガジン「ルーフネット」第161号 はこちらへ。
ホムペはこちら




防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会