(旧 「防水屋台村」建設中)
アスファルト防水で初のNETIS登録
 低炭素防水工事用アスファルト「シグマートE」をNETIS登録
日新工業株式会社

綜合防水メーカー・日新工業(相臺公豊社長)は8月26日、 同社の環境対応型防水工事用アスファルト「シグマートE」(日新工業)が、アスファルト防水材として、初めて国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)に登録されたことを発表した。。

施工時の発煙比較 左はシグマ―ト
右が従来のアスファルト、

 防水工事用アスファルトは施工温度が高く、これによる煙や臭気の発生のため、近年市街地や室内での採用が躊躇される原因になっていた。アスファルト防水は、芯材にアスファルトを含浸させたシート状のルーフィングを、熱溶融させた又は常温のアスファルトで、貼ってゆく工法である。
 防水工事には、アスファルト防水、シート防水、ウレタン塗膜防水などの工法があるが、アスファルト防水はこの中でもっとも歴史が古く、約100年の歴史を持っている。しかし、上記の理由や施工の難しさなどにより、年々シェアを落し、業界の最新データでは30%程度になっている。

従来のアスファルト防水は、ストレートアスファルトを高温でブローイングして得られる防水工事用アスファルト3種を使用し、
アスファルト専用の釜を使用して溶融する。その溶融温度が260℃と高い為に釜から発生する煙と臭いによる環境被害も多く報告され、釜に火が入る引火防止の為の温度管理が課題となっていた。

 このためアスファルト防水メーカーは、接着用アスファルトの溶融温度を下げ、安全性の向上と、燃料使用量の削減、また煙や臭気を出さない材料・工法の開発を行って上市してきた。しかし、これらの環境対応工法用アスファルトは、従来からのJIS規格に合わないものものもあり、官公庁での採用が今一歩進まない、という問題があった。
 
 今回登録となった「シグマートE」の特長は①溶融温度において従来品より約60℃程度低い温度での施工が可能。②引火点と溶融温度の差が従来品の約60℃から140℃になり、引火の危険性が大幅に軽減、安全性の向上。③溶融温度の低減により、燃料使用量が30%削減。④低温での施工が可能になったことによる煙や臭気での環境問題を解消したことで、市街地や室内での施工採用が容易になっている。

同社では、「信頼性は高いが環境対応面で制約を受けていたアスファルト防水工法が、今後どのような環境下でも採用、施工されるケースが大幅に広がる事を期待している」さらに「現在従来品である防水工事用アスファルト3種を製造しているメーカーは国内に1社しかなく、供給不足である。この不足分を外国産に頼るのではなく環境対応型防水工事用アスファルトで補充したいと考えている」、としている。


平澤官衙の茅葺倉
平澤官衙の倉(2)
平澤官衙その2 
8月19日に3つの倉を紹介したが、大変好評だったので、別の写真をお見せします。右端は現地を案内して下さった、NPO日本茅葺文化協会事務局の上野さん。

平澤2 茅葺きP1130823
平澤官衙の3つの倉のうち、最大のもの。土壁双倉・寄棟・茅葺。郡衙において中心的な倉は法倉と呼ばれ、土壁構造が多かったことから、土倉で復元された。倉として奈良県の法隆寺綱封蔵が参考。屋根は本遺跡の瓦出土量が少なく、瓦葺建物は考えにくいため茅で葺かれた

q年英証す御委員竹簾あ(すだれ)の棟。簀簀P1130016
棟覆いは竹簀(すのこ)巻き。竹の簀(すのこ)を棟に巻いて、両端で綴じる方法。関東地方に多くみられる棟覆い。


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集合住宅・戸建住宅等の建築紛争問題でフォーラム開催
建築学会司法支援建築会議近畿支部発足記念フォーラム

シングルで覆うDSC_0254
茅葺きをシングルで被せ補修

シングルの缶詰はなんという DSC_0252
大文字山登り口の家。2014年8月17日撮影。トタンで覆えば缶詰だが、シングルならなんといえばよいのだろう。写真は記事とは関係がありません。

司法支援建築会議では、2009年度から日本建築学会大会の関連行事として「建築紛争フォーラム」を開催してきた。このフォーラムは、建築紛争を巡る課題について司法支援建築会議会員、裁判官、弁護士等で意見交換を行うともに、会大会の関連行事として開催することにより全国の会議会員との交流の場を設けることを目的としている。

2014年度の建築紛争フォーラムは、昨年4月に設置された司法支援建築会議近畿支部の発足記念として、会議近畿支部が企画したテーマ「集合住宅・住宅等の建築紛争の現状と課題」を主題として下記により開催される。
日時:2014年9月14日(日)13:30~17:00
会場:兵庫県私学会館
4階大ホール(〒650-0012神戸市中央区北長狭通 4丁目 3-13)

プログラムは次の通り(敬称略)
:司会西邦弘、樋笠康男
1.開会挨拶:上谷宏二(司法支援建築会議運営委員長/摂南大学)
2.基調講演:「大阪地裁における建築事件への取組」(仮称)
徳岡由美子(大阪地方裁判所第10民事部部総括判事)
3.主旨説明:鈴木計夫(司法支援建築会議近畿支部運営委員長/大阪大学名誉教授)
4.事例報告:①地盤について高幣喜文(タカヘイ建築技術研究所主宰)
②住宅について玉水新吾(「ドクター住まい」代表)
③マンション関係(その1)について南勝喜(NAM設計研究所代表)
④マンション関係(その2)について樋笠康男(長田建築事務所代表取締役)
5.全体討論
6.まとめ鈴木計夫(前掲)
7.閉会挨拶安達俊夫(司法支援建築会議普及・交流部会長/日本大学教授)
8.定員:200名
9.費用:無料
10.申込:TEL:03-3456-2051FAX:03-3456-2058E-mail:kawata@aij.or.jp


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enikki 膜構造の屋根を支えるのは明治のレール
JR水道橋駅屋根:

水道橋3P1130524
魅力的はアーチは古レールの再利用。

水道橋1P1130517
明治19年1886年にドイツから輸入されたレールを、使用後、ホーム上のアーチや線を巻の柱に利用した。

水道橋2P1130522
2014.8.25 撮影
水道橋の由来:この橋の上から神田川にかかった神田上水の万年樋が眺められたことから、水道橋とよばれるようになった。という。

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RN210Y:  光琳かるた に描かれた6枚の茅葺き屋根
光琳 天智天皇P8200173

光琳かるた=尾形光琳(おがたこうりん)「小倉百人一首歌留多」には「上の句」に作者の肖像・歌仙像を描いた100枚の札と「下の句」に花鳥風月を配した100枚の札からなります。上の句100枚は歌仙像で、背景は描かれていません。下の句の100枚のうち17枚には,ほんのわずかでも屋根が描かれています。屋根といっても、貴族の館の立派な檜皮葺きから、東屋や門の茅葺屋根まで様々です。
どんな屋根があるのか調べてみると、一番多いのが檜皮葺の8枚、次が茅葺きで6枚、次いで杮(こけら)葺きないしトントン葺きが2枚、瓦葺きらしきものが1枚でした。
その茅葺きの6枚の札の中で最も粗末な屋根が、天智天皇が詠んだ巻頭歌「秋の田の かりほのいほの 苫をあらみ わが衣では 露に濡れつつ 」の取り札に描かれています。

光琳かるた取札 P8140086
光琳かるたのとり札に画かれた「仮庵の苫」。天智天皇を濡らした苫屋根です。



小倉百人一首 第1番 天智天皇

「あきのたの かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」

実った稲を鳥獣から守るために、仮の小屋を作り、見張っている。その屋根が粗末な草葺き=苫(とま)なので、雨露がしのげず衣が濡れてしまう、という歌。雨漏りの歌です。

ルーファーのための百人一首入門。

百人一首に関しては硬軟多種多様な解説本が発行されています。ネット人類のためには:ウィキペディアでは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E4%BA%BA%E4%B8%80%E9%A6%96

秋の田の…の歌の解釈はさまざま。例えば杉田圭のベストセラー「超訳百人一首」(メディアファクトリー2010.8.14刊)の現代語訳で。

「あきのたの かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」
は:
ぼくは働きマン 雨で服が濡れても乾かすヒマはない 今日も夜通し田んぼのボロ小屋で仕事中
となります。

百人一首巻頭のこの歌を詠んだ天智天皇を祀る近江神宮は、「かるたの聖地」といわれています。その歌が雨漏りの歌だった。ルーフネットと日本防水の歴史研究会は、天智天皇は、日本書紀に記された「燃える土」=アスファルト(当時の用途は防水・接着剤だった)を献上されたこと、そしてこの雨漏りの歌を詠んだこと、この2点において、「天智天皇は防水の祖神である」と主張しています。



百人一首は本だけではありません。

歌留多コミック「ちはやふる」のヒットとそのアニメのブレイクでかるたブームに拍車がかかり、百人一首の巻頭歌が天智天皇の歌であることから、天智天皇を祀る滋賀県近江神宮は、かるたファンにとって聖地となっています。

コミック「ちはやふる」
天才少女・千早を主人公とする末次由紀の人気コミック「ちはやふる」。この号に、近江神宮がかるたの聖地として登場します。

ポスター
主人公の千早達が腰かける、後ろは近江神宮の山門。各種のキャンペーンポスターが、観光スポット、駅、電車の中に貼られています。

嘉永百人一首
嘉永百人一首より。(JWHA日本防水の歴史研究会所蔵)。

稲の実りを心配し、粗末な屋根の雨漏りに心を配る天智天皇はRC建築のメンブレン屋根防水・瓦・板金・桧皮・杮葺き・茅葺きなどすべてのルーファーにとって大事な存在であり、そのも天智を祀る近江神宮は特別な存在であると思いませんか。今、近江神宮の本殿は茅葺、拝殿その他は銅板葺、この歌にちなんで、小さくとも良いからかるたに係わる施設に茅葺の屋根が欲しいところです。



尾形光琳は尾形 光琳(おがた こうりん、万治元年(1658年) - 享保元年6月2日(1716年7月20日))は、江戸時代の画家。工芸家。後代に「琳派」と呼ばれる装飾的大画面を得意とした画派を生み出した始祖であり、江戸時代中期を代表する画家のひとりです。国宝に指定されているこんな絵は小学校の教科書にも出ていたはずです。

kakitsubata.jpg

白梅紅梅

白梅勾配

文箱

光琳に関しては:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%BD%A2%E5%85%89%E7%90%B3
をどうぞ。ここで、美術史学者でMIHO MUSEUM館長の辻 惟雄(つじ のぶお、1932年6月22日 - )東京大学名誉教授は
光琳を「艶隠者(やさいんじゃ)」と呼び、「貴族的・唯美主義的作家であり、宮廷風に美麗で、日本的かわいらしさの美学を強く打ち出した」。と評しています。
辻さんは、名古屋市生まれ。東京国立文化財研究所美術部技官、東北大学教授、1985年東京大学文学部教授、1993年定年退官、名誉教授、国際日本文化研究センター教授、1998年多摩美術大学学長、千葉市美術館館長を務めました。
著書『奇想の系譜』で、従来美術史では評価が高くなかった岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳をとりあげ、「奇想の画家たち」として再評価をうながした人です。時代や分野を超えて存在する日本美術の特質として、「かざり」「あそび」「アニミズム」の3つを挙げています。これが「日本的かわいらしさの美学」につながるのでしょう。


さて天才 尾形光琳が 究極のかるたの1番札に描いた茅葺き。これにそっくりな茅葺き屋根を見つけました。

ボウトウのイベント小屋P4220030
日本茅葺き文化協会の会報「茅ふきたより」第2号に、西日本茅葺き民家保存研究会の上田進氏が、茅ボウトウのイメージから展開したモニュメントを紹介していました。

 カヤボウトウに足を付け、大きくしたら、こうなりました、という感じです。右は初めにみんなでつくったもの、逆葺きで、光琳かるたのイメージそのままです。左は「あまりにきたないから」とプロの茅葺職人さんたちが手を入れ、きれいにしてしょまったもの。

先生安藤P1130656
ルーフネットは8月20日筑波市北条の里山建築研究所をたずね安藤先生に茅葺屋根の歴史、茅葺職人の現状をお聞き所ました。

インタビューの最後に先生は茅葺職人はアーティストである。屋根の上で「歌舞く」(かぶく)アーティストなんだ」、とおっしゃいました。屋根の上で歌舞く茅葺職人と、辻氏が指摘する光琳の奔放なイメージとが、どこかで響きあう気配を感じました。そのきっかけが光琳かるたの最初の札、であるというもの、とてもうれしい巡り合わせです。


さてこの光琳かるたに描かれた17 の屋根について、茅葺き屋根,,民家に詳しい日本茅葺き文化協会代表で筑波大学名誉教授・安藤邦廣先生にコメントを頂ながら紹介してゆくことになり、準備中です。iインタビューと合わせて、おたのしみに。



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平成26年度「先進緑化技術開発助成事業」
平成26年度「先進緑化技術開発助成事業」
応募期日は8月28日 まで

katto P7210015



国土交通省は、市街地の緑化を推進するには「緑の量的な確保に加え、民間の持つ先進的技術の確立とその全国への普及を通じ、緑化の質を確保する必要がある」との判断から、「先進緑化技術開発助成事業」について、7月29日(火)から8月28日(木)まで第2回目の募集を行っている。

 この事業は、民間事業者等が行う先進的な緑化関連の技術開発のうち、緑化が困難な空間の緑化、維持管理の低コスト化及び都市環境の改善に高い効果を発揮するものに対して、その費用の一部を補助するもの。
応募期間は 平成26年に、7月29日(火)から8月28日(木)まで。各地方整備局等(募集要領参照)に提出する。

(1)緑化が困難な空間の緑化技術開発とは以下のようなものが考えられる。
[例]・土木構造物の緑化技術開発、・既存の一般住宅やビル等における緑化技術開発 等

(2)維持管理の低コスト化に資する緑化技術開発とは、[例]
・管理が困難な例が多い駐車場の緑化技術開発
・植物の定着性を高める緑化資材の開発 等。

(3)都市環境の改善に資する緑化技術開発とは、[例]
・屋上の高木植栽技術開発
・生物多様性に配慮した緑化技術開発 等


詳細は、http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000169.html



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筑波 平沢官衙(かんが)遺跡で 3つの屋根を見る
筑波の正倉院は
奈良・平安時代の役所跡

つくば 平沢官衙遺跡 P1130719
遠くの山影は筑波山


平沢官衙(かんが)遺跡:
奈良・平安時代の郡の正倉と推定される、地方官衙の代表的遺跡。
 平成5、6年度に歴史公園として復原整備するための資料収集を目的に発掘調査が実施された。
 東西 200m、南北 160mの調査範囲内で、地面に方形の大きな穴を掘り、柱をすえた掘立柱建物跡を55棟分を確認、そのうち3分の2が高床式倉庫と想定される総柱式建物跡であった。
 掘立柱建物跡のほかにも一度地面を掘ってから、たたきしめながら土を戻して基壇を盛り上げ、その上に建物の柱をすえる礎石が置かれた礎石建物跡基壇跡も4基発見されたが、石が全て移動していたため建物の規模などは不明だが、奈良・平安時代の8~11世紀に造営されたもの考えられる。
大溝に囲まれて総柱式建物跡(高床式倉庫)が規則正しく並んでいることや周辺の遺跡分布から、古代律令制下の筑波郡役所(郡衙)跡の一部(正倉域=税である稲を保管した倉庫群。他に政務を行った郡庁や国司等が宿泊した館等がある)と推定される。(茨城県教育委員会資料より)

つの建物は、遺跡調査の結果推定復元したもので、大型倉庫の3つの屋根葺き方法が、わかりやすく比較して見られる。


校倉P1130780
   校倉・寄棟・目板打ち厚板流れ葺  
外周柱穴列を屋根支柱と推定して校倉、屋根は校倉建物に多い寄棟で復元。奈良県の東大寺や唐提招時に現存する奈良時代の校倉を参考にしている。
 

茅葺きP1130768
  
 土壁双倉・寄棟・茅葺  
 郡衙において中心的な倉は法倉と呼ばれ、土壁構造が多かったことから、土倉で復元された。倉として奈良県の法隆寺綱封蔵が参考。屋根は本遺跡の瓦出土量が少なく、瓦葺建物は考えにくいため茅で葺かれた。 


 板倉P1130848
   板倉・切妻・榑板葺  
 発掘調査で発見される掘立柱建物は、1柱穴1柱が多いが、この建物では側柱穴の2本の柱痕跡があったため、1本は床上まで伸びで、桁・梁を支える通し柱、もう1本は床を支える添束(柱)と考えた。そして」柱の間に板壁を落とし込む板倉で復元された。



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2014年大文字送り火 中央火床 を見守る祠の屋根
 8月16日午後8時、京都五山の送り火の口火を切るのは、東山の如意ヶ岳、、通称「大文字山」だ。
 10分ごとに、次々点火され、文字が読み取れるのは20分ほど。それぞれが、独自の鑑賞ポイントを持っており、高いところから、できるだけたくさん、一度に見ようとするよくばりやら、地元の火をゆっくり眺め、「ああ御祖父ちゃんとおばあちゃんは、あの火に乗ってかえらはったなあ」と思う人、次々と観察地点を移動しながら、たくさん見ようとする、せっかちな人、様々である。
 今年は、前日の土砂降り、昼過ぎは山科でJRが2時間もストップするほどの大雨、記録破りの土砂災害、それでも、関係者は、夜8時になれば、大文字は必ず点く、と信じて疑わないようだ。そして今にも大雨を降らせそうな厚い雲の下で、予定通り、五山の松の薪に火が付いた。
 昔から、送り火の翌朝、未明から山に登り、送り火の消し炭を持ち帰り、1年間の無病息災を願って、玄関に置くという風習がある。京都の人間でも、その話は知っていても実行する人は少ない。、

大文字 交点の部分の火床 DSC_0181
大文字 交点の部分の火床。大きな塊はなく、3センチ程度のものが多い。
明るくなれば、子供や老人も、登ってくる。せっせとビニール袋に詰めてゆく。

旧い消し炭・お札納所DSC_0179
昨年の消し炭やお札を納める場所も設けられている。

祠 この少し山側に落雷 
中央の火床、(大の字の交点の部分の火床) を見守る祠。この屋根は金属屋根だ。毎日掃除のために登っているという男性の話では、送り火の3日前に祠のわずか数メートル山側に落雷し、コンクリート土台の一部や配水用のU字溝が破壊されたそうだ。何とか緊急補修して間に合わせたという。

大文字 右払い DSC_0193
大の字の右払い部分の火床で消し炭拾いをする人

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急増する空き家問題、大臣はどう受け止め、どう対応するのか
急増する空き家問題、大臣はどう受け止め、どう対応するのか

空き家ではありません。(
これは空き家ではありません(写真は記事とは直接関係はありません)

太田昭宏国土交通大臣が8月1日(金) 10:41 ~ 11:04、国土交通省会見室での記者会見において、取材記者の上記{見出し)の質問に対して、以下のように答えた。

総務省が7月29日に発表しました、「住宅・土地統計調査速報結果」によりますと、全国の空き家の数は約820万戸と、前回(平成20年)の調査に比べて約63万戸の増加と、総住宅ストック数に対する空き家率は約13.5%となっている状況で、実感でも町場にそうした空き家が増えてきていて、老朽化した空き家が、防犯とか、あるいは防災とか、火災が起きるのではないかとか、あるいは犬とか猫がそこにずっと住みついているとか、衛生面をはじめ、色々な問題が生じてきて、居住環境の悪化を引き起こしている事がかなり目立ってきたということが大事で、この空き家対策をどうするかということにかなり力を入れていかなくてはいけないと思っています。
現在は自治体が条例を出していて、私の地元でもそういうことをいち早くやっておりまして、除却したり、相手は一体だれなのかということを探すこと自体が中々大変だと、またどこに話をしにいったらいいのかということから始めなくてはならず、大変苦労しているわけでありますけど、現在そうした条例を作った自治体が355の自治体が空き家対策の条例を制定したというのが現状でございます。
この居住環境の整備ということは極めて大事でありますので、この老朽化した空き家の除却や利活用について地方公共団体の支援を国交省としては行っていきたいと思っておりますし、また空き家対策としては、中古住宅流通・リフォーム市場の活性化を図ることも重要だというふうに思っています。
このため既存住宅の検査や長期優良住宅化に対する支援などを行いまして、空き家を含めた既存住宅ストックということの活用を進めていくという状況でありますけども、この問題は非常に大事な問題だととらえて、現在与党においてはその対策の議論が進められていて、法案準備というようなことも行われていたというのが現状でありまして、こうした動きともよく連携を取りながらさらに検討を進めていきたいと思っています。
空き家対策というのは極めて重要という認識をしておりますので、どういう形でこれを遂行していくかということについてさらに議論を深めていきたいと思っているところです





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引用

東京低速屋上鉄道
東京ドーム

toukyoudo-mu P1130596
後楽遊園地のジェットコースターよりも東京ドーム屋根外周のゴンドラ軌道の方がはるかに魅力的にみえてしまう。

ドームdo-mu P1130597
手前のビルの窓側の1区間だけの直線軌道も渋いですね。

東京ドーム:所在地 - 東京都文京区後楽一丁目
建築面積 - 46,755m2
建物高さ - 56.19m
階数 - 地上6階・地下2階
容積 - 1,240,000m3
屋根は空気膜構造で、内部の空気圧を外部よりも 0.3%(3ヘクトパスカル)高くして膨らませている。
屋根は28本のワイヤを8.5メートル間隔で縦横に並べ、その間を繊維補強した2重構造のフッ素樹脂膜を張っている。
里中満知子と防水
人気漫画家・里中満知子氏が「燃える水」や
防水、アスファルトに言及しています。

マンガ旧約聖書表紙 P8140083
中央公論の漫画文庫、里中満知子の「マンガ旧約聖書」が第2巻まで発刊されています。

こんな感じ野本です。P8140085
防水用ひしゃくと「マンガ旧約聖書」


ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、3大宗教の啓典「旧約」。現地取材を重ね、世界最大の古典を精緻にわかりやすく描いた現代人必読の書(帯より)。600円。


第1巻 創世記の「ノアの方舟」の章では、方舟がアスファルトで防水されていたことや、昔から中東では「燃える水」としての石油やアスファルトが利用され、特にアスファルトは建築資材として接着・防水に使われていた。
と書かれています。おまけに、
「日本では縄文時代からアスファルトが接着剤として使われていた例として、秋田県出土の国宝土偶がアスファルトで補修されいていた」
ことにまで言及しています。 防水関係者のためにかかれたような一節ですね。



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鶴川絵日記
ノアの方舟キットで思い出した話。 蛇


ちび蛇4 P7260027


PCとカメラとレコーダーと資料。これをかばんに入れると、相当の重さで、夏はまず事務所から、駅まで歩く気にはなれません。そこで、駅まで自転車で通うことになってしまいます。
昨実の夕方、駅から川沿いの道をいつも通り、飛ばしていると、3メートルほど前に蛇発見!。ブレーキで間に合う距離でhあありません。とっさに体重をうしろにかけ、ウィリー!!前輪を持ち上げて、蛇をまたぐのだ!。ところが(当然)それは気持ちだけでの気分。恐らく良くて2~3ミリ 上がったかも、という程度です。
前輪が上がらなかったのは、もちろん前かごに入れた荷物の重さだけではありません。
なんとなく嫌な感触で、通過してしまいました。
振り返ると、1.5mほどの蛇は蛇は、何事もなかったかのように(?)川へ降りてゆきました。ないわけないでしょうね。腰をさするにも手はないし。やはり自転車に乗るなら、この程度の課題はクリアーしたいものです。ノアの方舟キットの記事で、アダムとイブも文字を打っていて思い出した話です。写真はさらにその2日前、早朝散歩の際のちび蛇です。


ちび蛇1 P7260024
靴先でわかるように小さい蛇でした。

ちび蛇② P7260025
初めは、ミミズ化と思いました。踏みつけられ干からびていました。なんとなく
置き去りにできなくて、はがしました。山から田んぼに出rす2mほどの道だったんですが。


ちび蛇5 P7260028
せめて草むらへ。きれいです。


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ノアの方舟 木製複製キット 
ノアの方舟 木製複製キット 

日本聖書協会が販売するイスラエル製ノアの方舟木製キット10500円日本語マニュアル付P8130045
日本聖書協会が販売するイスラエル製ノアの方舟。 

木製の日本語マニュアル付キットが、東京銀座の教文館で10500円で購入できます。

asshukuノアの方舟キットP8130042

神はノアにタイタニック程の大きさの方舟の建造を命じ、洪水がおこったた時のノアの年齢はは600歳。
最初の人間であるアダムから数えて、ノアは10代目の子孫です。
乗り込んだ人間はノアと3人の息子とそれぞれの妻。
息子の名はセム、ハム、ヤフェト。生き残った4ペアが人類の祖先となります。
乗り込んだ動物はすべての動物が一つがい、いけにえ・食糧用の動物が7つがい。
ノアはその後950歳まで生きます。

神がノアに命じたのは、ゴフェルの木で、全長300アンマ(135m)、幅50アンマ(22.5m)、高さ30アンマ(13.5m)の方舟を作り、その内も外もアスファルトを塗ること、でした。

^^^    ^^^     ^^^^^   
今放映中のNHKの朝ドラ「花子とアン」の主人公・村岡花子は19年間、教文館で子供のための雑誌「小光子」の編集や単行本の翻訳・編集をしていました。夫との出会いや、「赤毛のアン」の原書を贈られたショー女子との出会いも、この銀座教文館だったそうです。3階ギャラリーで花子関連資料の展示があり、花子が座っていた場所という目印が置かれています。現在の教文館はレイモンドの設計ですが、明治39年ころの教文館や当時の関連建物の写真展も興味をそそられます。


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RNY208:銅屋根クロニクル
「施工と管理」銅屋根クロニクル -16
日光旧田母沢御用邸

銅屋根の美しさ、施工技術のすごさを紹介する「銅屋根クロニクル」の連載、7.8月合併号は日光旧田母沢御用邸です。(一社)日本金属屋根協 会が発行する月刊機関誌「施工と管理」に掲載されています。





明治、大正、昭和、そして平成の匠たちが腕を競った4時代の様式を伝える貴重な建物。それが日光旧田母沢御用邸だ。屋根はいうと、下から見上げれば、銅板一文字葺きの横ラインが年輪状に重なり、杮葺きのようだ。少し視点を上げると、屋根 ヤネ やね、ただただ屋根。7000㎡もの屋根が連なる。杮葺きの滑らかなラインを銅板でどう再現するか。さらには「軽やかさ」の点でも、設計者と板金職人は杮葺きを超える表現を目指したのではないか。そんなパッションと挑戦のエネルギーを感じる屋根だ。(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」の7.8月合併号に、「大波小波が連なる7000㎡の一枚屋根」を紹介させていただきました

7-8月号表紙  DSC06596
2014年前半 ウレタン防水出荷量
2014年前半出荷量は順調に推移

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5時間後に開花するカラスウリの花。(写真は記事とは関係がありません)

日本ウレタン建材工業会(略称NUK)が2014年上半期(1~6月)の出荷量を発表した。防水材は2万7,199トンで前年同期比115.2%と好調。床材などを含む全体でも3万9,586トンと大幅増。

防水材セット品shukkaryou  P8100050

防水材は昨年も過去最高を示したが、今年は1月、3月期にそれを大幅に上回る出荷量になたっため、上半期のこの数字につながった。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会






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屋根と緑
芝 増上寺

楼門とヒマラヤスギ
楼門

鐘楼P1130020
鐘楼
本堂P1120963
本堂。金色のシビは夕陽に生える。

増上寺:
浄土宗 大本山(本尊 阿弥陀如来)。
関東における浄土宗教学の殿堂として発展。江戸初期源誉存応(げんよぞんのう)上人が徳川家康公の帰依(きえ)を受け、大伽藍(がらん)が造営された。以後徳川将軍家の菩提寺として興隆した。戦災による焼失をのがれた三門(さんもん)・経蔵(きょうぞう)・黒門(くろもん)などを含む境内は、昭和四十九年(1974)完成の大本堂とともに、近代的に整備された。

鶴川絵日記:
つるかわ村とクルミの木
>
くるみの赤ちゃんRIMG0046

くるみの木RIMG0047

成長中RIMG0044

かなり大きくなりました。RIMG0045

平成25年度住宅市場動向調査
住宅の建設、購入、リフォーム等の実態調査

カット
2014.8.5. 6:15撮影。写真は記事とは関係がありません。

国土交通省が平成26年7月14日、住宅の建設、購入、リフォーム等の実態調査結果を発表している。この調査は平成13年度より継続して実施しているもの。
 
今回の平成25年度住宅市場動向調査では特徴的な結果が出た項目として、以下の2点を記載している。
 1.「住宅取得時に経済的要因が与えた影響度」
 「景気の先行き感」や「家計収入の見通し」等の6つの経済的要因が、住宅取得時に与えた影響度について調査した結果、前年度までマイナスに影響していた「景気の先行き感」 、「家計収入の見通し」がプラス影響となるなど、全ての項目でプラス影響となった。

 2.「民間金融機関からの借入金における金利タイプ」
 民間金融機関からの借入がある世帯について、借入金の金利タイプを調査した結果、「変動金利型」のシェアが若干減少に転じ、「固定金利期間選択型(10年超)」及び「全期間固定金利型(10年超)」の選択割合が増加に転じている結果が得られた。

詳細は
http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000076.html


花弁が落ちた跡の方がきれいだ

調査項目は
例えば「住み替え」に関する事項では
・ 住宅取得回数・ 比較検討した住宅
・ 住宅の選択理由
・ 中古住宅にしなかった(した)理由
・ 住宅取得時に経済的要因が与えた影響度
・ 物件に関する情報収集方法
・ 敷地の権利関係
・ 設計図書の有無
・ 住み替え前の住宅の種類
・ 住み替え前の住宅の家賃
・ 住み替え前の住宅の取得時期、処分方法、売却損益
・ 住宅の建て方
・ 延べ床面積、敷地面積
・ 高齢者対応設備、省エネ設備
・ 定期借地制度の利用の有無
・ 通勤時間、居住地
など。

世帯に関する事項では
・ 世帯主の年齢
・ 世帯主の職業、勤続年数
・ 世帯年収
・ 居住人数、うち高齢者

資金調達に関する事項では
・ 購入資金
・ 購入資金のうち借入金の返済期間
・ 購入資金を贈与した親の年齢
・ 住宅ローン年間返済額
・ 住宅ローン減税適用の有無
・ 住宅ローンの負担感
・ 民間金融機関借入金の金利タイプ
・ 民間金融機関への融資申込みの有無
・ 民間金融機関からの希望額融資
 などと広範だ。

またリフォーに関する内容では
「住宅内の設備の改善・変更」が46.8%と最も多く、
次いで「内装の模様替えなど」が41.6%、「住宅外の改善・変更」が34.4%
となっている。

施工者・物件に関する情報収集方法では
注文住宅取得世帯では「住宅展示場で」が最も多い。分譲戸建住宅取得世帯では「不動産業者で」が最も多く、分譲マンション取得世帯では「新聞等の折り込み広告で」が最も多い。中古住宅取得世帯では、戸建・マンションともに「不動産業者で」が最も多く、民間賃貸住宅入居世帯でも、「不動産業者で」が最も多い。リフォーム実施世帯では、「知人等の紹介で」が最も多い。