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(旧 「防水屋台村」建設中)
防水の博士たち 次は今泉勝吉氏の学位論文です
防水の博士たち 
今泉勝吉博士の学位論文
背表紙DSC04775

タイトル「建築内装工事における接着工法に関する研究」
授与大学:東京大学
授与年月日:昭和42年1月19日。工学博士




今泉氏は、昭和28年から53年までの建設省(当時)建築研究所在籍中、同53年から平成6年までの工学院大学教授就任中、その後最近に至るまで、接着剤・塗料を始めとする建築物有機系材料・工法、木構造材料・工法、ならびに建築物の耐久性に関する研究を主導し、多くの業績を挙げた。

たとえば広島原爆ドームの保存エ事の指導
補修、改修工事における接着剤の利用広島原爆ドームを保存するため、エポキシ樹脂を利用した保存工事を指導した。我が国でエポキシ樹脂が補修・保存工事に大規模に利用されたのは広島原爆ドームの保存工事が初めてである。その後も、樹脂・接着剤を利用した建築物の補修・改修エ事の標準化や有機系接着剤を利用したタイル張りエ法の開発等に指導的役割を果たした。

そして前回20年前の伊勢神宮の式年遷宮における耐久性調査・技術指導。
20年前防水やシーリング工事、エポキシ注入などによる外壁改修工事の分野で「遷宮」は別世界の話だったが、今泉氏は多くの防水団体での講演や専門誌への執筆を通じて、業界で後回しにされ続けていた「技能と技術の伝承」の重要性を遷宮における技術の伝承と関連つけて、わかりやすく解説していた。

目次
目次①DSC04776

目次2DSC04777

3目次DSC04778

目次4 DSC04779



序論より「研究の目的と範囲」
序論①DSC04782

序論2 DSC04783

謝辞
謝辞 1 DSC04786

謝辞2 DSC04787


「本研究の実施に当たって、終始、ご指導とご鞭撻を賜った東京大学・西忠雄教授に厚く感謝の意を表する次第である。」・・・

また建研関係では、所長のほか、同研究室・白山和久室長、上村克郎主任研究員、はか、宮内庁総理府楡木尭技官らに謝辞を述べている。

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