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(旧 「防水屋台村」建設中)
アスファルト防水で初のNETIS登録
 低炭素防水工事用アスファルト「シグマートE」をNETIS登録
日新工業株式会社

綜合防水メーカー・日新工業(相臺公豊社長)は8月26日、 同社の環境対応型防水工事用アスファルト「シグマートE」(日新工業)が、アスファルト防水材として、初めて国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)に登録されたことを発表した。。

施工時の発煙比較 左はシグマ―ト
右が従来のアスファルト、

 防水工事用アスファルトは施工温度が高く、これによる煙や臭気の発生のため、近年市街地や室内での採用が躊躇される原因になっていた。アスファルト防水は、芯材にアスファルトを含浸させたシート状のルーフィングを、熱溶融させた又は常温のアスファルトで、貼ってゆく工法である。
 防水工事には、アスファルト防水、シート防水、ウレタン塗膜防水などの工法があるが、アスファルト防水はこの中でもっとも歴史が古く、約100年の歴史を持っている。しかし、上記の理由や施工の難しさなどにより、年々シェアを落し、業界の最新データでは30%程度になっている。

従来のアスファルト防水は、ストレートアスファルトを高温でブローイングして得られる防水工事用アスファルト3種を使用し、
アスファルト専用の釜を使用して溶融する。その溶融温度が260℃と高い為に釜から発生する煙と臭いによる環境被害も多く報告され、釜に火が入る引火防止の為の温度管理が課題となっていた。

 このためアスファルト防水メーカーは、接着用アスファルトの溶融温度を下げ、安全性の向上と、燃料使用量の削減、また煙や臭気を出さない材料・工法の開発を行って上市してきた。しかし、これらの環境対応工法用アスファルトは、従来からのJIS規格に合わないものものもあり、官公庁での採用が今一歩進まない、という問題があった。
 
 今回登録となった「シグマートE」の特長は①溶融温度において従来品より約60℃程度低い温度での施工が可能。②引火点と溶融温度の差が従来品の約60℃から140℃になり、引火の危険性が大幅に軽減、安全性の向上。③溶融温度の低減により、燃料使用量が30%削減。④低温での施工が可能になったことによる煙や臭気での環境問題を解消したことで、市街地や室内での施工採用が容易になっている。

同社では、「信頼性は高いが環境対応面で制約を受けていたアスファルト防水工法が、今後どのような環境下でも採用、施工されるケースが大幅に広がる事を期待している」さらに「現在従来品である防水工事用アスファルト3種を製造しているメーカーは国内に1社しかなく、供給不足である。この不足分を外国産に頼るのではなく環境対応型防水工事用アスファルトで補充したいと考えている」、としている。


平澤官衙の茅葺倉
平澤官衙の倉(2)
平澤官衙その2 
8月19日に3つの倉を紹介したが、大変好評だったので、別の写真をお見せします。右端は現地を案内して下さった、NPO日本茅葺文化協会事務局の上野さん。

平澤2 茅葺きP1130823
平澤官衙の3つの倉のうち、最大のもの。土壁双倉・寄棟・茅葺。郡衙において中心的な倉は法倉と呼ばれ、土壁構造が多かったことから、土倉で復元された。倉として奈良県の法隆寺綱封蔵が参考。屋根は本遺跡の瓦出土量が少なく、瓦葺建物は考えにくいため茅で葺かれた

q年英証す御委員竹簾あ(すだれ)の棟。簀簀P1130016
棟覆いは竹簀(すのこ)巻き。竹の簀(すのこ)を棟に巻いて、両端で綴じる方法。関東地方に多くみられる棟覆い。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会