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(旧 「防水屋台村」建設中)
屋根を遊ぶ
ルーフネットのテーマソング
「ノアの方舟の音楽」

タイトル t

3分間のミュージックビデヲはこちら ↓

https://youtu.be/680A9gMC3RU?fbclid=IwAR3M1j6stjxXJxye-UOH2-Qmpe03LzI1mOJhxEktY9dTgrUOwnUcr8yfkEk

月のフェイズ(新月・、上弦・満月・下弦)に合わせて、・配信するほぼ週刊ウェブマガジンルーフネットのテーマは「屋根なを遊ぶ」。
リコーダー奏者で中世音楽研究者の菅沼起一さんが、第11回 Enjoy Roof コンサートで演奏した、ノアの方舟を題材にした聖歌を、会場で即興演奏。 翌月のコンサートでリコーダーとオルガネットýぴにアレンジした演奏を、ライブ映像と合わせて、仮編集したものです。R&R建築再生展でのライブより、一部を仮編集したもの。


アスファルトは、「ノアの方舟(浮かぶ家)の屋根と壁の防水に利用された」
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ノアの方舟の大きさに関して、旧約聖書『創世記』は「長さ300アンマ、幅50 アンマ、高さ30アンマ」という。1アンマを約44.5cmで換算すると、およそ「長133.5m、幅22.2m、高13.3m」となる。
素材はゴフェルの木。方舟には1階と2階と3階を造り、小部屋を幾つも造り、内側にも外側にもアスファルトを塗る。明かりとりの位置は上から1アンマ。側面には戸口を造る。

聖書に書かれているのは、これだけ。古来ノアの方舟の画は、石油タンカー型から、3階建てアパート型まで様々なものが描かれている。(ROOF-NET「聖書と防水」参照)旧約聖書創世記には、「方舟の内側外側に、瀝青を塗りなさい」とある。
方舟の目的は40日の洪水の後、150日間水が引くまで、のちの世界の「種」となる生き物たちを生存させる大空間を提供することである。舟とはいっても、水上航行ではなく水面浮揚が主目的である。ただ浮くだけとはいえ多少の方向転換は必要だから、タライや弁当箱型という訳にはいかないだろう。ウィキペディアは、形状について、多くのカップルの生活空間を確保するため、舟は直方体に近い形状であった。また総容積は、40,000立方メートル近くにも達し、ほぼタイタニック号にも匹敵する排水量になる、と試算している。

今まで、「舟」に注目しすぎて、防水は舟底に施した、と思いこんでいたのではないか? 外側とは喫水、船体だけでなく、当然 壁、屋根が含まれておかしくない。何しろ神は40日40夜雨を降らせて洪水を起こしたのだ。神の命令で3階建ての大きな建物をつくり、内外側に塗るよう命令されているのだから、屋根壁に塗らないほうが不思議だ。
すると、防水材としてのアスファルトは「ノアの方舟の船体に利用された」ではなく、「ノアの方舟(浮かぶ家)の屋根と壁の防水に利用された」と言ってよい。

すなわち屋根壁の防水の起源はBC3000年のノアの方舟ということになる。
世界最古の叙事詩「ギルガメッシュ」に、旧約聖書のノアの洪水の原型が見られる。

ノアの洪水伝説に似た話は、古代中近東には多いそうだ。日本聖書協会発行の大型本・パノラマバイブルにはそんな事例が書かれている。中でも有名なのは古代アッシリアの遺跡から発見された「ギルガメッシュ叙事詩」。この中で、神・ウトナピシュテムは瀝青で舟を防水するよう命じている。

古代アッシリアの叙事詩に登場するアスファルト防水と溶解釜
「1万リットルのアスファルトを溶かし、方舟に塗れ」と知恵の神エアは命じている。
命じられたウトナピシュテムは「私は3シャル(1シャルは3,600リットル)の瀝青を溶炉に注ぎ、3シャルのアスファルトで方舟を張り巡らした。」と英雄ギルガメシュに答えている。


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防水の歴史を探る「JWHA日本の防水歴史研究会」
*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。2020年の近江神宮燃水祭は7月7日。 黒川燃水祭は7月1日です