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(旧 「防水屋台村」建設中)
「アスファルトのイメージは白だよ」?!!!

という言葉を聞いて、本当に驚いた。アスファルトといえば黒、真っ黒。黒いものの代表ではないか。それが白い? これほど驚いたのは何年ぶりだろう。

まめもP3300339

先日、日本トライボロジー学会の会長を務めたことのある先生と、15年ぶりにお会いして、ゆっくり話をすることができた。昼下がりの武相荘。茅葺きテラスでワインを飲みながら、あれこれ近況報告したり、屋根とトライボロジーについてご意見を聞いていた。話が、少し前にお送りしていた最近の連載記事に及んだ時。「そういえばあの話は面白かったが、見出しに違和感があるよね」とおっしゃる。&SEALANTに連載中の奥のみず道⑮、「バベルの塔再び。なぜ壁が白いのか」という話のことだ。

www.roof-net.jp/index.php?cmd=read&page=%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%99%BD%E3%81%84%3F&word=%E5%A5%A5%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%9A%E9%81%93

バベルの塔はレンガとアスファルトで作られている。ブリューゲルの有名な絵はその過程を驚くべき精密さで描いているものだ。
クレーンで素材を運び上げているため、壁は欠けたレンガの粉の赤とこぼれたアスファルトで黒い筋が・・・のはずである。それが赤と白い筋なのだ。なぜ白なのだ? ということに関して書いた記事だった。近年の石油アスファルトのコンパウンドは黒だし、天然瀝青の池も、土瀝青も黒い。転圧中のアスファルト舗装道路も黒だ。しかし日常生活で、コンパウンドを見ることはないし、必ずしも皆が舗装直後の道路を見るわけではない。普段車が走っている道路はグレーだ。白っぽいと言えば確かに白っぽいグレーである。
フィルムカメラの時代にある写真家が、「適正露出がわからないときはアスファルト舗装の道路に合わせろ、それがほぼ標準反射率18%だから」と書いていた。確かに18%といえば白っぽいグレーで、黒か白かと言われれば白かもしれない。この」先生の中では、アスファルトは白なのである。だから「壁が白いのは当たり前」なのであった。これも様々な「常識」、にかかわる、最近の発見のひとつでありました。

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