(旧 「防水屋台村」建設中)
花と屋根
鶴川絵日記 
鶴川絵日記。妙福寺。2017年2月28日撮影。

甲冑唐破風 P2180225
甲冑のような唐破風。社殿のほとんどが立派な銅板葺だ。



有名ラーメン店で「麺の硬さは?」と聞かれ、一緒に入った友人は、ウインクした。私は知らんぷりをした。

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RNY335 「施工と管理」銅屋根クロニクルー41-

「施工と管理」銅屋根クロニクル-41-
美人山「畝傍うねび」を背に広がる昭和神社建築の粋


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日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら→http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html

「施工と管理」№342、2017年2月号の「銅屋根クロニクル」は奈良県の橿原(かしはら)神宮。
ルーフネット335号の読み物は、「美人山「畝傍うねび」を背に広がる昭和神社建築の粋 橿原神宮」の記事を転載させていただきます。

昭和14年に完成した外拝殿は、「耳成山と香具山が奪い合った」という優美な畝傍山を背景に、両脇に長い廻廊を連ねた壮大な入母屋造りの建物である。外拝殿の石階段を上ると、正面に内拝殿が見え、その屋根越しに幣殿の千木・鰹木が金色に輝いてそびえている。境内最大の見どころだろう。同神宮の公式HPはこの景観を「昭和の神社建築の粋ともいうべき豪壮さがうかがわれる。八紘一宇(はっこういちう)の大理想をもって国を肇(はじ)められた神武天皇の宏大無辺な御神徳を景仰するに、まことにふさわしい」と紹介している。


銅屋根クロニクル 41 橿原神宮(奈良県)
(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」№345、2017年2月号より
(画像をクリックすると拡大します。)


kuronikuru41 表紙 P2270367

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国土交通省直轄工事で社会保険等未加入対策強化
二次以下の下 請を社保加入業者に限定
平成29年4月1日より 
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国土交通省は平成29年2月24日、4月1日より同省直轄工事において、社会保険等未加入対策を強化することを発表した。
① 29年4月1日以降に入札契約手続を行う全ての工事において、二次以下の下 請業者を社会保険等加入業者に限定する。 社会保険等未加入業者である二次以下の下請業者が、直ちに工事の施工から 排除されることのないよう、一定の期間(猶予期間)を設けた上で、元請業者 において当該社会保険等未加入業者に対する加入指導を行うことを求める。
② 猶予期間内に加入確認書類が提出されなかった場合、元請業者に対 し、制裁金等の措置を講じることについては、本年10月1日以降に入札契約 手続を行う全ての工事において適用する。
③ 現在実施している元請業者及び一次下請業者を社会保険等加入業者 に限定する対策についても、引き続き実施。

国交省によれば「建設業者の社会保険等(健康保険、厚生年金保険及び雇用保険)未加入対策については、社会保険等に加入し、法定 福利費を適切に負担する建設業者を確実に契約の相手方とすること等を通じて、技 能労働者の処遇の向上を図り、建設業の持続的な発展に必要な人材の確保につなげることに加え、発注者としても公平で健全な競争環境を構築する観点から、平成2 6年8月1日から順次実施してきた。 これまでの対策を通して、直轄工事に従事する建設業者の社会保険等の加入は着 実に進んでいるが、平成29年度における建設業者の加入率100%という目標に向 け、上記のとおり対策を強化する」というもの。


直轄工事における社規保険未加入対策の強化  国交省資料より
国交省直轄工事における社規保険未加入対策の強化について 国交省資料より 1

国交省直轄工事における社規保険い加入対策の強化について 国交省資料より 2

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平成28年度 建築研究所講演会
平成29年3月3日 東京・有楽町マリオン朝日ホールで
建築ストック活用、ドローン活用研究発表など

448建研講演会

主催:国立研究開発法人 建築研究所
平成29年3月3日(金) 10時30分~16時20分(10時00分開場) 
会場:楽町朝日ホール (有楽町マリオン11階)
東京都千代田区有楽町2-5-1
参加費:無料
問合先:企画部 企画調査課 TEL:029-879-0638

10:30~開会
10:35~理事長挨拶    建築研究所 理事長 坂本雄三

研究発表
10:40~省エネ評価の高度化 -省エネ基準義務化をふまえて-
環境研究グループ 主任研究員 三浦 尚志
11:10~ドローン技術の動向と建築維持保全への利活用の検討
材料研究グループ 主任研究員 宮内 博之
11:40~建築ストック活用に向けた建築物の情報マネジメント技術に関する研究と課題
建築生産研究グループ 主席研究監 髙橋 暁
12:10~パネル展示紹介

12:25~昼休み パネル展示(16課題)

13:35~木材を利用した耐火構造の技術開発
防火研究グループ 上席研究員 成瀬 友宏
14:05~応急仮設住宅から災害公営住宅等の恒久的住宅への移行の実態と課題 -東日本大震災から5年-
住宅・都市研究グループ 主任研究員 米野 史健
14:35~平成28年熊本地震による建築物の被害調査及び要因分析等の対応
構造研究グループ 上席研究員 井上 波彦

15:05~休憩

15:20~特別講演
「熊本地震による木造住宅の被害から耐震設計を考える」
東京大学名誉教授 坂本 功
16:20 終了予定



パネル展示
平成28年熊本地震による益城町中心部の建物基礎・地盤被害と微動特性
構造研究グループ 主任研究員 新井 洋

平成28年熊本地震による木造建築物等の被害
構造研究グループ 主任研究員 荒木 康弘 

平成28年熊本地震による鉄筋コンクリート造等建築物被害
構造研究グループ   研究員 中村 聡宏

平成28年熊本地震による鉄骨造建築物等被害
構造研究グループ   研究員 三木 徳人

平成28年熊本地震による非構造部材の被害
構造研究グループ 主任研究員 石原 直

国際地震工学研修
国際地震工学センター 上席研究員 芝﨑 文一郎
           上席研究員 小豆畑 達哉
           上席研究員 原 辰彦

個別分散型空調システムの実働エネルギー効率評価に関する研究
環境研究グループ  主任研究員 西澤 繁毅
          専門研究員 ナポレオン アガサン エンテリア

住宅における居住者の通風・冷房行為に関する実態分析
環境研究グループ 主任研究員 羽原 宏美

木質内装空間の火災安全設計
防火研究グループ 主任研究員 鍵屋 浩司

散水設備による火災抑制効果の定量的評価手法の開発
防火研究グループ   研究員 野秋 政希

あと施工アンカーの引抜き特性に及ぼす供試体寸法および試験条件の影響
材料研究グループ 主任研究員 松沢 晃一

CLTパネル工法実験棟と枠組壁工法6階建て実験棟の建築を通した施工性検証
材料研究グループ 上席研究員 槌本 敬大

大規模な間仕切壁の耐震性に関する振動台実験と2次部材断面選定法の提案
建築生産研究グループ 主任研究員 石原 直

BIMを利用した確認審査業務の技術仕様案の研究開発と国際調査
建築生産研究グループ 上席研究員 武藤 正樹

縮小模型を用いた市街地火災実験
住宅・都市研究グループ 主任研究員 岩見 達也

都市計画の情報化・モニタリング技術の”現在地"と"展望”
住宅・都市研究グループ 主任研究員 阪田 知彦



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カプセル銀座講演
トークイベント
「中銀カプセルタワービル〜名建築を保存する7つの方法〜」


銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)(東京都中央区銀座一丁目20-17)を会場に、2017年1月4日(水)~2月19日(月)MUSEE exhibitions「銀座、次の100年のためのスタディ展」が開催された。期間中、屋上を含む全館での展示や6回のトークイベントが行われた。 また、2月11日にはゲストに前田達之氏(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表)を招き、「中銀カプセルタワービル〜名建築を保存する7つの方法〜」と題しトークイベントを行った。

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写真右・川崎力宏氏。 左・司会のすがわら たかみ氏(銀座建物展実行委員会)

銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)を運営するのは、アート事業を展開する企画会社・川崎ブランドデザイン。代表の川崎力宏氏によると「大正時代、東京駅を設計した 辰野 金吾 博士による、赤レンガ館を施工に携わったのが、創業の原点です。2012年、都内にて独立。銀座に残る近代建築と運命的に出会い、銀座レトロギャラリーMUSEEを開廊しました。「銀座、次の100年のためのスタディ展」は当社の100周年事業として計画しました。」

この展示会では、若手建築家の 菊池甫氏、山本展久氏が会場構成、多摩美術大学教授(環境デザイン学科 学部長) 岸本章氏による学生展示、イベント企画に中銀カプセルタワービルを中心に活動している「銀座たてもの展実行委員会」が参加。
「これまでの銀座、これからの銀座」を、近代建築である「MUSEEの可能性を引き出す」をテーマに考察検討=スタディする展覧会として計画。銀座の都市景観を模索する試みで、昭和通り沿いの高層ビルを借景とする屋上や、戦前から残る近代建築の全館をフルに活用した展示で、2ヶ月に渡る長期開催となった。

期間中には、トークゲストとして 竹沢えり子氏(銀座街づくり会議・銀座デザイン協議会 事務局長)、石川信行氏 西松典宏氏(銀座奥野ビル306号プロジェクト)、前田達之氏(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表)を招き、銀座の街づくりについて講演会を行った。

2月11日にはゲストに、前田達之氏(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表) を招き、「中銀カプセルタワービル〜名建築を保存する7つの方法〜」 と題しトークイベントを行った。

前田氏
この内容を銀座レトロギャラリーMUSEEの川崎さんがHP http://kawasaki-brand-design.com/ で次のように報告している。

黒川紀章設計の「中銀カプセルタワービル」。60年代、丹下健三の影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家を中心に展開された「メタボリズム」。建築を新陳代謝させるという前衛的な設計思想を体現した異色の名建築です。
前田さんは、2010年に1つめのカプセルを取得されて以降、ビルを愛し、今では複数カプセルを所有。ビルの保存・再生を求め、住人らと2014年中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトを立ち上げました。クラウドファンディングを成功させ、ビジュアルファンブック「中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟」を出版し、およそ20カプセルのリノベーションを手掛けるほか、国内外のメディア対応や「カプセルバンク」「アートプロジェクト」等に取り組まれています。( HP http://www.nakagincapsuletower.com/ )
名建築を保存する7つの方法として、「1知る、2広める、3繕う、4企てる、5組む、6つながる、7活用する」という項目ごとに、これまでの活動の様子を写した写真とともに分かりやすくご説明いただきました。
黒川紀章がメディアで注目を集めたように、前田さんの保存運動も、テレビや新聞、ネット、雑誌や書籍、写真などメディアへの露出、コラボレーションなどが核になっています。今では、日本を代表する現代の風景として紹介され、キアヌ・リーブスなど著名人が前田さんを訪ね、ビル見学に訪れるほど国際的に注目されています。
築45年を迎え、カプセルという特殊な構造につき、給排水や老朽化が進む現在。丁寧にリノベーションをサポートされた成果が実を結び、新たな住人が増え、個性的なカプセルが次々と誕生しています。映画上映会、アートイベントの企画など、住人同士のコミュニティ形成に一役買い、現在進行形で新たな文化を発信されています。
いつか「世界遺産に登録されるように頑張りたい」という明るいメッセージで締めくくられました。注目度高く、30名近いお客様にご参加いただき、質疑応答も盛んに行われた講演会。前田さん率いる中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト、これからの展開が見逃せません。




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RNY334  地震から建築を守る トライボロジー
地震から文化財を守る
直動案内のトライボロジー


すり減ったリードオルガンの踏み板。東京・神保町学士会館ロビーの7ストップ式カワイオルガン。足踏みによってふいごで風箱に空気を送る。

「トライボロジー」とは摩擦を大きく、または小さく制御して、モノを滑らかに動かす技術である。建築との関わりでは、免振や曳家のほか、床の滑りや壁面の汚れの問題なども重要だ。屋根の分野では、先人たちは雨水の挙動を経験的に理解しながら屋根材の素材選び、固定方法、勾配などに生かし、屋根づくりの知恵を伝えてきた。
「屋根、防水、雨仕舞」をキーワードとする「ルーフネット」でも、このトライボロジーは取り上げたい分野でありながら、先送りになっていた。技術情報誌およびポータルサイト『ベアリング&モーション・テック』の編集長である橋浦克彰氏が、建築リフォーム&リニューアル技術誌に「建物の再生を支えるトライボロジ―技術」の執筆を開始した。今回は「地震から文化財を守る~直動案内のトライボロジー」を報告していたので、これを紹介させていただく。(テツアド―出版、月刊「リフォーム」2017年通巻395号転載)

概要:トライボロジー技術の花形は、何と言ってもベアリングだ。ベアリング=転がり軸受は「玉」や「ころ」などの転動体を用いて滑らかな回転運動を実現する重要な「トライボロジー技術」の一つだが、同様に転がり機構をを用いて滑らかな「直線運動」を実現するトライボロジーとして、「直線運動案内」がある。 
建築物の免振ではこの方法が用いられることが多い。西暦710年に藤原宮から移された奈良・平城宮跡の復元工事が行われており、1998年に朱雀門が、2010年には大極殿が復元された。 大極殿では直動案内と積層ゴム、粘性体ダンパーを組み合わせた免振装置が使用されている。この号では直線運動案内技術(直動技術)を利用して地震から建築物や文化財などを守る「免振・制震機構」のしくみを紹介している。


地震から文化財を守る~直動案内のトライボロジー
建物の再生を支えるトライボロジ―技術 ⑥
テツアドー出版、月刊「リフォーム」2017年通巻395号より転載
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2017年 雨水  

2017年の「雨水」(うすい)は2月月18日

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ロウバイ

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蝋梅の実

 雨水(うすい)立春から数えて15日目頃。空から降ってくるものが雪から雨に変わる。氷が溶けて水になる、の意。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきた。春一番が吹くのもこの頃。とはいっても本格的な春の訪れはまだ遠い。雪が降ったり、三寒四温を繰り返しながら、春に向かう。この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれている。


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2017年春一番 
2017年春一番は 2月17日 
鶴川絵日記
パラペット付き円形フラットルーフ P2180268
パラペット付き円形フラットルーフ

同パラペット一部損傷 2180269
同パラペット一部損傷および屋根中央部陥没

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苫(とま)と 筵(むしろ) 
草の元末を揃えて編んだものが苫

中野苫IMGP6088
苫。写真提供・中野誠氏(美山茅葺株式会社代表)

苫(とま))をネットで語彙検索すると「菅 (すげ) や茅 (かや) などを粗く編んだむしろ。和船や家屋を覆って雨露をしのぐのに用いる」、さらに「苫葺き」は、「苫で屋根を葺 (ふ) くこと。また、その屋根」と、要領を得ません。ならばと広辞苑を引くと、「「菅 (すげ) や茅 (かや) を菰(こも)のように編み、和船の上部や小家屋を覆うのに用いるもの」。変わりませんねえ。
やはり茅葺職人に尋ねるしかないでしょう。

塩沢苫 P1070478 akaruku写真提供:塩澤実氏(茅葺屋代表)

中野サンのところで修業した神戸の茅葺職人の塩沢さんに尋ねました。
「苫」とは「ワラやスゲなどの草を、元末を揃えて編んだものです。元の方を棟側にして、軒から棟へと重ねながら屋根の上に広げると、逆葺きの茅葺き屋根ができあがります」。ちなみに元末を交互に草を編んだものは「筵(むしろ)」や「簾(す)」。とのこと。
さらに「あらかじめ編んでおいたものを巻いて束ねておけば、これをさっと広げて仮止めするだけで雨露が凌げる優れものです。耐久性はありませんが、手軽に雨養生するにはうってつけな葺き方です。」とも。さすがルーファーです。

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バレンタインルーフ
バレンタインの屋根
バレンタインルーフ P1040532
2017.2.14 

バレンタイン

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RNY333 保存か建て替えか 中銀カプセルタワービル④

保存か建て替えか 中銀カプセルタワービル④
カプセルのセルフエイド

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交換も十分な修繕もされないまま、注目度だけは益々高まる建物にセルフエイドの手が入った。
満身創痍のカプセルタワーは、あちこちに漏水補修らしき工事の痕跡が見える。ところが、そのどれもが、各オーナーが思い思いの方法で、発注し、施工されたもので、管理組合として大規模改修として実施したものではない。てんでに穴やひび割れをふさぎ、窓やルーバーを付け、エアコン配管の穴をあけたのだ。その結果、安全のためにネットを張らざるを得なくなってしまった。今回の防水工事は、管理組合が行ったものではないが、管理組合の承認を得て7人のオーナーが共同で実施したものだ。このことの意義は大きい。
防水工事に当たった(株)マルトクの鈴木哲男社長に工事の様子を聞くことができたので、その内容を紹介する。
ビフォー

アフター
カプセルの取り壊しが現実味を帯びてくるのは、ミレニアムの2000年を過ぎたころからである。2005年12月にJIA日本建築家協会が、2006年3月にはDOCOMOMO Japanが、さらに2006年7月にはJIA日本建築学会が中銀カプセルタワー管理組合と中銀マンション(株)に対して、建物の保存要望書を提出した。多くのテレビや雑誌が取り上げた。この時、筆者を含めて、多くの人はなぜ設計者自身がカプセル交換に乗り出さないのだろう、買い取ってでも修理をすべきではないか、と思ったはずだ。
しかしカプセルの交換を誰よりも望んでいたのは黒川自身だった。2007年に発刊された「東京人」(都市出版)2月号に「世界に誇るメタボリズム建築中銀カプセルタワーの行方は?」という黒川へのインタビュー記事が掲載されている。ここで黒川紀章は「これまでメンテの相談はなかったのか」という質問に対して「10年前(1907年)から私と大成建設で、カプセル交換の要望書、危険通告、警告、取り壊した場合とカプセル交換した場合の工事費比較表などを管理組合に提出している」と応えている。
黒川事務所によるカプセルタワーの修繕案は2種類、2002年と2006年に管理組合に提出されている

マルトク工事 P1010186

kapuseru4 表紙

月刊「リフォーム」2016年10月号から、保存か建て替えか、で紛糾する世界的に著名な中銀カプセルタワービルの連載が始まった。本コーナーでは、その記事を順次転載している。今回はその4回目、2017年2月号より。

保存か建て替えか 中銀カプセルタワービル④
カプセルのセルフエイド
(株)テツアドー出版 月刊「リフォーム」2017年2月号より

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平成29年KRK新年会と記念講演

「防水に関するゼネコンの研究開発」で講演会

KRK 新年会 講演岡本氏P1270103
2017年1月27日、東京・神保町の学士会館で平成29年新年会と記念講演会を開催した。
講師は竹中工務店建築技術研究所の岡本肇氏で、テーマは「防水に関するゼネコンの研究開発」。竹中技術研究所の業務・施設紹介、防水工事の位置づけ、建設市場の現状と今後、防水の研究開発、竹中工務店の防水仕様~につて講演した。
KRK藤本会長 P1270223
懇親会で挨拶する藤本庄三会長(アーキヤマデ)。

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建設産業政策会議「第1回 法制度・許可WG」開催
10年後の建設産業を見据えた法制度・許可のあり方を検討~

法制度許可P2080810


国土交通省土地・建設産業局建設業課は平成29年2月8日(水)13:00~15:00 東京都千代田区霞が関の中央合同庁舎4号館で、10年後の建設産業を見据えた法制度・許可のあり方を検討するため、建設産業政策会議「第1回 法制度・許可ワーキング」を開催した。

現在、建設産業政策会議では、10年後においても建設産業が「生産性」を高めな がら「現場力」を維持できるよう、法制度はじめ建設業関連制度の基本的な枠組みに ついて有識者による検討を行っている。その内容を深めるべく、同会議 のもとに「法制度・許可」、「企業評価」、「地域建設業」の3つのワーキンググルー プを設置した。 今回開催された「第1回 法制度・許可ワーキンググループ」のメンバー以下のとおり(敬称略)で、今後の検討課題について話し合った。

◎ 大森 文彦 弁護士・東洋大学法学部教授 (座長)写真・正面左から2人目。
小澤 一雅 東京大学大学院工学系研究科教授
櫻井 敬子 学習院大学法学部教授 写真・正面左端
高木 朋代 敬愛大学経済学部教授  写真・正面左から3番目
古阪 秀三 京都大学大学院工学研究科教授
松井 裕明 東京都都市整備局市街地建築部建設業課課長  写真・正面右端


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橿原神宮の檜皮葺見本
奈良 橿原神宮外拝殿に据えられた檜皮葺の見本。

桧皮引き見本 

檜皮葺見本P2020157
昨年の平成28年、神武天皇2600年大祭の記念事業として、本殿檜皮屋根葺き替え工事が38年ぶりに行われ、一口2000円で、桧皮の奉納が受け付けられた。

橿原神楽殿  P2020146
橿原神宮神楽殿
本殿と同時期に(安政2年)建造された入母屋造桧皮葺きの元京都御所の神嘉殿で当初は拝殿に充てられていた。明治23年橿原神宮創建にあたって、明治天皇から下賜された。本殿同様重文指定であった。昭和6年に現在の位置に移築されたが、平成5年に焼失、現在の建物は平成8年6月に竣工。
桧皮お守り P2020262
奉納のしるしに、本殿屋根の古材が「特別記念品」が授与された。


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2016年度金属屋根講座 2月25日から全国7か所で
初めて学ぶ もう一度学ぶ 金属の屋根と外壁 





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yanenikki
「美しき水車屋」のおやじ

水車 P1040416

水車P1040392
茨城県筑西市にあった築150年の農家を17年前に移築した蕎麦屋。食材は隣接する「みずほの村市場」からの地産地消。

水車

筑波そば缶詰

茅葺き屋根は防火規制のため、やむなく銅板をまとうことになった。しかし茅葺のフォルムをきれいに残した、丁寧な仕事で金属屋根としても美しい。

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「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」における重点支援対象案件を選定
建設技能労働者の確保・育成に向けたモデル7件にそれぞれ300万円

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国土交通省は、中小・中堅建設企業に従事する技能労働者の確保・育成に向けた取組を支援するため、平成28年度第2次補正予算を活用した「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」を実施している。平成29年2月7日、重点支援の対象として、中小・中堅建設企業や地域の教育訓練機関等が連携して行う、技能労働者の確保・育成に向けたモデル性の高い取組を7案件選定し発表した。

防水関連では、「一社マンション計画修繕施工協会」が申請した、マンションの大規模修繕の際の、防水・シーリング・塗装工事の多能工育成のためのカリキュラム・テキスト作成事業が選ばれた。


同事業は、「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」は、中小・中堅建設企業や地域の教育訓練機関等が連携して行う技能労働者を対象とした訓練の実施、教育訓練カリキュラムの作成、指導員の育成等、技能労働者の戦略的確保・育成に関する取組を支援するというもの

「重点支援」とは中小・中堅建設企業や地域の教育訓練機関等が連携して行う技能労働者の戦略的確保・育成に関するモデル性の高い取組に対して、計画実行段階の経費の一部(一案件あたり上限300万円目処)を支援する。
 今回選定した重点支援対象案件の概要は、下表のとおり

重点支援対象案件
重点支援対象になった事業


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会

 
RNY332 日本最古のRC造高層集合住宅の屋上をドローンで見ると
軍艦島の建物をドローンで見る
チョイトリ写真2 30号棟
写真2  30号棟全景(写真・宮内博之氏)
写真1 30号棟 チョイトリ
写真1 30号棟(写真・宮内博之氏)


建築分野のドローンの利活用と端島(軍艦島)RC造建築物の調査事例の紹介

国立研究開発法人 建築研究所 宮内博之


ドロン操作 宮内sennsei doro-nn
ドローンを操作する筆者


チョイトリ写真3 65号棟
写真3   65号棟(写真・宮内博之氏)

 ドローンは空の産業革命として様々な分野で活用され、建築分野でも建物の維持保全や、災害時での利用が考えられています。
このようなドローンの可能性を具現化するために、私は建築研究所にて、ドローンの技術情報収集と建築分野への利活用に関する研究を実施しており、日本建築学会では2016年4月に耐久保全運営委員会の傘下に「UAVを活用した建築保全技術開発WG」(主査:宮内、幹事:兼松学・東京理科大学教授)を設置しました。
また、ドローンを使用して建物の劣化状況の観察や計測等も行っています。例えば、2016年12月に長崎県端島(軍艦島)のRC造建築物を対象として、ドローンによる撮影を行いました。(なお、本撮影においては、私が公益社団法人日本コンクリート工学会「供用不可まで劣化破損が進行したコンクリート構造物の補修・補強工法に関する研究委員会」の委員として、屋根防水担当として端島に上陸した際の研究活動の一環として得られた成果です。)

1916年に建設された日本初のRC造高層アパートである30号棟について、ドローンを使用して撮影しました(写真1)。30号棟は大破状態であり、外壁だけでなく、床も抜け落ちており、階段から屋根面に上がることも危険な状態です。このため、歩行不能な箇所においてドローンによる調査は効果的です。

写真2はドローンによる30号棟の全景を撮影した写真で、屋根面において破損した保護コンクリートの下にアスファルト防水材を見ることができます。

写真3はドローンにより65号棟屋根面を上空真上から撮影した写真です。65号棟はコの字型をしており、1945年に完成した端島最大のRC造のアパート(鉱員社宅)です。今回、屋上からの屋根調査も実施しましたが、煙突、滑り台等の遊戯場所、屋根間の仕切り等により屋根の形状が複雑であるため、屋根全体における部位の構成や劣化分布を把握することは困難でした。しかし、ドローンによる上空撮影により、どの個所を補修すれば良いかの全体像も把握することもできました。

チョイトリ 写真4 3号棟
写真4  3号棟(写真・宮内博之氏)

写真4は端島で最も高い位置に建設されている3号棟の外壁面の写真です。外壁が崩壊している面は崖となっているため、足場を組むことが難しく、近づくことができません。またパラペットが崩落しているため、外壁破損個所の調査もできません。このため、建物屋上からのドローン対面操縦により外壁面の撮影を行いました。なお、写真4の中央部は私であり、FPVというPCのモニターを見ながらの撮影を行ったものです。

 現在、建築分野へのドローンの利活用を推進しており、3/3に建築研究所講演会(場所:有楽町朝日ホール)にて「ドローン技術の動向と建築維持保全への利活用の検討」と題して報告する予定です。また、5/18には日本建築学会主催で「建築×ドローン2017(第1回建築ドローンシンポジウム」を開催することになりました。
防水分野でもぜひ関係者と協働してドローンの利活用を考えてみたいと思います。


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2016年ウレタン防水材出荷量 
2016年ウレタン防水出荷量は56.899トン(前年比99.6%)

ウレタン年間

ウレタン後半
NUK/日本ウレタン建材工業会は、このほど2016年の第4四半期(10~12月)のウレタン建材出荷量を発表した。これによると2016年10~12月の防水材出荷量は17,482トン(前年比103.3%)。年間ではウレタン防水出荷量は56.899トン(前年比99.6%)となった。

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RNY 330 あんな屋根 こんな屋根 M2
たまかつミライエ(高松市)
最先端技術と匠の技で完全球体の防水に挑む
施工と管理 P2010256


(一社)日本金属屋根協会は、ホームページ
http://www.kinzoku-yane.or.jp/feature/index.html
の中で「あの屋根!この屋根!」として鴨下松五郎さんや斉木益栄さんといった,板金技術の生き字引のほか、高い板金技能を駆使して金属加工の可能性を広げている新時代の「金属造形屋」宮村浩樹さんなどへの貴重なインタビューを掲載しています。
2015年3月号より、話題の建築の屋根を取りまく新技術と技を紹介する新しい「あの屋根、この屋根」が始まりました。今回はその2回目「たまかつミライエ:最先端技術と匠の技で完全球体の防水に挑む 」を施工と管理No.344より転載させていただきます。

スクリーンショット (32)

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スクリーンショット (34)

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enikki20170201
2月になりましたね
shunnkeisetsuDSC00837.jpg
「春のクッキーです」と言って編集部に届けてくださいました。


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