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岸谷孝一博士(1926-1996)

大正15年生まれ。昭和26年東京大学建築学科卒。上村克郎氏が建築仕上げ学会機関誌に寄せた追悼の辞によると、岸谷氏の卒業論文は浜田稔教授の指導をうけ「鉄筋コンクリートの耐久性の研究」を纏めた。この時の卒論のテーマが終生の主要な研究となった。東京大学大学院に進んで研究を続行、昭和34年に助教授。36年に今回紹介する「鉄筋コンクリート造建物の耐久性向上に関する研究」で工学博士の学位を取得した。


日本建築仕上げ学会の機関誌「FINEX 1996.8 p9に上村克郎氏が追悼の辞を寄せている。↓

http://ci.nii.ac.jp/els/110002512580.pdf?id=ART0002784754&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1373457985&cp=

ここで岸谷孝一氏の研究の足取り、恩師浜田稔氏の関係で建築防火、都市防災の研究も行うようになったことなどの様子が概観できる。

表紙 ぶろぐ
岸谷孝一博士の学位論文の表紙

岸谷孝一
タイトル「鉄筋コンクリ-ト造建物の耐久性向上に関する研究」
授与大学:東京大学
授与年月日:昭和36年1月19日。工学博士


内容梗概 
本論文は「鉄筋コンクリート構造物の耐久性向上に関する研究」と題し、4編21章より成っている。
第1編、
第1章:鉄筋コンクリ-ト造建物の耐久性はコンクリートの中性化とそれにともなう鉄筋の腐食に起因することを述べ、耐久性向上のための問題点を明らかにする。
第2章:中性化と鉄筋腐食の関係を説明
第3章:従来の研究を文献調査。外国ではこの種の研究がほとんど行われておらず、我が国の研究も現行の各種コンクリートに適用するには体系化されていないことを示した。
第2編は耐久性向上に関する実験的研究であって、本論文の中心をなすものである・・・。

目的と範囲
本論文の研究目的と範囲

目次
目次1 

目次2

謝辞
謝辞burogu
本研究は昭和26年以来現在まで東京大学工学部建築材料研究室において浜田稔教授の直接のご指導を受けて行ってきた。
・・・
海砂の研究をご指導いただいた明大・狩野春一教授、その他一般事項については建築研究所の白山和久研究員・・・建設省関東地方建設局・大島久次氏に深く感謝する。
実験については・・・、東大・大学院生小池迪夫君(現昭和化工)にはご援助を頂き、・・・




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