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(旧 「防水屋台村」建設中)
T’S スタイル 8号は 東京駅丸の内駅舎保存・復原特集
東京駅丸の内駅舎の雨仕舞 
銅板とスレートを陰で支えるルーフィング

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総合防水メーカー最大手の田島ルーフィングhttp://www.tajima-roof.jp/が一昨年創刊した「T's スタイル」(A4 カラー16ページ)の第8号が発刊され、保存・復原された東京駅丸の内駅舎の詳細と雨仕舞の工夫を掲載している。

大正3年(1914)辰野金吾の手によって設計された東京駅丸の内駅舎は昨年2012年10月保存・復原工事を完了した。東京駅は辰野の代表作であると同時に、当時近代化に邁進していた日本にとっても記念碑的文化遺産である。今回の工事では最新鋭の免震構造を付加しながら、創建時の姿が再現されると同時にホテル・ギャラリーなどを備えた最新鋭施設として再生された。

駅舎でまず目に付くのは銅板とスレート屋根。防水・雨仕舞の面で屋根の性能を陰で支えているのが屋根下ルーフィングだ。創建時の資料として参考にされた報告書によると、当初屋根下はフェルトであったという。しかし今回は屋根の基本性能である防水性能を考慮し、改質アスファルトルーフィングが用いられた。プロジェクトの設計と監理を担当したジェイアール東日本建築設計事務所丸の内プロジェクト室の田原幸夫室長、清水正人次長、田中公敏氏、有村耕平氏への詳細なインタビューが掲載されている。

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夜の東京駅丸の内駅舎(撮影:日本防水の歴史研究会)


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T'Sスタイル編集担当の田島ルーフィング(株)広報企画室に取材の感想を聞いてみた。

「多くのメディアに取り上げられた東京駅ですが、話題になった外観だけでなく目に見えない部分、(もちろん免震構造などは注目されていましたが)天然スレート・銅板屋根の下葺きやホテルのバックヤードの床下などにまで高いクオリティーを求める設計者の強い姿勢を感じました。」





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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会