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(旧 「防水屋台村」建設中)
国交省がマンション管理業者55社に是正指導

全国一斉立入検査結果(平成 29 年度)
マンション管理業者への全国一斉立入検査結果(平成 29 年度)


マン管理イメージ写真

国交省の地方整備局、北海道開発局、内閣府沖縄総合事務局は、昨年10月から3ヶ月間、にわたって、全国のマンション管理業者の一斉立入検査を実施し、その結果をとりまとめ、平 成 30年 7月30日発表した。
今年度立ち入り検査の対象は全国145社で、このうち 55社に対して是正指導を行った。

現在、わが国ではマンション管理業者の登録数は2,001社(平成29 年度末現在)、マンションのストック戸数が約644 万戸(平成29 年末現在)に達する。

マンションの管理の適正化の推進に関する法律が平成13 年8 月に施行され、各登録業者が適正化法に基づき適正にマンション管理業を営んでいることを確認するため、平成17年度以降、各地方整備局等において、マンション管理業者への全国一斉立入検査を実施している。

全般的な傾向としては、是正指導社の割合は昨年度より減少したが、適正化法の各条項に対する理解不足が依然として見られる結果となった。

今回の調査概要:
是正指導事項別の指導業者件数は、「重要事項の説明等」が最も多く、次いで「契約
の成立時の書面の交付」、「財産の分別管理」、「管理事務の報告」、「管理業務主任
者の設置」の順。
また、是正指導事項別の指導率を昨年度の結果と比較してみると、「重要事項の説明
等」(23.4%(昨年度36.2%))、「契約の成立時の書面の交付」(18.6%(昨年度20.6%))等、他の項目についても概ね減少傾向となっている。

詳細は http://www.mlit.go.jp/common/001247141.pd

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会」
2019年の近江神宮燃水祭は7月5日。 黒川燃水祭は7月1日です。
RNY405RNY 施工と管理 銅屋根クロニクル56 大山寺
三千人の僧兵を擁した天台の大寺
大山寺(鳥取県)

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天台宗別格本山角磐山大山寺は712年奈良時代金連(きんれん)上人によって創建された神仏習合の大寺院であった。行者達の荒修行の場として崇拝され、平安時代平安末期、室町時代には、天台宗山岳仏教の修験場として寺勢を誇り、高野山金剛峯寺や比叡山延暦寺と並ぶ大寺となり、「大山僧兵3000人」と言われるほどの勢力を持つにいたる。鎌倉時代には隠岐から脱出しした後醍醐天皇を援けるために挙兵したと伝えられる。
寺の由緒書きによると、平安時代、村上天皇より大山権現(地蔵権現)を大智明菩薩とする詔が下り、本尊を本殿権現者社(現在の大神山神社奥宮)に祀り、大智明権現と呼ばれるようになった。

PG9P0110.jpg



日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html

56表紙



「施工と管理」 銅屋根クロニクル56 大山寺 7/8


(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」№361、2018年7/8月号より
(画像をクリックすると拡大します。)

700 56-1 大山寺 
700大山寺



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戸建て屋根材は金属が42.2%。
新築一戸建て調査
【フラット35】住宅仕様実態調査報告 (平成29年度)の概要

大社本殿模型 PG9P7825
出雲大社本殿の模型(写真は記事とは関係がありません)

住宅支援機構は平成30年6月15日、「フラット35」の設計検査を受けた新築一戸建て住宅(木造軸組工法の住宅に限る。)について、住宅の構造をはじめ、基礎、壁、柱、屋根等、住宅全体の主要部位が、実際どのような仕様で建設されているかを調査し、回収した3000件の結果を分析し発表した。

調査項目は、屋根の形状、屋根ふき材、断熱仕様、太陽光発電設備など、以下の61項目。
png調査項目

屋根ふき材の種類
屋根ふき材の種類

屋根の形状 
屋根の形状


窓サッシ枠 
窓枠サッシ

太陽光発電設備の接地 地域別
太陽光発電設備

断熱材の施工位置
断熱材の施工位置


詳細は
https://www.jhf.go.jp/about/research/tech_flat35_siyou.html#SUB3



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屋根の上の屋根の上の屋根
煙り出しの屋根の葺き替え

448yananoueno yanenoueniyane

煙り出しの屋根だけは茅葺きを残したが、修理が必要になり、屋根をかける。
2018.7.21 筑波にて。

はす



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建築物へのドローンの安全活用で初の講習会
第1回 建築ドローン安全教育講習会
JADA一般社団法人日本建築ドローン協会
JADA toppu


名  称】第1回 建築ドローン安全教育講習会

【講習形式】座学による講習
【日  時】2018年9月14日(金) 午前9時30分~午後5時(受付9時~)
【開催場所】情報オアシス神田セミナーハウス(神田オアシス3:神田北スペース)
        〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-4 第2滝ビル3階
【対 象 者】建築物の施工管理、点検調査等におけるドローンの活用と安全管理に携わる者
       (年齢20歳以上、資格・経験は不問。)
【講習内容】ドローンの概論、法律、ドローン技術と安全運用、
       ドローンを活用した建築物の施工管理、点検調査等における安全対策
【受 講 料】日本建築ドローン協会会員2万円(税込)/1名、 非会員4万円(税込)/1名 
〇講習会修了者へ「建築ドローン安全教育受講修了証」を発行。
〇建築CPD対応予定

問合せは、日本建築ドローン協会 事務局
電話: 03-6260-8655 Fax: 03-6260-8656 Mail: jimu@jada2017.org まで。

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霞が関の屋上庭園でヤギが草を食む

~「霞が関合同庁舎3号館屋上庭園」でヤギ除草の実施
ヤギが草を食べに屋上庭園に来る!


700ヤギ除草  (177)
 
 国土交通省は、霞が関合同庁舎3号館屋上庭園の新たな活用、維持管理方法の検討の一環として、同庁舎屋上庭園で『ヤギ除草』のデモストレーションを8月1日と2日の2日間で行う。近年,都市緑化空間におけるヤギによる除草を行う取組が始まっている。ヤギ除草は、人手による機械除 草と異なり,騒音,二酸化炭素等が発生しないことに加えて,都市住民の生きものとのふれあいの機会の創 出にも繋がる。 そこで霞が関合同庁舎の屋上庭園の新たな活用方法の検討の一環として、ヤギ除草のデモンストレーショ ンを行うこととした。

 国土交通省の屋上庭園は、既存の建築物への屋上緑化技術の適用検討と効果検証を通じた、屋上緑化の普及啓発を目的として平成12年度に整備された。
 今年度は新たな屋上庭園の維持管理方法や活用方法について検討をしており、除草と動物とのふれあいが同時にできる「ヤギ除草」のデモストレーションを、8月1日、2日のこども霞ヶ関デーにあわせて行う。(事前申込み制).
酷暑がおさまることを願います。ヤギさん、身体に気を付けて。


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見学会(一般)
日     時: 平成30年8月1日(水)、2日(木) 15:00~(30分程度)
集 合 場 所 : 霞が関合同庁舎3号館屋上北(屋上庭園入り口前)
定     員: 20名/日(先着順)
申込み方法: FAX又は電話で7月27日(金)までに、下記の【問い合わせ先】宛てに申し込む。
         ※氏名、電話番号、FAX番号又はメールアドレス、参加人数を記入。
国土交通省都市局 公園緑地・景観課 緑地環境室 ☎03-5253-8111 📠―8420


『ヤギ除草』について
近年,都市緑化空間におけるヤギによる除草を行う取組が始まっている。ヤギ除草は、人手による機械除 草と異なり,騒音,二酸化炭素等が発生しないことに加えて,都市住民の生きものとのふれあいの機会の創 出にも繋がる。 そこで霞が関合同庁舎の屋上庭園の新たな活用方法の検討の一環として、ヤギ除草のデモンストレーショ ンを行う。
1.趣旨
2.実施内容
ヤギ除草期間 :平成30年8月1日(水)、2日(木) 9:00~16:00
ヤギの種類・頭数:シバヤギ 又は 日本ザーネン種 2~3頭
ヤギ除草区域 :屋上庭園草地(図参照) シバヤギ 左:オス、右:メス
ヤギの繋ぎ方イメージヤギ除草範囲
3.実施事例
除草場所の現状②除草場所の現状①
・町田山崎団地(東京都町田市) : UR都市機構 ・北本団地(埼玉県北本市) : UR都市機構 ・さくら広場(岐阜県美濃加茂市) : 美濃加茂市 ・佐浜市民ふれあい農園(静岡県浜松市) : 浜松市


「霞が関合同庁舎3号館屋上庭園」の概要

整備目的:既存建築物への屋上緑化技術の適用検討と屋上緑化の効果の検証
面 積:約500㎡ ※屋上緑化の効果の検証対象としていないエリアが、別途約1,200㎡ある。 内 容: 中高木 約 50本 (エゴノキ、ソヨゴ、ゲッケイジュ等) 低木 約220㎡ (ツツジ類、ボックスウッド、ローズマリー等) 地被類 約250㎡(セダム類等) 芝生類 約730㎡ 池・流れ 約 40㎡ (空調機器からの排水や雨水も活用) その他園路等 約460㎡。



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新潟と滋賀(越と近江)をつなぐ
2018 黒川燃水祭
satou ,P7020038
近江神宮宮司(左)と越の国の防水工事団体副支部長(右)

P燃水祭会場7020073
黒川燃水祭会場

布川、市長、佐藤
手前左から、黒川臭水遺跡保存会会長、 旧黒川村胎内市市長、 近江神宮宮司

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RNY404 越の国の石油とアスファルト記念館(1)
日本最古の石油アスファルト献上の地シンクルトン記念館

入口シンクル4P7020011


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【シンクルトン記念館】:日本最古の石油史資料、採油資料展示。室内展示では、古代~現代までの臭水と共に生きた人々の歴史を紹介。石油関係民具の実物展示、イラスト・写真・模型などにより展示、説明をしている。ハイビジョンシアターでは臭水と人との関りを学習体験できる。またこの地方独特の臭水の採油方法や、黒川燃水祭の様子も紹介している。入口ロビーにはアラブ首長国連邦児童絵画の作品も鑑賞できる。過去の歴史だけではなく、石油の現在、さらには未来の地球環境の認識も深めてもらうような展示がされている。
自然に湧出した原油を、天智天皇(西暦668年)に献上したといわれている油坪と油井戸が当時のまま保存されており、日本最古の油田とされている。明治6年英人医師シンクルトンが来村し、採油法を指導したことから公園がシンクルトンと命名されている。
建設年次:平成8年
建設費用:158,000千円
建物構造:鉄筋コンクリート造1階建
施設内容:第1展示室 石油資料館、第2展示室 ハイビジョンシアター

所在地:胎内市下館1904-1
アクセス
●JR羽越本線「中条駅」より車で15分
●日本海東北自動車道「中条IC」より車で20分
●会館期間:4月~11月  時間:9時~17時
●休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、冬期間12月~3月
料金
●一般:300円 ●小・中学生:150円
シンクルトン記念館電話番号 0254-47-3260
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ぽkっぽこ
シンクルトン石油記念館の周辺ではあちこちで天然ガスが浸み出し「ポコポコ」音を立てている。
原油が浸み出す油壺。毎年ここから採取され、近江神宮に献上される。

伊東さんシンクル10P7020052
石油記念館内部と記念館担当の胎内市教育委員会主任 伊東崇(いとう・たかし)さん。

燃える水献上 シンクル②P7020008
燃える土 シンクル1P7020002

以下、シンクルトン記念館を知る最適の資料として、伊東さんが3年前(2007年)「新潟県石油産業遺産の活用を考える」シンポジウで胎内市代表での報告を紹介します。

700ぽスタシンクル9P7020030

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―石油産業近代化遺産を活かしたまちづくり―
新潟県胎内市  黒川油田
胎内市教育委員会主任 伊東崇(いとう・たかし)

新潟県胎内市の沖合い4㎞の所に海上油田「岩船沖油ガス田」が現在も稼働しており、海上にそそり立つ煙突からは独特の炎が燃え上がるのをみることができる。遥か太古の時代から現在まで、原油と人々あ関わってきた歴史がここ胎内市にもある。

1. はじめに
胎内市は新潟県の北部に位置し、旧黒川村と旧中条町とが合併してできた人口3万4千人弱の新しい市である。海から山まで豊かで変化に富む自然を有し、縄文時代から人々は豊かな自然資源を利用してきた。
黒川油田は、古くは688年天智天皇の時代から昭和55年まで営まれた日本最古の原油献上油田といわれ、その場所は日本海東北自動車道の終点、中条ICから国道7号線を北へ車で15分ほど走らせた旧黒川村山間部の閑静な森の中にある。現在は黒川石油公園・シンクルトン記念館として整備されている。今回は黒川油田における、石油産業近代化遺産を活かしたまちづくりについて考えていきたい。

1. 黒川油田の歴史
黒川油田は今から1300年以上前の688年、日本書紀に「越の国、燃える土(アスファルト)、燃える水(原油)とを献ず」と記され、ここ黒川をふくめた越の国から原油を天智天皇に献上したことを伝えている。黒川村の「黒川」という地名も、ここに原油(臭水:くそうず)が湧き、川を染めてていたことに由来するといわれている。黒川の油田が歴史上に初めて登場するのは、1277年の古文書(高井道円譲状)や同時期の絵図(奥山荘浪月条近傍絵図)にある「くさうつ」「久佐宇津」にみられる地名である。
江戸時代になると黒川の臭水に関する記録が多くみられる。①元和7(1612)年村上藩主堀丹後守直寄の臭水寄進、②正徳3(1713)年『和漢三才図会』に於ける天智天皇7年燃える水献上地黒川の推定、③天明6(1786)年橘南谿『東遊記』に於ける越後七不思議の一つとして、④文化3(1806)年の『越後巡見記』によるカグマによる採油の記録、⑤文政2(1828)年の『産業事蹟』にみられる黒川臭水の江戸での販売などがあげられる。当時臭水坪は50ほどあり、臭水は灯明用のほか、農地の防虫、川舟の防水などに使われた。
i. 明治における黒川油田の開発
江戸時代まで臭水坪の拡張や水平堀による採油方法を続けていたが、明治6(1873)年、イギリス人シンクルトンが黒川に訪れ、手掘りの井戸に木枠をはめて掘る方法を伝授した。この原油含有層まで安全に掘り進む井戸が成功したことにより黒川に手掘り井戸が成功したことにより黒川に手掘り井戸が一気に増え、一定量の原油採掘を可能にした。このシンクルトンの指導で掘られた井戸は「異人井戸」と呼ばれ、今でも石油公園に残っている。その後、明治9(1876)年のアメリカ人ライマンの調査や、塩小路光孚(しおのこうじみつざね)が中条町に黒川の臭水を利用した鉱油所をつくり日本最初の灯台用石油として販売したが、その後の乱掘などにより黒川油田は明治20年頃に一時減少し、明治26年頃から効率的な上総堀や機械堀りを導入して採油量を盛り返したが、やがて減少し、明治の終わり頃には衰退していく。
ii. 昭和の最盛期と衰退
昭和13年頃から北越石油(株)、中野鉱業(株)、越後石油鉱業組合などが採掘し、また昭和16年頃から帝国世紀油、大同石油など大企業の本格的採油により無数の石油掘削櫓が建ち並ぶようになり、昭和17年頃黒川油田は最盛期を迎えた。当時、塩谷から平木田駅までパイプで原油を送油し、日石新潟製油場まで運ばれた。昭和19年太平洋戦争中、工兵隊が黒川小学校に駐屯して、黒川坂下で原油を採掘、昭和20年頃には胎内川沿岸で帝国石油、日本石油が採掘した。戦後は吉川石油が採油を行っていたが、昭和30年頃から産出量も不足し、外国輸入が増加したことから衰退していく。昭和34年~52年まで地元黒川小学校の給食燃料に、また漁船燃料として使用されたが、昭和55年頃には黒川油田は終焉した。

2. 黒川油田の保存と現状
黒川油田の終焉により、一時は100箇所近くあった石油採油櫓や井戸が次々と解体された。平坦地は水田耕作などによりすべて撤去され、山間部の堅井戸などもすべて埋設される運命であった。しかし地域の人々がこの消滅する油田跡が歴史的遺産として大切なものであると認識し、また地域を潤し、黒川村を発展させたことに対する黒川油田への恩返しとして、保存し、後世に伝えていくこととなった。山間部の堅井戸跡や、油坪などは地権者と協議し、黒川村で管理し、整備することとなった。
昭和12年の金塚友之丞氏の研究や、その後の地元地域の人々の研究や保存意欲により、昭和53年に臭水油坪が黒川村の文化財に指定された。昭和55年には黒川油田に関する資料を展示した黒川村郷土伝習館(現胎内市黒川郷土文化伝習館)が開館し、現在も油田の歴史を模型や写真で紹介している。昭和58年には錦織平蔵氏により『燃える水 燃える土 献上地の研究』がまとめられた。その研究成果が滋賀県近江神宮にも認められ、この年近江神宮の「燃水祭(ねんすいさい)」に招待され参加し、以後黒川でも毎年7月「黒川燃水祭」を実施するようになる。このように地域で産業遺産の保存や伝承が進められていった。

3. 原油の特徴と独特の採油方法
黒川油田の原油は黒褐色で粘調、比重0.920の重質で、戦時中は主に潤滑油に使用された。油と噴出するガスはメタンが主成分で二酸化炭素を多く含む。
黒川村では、含油層が地表近くにあるので、臭水が自然に湧き出て窪地に溜まるという地形上の特色がある。この窪地はむかしから「坪(つぼ)」と呼ばれてきた。それぞれの坪に名称がつけられ、黒川石油公園にあるものは岩坪と呼ばれた。坪からの採油にはカグマを使った黒川村特有の方法を用いた。カグマは常緑性のシダ類を束にして乾燥させたもので、これを坪にひたして水面に浮いた臭水を採り、手でしごいて桶に臭水を溜めていく臭水採油用の道具である。この黒川独特の採油方法は機械掘りが行われた昭和20年頃まで続いた。
江戸時代には黒川の人々は、原油は神からの授かりものと考え、村の共有産物として村人全体で協力し坪をつくり油の管理をした。明治以降は個人または組合の小企業が採油し、農家のサイドワークとしても採油が行われた。昭和に入っても大企業が参入するまでは、組合で決められた日に採油が行われた。地下水位が高いため、井戸を掘る際に地下に掘った横マブという排水溝も特徴といえる。

4. 施設の概要
. 黒川石油公園
昭和60年に黒川石油公園が黒川油田跡地の森の中に整備された(面積 8,250 ㎡)。公園内には明治期にシンクルトンが指導して掘った堅井戸や、排水溝、それ以前の古い油坪などが保存され、黒川油田の繁栄を示す建造物として、石油掘削櫓を模したシンボルタワー、東屋、遊歩道なども設置され、採油用のカグマを栽培する展示畑もつくられた。公園内では現在も天然ガスがポコポコ吹き出る様子や、池や井戸から臭いを漂よわせながら湧き出る原油をみることができる。この黒川石油公園が整備された年、アラブ首長国連邦駐日大使が黒川石油公園を訪れ、またその3年後、黒川村長がアラブ首長国連邦に訪問し国際交流を深めている。平成4年には黒川の臭水(4,822㎡)が新潟県の天然記念物に指定され、さらに平成6年には考古学的な価値が認められ国の史跡に指定された。

5. 活用方法・取り組みについて
シンクルトン記念館、黒川石油公園は現在市直営で管理・運営している。当初所管については、旧黒川村では商工観光課が、町村合併し胎内市となってからは教育委員会生涯学習課が所管し、文化施設として位置づけている。平成18年には文化施設8館の共通利用券をスタートし、相互利用を図っている。
臭水油坪が国史跡「奥山荘城館遺跡」の一部であり、旧黒川村、旧中条町、旧加治川村にまたがる事から史跡めぐりなどを広域的に行ってきたが、黒川油田の活用で最も大きいものは次にあげる「黒川燃水祭」と、市で取り組んでいる「胎内型ツーリズム」での活用である。

. 黒川臭水遺跡保存会の取り組み
「越の国より燃える水を献上する」という日本書紀の記録をもとに、毎年7月1日に、古式にのっとった伝統儀式「黒川燃水祭」が地元保存会と市により黒川石油公園で開催されている。保存会のメンバーは、かつて地元で採油に関わってきた人々が中心である。この黒川燃水祭は昭和58年から実施され、石油業界関係者、地域住民、市内小学校など毎年100名以上が参加し、「採油の儀」、「点火の儀」、「清砂の儀」など一連の伝統儀式を実施したあと古代装束をまとった保存会メンバーが街中で献上行列を行う。また黒川で採油された燃える水(原油)は、7月7日に天智天皇が祀られている滋賀県の近江神宮の献上され、引き続き近江神宮で燃水祭が執り行われる。
i. 胎内型ツーリズム(教育旅行資源として)
市内学校による「ふるさと体験学習」や県外都市生活者、学校による宿泊体験プログラム「胎内型ツーリズム」の中で黒川油田は活用されている。施設所管の教育委員会と「胎内型ツーリズム」を担当する農林水産課が連携して地元農家の宿泊なども斡旋した事業を進めている。東京などからの修学旅行のコース、海外留学生の体験コースなどにも組み込まれており、訪れた生徒は黒褐色の原油が湧き出る池や、地上からのメタンガスの噴き出る音を聞いて「こんな所が日本にあったのか」と驚いている。黒川独特の採油道具「カグマ」づくりや、カグマによる採油体験、火起し器を使用した臭水の点火体験なども実施している。

6. おわりに
以上、黒川油田の歴史、活用の様子を簡単に紹介してきた。シンクルトン記念館は開設以来12年が経ち、この間見直し計画が何度か検討されてきた。これからも参加者が記念館に何を求めているか常に把握して、石油が昔から現在まで国民全体の貴重な資源であることを理解していただくよう努力していきたい。また今後も、遺跡の保存環境に注意を払いながら、関連資料の収集に努め、地域文化の集積、発信拠点としていきたい。
町村合併して消えて行く地名、合併したことにより改めて「黒川」の名前を大切に想うようになり、黒川地名の由来となったこの油田を保存することの重要性を感じている。


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第2回 雨水検定    
8月6日に初級検定実施

雨水検定P7150157
2011年に雨水活用建築ガイドラインが発刊されて後、「雨水の利用の推進に関する法律」、「水循環基本法」の施行や「雨水の利用の推進に関する基本方針」の制定、さらには自然の力を賢く活かす“グリーンインフラストラクチャー”という考え方が国策に取り入れられる等、“雨水”を取り巻く社会環境が急速に変化している。
日本建築学会環境工学委員会水環境運営委員会と協力してと協力して「雨水活用建築ガイドライン」の制定、雨水勝利活用などの活度を続けている、NPO雨水まちづくりサポートが、8月1日「水の日」 の第2回雨水検定など、雨水利活用の関する様々なイベントを計画している。

市民の会20180317-3[1] (2)
「日常生活の中で水のめぐり、水とのつながりを意識する機会を増やしていければと思っています。」というNPO雨水まちづくりサポートの笹川みちる氏。(写真は昨年3月の建築学会・雨水活用シンポジウムで撮影)
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【1】8/6(月)申込受付中!:第2回「雨水検定(初級)」
【2】8/14(火)15(水):キッズジャンボリー2018でのワークショップ開催
【3】8/25(土)シンポジウム&ブース展示:雨水ネットワーク全国大会「雨を活かす 人へ 未来へ」
【4】9/12(水)雨タスサロン『雨+絵本』(話し手:南昌子さん(雨水市民の会理事・雨の絵本ひろば担当)
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いらっしゃいませの茅葺き屋根

いらっしゃいませの茅葺き屋根

茅葺き屋根 P7010029
新潟市駅前。茅葺屋屋根の居酒屋。

入口は茅葺き P7010032
実はビルの一階。


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信州小谷(おたり)の職人芸 茅葺き職人編
平成30年度 小谷村公民館 「ふるさと再発見!」 講座
小谷の職人技に学ぶ ・ 茅葺き職人編

開催日 平成30年7月22日(日) 13:30~16:00
小谷村公民館視聴覚室

H800小谷かやぶき 

講 師
(株)小谷屋根 松澤敬夫さん 松澤朋典さん
被災建物・史料救援ネットワーク共同代表 長谷川 順一さん
信州大学工学部建築学科准教授 梅干野成央さん
集合場所 小谷村公民館視聴覚室、
15:00~小谷村郷土館へ移動 長野県北安曇郡小谷村大字中小谷丙131(小谷村役場内)

日 程 13時30分~対談「茅葺き屋根の伝統技術」について
15時00分~小谷村郷土館の現地見学

定 員 25名
受 講 料 500円
持ち物 筆記用具、ヘルメット(郷土館見学時 )
申込み 7月13日(金)までに小谷村公民館(電話 0261-82-2587、FAX0261-82-3164)へ。


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2019年の近江神宮燃水祭は7月5日。 黒川燃水祭は7月1日です。
平成30年度建設投資見通し
平成30年度の建設投資は、 57兆 1,700億円(前年度比 2.1% 増 )
リフォーム・リニューアルは13兆1,000億円


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国土交通省 総合政策局 建設経済統計調査(2018年6月29日発表)によると、平成30年度の建設投資は、前年度比2.1%増の57兆1,700億円となる見通しである。このうち、政府投資は23兆600億円(前年度比0.1%増)、民間投資が34兆1, 100億円(前年度比3.4%増)となる見通しである。これを建築・土木別に見ると、 建築投資が31兆1,100億円(前年度比2.4%増)、土木投資が26兆600億円(前年 度比1.6%増)となる見通しである。

平成29年度の建設投資は、前年度比4.6%増の56兆200億円となる見込みである。 このうち政府投資は23兆400億円(前年度比2.9%増)、民間投資は32兆9,800億 円(前年度比5.7%増)と見込まれる。建築・土木別に見ると、建築投資が30兆3, 800億円(前年度比4.8%増)、土木投資が25兆6,400億円(前年度比4.3%増)となる見込みである。
建設投資は、平成4年度の84兆円をピークに減少基調となり、平成22年度には 平成4年度の半分程度にまで減少した。その後、東日本大震災からの復興等により回復傾向となっている。平成30年度の建設投資については、復興予算や平成29 年度の補正予算等に係る政府建設投資が見込まれること等から、総額として57兆 1,700億円となる見通しである。


2 建築物リフォーム・リニューアル投資の動向
建築物リフォーム・リニューアル投資額は、平成30年度に13兆1,000億円程度 (対前年度比4.1%増)となる見通しである。また、その内訳は、住宅30.0%、 非住宅70.0%となる見通しである。 建築物リフォーム・リニューアル投資額に、建設投資見通しの「建築」の投資 額を加えた合計額(重複計上分を除く)は、43兆1,800億円程度となる見通しで ある。そのうち、建築物リフォーム・リニューアル投資額の占める割合は、平成 30年度には住宅で18.9%、非住宅で40.9%、総計で30.3%となる見通しである。 また、建築物リフォーム・リニューアル投資額に、建設投資見通しの「総計」 の投資額を加えた合計額(重複計上分を除く)は、69兆2,400億円程度となる見 通しである。



リフォーム投資額推移
建築物リフォーム・リニューアル投資額の推移

注:* 投資額とその比率は、国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査」等により算出している。なお、「建築物リフォーム・リニューアル調査」については、平成28年度受注分から調査計画の見直しにより統計精度の向上等を図っている(平成28・29年度受注分については特別集計値を公表)。
* 「リフォーム・リニューアル」とは、既存建築物の増築、一部改築、改装・改修工事等のことであり、劣化等の維持・修理に加え、従前の建築物の機能や耐久性を高めるものを含む。

以下一部紹介する。 詳細は
http://www.mlit.go.jp/common/001240814.pdf



3 国内総生産と建設投資
平成30年度の建設投資が国内総生産に占める比率は、10.1%となる見通しである。
国内総生産に占める建設投資の比率は、昭和50年頃は20%以上あったが、その後、 減少傾向となった。昭和61年度から平成2年度にかけて一時増加したものの、その 後再び減少基調となった。近年では、10%付近を推移している状況である。

4.(1)建設投資の構成と推移
平成30年度建設投資見通しにおける建設投資の構成を見ると、政府土木投資と 民間建築投資の合計が全体の85%を占めている。
内訳

(2)建築・土木別構成比の推移
平成30年度の建設投資は、建築投資が54%で、土木投資が46%となる見通しで ある。
建築と土木との構成比については、平成3年度以降、建築投資が減少する一方で 経済対策により政府土木投資が大幅に増加したことから、土木投資の占める比率が 増加傾向となり平成10年度には51%となった。 その後、建築投資の占める比率が高まる傾向にあったが、平成21年度に下落し、 近年は建築投資が50%台前半、土木投資が40%台後半で推移している。

(4)住宅投資の動向
平成30年度の民間住宅投資は、前年度比2.2%増の16兆3,400億円となる見通しである。また、政府住宅投資を合わせた平成30年度の住宅投資全体では、前年 度比2.1%増の16兆9,200億円となる見通しである。
(参考) 平成29年度の新設住宅着工戸数は、前年度比2.8%減の94.6万戸であった。利 用関係別に見ると、持家は28.2万戸(前年度比3.3%減)、貸家は41.0万戸(前 年度比4.0%減)、給与住宅は0.5万戸(前年度比6.2%減)、分譲住宅は24.8万戸 (前年度比0.3%減)となっている。
※平成30年度の前年度比については、平成30年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(平成30年1月22日閣議決定)の民間住宅の指標(名目値2.2%)による。

(5)民間非住宅建設投資(建築+土木)の動向
平成30年度の民間非住宅建築投資は、前年度比3.3%増の12兆円となる見通 しである。また、民間土木投資は、前年度比7.4%増の5兆7,700億円となる見通 しである。 これにより、平成30年度の民間非住宅建設投資(民間非住宅建築及び民間土 木)は、前年度比4.6%増の17兆7,700億円となる見通しである。
平成29年度の民間非住宅建設投資(民間非住宅建築及び民間土木)は、前年 度比9.5%増の16兆9,900億円となる見込みである。このうち、民間非住宅建築投資は11兆6,200億円(前年度比10.9%増)、民間 土木投資は5兆3,700億円(前年度比6.8%増)となる見込みである。



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2019年の近江神宮燃水祭は7月5日。 黒川燃水祭は7月1日です。
近江神宮燃水祭 平成30年7月5日 式次第

h448楼門,茅の輪P7050011
7月5日(木)、激しい雨の中、近江神宮燃水祭斎行された。今年は、燃水燃土献上の年(天智天皇7年・西暦668年)より数えて1350年という慶節にあたり、初めて「燃える土」が奉献された。H800 燃水祭平成30年式次第

H448白拍子P7050301


水平800舞楽解説30年燃水祭
毎年、燃水奉献、日本書紀奉唱の後、「女人舞楽 原笙会(にょにんのぶがく はらしょうかい)」による舞楽が奉納される。
原笙会は、千三百年の歴史を有する伝統芸能「舞楽」の世界に女性による舞を復活し、兵庫県芦屋市で活動している団体。
この日舞われた「白拍子」は舞楽ではないが、平家物語に登場する祇王と祇女、仏御前が舞ったとして人気の高い風俗舞。
原笙会のHPの解説によると、「頭には高烏帽子、緋の長袴に白の水干。太刀を吊り、扇をかざして舞う姿は、平安時代女性が男装をした初めです。 宝塚の男役の魅力に共通する美しさです。」http://www7a.biglobe.ne.jp/~gagaku/index.html


448雨の中P7050331

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平成29年度建築物リフォーム・リニューアル調査報告
建築物リフォーム・リニューアル調査報告(平成29年度下半期受注分、平成29年度計、特別集計)

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国土交通省は、建築物のリフォーム・リニューアル工事の市場規模及び動向の把握を目的として、平成20年度より、建築物リフォーム・リニューアル調査を実施している。平成30年6月29日、平成29年度下半期に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5000者に対し調査を実施し、結果を取りまとめた。併せて、平成29年度上半期及び下半期受注分についても、平成29年度計として取りまとめ、国土交通省総合政策局 情報政策課 建設経済統計調査室 ストック統計係が詳細を発表した。
http://www.mlit.go.jp/common/001240837.pdf

発表されたのは以下。
平成29年度下半期受注分、平成29年度計、特別集計
平成29年度下半期受注分調査報告データ
平成29年度計調査報告データ
平成29年度下半期受注分調査報告(特別集計)データ
平成29年度計調査報告(特別集計)データ
受注高の推移


建築物リフォーム・リニューアル調査報告(平成 29 年度下半期受注分)
平成 29 年度下半期の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高 受注高の合計は、 5兆7,540 億円(対前年同期比29.0%減) <同08.6%減> うち、住宅に係る工事は、 1兆8,606 億円(同24.1%減) <同12.5%減> 非住宅建築物に係る工事は、 3 兆8,934億円(同31.1%減) <同06.6%減>
建築物リフォーム・リニューアル調査報告(平成 29 年度計)
平成 29 年度の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高 受注高の合計は、12 兆4,873億円(対前年度比20.6%減) <同02.5%減> うち、住宅に係る工事は、 3 兆8,295 億円(同31.4%減) <同07.8%減> 非住宅建築物に係る工事は、 8 兆6,578億円(同14.6%減) <同00.1%増>


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大山 大神山神社奥宮

448国重文明神鳥居PG9P0155

大山神社への石畳の表参道の途中から 左にそれ、石造の国重文明神鳥居をくぐると10分程で、大神山神社奥宮だ。

448神門(後ろ向き門)PG9P9868
神門は、門の表裏が反対になっているため、「後ろ向き門」と言われる。写真は本殿側から見たところ。

448奥宮拝殿PG9P9880
奥宮拝殿
448奥宮拝殿向拝PG9P9883
末社の下山神社と同じ構造の権現造りで、規模は全国最大級。幣殿にある白檀の漆塗りも日本一の規模と言われる。
大神山神社の大神山とは大山の古い呼び名。大国主命(おおくにぬしのみこと)大黒様が祀られている。

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大山 下山神社
大山 大神山神社奥宮(おくのみや)の末社である下山(しもやま)神社
448しもやま)山神社から大山を望む 
 こけら葺きの屋根と銅板の箱棟。下山神社から大山を望む。
448下山PG9P9919
大神山神社奥宮(おくのみや)の末社で、奥宮の左手に位置する下山(しもやま)神社も、昭和63年に奥宮と同時に国重文に指定されている。建築時期も同じで、奥宮社殿と同じく、本殿・幣殿・拝殿が一体化した権現造りの複合社殿となっており、現在の奥宮社殿より古い形式をとどめており、貴重とされている。

448大神山解説 PG9P9873 (2)

448下山神社解説PG9P9820


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新潟県歴史博物館

新潟歴博上空 P7010123
平成 3年度新潟県長期構想に掲げる「県立歴史民俗博物館」と「中越社会文化施設(縄文文化館)」の構想を一体の施設として整備することとした基本構想を策定
新潟歴博ドーム 
新潟県の歴史展示を中心に縄文時代の文化や新潟県の歴史・民衆生活に関する資料などを展示している。
新潟歴史博 P7010062
2000(平成12)年8月1日、新潟県のほぼ中央に位置する長岡市西部丘陵 の一角、火焔土器が出土した馬高・三十稲場遺跡の近隣に、開館。


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「燃ゆる土」初めて奉献
日本書紀に記載から1350年の慶節に初めて奉献

燃ゆる土
燃ゆる水と初めて並んだ「燃ゆる土」
燃土奉献 P7050140
初めての燃土奉献者は滋賀県防水工事業協会会長の杉本憲央氏(㈱メイコウ会長)
神饌
2018年7月5日 近江神宮燃水祭

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ロンシール人事 平成30年7月
平成30年7月 ロンシール工業人事

大社本殿模型 PG9P7825
出雲大社本殿の模型。

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700ロンシール人事
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 平成30年6月28日。 



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奥山化工業 創業100周年記念誌
「水を理解し、水を味方とし、敵としてはならぬ」を社是に100年

奥山100年P6240035


防水メーカであり防水工事店でもある奥山化工業㈱(奥山岩孝社長)は2018年6月15日、創業100周年記念誌を発刊した。
A4版163ページ。


目次
奥山目次2 (1)
奥山目次2 (2)

強い信頼関係で結ばれた日本防水総業や、防水メーカー日新工業トップとの座談会「カッパー防水帯を磨き抜く」や
カッパー防帯を磨きぬくDSC07190

建築学会の会長を務めた吉田享二氏との結びつきなど、 防水の歴史上、貴重な記録である。
吉田享二教授を紐解く

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奥山化工業と日本防水総業・吉田享二氏との関係は、2010年6月にルーフネットで紹介している。以下はその一部。
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奥山化工業と日本防水総業のルーフネット
BOUSUI デジタル アーカイブ 人物編
我が師は菊五郎。≪ルーフネット広場≫


北海道と東京を結ぶ職人の心意気
60年前の建築学会会長がこれほど防水を重視していたとは…。

吉田享二の防水談義
吉田享二の防水談義

これは1957年昭和32年、奥山化工業の会社案内「奥山式総合防水層の栞」の第7ページ。
このページは情報量が多い。昭和31年奥山菊五郎の黄綬褒章。菊五郎と吉田享二教授、十代田三郎教授の合作によるキャッチフレーズ。十代田教授の防水コラム。そして次のページには、21代日本建築学会会長 吉田享二早稲田大学教授の、に対する次のようなメッセージが掲載されている。

吉田享二先生談
なぜここまで

防水工事は如何なる建築に於いても最も重要視すべきである。而して材料と構造と相俟って完成し得るものである。自己取扱いの材料が建築の一部となって永く其の目的を達する迄、材料製造者及施工者は責任を持つ覚悟をして貰いたい。其為めには熟練者を採用して自己の監督できる法をとって社会を満足せしめてほしいと思う。材料と施工との分かち得ない責任のあるのは防水工事の如きものである。熟練せる監督と現場従業員の必要は無論として、材料選定に関しては次の如きものは実施に際して先ず注意すべき事であろう。
以下略。

吉田享二氏は明治20年(1887)に兵庫県但馬生まれ。明治45年(1912)東京帝国大学工学部建築学科卒業。同時に早稲田大学建築学科講師。助教授を経て大正5年(1916)教授。専門は「建築材料学」であったが、大正14年(1925)から「都市計画」の講義を担当するようになる。東大や京大などに先駆け、大正11年から早稲田では「都市計画」の講義が開設された。当初、内務省官僚の笠原敏郎が講義を担当していたが、翌年におこった関東大震災の後、笠原は復興局へ異動したため、吉田享二が受け継いだ。
建築家として代表的作品、「日本民藝館本館」(登録文化財/昭和11年[1936])、竣工東京工業試験所(1922)、小野田セメント本社(1917-26)、第一菅原ビル(1934)など。

吉田享二氏に関しては、鳥取環境大学浅川研究室のブログが詳しい。
http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-962.html

なぜ建築学会会長で建築材料学の大御所が防水工事にここまで肩入れしたか。
「奥山-片山のルーフネット」座談会での古谷氏の発言を見てみよう。

わが師は菊五郎


古谷:前に僕の先輩で秋山という取締役がいた。あの方は新制高校と旧制高校の境目だから。今生きていれば82歳くらいかな。昭和25年か26年の卒業ですよ。早稲田の大学院を出ているんですよ。あの当時は珍しいですよ。
片山: その秋山さんは奥山さんにはどういうきっかけで?
古谷: 大学院までいかれたのに。就職がないご時世だった。
片山: 僕もお会いしたことがあるはず。 確か小柄な方で。
古谷: 私が早稲田で、十代田先生から「奥山へ行って来い」と言われたのと同じように、吉田先生から「奥山に行け」って言われたそうですよ。
編集長: 十代田先生の先生が吉田先生。吉田先生と奥山の関係があれば、十代田先生が古谷さんに「奥山へ行け」というのはわかります。でも、その前に吉田先生が秋山さんに「奥山へ行け」というからには、さらに以前から、吉田先生と奥山とは、かなり親密なつながりがあったということですね。
以下略。

北海道と東京を結ぶ技術屋の心意気。


BOUSUIデジタルアーカイブ 人物編
(予告編) 我が師は菊五郎。
≪ルーフネット広場≫
北海道と東京を結ぶ技術屋の心意気。
 *-----*-----*-----*-----*-----*
…久しぶりに、奥山さんの事務所に顔出したら、菊五郎先生がちょうど居たんですよ。こう入り口に立ったら、目と目があって、挨拶したら「来い、保、来い」って、席へ手招きするんですよ。行ったらね、厚紙でエクスパンションを作って、防水の納まりを考えているんですよ。折り紙のようにね。で、僕はそれを見ながら、いろいろと昔話をしました。僕は帰りの飛行機にのって、座席であの楽しそうな顔を思い出しました。あそこまで防水に徹していたんだな。そうすると、僕も懐かしく現場での苦労を思い出し、ああ、こうやって仕事っていうのは、晩年は、自分の仕事に誇り持って楽しく、後輩に何かを残してやれるようだといいなぁと。僕も将来ね、菊五郎先生にこれだけ仕事教わったんだから最後は楽しみながら仕事やるっていうのはいいなぁとしみじみと感じました。私、楽しみながら足場上がったりしているんですけど。
古谷:まぁ、勝手なことやってましたからね、菊五郎先生は。
斉藤:いや、私も今好きなことやらしてもらって… (座談会より)

我が師は菊五郎。

 斎藤保(たもつ)75歳(写真左上)。北海道の名門にして最大手防水工事店・日本防水総業株式会社取締役工事担当。昭和25年「給仕」として入社。防水工事現場に魅力を感じ、すぐに現場担当へ移動を願い出る。爾来、現場一筋。かつてスーパーゼネコンの所長その前でが震え上がり「天皇」とも称された三菱地所の星野氏も、防水工事関しては斎藤に絶対の信頼を寄せる。60歳を過ぎても指名が掛かり、「私はもう歳で、現場作業はできません」といっても「いや、とにかく『居るだけ』でいいから」と譲らなかった。
 斎藤さんは今も毎日出社し、作業員から現場の様子を聞く。「会社に何かあったとき、斎藤は体を張って会社を守ろうとするだろう。あれはそういう男」(日本防水総業片山社長)。多くの人が、「何が大事か」を見失っている中、トップと技術屋のこの堅い信頼関係は眩しい。職人の誇り、技術屋のプライドとそれをしっかり受け止めるトップの志。ある時、片山英男社長と話していて「今生き残る会社が持っているもの、建築業界、大きく言えば日本を救うのは、そんな信頼関係ではないか」と意見が一致した。「斎藤さんに是非会いたい」と思った。
 さらに片山氏は「斎藤には師匠がいる」。それが、創業大正7年の奥山化工業、創業者の兄で技術屋の名物男「奥山菊五郎」だという。取材が決まって、斎藤さんに「奥山菊五郎さんとのことでーーー」と言いかけたとき、「あっ菊五郎先生ですか!」電話の向こうで居ずまいを正す気配を感じた。
 北海道と東京の名門防水工事店。技術一筋の奥山菊五郎と斎藤保。なぜ斎藤氏は菊五郎を師と仰ぐのか? 奥山化工業と日本防水総業の浅からぬ因縁とは?
 先日、奥山岩男・片山英男両社長と菊五郎をよく知る奥山化工業古谷隆司前常務、渡辺寛司常務を交えて懇談した。結果は順次掲載予定。 乞うご期待。
2010/06/10(木) 08:25:08|ARCHIVES|
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以上

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