(旧 「防水屋台村」建設中)
鶴川絵日記:ごぼうの花
無農薬ゴボウの種

ゴボウの実
乳腺症や不妊、その他婦人病に効く、というのでゴボウの種が人気だ、


ゴボウの種
1日に7粒程度がいいらしい。女性ではないが、かじってみたら、それほど苦くもない。

地上2メートルのゴボウの花
ゴボウの端を2センチほど残して、生ごみと一緒に土に埋めておいたら、2メートル以上に伸びてアザミのような紫ピンクの花を咲かせる。そしてこの実。種はゴマより少し大きい程度。何が出てくるかわからない生ごみ園芸のだいご味だ。

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建築学会 第7回防水シンポジウム
次世代仕様などで建築学会が防水シンポ
建築防水分野における新たな取り組み

光る松
光る松
光る松2
この写真は読者からの問い合わせで本記事とは関係がありません、**




日本建築学会防水工事運営委員会が10月28日に行う第7回防水シンポジウムの詳細が発表された。
定員:150名。参加費:会員3,000円,会員外4,000円,学生2,000円(資料代含む

日時:2013年10月28(月)13:00~17:00会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

<プログラム>(敬称略)
主旨説明 堀長生(大林組)13:00~13:10

(1)次世代を見据えた防水仕様のあり方
13:10~14:15輿石直幸(早稲田大学)、田中享二(東京工業大学名誉教授)中沢裕二(日本防水材料連合会)、山田人司(安藤ハザマ)

(2)ケイ酸質系塗布防水の位置付けと試験方法の見直し
14:15~15:10小川晴果(大林組)、梶田秀幸(前田建設)志村重顕(建材試験センター)、
若林康人(昭和電工建材)

<休憩>15:10~15:25

(3)蓄熱槽の断熱防水を考える
15:25~17:00佐々木晴夫(大成建設)、島津路郎(東洋熱工業)、高橋誠治(JSP)
中村修治(住ベシート防水)、堀江一志(ダイフレックス)、沼本耕一(奥山化工業)

※質疑はテーマごとに行う予定。


――――――――――――――――
P8230185.jpg
防水シンポへの参加を訴える、建築学会防水工事運営委員会の堀委員長。

雨水・地下水を建築物に入れないための防水技術は、最も基本となるものであり、建築物への要求性能や材料・工法の発展と連動して進化するものである。昨今では、環境問題や長寿命建築物への要求から防水を取り巻く状況の変化が著しく、さらに東日本大震災以降、省電力、省エネルギー対策は、喫緊の課題となっている。このような現状認識に立ち、今回第7回目となる防水シンポジウムでは、防水工事運営委員会傘下の委員会活動成果の中から、「次世代を見据えた防水仕様のあり方」、「ケイ酸質系塗布防水の位置付けと試験方法の見直し」および「蓄熱槽の断熱防水を考える」の3つのテーマについて活動内容を公開し、活発な意見交換から得た要望・意見について、今後の学会委員会活動に反映することを目的とし開催する。 (開催プログラムより)


Web申し込み
https://www.aij.or.jp/index/?se=sho&id=523
問合せ:事務局研究事業グループ浜田 TEL 03-3456-205

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
**:東京都Kさんよりの質問です。「早朝の散歩コースに植木屋さんがあり、松を育てています。その新芽の部分が光っています。といっても実際に光っているわけではなく、明るく輝いているようで、まるで光っているように見えます。」ご存知の方、教えてください。

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赤坂迎賓館一般公開 8月22日(木)から8月31日(土)まで
ネット応募開始で競争は大激化
10日間で20,000名(各日2,000名)が見学

赤坂迎賓館一般公開P8250354
迎賓館赤坂離宮。写真は8月25日(日曜)開館時間10時頃の様子

迎賓館赤坂離宮:1909年(明治42年)に東宮御所として東宮御所として,ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家片山東熊の設計によりたてられた。しかし皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)がこの御所を使用することはほとんどなく、名称も赤坂離宮と改められた。後、国際関係の緊密化により外国の賓客を迎えることが増えると同時にそれまで迎賓館として使用していた東京都港区芝白金台の旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)は手狭二なたっため、旧赤坂離宮を改修してこれを迎賓施設とすることが、1967年(昭和42年)に決定された。5年の歳月と108億円(工費101億円、内装費7億円)をかけて、村野藤吾、の設計により、1974年(昭和49年)3月に、迎賓館が完成。その後2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけて、大規模な改修工事が行われて、2009年(平成21年)12月8日、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定、明治以降の文化財としては初の国宝となった。


本館の構造:鉄骨補強煉瓦石造、地上2階(地下1階)。 延床面積:1万5000平方メートル



世界の国賓しか入れない赤坂離宮迎賓館が夏の10日間のみ、内部まで限定一般公開されている。昨年までは往復はがきのみの応募だったが今年初めてネットからの応募が可能になった。従来往復はがきのみの受付で、平日ならほぼ希望通り見学できたが、今年は、応募が急増した。

迎賓館裏面P8250247

屋根は見事な銅板。間近で建物を見ることができる。もちろん花崗岩のひび割れのシーリング補修あと等もなども見れます。写真下。
花崗岩へのシーリング


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絵日記:噴水
赤坂迎賓館より残暑お見舞申し上げます。
噴水 P8250200
噴水のグリフォンより。2013.8.25 撮影  

亀からもよろしくとのこと。P8250241
亀からもよろしくとのこと

おまけグリフォンP8250242
おまけです。

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全アロン防水組合平成25年8月23日通常総会
販売実績前年比100%。



東亜合成㈱(橋本太社長)が製造するアクリルゴム系塗膜防水材「アロンコート」「アロンウオール」などの責任施工団体である全国アロンコート・アロンウオール防水工事業協組は8月23日、大阪市のホテルニューオータニ大阪で第32期通常総会を開催した。

32期の概況として、「消費増税前の駆け込み需要が一部見られるもの受注競争の激化、契約単価の下げ止まりにより、先行きの不透明感は当面続く」との認識のもと、販売実績が、当初の目標に対して75%、対前年比100%の結果になったことを報告した。
また来期の事業計画として、①メーカーとの緊密なタイアップによる躯体保護、環境に配慮した製品・工法の開発。、②「調査診断・防水管理士会」の充実と強化などの実施を決定した。
また初めての試みとして、各支部毎の自主目標数値を積み上げて、来季の主材共同購買目標を1,977トンとした。

小川理事長

小川隆幸理事長挨拶
「日本の気候は我々が昔地理で習ったものではない、猛暑や豪雨など日本は亜熱帯地域であると思った方が良い。我々の業界もその時にあった施策が必要だ。昨年理事や管理士会のメンバーは大きく若返った、アロンは42年の実績を持つ製品であるが、これを新製品と考え、今という時期、今のユーザーにどうアピールしてゆくべきかを考えよう。」

総会終了後、受賞者への表彰状、組合功労者への感謝状贈呈、来賓の全国中小企業団体中央会・鮎川尚之氏、東亜合成・橋本社長が祝辞を述べた。

記念講演は琉球大学山田義智教授による「コンクリートの施工評価と設置環境評価への挑戦」。懇親会では来賓の本橋健司(芝浦工業大学)、湯浅昇(日本大学教授)、堀長生(大林組)氏ら来賓ともども和やかに歓談した。

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職人が茅葺解説と棟上げ再現
9月4日(水)世田谷の民家園で
雨天決行・10時~16時 参加自由

茅葺解説会


世田谷区教育委員会生涯学習・地域・学校連絡課 民家園係が、次太夫堀民家園の「旧安藤家母屋茅屋根補修工事関連行事の一環として、9月4日10時から、「茅葺解説会」を開催する。参加無料。
茅葺補修工事の解説会や棟の葺き替えに関する解説と、それに伴う建築儀礼(今回は棟上げ)を再現する。
当日はまず10時から、世田谷区立次太夫堀公園民家園の旧加藤家母屋前で餅つき。午後14時半より、前庭で工事解説会。
15時より棟上げ解説、15時半より茅葺職人・五十嵐孝治市による棟上げ実演。
問い合わせは:03-3417-5911


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ルーフネット160号 アップしました
今日は8月21日満月です。明治146年、大正102年、明治146年。
月の四つのフェイズに合わせて(新月、上弦、満月、下弦)、発行する、ウェブマガジン「ルーフネット」
160号です。


絵日記:門前の蓮
門前の蓮

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*第2回茅葺きの里現地研修会(岩手県一関市)
8月24.25日 茅葺屋根、現地見学とレクチャー
じっくり見て、しっかり学んで、たっぷり情報交換

前回5月のフォーラムでの見学会の様子
前回5月のフォーラムでの見学会の様子


第2回茅葺きの里現地研修会(岩手県一関市)


日 時 2013年8月24日(土)〜25日(日)
参加者 日本茅葺き文化協会の会員・関係者
定 員 30名(先着順・10名以上で実施)
集合場所 12:30 JR一ノ関駅(東京9:40発の東北新幹線やまびこ55号が便利)
解散場所 16:00 JR一ノ関駅(一ノ関16:34発の東北新幹線やまびこ168号が便利)    
宿泊先  ホテル三嶋の湯(岩手県一関市千厩町千厩字駒ノ沢234)
参加費  資料・講師代 3,000円、視察(バス)代4,000円
     ※集合・解散場所(一ノ関駅)までの交通費と宿以外の食事代等は各自負担。
宿泊費  8,000円程度(1泊2食付き・税サービス含)
    

8月24日(土)
12:30 JR一ノ関駅集合・研修行程の説明
12:45 バス移動
13:30 現地研修(1):県指定文化財村上家住宅
    レクチャー「岩手の茅葺きと職人育成」
    千厩、藤沢地区の茅葺き民家ほか 
18:00 宿泊場所へ到着(入浴・夕飯)
20:00 懇親会

8月25日(日)
7:00 朝食
8:30 宿泊場所を出発(バス乗車)
9:00 現地研修(2):藤沢地区の茅葺き
12:00〜13:00 昼食(一関市内)
13:00 現地研修(3)正法寺、中尊寺
16:00 JR一ノ関駅到着・閉会



詳細:http://www.kayabun.or.jp/20130824.pdf




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*吉村昭「虹の翼」あるいは二宮忠八と防水の起源
飛行神社と二宮忠八資料館

飛行神社
京都・石清水八幡表参道一の鳥居そばに創建された飛行神社。航空殉職者や先覚者の御霊を祀り、零戦やF104のエンジンも展示されている。

虹の翼 (日記)P8210005
明治時代、空を飛ぶことを真剣に考え、ライト兄弟よりも早く有人飛行機の設計に取り組み、日本で最初に動力による実験飛行に成功した日本航空界の先駆者である二宮忠八。吉村昭は昭和52年、発見された忠作の日記から、忠作の動きを追って、「茜色の雲」として京都新聞への連載を開始した。そして昭和55年「虹の翼」として文芸春秋より、発刊された。

アスファルトルーフィング工業会・佐々木隆一郎氏から「「虹の翼」に「燃土与燃水献上」の話が出てるよ」と教えていただいた。
同書P183~184。
忠八はそれまで石油はランプに使うものと思い込んでいたのに、それが効果的な動力源になるなどとは想像もしていなかった。そこであらためて石油について関心をいだき、発動機に強い興味を持ち、石油についての文献をあさる。そして

石油のことが初めて記録されたのは「日本書紀」である。天智天皇七年(668年)のくだりに「越国献燃土燃水」とある。越国徒は越後(新潟県)で、「燃土」とは石炭、「燃水」とは石油のjことである。

と書いている。

注:もちろんこの時代の常で、「燃える土」を瀝青または石炭、泥炭、などとしていることも多い。しかし現在では「燃える土」は土瀝青=天然アスファルトと考えられている。日本書紀の記述にもとづいて「燃土燃水」を献上される近江神宮や旧日本石油の社史3部作においても「燃える土=天然アスファルト」と解釈されている。

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防水の博士たち 次は今泉勝吉氏の学位論文です
防水の博士たち 
今泉勝吉博士の学位論文
背表紙DSC04775

タイトル「建築内装工事における接着工法に関する研究」
授与大学:東京大学
授与年月日:昭和42年1月19日。工学博士




今泉氏は、昭和28年から53年までの建設省(当時)建築研究所在籍中、同53年から平成6年までの工学院大学教授就任中、その後最近に至るまで、接着剤・塗料を始めとする建築物有機系材料・工法、木構造材料・工法、ならびに建築物の耐久性に関する研究を主導し、多くの業績を挙げた。

たとえば広島原爆ドームの保存エ事の指導
補修、改修工事における接着剤の利用広島原爆ドームを保存するため、エポキシ樹脂を利用した保存工事を指導した。我が国でエポキシ樹脂が補修・保存工事に大規模に利用されたのは広島原爆ドームの保存工事が初めてである。その後も、樹脂・接着剤を利用した建築物の補修・改修エ事の標準化や有機系接着剤を利用したタイル張りエ法の開発等に指導的役割を果たした。

そして前回20年前の伊勢神宮の式年遷宮における耐久性調査・技術指導。
20年前防水やシーリング工事、エポキシ注入などによる外壁改修工事の分野で「遷宮」は別世界の話だったが、今泉氏は多くの防水団体での講演や専門誌への執筆を通じて、業界で後回しにされ続けていた「技能と技術の伝承」の重要性を遷宮における技術の伝承と関連つけて、わかりやすく解説していた。

目次
目次①DSC04776

目次2DSC04777

3目次DSC04778

目次4 DSC04779



序論より「研究の目的と範囲」
序論①DSC04782

序論2 DSC04783

謝辞
謝辞 1 DSC04786

謝辞2 DSC04787


「本研究の実施に当たって、終始、ご指導とご鞭撻を賜った東京大学・西忠雄教授に厚く感謝の意を表する次第である。」・・・

また建研関係では、所長のほか、同研究室・白山和久室長、上村克郎主任研究員、はか、宮内庁総理府楡木尭技官らに謝辞を述べている。

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武相荘の禅寺丸柿が色づき始めました
鶴川絵日記
ぶあいそうの禅寺丸色づくRIMG0040
武相荘の入り口から玄関の門に覆いかぶさるように伸びた禅寺丸柿の古木。禅寺丸は日本の甘柿の原種といわれている。少し色づき始め,酷暑の中にも秋の気配。
この武相荘の茅葺屋根を葺き替えたのが京都美山の職人中野さん。

 武相荘がオープンしたのは2001年。同年2月にはその母屋の茅葺屋根の葺き替えが終わりました。屋根裏の一番下の部分は、白洲たちが越してきた60年前の葦や藁縄がしっかり役目を果たしていたという。茅葺屋根の吹き替えの様子は、こちらから見ることができる。
 http://www.buaiso.com/yane.html

 工事を請け負った当時30台の京都美山の茅葺職人中野 誠(なかの まこと)さん、10代でミュージシャンを目指して日本を飛び出し、放浪の後、日本で修行したそうだ。 武相荘が設立した「白洲賞」の第一回受賞者でもある。
中野誠:1968年京都府美山町生まれ。農協職員を経て、1991年に美山町の萱葺職人の弟子になる。5年間の修行と1年間のお礼奉公の後、1997年に独立、有限会社「きたむら屋根工事」を設立。2007年4月「美山萱葺株式会社」設立、全国各地の社寺、民家等の萱葺屋根を手がけ、国や自治体指定の文化財の仕事も多い。
若い職人たち積極的にを育てている。

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絵日記
読者からの写真
期間限定 大文字グッズ
期間限定・大文字アンパンP8160412
大文字アンパン

期間限定大文字クリームパン
大文字クリームパン

進々堂の季節限定のパン。1個130円、結構大きくて、2個を2人で分け合って食べるくらいがいいそうです。
大きな盃の酒に大文字を映し、それを飲むと1年間無病息災といいます。「大文字を見ながら、このパンを食べると・・・・」という能書きはなかったそうです。
五山送り火の点火は20:00。東山如意岳の大文字から始まります。
*よくある質問 RC橋
日本で最初の鉄筋コンクリートの橋は


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これです。琵琶湖疏水11号橋、(写真提供:日本防水の歴史研究会)

詳細はこちら↓

本邦最初鉄筋コンクリート橋
http://www.roof-net.jp/index.php?cmd=read&page=%E6%9C%AC%E9%82%A6%E6%9C%80%E5%88%9D%E9%89%84%E7%AD%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E6%A9%8B&word=11%E5%8F%B7%E6%A9%8B

さらにこんな記事があります。

日本最古のRC橋への疑問と発見
「もう1本ありまっせ!」と言う琵琶湖疏水記念館職員の声で「第10号橋」を再調査

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京都市山科区御陵(みささぎ)にある第10号橋・通称「黒岩橋(写真上2点)」こそ「日本最初の本格的な鉄筋コンクリート橋なのである」(琵琶湖疏水の100年)写真提供:日本防水の歴史研究会

日本最初の鉄筋コンクリート橋は、琵琶湖第一疏水、山科区日ノ岡にある第3トンネル東の第11号橋で、これは「国指定史跡」であり、多くの学術文献にも記載されている。本サイトでも紹介している。

日本初のRC橋は橋長7.2メートル、幅員1.5メートル。風情はあるが、「このしょぼい橋が日本初か!!107年間どんなメンテをしたのだろう?長期間の維持管理を考えれば、床版の防水は今や常識になっているが…」と橋の上に立って考えた。今回の取材に先だって、京都市水道局疏水事務所に、メンテナンスの記録を尋ねてみた。疏水の歴史に詳しい担当者が、「記録にある範囲ではない。詳細は蹴上の琵琶湖疏水記念館に資料があるから」と教えてくれた。8月8日、疏水記念館で加藤館長、藤木さんから両手で抱えても重い「琵琶湖疏水の100年」、その他の資料を見せていただいた。
s_sosui100nenn[1]

答えは3分冊になった重い資料の「叙述編」にあった。
要約すると、第11号橋は「国産セメントの試験用というべきもので実用性は乏しかった。ここからさらに東へ行った、翌明治37年に作られた黒岩橋こそ日本最初の本格的な鉄筋コンクリート橋なのである」と書かれている。この認識があるので、第11号橋は完成当初、話題にもならず、忘れ去られていたのだろう。それが昭和7年に「本邦最初鉄筋混凝土橋」の石碑が建てられたのは、疏水決壊事故がきっかけだった。

「日本初のRC橋」に関してはルーフネットのトップページのサイト内検索で「11号橋」で検索すると関連記事を見ることができます。


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*大島久次博士追加情報
防水の博士たち
大島久次博士への追加情報

イネ花かまきりRIMG0006
今日はカエルは見当たらず、カマキリがいました。2013.8.14 06:30撮影:「イネの花とカマキリ」(写真は記事とは関係ありません)

ルーフネットのシリーズ企画「防水の博士たち」10は大島久次博士を取り上げました。
大島氏の学位論文タイトルは「特殊骨材を用いるコンクリートの仕様に関する研究」で、東京工業大学から、昭和33年6月21日、工学博士の学位を授与されています。防水研究で学位を取ったわけではありませんが、防水のJISやJASSで深くかかわりがありましたので、この防水の博士たちのコーナーで取り上げました。

ゼネコンの立場から、おそらく最も多くの防水関連JIS制定・改定にかかわった元大成建設・鶴田裕氏に大島久次氏のことをお聞きしました。鶴田氏は原案段階だけというものは除いて、自らが34のJISの制定・改定に関与しました。その手持ちの資料を見せていただきました。その資料の中から、大島久次氏が委員長としてかかわった防水のJISを見てみましょう。

JIS原案作成委員の構成表を見るとまずシート防水関係で
「昭和44年に制定された JIS A 6009 合成高分子ルーフィング」では委員長に。続いて当時建築研究所に在籍していた今泉勝吉氏、次いで狩野春一氏(当時工学院大学)、波多野一郎氏(当時千葉大学)らの名がみえます。
昭和45年 JIS A 6009「基布その他を積層した合成高分子ルーフィング」制定。委員はほぼ同じ。
昭和58年には 6009が13年ぶりに改正、大島委員長のもと、工学院大学教授として今泉勝吉氏が参加、小池迪夫氏が委員として初登場。このJISはのちに6008と合体し6008に取り込まれました。     

アスファルト関係では
昭和52年 JIS A 6023 「あなあきアスファルトルーフィング」の新制定では委員長として作成に当たり、この時委員には波多野一郎(当時千葉大学)、小池迪夫(東京工業大学)氏らの名がみえます。
同年のJIS A 6022「ストレッチルーフィング」も同じです。



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絵日記:蛙の丸のみ
enikki
花が咲き始めました。RIMG0018
イネの花が咲き始めました。2013.8.10 05:50撮影 

kaeruRIMG0022.jpg
その稲穂にアマガエルがしがみついてます。2013.8.11 6:01撮影

70代の男性曰く「うちの祖母さんアオ蛙を丸のみしてたなあ。蛙が苦し紛れに吐き出す、何かが、体にいいらしい」そうだ。まるでヘビですね。


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絵日記:
横浜開港記念館のステンドグラスの窓からキング(神奈川県庁本庁舎塔)を望む

横浜開港記念館のステンドグラスの窓からキングを望むR2131489


横浜ン開港記念館R2131354
横浜開港記念館(上)は明治42年、横浜開港50周年を記念して、コンペで建設され大正6年6月竣工。福田重義設計。赤レンガに花崗岩の鉢巻という辰野式フリークラシックスタイル。(横浜歴史資産調査会「都市の記憶」)
大正2年の関東大震災で外壁を残して焼失。昭和2年に再建されたが、予算不足で銅板の屋根とドームは無いままRCの陸屋根を作り、防水された。現在のドームや銅板屋根が復活し、創建当時の姿によみがえったのは平成元年。


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防水の博士たち RN159号の読み物は大島久次博士の学位論文です
大島久次博士の学位論文
「特殊骨材を用いるコンクリートの使用に関する研究」

大島表紙DSC04764

大島久治
タイトル「特殊骨材を用いるコンクリトの仕様に関する研究」
授与大学:東京工業大
授与年月日:昭和33年6月21日。工学博士



要旨1

要旨3

要旨6 
要旨は6ページですが、このブログ(編集長の取材日記)では1.3.6ページのみ紹介しています。詳細はあすアップ予定の「ルーフネット159号」をご覧ください。

狩野春一、大島久次博士らが昭和20年台後半から将来の山砂不足を予見して、海砂使用に関する研究を行なった。こここから日本での防錆剤の研究が始まったといわれている。予見という意味では、岸谷孝一博士も、すでにこの時期に、海砂を使用した際の「アルカリ骨材反応」を想定した防錆剤の開発にも携わった。しかし、当時は海砂の使用も少なく、研究が注目されることもなかったが、昭和40年代の高度成長期に入り、海砂の使用が広がるとともに、防錆剤の研究も一気に活発化した。大島博士は直接防水の研究を行ったわけではなかったが、多くの防水のJIS制定に関わってきた。


目次
目次1DSC04758

目次3 DSC04760

目次5 DSC04762
概要と同じくここでは目次の第3.5ページのみ紹介しています。

鉄筋コンクリート用天然骨材の払底を確信した著者が、

「細骨材に対しては、従来その使用を顧みられなかった、海砂の利用を計ること、粗骨材に対しては、特に強度を必要とする構造物及び一般的な構造物で、直接土や水に接する低層構造部分に対しては、川砂に代わり砕石の積極的利用を計ること、さらに一般の高層構造部分に対しては、構造物の自重軽減化を計る意味において、天然軽石の積極的利用を計ることを痛感して、これら特殊骨材の適正利用に関する研究を行ってきた


として一連の研究を纏めたもの。


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絵日記
煉瓦タイル落下防止ネットで一緒にくくられてしまったススキ。
すすs気P1010213
連日の猛暑、各地で二日目の40度超え。東京は138年ぶりという最低気温が30.4度。首都圏観光スポットの人影もまばら。
横浜日本大通り沿い、日本初の全鉄筋コンクリート建築の隣のビルも壁面煉瓦落下の危険から、全面に金属ネットが張られている。足元はアスファルトで固められているのに。それを押し割ってススキが生え、メッシュで壁面と一緒にくくられてしまった。嫌がっているようには見えない。何より煉瓦とコンクリートとアスファルトで固められ、土など爪の先ほどもない環境で、よく育つものだ。これほどの生命力がなければ、屋根材にはならないということか。

susuki2 P1010215

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よくある質問
日本で最初の全鉄筋コンクリート造の建物は?


1911年(明治44年)三井物産横浜支店(横浜三井物産ビル1号館)。建築設計は遠藤於兎(おと)。構造設計は酒井祐之助。装飾を廃し外壁を白タイル張りとした斬新なデザインと評価された。
昭和2年に同じく遠藤於兎の設計で2号館も建てられた。横浜市中区日本大通4に現存。みなとみらい線「日本大通り駅」下車1分。

三井物記念館
2013.8.11 11:30撮影・佐藤孝一

この建物の屋根スラブはもちろん鉄筋コンクリート。田中享ニ(東工大)名誉教授は「記録によればこれにアスファルト防水が施工されていたとのことである」と防水ジャーナル創刊500号記念号に書いている。

横浜三井物産ビル1号館は「日本初の鉄筋コンクリートのビル」とされるが、必ず「本格的」とか「全」という形容詞が付随する。では「ほぼ鉄筋コンクリート」や「本格的とは言えない鉄筋コンクリート」造建物はどうかというと、
同じく田中氏は1903年日本初の鉄筋コンクリート橋琵琶湖疏水11号橋が作られた翌年の1904年、「佐世保重工ポンプ小屋が建てられた」と書いている。

本邦最初鉄筋コンクリート橋
に関しては、これを参照ください。↓
http://www.roof-net.jp/index.php?cmd=read&page=%E6%9C%AC%E9%82%A6%E6%9C%80%E5%88%9D%E9%89%84%E7%AD%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E6%A9%8B&word=11%E5%8F%B7%E6%A9%8B


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防水専門誌「月刊防水ジャーナル」が創刊500号記念号発刊
田中享ニ東工大名誉教授による
「年表から読み解く近代防水の歴史」など

BJ2013.7 500号 表紙 DSC04791
今や我が国唯一の防水専門誌になった「月刊防水ジャーナル」(㈱新樹社・櫻井年明主幹)の2013年7月号が、創刊500号となった。記念特集として、我が国を代表する設計事務所からの寄稿「設計者は防水をどう捉えているか」や、東京工業大学田中享ニ名誉教授による近代防水史の概観などを掲載している。
防水ジャーナルはが昭和45年7月創刊。これまで創刊300号記念号(1997年臨時増刊号)、防水100年記念号(2005年10月)号で、それぞれわが国の防水をアーカイブしている。

BJ 500号 田中歴史DSC04789
今回の田中名誉教授の記事は、編集部の作成した1905年から現在までの防水年表に沿って、田中氏が近代防水の歴史を9ページで、実にわかり易く概観した。1905年(明治38年)は東京工業大学小池迪夫名誉教授の調査によって、「近代建築防水誕生の年」とされている。


1905年大阪瓦斯本社ビルのベランダ部分に、アスファルトルーフィングをアスファルトで積層する麺部蓮防水工法が採用された。従来のアスファルトミックスによる防水に代わって、現代の防水につながる積層工法が初めて採用されたことをもって小池名誉教授は、「近代防水の誕生」とした。


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am kiosk
2013.8.9 18:44
P2013_0809_18436日比谷
日比谷
2013年8月14日 RN159号昨日 アップしました
作日、平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年 8月7日  上弦の月号

8月8日 RN158号アップしました
屋上緑化の哲人フンデルト・ヴァッサー 水彩とコンテ、1950年の作品
[Gardenn Pavilion with Segment Trees]
 

ルーフネットは月の4つのフェイズに合わせて発行するほぼ週刊ウェブマガジンです。新月の作日158号をアップしました。次号159号は上弦の月の8月14日アップ予定です。

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旧万世橋駅の遺構を肉の万世・のビアレストランから見る。
「辰野金吾が東京駅のリハーサルとして設計した」と言われる旧万世橋駅。

万世橋駅
辰野金吾設計による。万世橋駅の開業は東京駅開業の2年前の1912年(明治45年)。

ビアアーチがyラリー もう一つの赤レンガ駅舎
高架橋の壁面に3代にわたる旧万世橋駅の写真が展示されている。

二代目駅舎P7190080
二代目駅舎。JR東日本は、歴史的資源の活用として、高架橋に現存している旧万世橋駅のホームおよび階段の遺構(駅舎跡)を整備公開し、2013年夏を目標に、この土地の歴史を体感できる施。設とする予定

かつてのホーム
かつてのホーム。車両の右手。レールに挟まれた部分。


次の「防水の博士たち」は仕入豊和博士です
仕入豊和博士の学位論文

仕入 表紙

仕入豊和
タイトル「防水に関連するコンクリトの諸性質とその仕様に関する研究」
授与大学:東京工業大学
授与年月日:昭和37年3月31日。工学博士


「防水」の研究者ではないが、」コンクリート研究者の立場から
コンクリートの水密性を総合的に研究し、まとめた論文である。
序論から、この論文の目的を抜粋する。
序論1 DSC04730

コンクリート造の防水、とくに陸屋根の防水は古くから重要な問題とされていたが、確たる対策の見出されないまま今日に至っている。コンクリートの防水を達する方法には大別して
(1) アスファルト防水層による工法
(2) 防水剤入りモルタル、あるいは防水塗料による工法
(3) モルタル、コンクリート自体を防水仕上げとする防水コンクリート工法
とがある。 
このうち防水コンクリート工法は、近年主として経済的理由から、極めて多く用いられるようになった工法である。
各工法には夫々防水性能に特質があるが、いずれも完全な完全な防水効果を期待することは今日のところ難しい。特に防水コンクリート工法の場合、当初その結果は頗るかんばしくなく、成功しているものはむしろ、極めて少ないのが現状であった。
・・・


序論2 
コンクリートの防水性は欠かせない、それを防水材に頼らずコンクリート側から何とかできないか、という当時の風潮が表れている。

本研究を要するに、常用されるコンクリートの防水では、空隙及びキレツを少なくすることが原則であるが、とくに、空隙及びキレツを微細のものに分散させることが肝要であることを示し、これが防水を考慮する場合のコンクリート仕様の基本的適用事項であることを明らかにしたものである。


 

写真ダンパー
実験の様子。

昭和36年3月、日本建築学会で決められたJASS 82「防水コンクリート工事」標準仕様書は主として本研究結果をもととして筆者の立案したものについて審議決定を見たものである。


序論の最後はこうだ。

本研究は直接にはコンクリートの防水を目的にしたものであるが、この成果はまたコンクリート造建物の耐久性の問題にも資するものであろう。すなわち、空隙の多いものまたはキレツのある部分では、コンクリートの中性化が著しく早く、ために鉄筋の錆の発生促し、鉄筋コンクリートの耐久性が著しく乏しくなる。


昭和36年当時、コンクリートの研究者は、水を躯体に入れないようにすることが重要、

鉄筋コンクリートを水密防水にすることは、鉄筋コンクリートの耐久性を大ならしめるための効果があることは自明である」

という認識を持っていたわけだ。

仕入 内容DSC04724

謝辞
本研究を着手した昭和27年以来、今日まで終始御指導御援助を賜りました明治大学教授(元東京工業大学教授)工学博士狩野春一先生に厚く御礼申し上げます。 また、東京工業大学教授工学博士原田有ならびに東京工業大学教授工学博士加藤六実両先生多大の御教示をいただきました。・・・


仕入謝辞DSC04725


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am kiosk
2013.0806
am kiosk 2013_0806_143
14:33 三田

日本建築学会大会・北海道
8月30日の防水研究発表は73件で過去最多。
材料施工分野700件中の1割が防水。

8月30,31日、9月1日の3日間、札幌市の北海道大学で建築学会大会が開催される。
概要はすでに紹介済だ。
http://www.gakkai-web.net/gakkai/aij/session13/

日本建築学会材料施工委員会防水工事運営委員会の堀長生主査に今年の防水関係論文の様子を聞いてみた。
堀さんP8060091(EP5/ボディキャップレンズ)

防水の発表は活発で、ここ数年来、材料施工分野の発表の中の約1割を占めている。材料施工にはコンクリートや生産計画、塗装、左官、タイルなど多くの分野が含まれるから、そのうちの1割というのは、とても多いと言える。
ただし、昨年は材料施工600件のうち防水が38件で、珍しく少なかった。今年の73件は過去最高の発表件数だ。

例年、防水の発表に対する聴講者も多く、狭い会場への不満が多く寄せられていた。そこで今年は、大きくシーリングと防水とシーリングの発表を2つに分けて、2部屋で同時進行することにした。

JASS8の改訂を来年に控え、これに関わる試験や試験方法の検討などワーキンググループの活動が活発になっており、これらも発表件数の増加の要因になっているようだ。

今年は大会の中では防水関係のパネルディスカッションなどは予定されていないが、10月28日建築会館で、第7回防水シンポジウムを予定している。内容は次世代型防水仕様、ケイ酸質系塗布防水材の試験方法素案、蓄熱層防水指針案などだ。こちらにも参加して、意見をいただきたい。

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絵日記
中華街の緑釉瓦屋根で溶けた銅瓦を思い出す。

横浜」中華街関帝廟の緑釉瓦 P6290064
この緑釉瓦を見て思い出すのは、銅屋根が溶けたという話だ。
日本最古の銅屋根といわれている奈良西大寺金堂の屋根が、長引く日照りで溶けてしまったという。そのせいで銅瓦が瓦に葺き替えられた、という記録がある。もちろんいくら暑いからと言って、銅が溶けるわけはなく、緑青色の釉薬が溶け、それを「銅が溶けた」と伝えたのではないか、というのが一般的な見方である。
本堂の屋根は見事に「中華街」しているが、塀の屋根はなかなか清々しい緑だ。


緑釉瓦屋根の波
緑釉瓦の波。

P6290045.jpg
横浜中華街の関帝廟:関帝廟の主神は関聖帝君。三国志で有名な武将関羽を神格化したもの。
関羽は武将として兵站(へいたん)に精通し記帳にもたけて、昔の中国社会で使われていた簿記法(大福帳9を発明した。関羽の誠を尽くし約束事を守る精神が商人にとって最も大事であることから商売の神様として祀られることになった。(現地解説パネルより)

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国交省が遠隔ひび割れ検出方法を公募
ひび割れ検出法を公募

3形態
カラスウリ。手前(下から)今朝咲きました、今夜咲きます、明日さきます。
(写真は記事とは関係がありません。2013.7.31 mobile)    


国土交通省社会資本老朽化対策推進室は平成25年7月31日,老朽化対策に資する点検・診断技術として、~コンクリートのひび割れについて遠方から検出が可能な技術~を公募することを発表した。

我が国の社会資本ストックは、高度経済成長期などに集中的に整備され、今後急速に老朽化することが懸念されることから、社会資本を安全により長く利用できるよう、劣化や損傷の状況を確実に把握することで、戦略的な維持管理・更新を行うことが課題となっている。
国土交通省では、本年3月21日に「社会資本の維持管理・更新に関し当面講ずべき措置」をとりまとめ、新技術の開発・導入等に取り組むこととしている.
コンクリート部材に発生する「ひび割れ」は、水分の侵入による鉄筋の腐食等の原因となるなど、構造物の不具合と結び付く可能性が高く、早期に発見することで予防的な対策を施すことが可能となる。

従来、「ひび割れ」については、近接目視点検や打音検査、触診等で確認しており、足場の仮設などによるコスト増、作業員の熟練度による点検結果にバラツキが生じる可能性があるなどの課題があった。このため、公共事業等における新技術活用システム(NETIS)を活用し、既に実用化段階にある「コンクリートのひび割れについて遠方から検出が可能な技術」を公募することにした。

1.公募技術 コンクリートのひび割れについて遠方から検出が可能な技術
2.募集期間 平成25年7月31日(水)から平成25年8月30日(金)
3.公募要領は国土交通省のホームページ
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000226.html

より、公募要領及び申請書様式をダウンロードできる。
応募された技術のうち、活用効果が高いと思われるものについては、国土交通省の事
業・実現場において活用し、その機能・性能などを確認・評価し、評価結果は、新技術情報提供システム(NETIS)で公表される。


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