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(旧 「防水屋台村」建設中)
3RNY319 建物を軽く動かす
建築のトライボロジー3
曳家(ひきいえ):建物を軽く動かす。

リードオルガン DSC00419
リードオルガンの踏み板


「トライボロジーと建築」というと免振や曳家などを思いつくが、床の滑りや壁面の汚れの問題なども重要だ。屋根の分野では、先人たちは雨水の挙動を経験的に理解しながら屋根材の素材選び、固定方法、勾配などに生かし、屋根づくりの知恵を伝えてきた。

「屋根、防水、雨仕舞」をキーワードとする「ルーフネット」でも、このトライボロジーは取り上げたい分野でありながら、先送りになっていた。技術情報誌およびポータルサイト『ベアリング&モーション・テック』の編集長である橋浦克彰氏が、建築リフォーム&リニューアル技術誌に「建物の再生を支えるトライボロジ―技術」の執筆を開始した。今回は「曳家:建物を軽く動かす」を報告していたので、これを紹介させていただく。 (テツアド―出版、月刊「リフォーム」2016年10月号転載)

概要:「トライボロジー」は摩擦を大きく、または小さく制御して、モノを滑らかに動かす技術である。前号の濡れた床でも滑らない靴の開発や、建築物を何十メートルも移動するための手法として活用される。今回は曳家工事への応用。
古代エジプトの「巨像(60トン)を運ぶ滑りソリ」、アッシリアの「人頭の巨像(50トン)を運ぶ転がりソリ」、三ツ塚古墳から出土した修羅など重量物移動の歴史や最近の曳家工事の事例を紹介している。

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ルーフネット319号(11月8日に詳細配信予定)

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会