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(旧 「防水屋台村」建設中)
RN184  雨仕舞の話 ―5-は明日アップします
「雨仕舞の話」 -5- 隙間の雨水の動きを考える


ジオ楽間 VOL10 DSC05941


日本における雨仕舞研究の第一人者、東海大学石川廣三名誉教授の「雨仕舞の話」第5話です。 この話は「ジオ楽間」2012年7月20日発行の第10号に掲載されました。第7号以来、東日本大震災の影響で3回休載していましたが、この号より再開しました。外装材の隙間から入ろうとする雨水の動きを考えます。

隙間を塞いで、入りこもうとする水を門前払いするのが「防水」、これに対して「雨仕舞」では、雨水が隙間に近づかないように工夫し、やむなく入り込んだら、なだめてお引き取り願ったり、どこか差しさわりの無いところに逃がしてしまいます。

「雨仕舞の話」 -5- 隙間の雨水の動きを考える 
流舟 FACE 「天平美人」
流舟 FACE 「天平美人」

sai 天平美人
ふくよかな顔つき、たっぷりとした髷、おおらかな二重あご。ちっとお澄ましした国宝の天平美人が驚いたところ。何を見たのでしょう。さすが上品な方ななおですね。「ワアっ」ではなく「ホっ」とという声のようです。口の中には泉州瓦職人の名が掘られています。

御東さん、渡り廊下に置かれ「た鬼」見本の側面P1030862
京都東本願寺。御影堂からの廊下の途中におかれた「鬼」瓦の見本。側面下が顔に見えました。
連想したのは正倉院御物の国宝・鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)。記者は小学校で「とりげたちおんなびょうぶず」と習った記憶があり、今までそう言っていたのですが、改めて調べてみると、NET環境ではすべて「りつじょ」になっていますね。
ついでに調べてみると1966年初版の平凡社世界百科事典では「とりげたちおんなびょうぶ」でした。1968年初版の小学館原色日本の美術では「とりげりつじょ」でした。

鳥毛立女DSC05945
鳥肌が立つほどの美女、ではなく、鳥の羽毛に覆われた美女です。彩色のない部分には実際の鳥の羽が貼られており、その鳥は国内の鳥であることがわかり、この絵がシルクロード伝来ではなく、国産であると解釈されています。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会