(旧 「防水屋台村」建設中)
上から降ってくるのは雨だけとは限らない
田中享二名誉教授が衝撃で講演

空から降ってくるのは雨だけとは限らないP1120745

巨大台風・竜巻・爆破それらを「想定外」としてよいのか?
防水研究の第一人者、東京工業大学田中享二名誉教授の大学時代の研究領域は実は防水が1/3、コンクリートが1/3、残りの1/3がその他、だったそうだ。その他領域のうち,東工大での研究生活の後半時期に行った「高速飛翔体に対するいくつかの建築材料の衝撃破壊特性」の研究を紹介した。



田中匠 P6110063
2014年6月11日、匠リニューアル技術支援協会の総会後の講演会で。左が田中氏。「日本の建物は脆弱過ぎる。これほどガラスを多用したファサードで、いいのか」

竜巻や巨大台風といった自然災害、車両・航空機事故、爆破テロといった人的事故。これらは近年急速に増加かつ激しさを増している。そんな場面で、建築外装材はどんな被害を受けるのか。車両の衝突、風圧力による外装材の飛散、微小な飛散物の衝突、これらに備えて、設計や施工時における対策の重要性を示す実験である。この実験はテロを想定したものであるはずだ。中近東では建物の爆破対策がしっかり研究されているという。

この実験では幅広い衝撃速度域における高速衝撃実験を行い、代表的な建築材料の損傷状況の違いを把握、損傷に影響する物性値について検討した。

飛翔体は桧、ポリエチレン、砂岩、ガラス、アルミ、銅の6種。衝突板はモルタル。事件の結果、玉は板を貫通しなくても、衝撃波で材は高速で吹っ飛んでくる。そんなメカニズムが報告された。

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緑と屋根:笠間稲荷
笠間稲荷
笠間稲荷本殿P7280087
本殿 。深い緑が銅屋根をすっかり覆っています。


笠間稲荷神社:茨城県笠間市笠間1番地
祭神:宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)。「ウカ」は食物の意で、「稲に宿る神秘的な精霊」を現わす五穀・食物をつかさどる神である。『古事記』によると、宇迦之御魂神は須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売神(かむおおいちひめのかみ)の間の子。

笠間稲荷の由緒によれば、

この地には胡桃の密林があり、そこに稲荷大神さまがお祀りされていたことから、「胡桃下稲荷」(くるみがしたいなり)とも呼ばれている。また第十三代藩主井上正賢公の一族に門三郎という人がいて、利根川流域を中心に多数の人々に功徳を施し、信仰を広めたことから「お稲荷さんの門三郎」との名声を博し、いつしか門が紋にかわり「紋三郎稲荷」とも呼ばれるようになった。


~とある。
笠間稲荷手水舎
手水舎

本殿は江戸末期安政・万延年間(1854~1860)に再建された、銅瓦葺総欅の権現造。昭和63年国の重要文化財に指定されている。本殿周囲の彫刻は、当時名匠と讃えられた後藤縫之助の作「三頭八方睨みの龍」「牡丹唐獅子」、弥勒寺音八と諸貫万五郎の作「蘭亭曲水の図」等。

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楼門


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防水の不具合は「減らす」から「無くす」へ
2014年建築学会神戸大会の材料施工部門研究協議会
「防水の不具合は‘減らす’から、‘無くす’を目指す」9月13日午後のセッションで

イメージ P1120733
―写真は記事とは関係がありません

9月13日(土)13:30~17:00 神戸大学国際文化学部K601室で
テーマと担当は次の各氏

司会:輿石直幸 (早稲田大学)
副司会:山田人司 (安藤・間)
記録:岡本 肇 (竹中工務店)
1. 主旨説明:堀 長生 (大林組)
2. 主題解説:
①不具合のない防水設計の考え方 田辺幹夫 (久米設計)
②防水材料メーカーから見た実態と今後の課題
(1)メンブレン防水材料 中沢裕二 (日本防水材料連合会)
(2)シーリング材 伊藤彰彦 (日本シーリング材工業会)
③防水工事専門業者から見た実態と今後の課題
(1)メンブレン防水工事 松田健一 (全国防水工事業協会)
(2)シーリング工事 野口 修 (日本シーリング工事業協同組合連合会)
④施工管理の実態と今後の課題 名知博司 (清水建設)
⑤海外の動向 宮内博之 (建築研究所)
3. 討論
4. まとめ 田中享二 (東京工業大学名誉教授)

 防水は、建築物に要求される「漏水を防止する」という基本的な機能を担っている。本会は、防水工事の品質向上を図るため、『建築工事標準仕様書・同解説 JASS 8 防水工事』や関連する指針等を策定し、より良い建築防水の普及に努力しているところである。
 しかし、日常の実務で感じているように万全な防水はそう簡単ではないのが実状である。本研究協議会では、防水工事の実態と課題を共有化したうえで、建築防水の今後のあり方を探る。
 
言うまでもなく防水工事は、設計者・施工者・専門工事業者・材料メーカーが一体となっての共同作業が重要であるとの認識のもと、設計者から、下地の特性を考慮した防水仕様の選定や防水納まりの留意点など、防水材料メーカーから、不具合発生の要因分析と、「不具合をなくす」にレベルアップするための取り組みの紹介、防水工事専門業者から、不具合の実態と対策について報告するとともに、深刻な技能者不足への対応と技能者育成の取り組みを紹介する。施工者から、品質管理表に基づく工事管理のポイントを紹介するとともに、技能者の質の向上が期待できない状況の中で、プロセス管理法の導入の効果を紹介する。また海外の防水技術を把握するため、CIB W83/RILEM Joint Roofing
Committeeの活動状況を報告する。 

そのうえで、不具合のない防水工事を実現するための問題点や課題などを明確にし、学会仕様書・指針等関連する技術基準の今後のあり方や具体的な方向性について討論する。(日本建築学会大会資料より)



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yanenikki 祇園祭の鉾の屋根
屋根方on the roof


辻回し P7240042
祇園祭に今年から「後の祭」が復活した。おかげで山鉾巡航を2度見ることができる。鉾の巡航の最大の見どころは、やはり「辻回し(つじまわし)」だろう。操舵装置を持たない鉾は方向転回の際、車輪の下に割竹を敷き、水を撒き、人力で90度回転させる。 これが辻回しだ。写真は毎年先陣を切る薙刀鉾(なぎなたぼこ)。

屋根の上の人 薙刀鉾  P7240040
よく見れば屋根の上に人が。屋根の上でさぼっているわけではありません。これは「屋根方」で、2~3人が屋根に上り
鉾の動きに異常がないか、電線に引っかからないかなどを見張り、何かの場合には応急処を行う重要な役割です。
これはNHKTVのニュースの1シーンでしたが、屋根が銅板のように見えました。関係者に聞いてみると、船鉾を除いて、通常切妻屋根の板張りで、時にはシートを張っているそうです。

ふっかつ舟鉾 P7240043
舟鉾は鉾柱がない代わりに、立派な屋根が付いています。唐破風が複雑に組み合わさった銅板葺きです。
今年復活した大舟鉾も銅板葺きでピカピカでした。この屋根も複雑な唐破風を持ち、20パーツに分けて銅板で葺いたそうです。


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*RNY206:第41回水コンペのテーマは「アンダー・ワン・ルーフ」
綜合防水メーカー・日新工業(相臺公豊社長)が1974年から実施しているアイデアコンペ「日新工業建築設計競技」通称「水コン」。その41回目のテーマが発表されている。今回は「アンダー・ワン・ルーフ」。賞 金 総額は260万円。 1等 1点 100万円 、2等1点 50万円 3等1点30万円と相変わらず魅力的だ。応募の登録は10月1日まで受け付け中。
水コン

審査委員長は六鹿正治(日本設計取締役会長)氏で、審査委員は次の各氏。
北山 恒(横浜国立大学大学院Y-GSA教授、architecture WORKSHOP主宰) 山梨知彦(日建設計執行役員設計部門代表)、乾久美子(東京藝術大学准教授、乾久美子建築設計事務所主宰)、長谷川豪(メンドリジオ建築アカデミー客員教授、長谷川豪建築設計事務所代表)、相臺公豊(日新工業代表取締役社長)。


今回のテーマの主旨と、審査員によるヒント(コメント)が次の通り発表されている。

今年のテーマは「アンダー・ワン・ルーフ」です。
直訳すれば「ひとつ屋根の下」となりますが、今回は、その日本語が醸し出すホームドラマ的なイメージではなく、より建築的な提案への広がりを期待して、あえて「アンダー・ワン・ルーフ」としました。
「アンダー・ワン・ルーフ」という言葉から導かれる建築の可能性、あるいは「アンダー」「ワン」「ルーフ」それぞれの単語のもつ建築への展開力を掘り下げて、提案に結びつけて下さい。かつて日本は、屋根をルーフと読み替えることで、伝統建築から近代建築へと飛躍することができました。言葉に付随する慣習的なイメージがひとつ外れるだけでも、そこから建築そのものを考えるフィールドは広がるのです。
たとえば、ルーフはワン・ルーフ、つまり「ひとつ」と定めていますが、そのかたち、大きさ、高さ、素材や性能については自由に考えられますし、ひとつのルーフとはどういう状態までが「ひとつ」なのかについても自由に考えることができます。
また、アンダー・ルーフといっても、ルーフの下の空間の、広さ狭さ、高さ低さ、明るさ暗さ、寒さ暖かさ、あるいは床・壁・天井などについては自由に考えることができます。
そして、その「アンダー・ワン・ルーフ」はなんのためにつくられるのか、どのような出来事が行われる場所なのか、そこはどのような環境なのか、あるいはそれはどのような環境に建つのか、についても、自由に考えることができます。
みなさんの「アンダー・ワン・ルーフ」の提案を広くお待ちしています。




審査委員コメント

六鹿正治
最近設計した研究所のコンセプトは「アンダー・ワン・ルーフ」でした。単一の建物の中で多分野の融合から鮮烈な創造を期待するものです。住宅でも「ひとつ屋根の下で」という常套句があります。複数の人の関係、異なるものが併存し刺激し合うことから何かが生まれる、そんな状態を生み出せる「ワン・ルーフ」はどんなものでしょう。
北山 恒
「アンダー・ワン・ルーフ」は文字通り「ひとつの屋根の下」ですが、それは家という概念を拡張した中間集団を想定していただいてもよいですし、多様性を包み込む大きなカバーなのかもしれません。ルーフという始原的な建築部位を使いながら、新しい社会のあり方を構想する空間を提案してほしいと思います。
山梨知彦
イメージを掻き立てるテーマってあると思う。今年の課題、「アンダー・ワン・ルーフ」はまさにそんなテーマで、審査員である僕らもどんどんイメージが膨らみ、満場一致で採択されました。おそらく、多彩な案が集まってくるに違いないし、このテーマを投げかけた以上、それらをしっかりと受け止め、議論したいと思っています。
乾久美子
抽象的な「コンセプト」からではなく、具体的な建築のパーツから考え始めることを求める今年のテーマは興味深いです。私も普段はそのような方法で考えているので、アイデアコンペだからというフィルターをかけずに案を見ることができるのかもしれないと期待しています。
長谷川豪
ルーフ下の空間はもちろん、ルーフそのものも新しいイメージをもつものであってほしい。しかしそれでもそれはルーフなのだから、「ルーフではない何か」になってしまわないように、ルーフの歴史性を自分なりに引き受けてほしい。大胆な提案を期待しています。
相臺公豊
このコンペもいよいよ41回目を迎えることになりました。そしてふたたび原点に戻って「ルーフ」を取り上げます。ルーフをこれからの建築でどのように扱うか、あるいは位置付けるかに関心があります。単なる雨風をしのぐだけではない、新たな「アンダー・ワン・ルーフ」を提案してください。



コメント
前回の表彰式の様子。入賞作品に対して審査員がそれぞれ率直なコメントを述べる。この種のコンペにしては高額な賞金もさりながら、入賞者にとってはこれが大きな魅力になっている。

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鶴川絵日記 :無j人販売所
最も季節感漂うのが産直無人販売所だろう。 200円のトマトは翌日は半額になる。RIMG0059
あらゆる八百屋の中で最も季節感漂うのが産直無人販売所だろう。 200円のトマトは翌日は半額になる。

 


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近江ブーム、かるたブーム、そして近江神宮へ。
NHK「歴史ヒストリア」や朝のバラエティ「あさイチ」で
近江・天智・近江神宮が矢継ぎ早に

歴史秘話ヒストリアP7240059

2014年7月23日NHKテレ日番組「歴史秘話ヒストリア」のテーマは琵琶湖。3人の偉人を通して琵琶湖の秘密を解き明かすというもの。3人の偉人とは最澄、天智天皇、松尾芭蕉。天智天皇は、琵琶湖に理想郷近江大津宮を築いた人物として描いています。。
琵琶湖の歴史的、地理的特質、白村江の戦いの敗戦騒動、近代的諸制度の確立、などいつものように、上手にまとめていますので、興味のある方はNHKアーカイブで、ご覧ください。

日本書紀 P7240054
当然こんなシーンも出てきます。日本書紀です。さらさらと流れていましたが。「ひょっとして・・・」と思い、スロー再生してみると

燃土燃水P7240056
ありました。右頁、左から3行目に、見慣れた一節が。
「又越国献燃土燃水」ありましたね。


そして、何と翌朝は、好き嫌いの分かれるバラエティ番組「朝イチ」で琵琶湖特集です。

ラッピング電車 P7240045
人気漫画・アニメ「ちはやふる」のラッピング電車。

車中のかるた P7240046
車内もかるた一色。 ここにもありました
天智天皇の、百人一首の巻頭歌
「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」
あの雨漏りを憂う歌ですね。

近江神宮P7240049
防水の祖神 大人気です。コミック「ちはやふる」でもこのシーンはよく出てきますね。

高校かるた P7180007
百人一首の巻頭歌の作者・天智天皇を祀る近江神宮は「かるたの聖地」なのです。
近江ブームはこれからが本番ですよ。

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特化則対応ウレタン防水工事指針で講習会に300名。
特化則対応ウレタン防水工事指針で講習会に300名。

CWA鶴田挨拶
開会の挨拶を行う鶴田裕代表理事。

(一社)建築防水安全品質協議会環境安全委員会(本橋健司委員長・芝浦工大教授)は7月22日(火)13:00-17:00、東京都千代田区永田町2-10-2 の聖陵会館ホールで、このほど発刊した特化則対応ウレタン防水工事指針に関する講習会を行い、約300名が参加した。

CWA指針 P1120881
このほど発行された「特定化学物質障害予防規則に対応したウレタン塗膜防水工事指針」 本体価格2000円。

当日の講師とテーマは次の通り(敬称略)。
ウレタン防水材料の基礎知識(坂口博英) ・TDI環境濃度の測定(和田環) ・指針の解説 Ⅰ(本橋健司)、Ⅱ(近藤照夫) ・指針に準じた施工(渡辺光)





鶴川絵日記:疲れ気味のヒマワリ
tsukaregimin himawari 2DSC_0012
疲れ気味のひまわり。
tsukaregimno ひまわり DSC_0011
2014.7.20. 6:30AM撮影

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鶴川絵日記:ムクゲ
暑苦しい花ランキング第2位
むくげ1 RIMG0048
「ノウゼンカズラの次に暑苦しい」と言われることもある「ムクゲ」。でもちょっと面白い種類もある。
むくげ2 RIMG0049

むくげ3全体RIMG0050
昔からの種類も、よく見れば、涼しげではないか。

むくげ5 白

むくげ4 少しは涼しげ」
* HANDS + EYES
土木学会100周年記念図録

土木学会100周年記念誌P7190027
公益社団法人土木学会は、創立100周年記念事業として、土木界が保有する日本の土木遺産約100件の図面、写真等を収録した「土木コレクションHANDS+EYES]を発刊した。
土木学会では2008年から土木の日実行委員会事業として、土木界が保有する土木遺産に関わる歴史資料、写真、図面など、普段見ることの出来ないコレクションを毎年の全国大会と連動して展示公開してきた。本年度は、100周年に当たるため、これまでの資料を整理し、記念図録として発行した。

土木学会記念誌目次 P7190033

プロジェクトを率いた東京工業大学中村良夫名誉教授は、図録の前書きで、これらの図面は「技術者の詩魂の証」であるとし、また「倉庫の床を這いずり回るようにして集めた図面や写真に私は感銘を新たにする一方、戦後の高度成長期の記念碑的事業においてすら、すでに散逸した図面が少なくないことを知って、衝撃を受けた」とも述べている。


図録は変形A4版   156ページ。 650円。

オキシペタラム・ブルースター
ブルースターの実(さや)
莢P7180018

アップ 屋上庭園の夏 RIMG0017
オキシペタラム(ブルースター)科名:ガガイモ科 原産地:ブラジル 別名:ルリトウワタ ブルースター
草丈:60cm-1m 開花期:7月-10月 花後には細長い紡錘形の莢(さや)ができて、やがて弾けて中から綿毛の付いた黒いタネが飛び出す。



ルーフネトの屋上・RIMG0018
左端にブルースターの実(さや) 園芸用に矮性化されてしまった桔梗右端に比べて、野放図に伸びて好ましい。ふしぎなブルーの花をつける。切り戻せばどんどん咲き続けるが、それを我慢して放っておくと実(莢)をつけ、種まきができる。これこそ園芸の醍醐味だ。

屋上庭園の悩みは過度の乾燥。多くは土厚が薄く、さらに屋根荷重を考慮して、軽量土壌を使うことが多い。比較的乾燥に強いブルースターは案外屋上庭園に向いているのかもしれない。ここではベンチの下に植えられていたことが幸いし、冬の寒さからも旨い具合に守ってくれたようだ。


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2014年「黒川燃水祭」マスコミ報道。
新潟日報が採油の様子など報道
NHKテレビは、当日夕方のニュースで約1分。

新潟日報 DSC06523
新潟日報7月3日朝刊

「日本最古の石油献上地」とされる新潟県胎内市(旧黒川村)のシンクルトン石油公園内の原油湧出池で、国の史跡にもなっている「臭水(くそうず)油壺(あぶらつぼ)跡」で黒川燃水祭が開催された。(ルーフネット既報)
地元紙「新潟日報」2014年7月3日朝刊でその様子が写真入り4段記事で報道された。

新潟NHKDSC06530
7月1日NHK新潟午後6時45分のニュースで。

また1日午後6時45分のNHKニュースで葉、約1分間にわたって、採油の様子や、子供たちへのインタビューが放映された。

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夏の屋上庭園
ほうずき膨らむ
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屋上庭園の課題は夏の日照り。



* RNY205 :  2014年黒川燃水祭タイムライン
平成26年度 黒川燃水祭 タイムライン

表紙EPSON001


平成26年7月1日(火) 10時30分、シンクルトン記念公園(胎内市下館1622)で、「黒川燃水祭」が開催された。

新潟県内の石油産出地は、黒川、新津、東山丘陵、西山丘陵、頚城地方などが知られており、石油の古名である「くそうず(草水、臭水)」という地名が各地に見られる。 

新潟県を含む北陸地方が「コシ(越)」と呼ばれていたころ、日本書紀、第38代天智天皇7年(西暦668年)の記録に「越の国より燃ゆる土(アスファルト)、燃ゆる水(原油)とを献る」という日本最古の原油献上の記述があり、当市黒川地区(旧黒川村)の塩谷・下館はこの献上地といわれ、黒川の地名も黒い川の流れるほどに原油が湧き出たことからついたと伝えられている。しかし、一般にはこうした歴史が知られていないのが現状。


黒川燃水祭は、『越の国黒川臭水遺跡保存会』が、昭和62年から続けてきた。1,300余年前の故事に則り、毎年、天智天皇を祀る滋賀県大津市の近江神宮に献上する燃水を採油している。保存会の布川会長は「日本最古の石油献上地を保護し、また先人が臭水(燃水、原油)に係わりあってきた関係と貴重な文化を後世に残すことが我々の使命であると考えています」と語っている。

燃水祭には天智天皇を祀る滋賀県の近江神宮から神官をはじめ石油開発業界、石油販売業界の代表が参列するとともに、地元小学校児童も郷土史の勉強を兼ねて見学し、白装束を身にまとった保存会メンバー等が献上風景を再現して、「燃える土」と「燃える水」を担って黒川支社まで行列した。

EPSON004.jpg
主旨EPSON003


TL P7010062

TL点火の儀 2 P7010066
古式に則り点火
TL 天下の儀 3 P7010068
松明に移し祭壇に灯す
TL 清砂の儀 P7010077
近江神宮から参列した神官が、清砂を撒く。
TL採油の儀 P7010043
カグマで採油し、絞り、樽に移す。
TL 小学生P7010114
黒川小学校児童30人が参加。石油葉なぜ黒いのか、なぜここに出てくるのか、など質門した

TL JXP7010112
質問に答えるのは石油関係者。JX日鉱日石エネルギー、 国際石油帝石、 石油資源開発などの地元トップが毎年参列し、わかり易く答える。
その夜NHKニュースでこの様子が放映されたほか、新潟日報でも翌日朝刊に掲載された。

TL 行列準備P7010126

神官の先導で、献上行列が出発する。
TL 燃土燃水P7010151
昨年から、参列した子供たちも行列を見られるように、子供席の前から出発することになった。甕に入った燃える水と(石油)と唐櫃に入った燃える土(アスファルト)が、小堀鞆音の絵の形で担われている。

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TL 直会 P7010155
直会の席で挨拶する、越の国黒川臭水(くそうず)遺跡保存会布川陽一会長。 
奥は胎内市黒川支所小野晋平支所長。7月7日の近江神宮燃水祭では小野さんが使者となって「燃える水」を奉献する。防水関係からは、2012年以降JWHA日本防水の歴史研究会の森田喜晴事務局長が参加し、胎内市、教育委員会、石油関係者らと意見交換を行っている。。


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防水アーカイブズワーキングが活動開始
* 日本建築学会防水工事運営委員会防水アーカイブズあり方検討委員会

防ア検P1090736
防水アーカイブズあり方検討委員会のメンバー(一部)。(写真は勉強の一環として関連施設見学をした際のもの)


「防水アーカイブズは世界中のどこにもない。どんなものを作ればよいのか。自分たちで考えてゆかねばならない」(田中享二氏)。そのための場として、2013年4月、日本建築学会防水工事運営委員会内に「防水アーカイブズあり方検討委員会」が設置された。主査は提唱者の田中享二氏(東京工業大学名誉教授)、幹事は松尾隆士氏(清水建設)である。

「なぜ防水アーカイブズが必要なのか?」その問いに田中氏は、日本シーリング材工業会機関誌「&シーラントNO.85号でこう答えている。
「現在のシーリングとメンブレン防水の材料と技術体系はいうまでもなく、過去の膨大な情報の上に成り立っている。幾多の漏水事故を糧として設計、材料、施工は進歩してきたからである。そして将来の防水は現在の情報の上に作られるだろう。過去を学ぶことは将来を考えることである。そのためには防水の過去から現在を繋ぐ装置が必要であり、その一つがアーカイブズである。」
更に同記事の中で、消失しつつある防水遺産の現状を憂い、「現在のものこそ消失しやすい」とも訴えている。
「実は現在のものも危ない。現在のものはまわりにもふんだんにあり、電話でお願いすればすぐに材料も技術資料でも入手できるため、誰も取っておこうとは考えないが、放っておくと(古いものと)同じ運命をたどる」(同)からだ。

JWMA田中 アーカイブ紹介
田中享二名誉教授は先月行われたJWMA日本防水材料研究会の懇親会での挨拶の中でも、防水アーカイブズの必要性、委員会の活動状況、資料収集への協力を訴えた。


「防水アーカイブズ」の対象に関して、田中氏は「まだ決まっていることではなく、これから議論するところである」としながらも、「防水は設計者が構成を示し、それに従って現場に材料を持ち込み、施工者が作り込み、完成させる。そうすると設計図や工事記録、仕様書、マニュアルといった「文書」シーリング材や防水材や施工道具といった「もの」、そして設計者から施工者に至るまでに係わる多くの「人」の情報が基本になるだろう。さらには防水技術の進歩に間接的に関与してきた建築学会の活動、工業会の活動等もある。あらためて考えると実に広範囲にわたる」としている。

ワーキンググループのメンバーは次の各氏。
田中享二(主査)、松尾隆士(幹事)、飯島義仁、上西 明、清水市郎、土田恭義、寺内 伸、中澤裕二、森田喜晴、山崎鯛介、吉田 雅


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東京メトロ&土木コレクション
7月13日(日)まで、地下鉄銀座駅で 貴重な土木図面展示

銀座の地下道で「東京メトロコレクション」DSC06505
東京・地下鉄銀座線銀座駅コンコースで。


土木学会が2014年11月に創立100周年を迎えるに当たり、全国で各種の記念事業を実施している。銀座駅コンコースでは7月13日まで展示、9月20日からは千代田区の御幸地下ギャラリーで巡回展「土木コレクションHANDS+EYES」を行う。
先人たちの「迫力ある図面」。土木が果たしてきた社会的・歴史的役割や土木の仕事の魅力を知らせるため、駅舎、橋梁、トンネル、など近代日本を築いてきた構造物の貴重な手書きの図面など、土木界が所蔵する貴重な資料が展示されている。
詳細は http://jsce100.com


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日本アス防水協組事務所移転
2014年6月30日より、新事務所で営業開始
近江神宮P7060077
滋賀県・近江神宮2014年6月25日撮影(写真は記事とは関係がありません)

日本アスファルト防水工業協同組合(片山英男理事長)の本部及び関東支部は6月27日、東京都足立区千住東2-23-4 日新工業㈱内に移転、6月30日より営業を開始した。

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2014 7月7日 近江神宮燃水祭斎行 (速報)
ARK猪野瀬会長が「日本書紀奉唱」

圧縮日本書紀P7070193
燃水奉献の後、今年は「燃える土」業界が「日本書紀奉唱」の奉仕を勤めた。

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参列者全員によるろうそく献灯。


日本書紀第27巻・天智天皇7年の章に「越の国 燃ゆる土 燃ゆる水とをたてまつる」と記されていることに基づく式典「燃水祭」が7月7日、天智天皇を祀る近江神宮(大津市神宮町)で開催され、「燃ゆる土」の防水業界、「燃ゆる水」の石油業界の関係者ら約100名が参列し厳かに執り行われた。

毎年7月1日に「越の国」の新潟県胎内市黒川で開かれる黒川燃水祭で古式に則り原油が採油され、7日(7日が土日の場合は5日)の近江神宮燃水祭で黒川からの使者が奉献する。

「燃ゆる土」はこれまで、近江神宮の燃水祭案内状や各種解説に石炭、泥炭などと書かれていたこともあったが、日本防水の歴史研究会などの調査研究結果の報告が受け入れられ、一昨年より「土瀝青(どれきせい)」、「天然アスファルト」と表記されるようになっている。同時に防水業界からの本格的な参列も始まった。

今年の燃水祭では、「燃ゆる土関係者」として燃水祭の燃える土側世話人である地元大津市の㈱メイコウの杉本憲央会長、アスファルトルーフィング工業会猪野瀬正明会長ら、16人が「石油と防水の起源に関わる祭式」に参列し、業過の発展を祈願した。

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神官に続いて茅の輪をくぐる奉仕者。黒い装束は「日本書紀奉唱」の猪野瀬氏。赤い装束は「燃ゆる水」を奉献する新潟県胎内市黒川支所の小野晋平支所長。


*第38代天智天皇をまつる近江神宮は、天智天皇の古都、近江大津宮(大津京)跡に鎮座する神社。滋賀県西部、琵琶湖西岸の山裾に位置する。旧官幣大社・勅祭社であり、社殿は近江造り・昭和造りといわれ、昭和の神社建築の代表として登録文化財となっている。開運・みちびきの神、産業文化学問の神として崇敬され、また漏刻(水時計)・百人一首かるた・流鏑馬(やぶさめ)でも知られ、境内に時計館宝物館があり、漏刻・日時計なども設けられている。(近江神宮HPより)



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燃水祭に欠かせない「カグマ」
「カグマ」です。
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越の国 黒川村で「燃える水」を掬い取った、リョウメンシダ「カグマ」。いわばスポンジだ。

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油壷から掬い取る。毎年のポスターにカグマで採油する様子が写っている。

カグマ表P7010010

カグマ裏P7010009

カグマ裏P7010008

。  


a href="http://blog-imgs-63.fc2.com/r/o/o/roofnet/201407052236076fb.jpg" target="_blank">」カグマの鉢植えP1120628
日本防水の歴史研究会JWHAでは、都内の植物園と協力して、燃水祭に欠かせないカグマの育成を検討しています。

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リョウメンシダの一種で、昔はトイレの紙代わりにも使ったという。
カグマP7010188
黒川燃水祭を支える欠かせない「裏方」の 錦織ヤエさん。裏山でカグマを採取。

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JWMA第13回 海外文献勉強会
各工法部会の若手が文献発表

JWMA一人目P1120627
平成26年 7月3日、東京都港区のシーバンスN館1階会議室で、第13回JWMA海外文献勉強会が開催された、

JWMA中澤技術委員長P1120615
挨拶する中澤技術委員長。「最近、部会報告が続いていたが、今回は各部会の若手が担当して海外文献を翻訳・勉強するという本来の形に戻った。発表者のためにもしっかり聞いて、質問してほしい」。

JWMA rejyume P1120612
今回の発表は
①陸屋根における風荷重と雨水荷重の複合作用
②植栽屋根部材における防水性能と断熱性能のバランス
③NRCAルーフィングマニュアル:結露と空気の流通の制御
④NRCAルーフィングマニュアル:建築の水切り金物
⑤NRCAルーフィングマニュアル:屋根の下地材

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明日は燃水祭
燃える土の業界を代表して、猪野瀬ARK会長が「日本書紀奉唱」

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2014年(平成26年)7月7日。新潟県黒川村からの終える水を献上します。

明日は燃水祭 ほらP7060088
メインイベントの「日本書紀奉唱」は今年は燃える土業界に委ねられました。

  明日は燃水祭 11時 開始です P7060102
7月7日、午前11時、時を告げる太鼓の音で始まります。

近い将来「燃える土も献上」できれば、その年から7月7日は「防水の日」に相応しい日となるのではないでしょうか。
直会の会場で行われる「日本防水の歴史研究会。燃水祭資料展」の準備もたった今、完了しました。


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 JWMA(日本防水材料連合会) 2014年施工実績
2014年(1~12月)防水施工面積は6,352万平方メートル

タンカー
右手奥に(瀝青で防水されたノアの方舟のよう)なタンカー(写真は記事とは関係がありません)


一社・日本防水材料連合会(略称JWMA)はこのほど、傘下の工法別団体の施工量を取りまとめた。これによると、2013年(1~12月)防水施工面積は63,520,000㎡。


ARK: 14 ,186、000㎡(前年同期比101,5 %)
KRK: 19,543,000㎡(同 103.4%)
TRK: 5,120,000㎡(110.3%)
FBK: 5,489,000㎡(101.3%)
NUK: 19.182.000㎡(102.8%)
合計 :63,520,000㎡(103.1%)
       ・・・    ・・・ 
各団体は、それぞれの結果を次のように分析している。

ARK:(アスファルトルーフィング工業会)
消費増税前の駆け込み受注とアベノミクス効果もあり、前年に比べて若干の底上げが見られた。
KRK:(合成高分子ルーフィング工業会)
2013年下期の実績としては、加硫ゴムシートが前年対比99%で横ばい、塩ビシートが前年対比116%で大幅増。その他シートは低調であったが、塩ビシートの大幅増が全体をけん引し、KRK実績としては、前年対比110%の実績であった。そして2013年通年の実績としては103.4%とわずかながらの増加となった。

TRK:(トーチ工法ルーフィング工業会)
改修物件の上期工事の遅れが下期の発注に結びつき、消費増税前の駆け込み需要等も増加要因となった。
FBK:(FRP防水材工業会)
2013年の新築住宅着工件数は前年対比11%増で、消費増税前の駆け込み需要や、近年増加傾向にある戸建リフォームの影響もあって、FRP防水の実績も堅調に推移したものと思われる。
NUK:日本ウレタン建材工業会
  2013年下半期の防水施工面積は、前年同期の106.6%で、通年では102.8%となり、過去最高の前年を上回り、最高記録を更新した。
     …    …    
非木造陸屋根の建造物を主な市場とするメンブレン防水の施工実績が上の数字である。
統計は防水工法別の団体である5団体の集計をまとめたもので、このうちトーチ工法は改質アスファルトシートをトーチバーナーで炙りながら貼り付ける工法であり、材料としてはアスファルト防水である。そこで、上の数字を材料別に分類すると以下のようになり、アスファルト、シート、ウレタン塗膜が市場を3分していることがわかる。

アスファルト系防水:19.306.000㎡
シート系防水   :19,543,000㎡
ウレタン塗膜防水 :19.182.000㎡
・・・   ・・・ 
出荷量の算定に際して、アスファルト防水の場合、ルーフィングの種類が多く、工法によっては1層から4層のルーフィングを使用する。 したがってルーフィングの出荷量から施工面積を算定することは不可能。そこで、ARKではプライマーなど施工の際に必ず用いられる下地関係材料の出荷量から施工面積を算出している。またこの数値は戸建住宅の下葺材は含まれていない。

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森のパークペインティング続報
匠リ協と日比谷アメニスのコラボ企画続編

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猛烈な雷と降り出した雨で、避難する子供たち。(写真:奈良圭一さん)

6月24日、森のパークペインティングの続編です。東京江東区・猿江恩賜公園での開催された森のパークペインティングに協力した、匠リニューアル技術支援協会の奈良さんから写真が届きました。

当日は、天気予報が雷雨を予想していたので、予定を30分繰上げ、9時半にスタート、それでも完成まであと一歩というところで、猛烈な雷鳴。子どもたちは近くの学校に避難したそうです。
前回は公園をたまたま訪れた親子を対象にしたイベントであったが、今回は園近隣の猿江小学校3年生を対象に絞っておき、前回の作品を1mの長さに切り取ってあらかじめ、保護者に渡しておいた。保護者の作ったシャツを着て、子供たちは縄文人気分で、作品作りに取り組むという計画でした。

描く 
第一部で制作中の子供たち。


玉木CIMG7345
結局、雨は激しさを増す一方で、止んだのは正午前、第2部は中止となりました。これは翌日毛利小学校の美術の先生が、描いたもの。1本の木に布を巻き、それに描いたらどうだろうという、玉木センター長の次回に向けてのアイデアを、試してみたものです。


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特化則対応ウレタン防水工事指針で講習会
平成26年7月22日(火)  東京・永田町 聖陵会館ホールで

(一社)建築防水安全品質協議会)は今年3月、「特定化学物質障害予防規則に対応したウレタン塗膜防水工事指針」を発行した。これを受けて厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課は4月1日付けで、都道府県労働局労働基準部健康主務課宛てに以下の「業務連絡」を行っている。

今般、(一社)建築防水安全品質協議会が自主的な取り組みとして、ウレタン塗膜防水工事における法適用を踏まえたマニュアルを作製したところです。業務の参考として配布いたしますので、指導等の参考にしてください。
(留意)(一社)建築防水安全品種協議会の自主指針なので、都道府県労働局等で積極的に周知するものではありませんが、施工業者より、求め等があれば、配布していただいても支障はありません。


同協議会 環境安全委員会は[22日(火)13:00-17:00、東京都千代田区永田町2-10-2 の聖陵会館ホールで、同指針をテキストに講習会を行う。参加費用は3000円。問い合わせは同協議会へ n-mihara@refo.co.jp

・開会(鶴田裕)・ウレタン防水材料の基礎知識(坂口博英) ・TDI環境濃度の測定(和田環) ・指針の解説 Ⅰ(本橋健司)、Ⅱ(近藤照夫) ・指針に準じた施工(渡辺光)




新潟で「黒川燃水祭」
NHKニュース(新潟)が同日PM6:45
「燃える水」採油の儀など放映

採油の儀P7010230 
新潟県胎内市(旧黒川村)シンクルトン記念公園で

 平成26年7月1日(火) 10時30分、シンクルトン記念公園(胎内市下館1622)で、「黒 川 燃 水 祭」が開催された。
 新潟県内の石油産出地は、黒川、新津、東山丘陵、西山丘陵、頚城地方などが知られており、石油の古名である「くそうず(草水、臭水)」という地名が各地に見られる。 新潟県を含む北陸地方が「コシ(越)」と呼ばれていたころ、日本書紀、第38代天智天皇7年(西暦668年)の記録に「越の国より燃ゆる土(アスファルト)、燃ゆる水(原油)とを献る」という日本最古の原油献上の記述があり、当市黒川地区(旧黒川村)の塩谷・下館はこの献上地といわれ、黒川の地名も黒い川の流れるほどに原油が湧き出たことからついたと伝えられている。しかし、一般にはこうした歴史が知られていないのが現状。
 
神官 井本s
「油壺」の前での祭事

黒川燃水祭は、『越の国黒川臭水遺跡保存会』が、昭和62年から続けてきた。1,300余年前の故事に則り、毎年、天智天皇を祀る滋賀県大津市の近江神宮に献上する燃水を採油している。保存会の布川会長は「日本最古の石油献上地を保護し、また先人が臭水(燃水、原油)に係わりあってきた関係と貴重な文化を後世に残すことが我々の使命であると考えいます」と語っている。
 燃水祭には天智天皇を祀る滋賀県の近江神宮から神官をはじめ石油開発業界、石油販売業界の代表が参列するとともに、地元小学校児童も郷土史の勉強を兼ねて見学し、白装束を身にまとった保存会メンバー等が献上風景を再現して、「燃える土」と「燃える水」を担って黒川支社まで行列した。
 なお、『黒川燃水祭』でカグマ(リョウメンシダ)により古式の方法で採油された油は、近江神宮において7月7日に開催される「燃水祭」に奉献される。


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地元の小学生達の前を通って、行列が出発。装束や構成は、祭の基になった「燃土燃水献上図(小堀鞆音)」に沿ったもの。

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極太目地
絵日記:握りこぶし大の極太目地

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大きな河川の普段は水の来ない堤防や、鉄道の高架部分の壁面にしばしば見られる。10センチ近い極太ひび割れに充てんされたシーリング材を見つけて驚くことがある。これは貫通しているのだろうか?写真を撮るのがせいぜいで、確認するほどの根性がない。

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