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(旧 「防水屋台村」建設中)
「施工と管理」 銅屋根クロニクル -4-
(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」6月号の銅屋根クロニクル4回目は
大阪の中之島公会堂

施工と管理6月号P7030155
一般社団法人 日本金属屋根協会の機関誌「施工と管理」に今年2月号から、「銅屋根クロニクル」として銅版屋根の記事を連載させていただいています。7月号(ニコライ堂)は間もなく発行されます。発行済みの最新記事「中之島公会堂(大坂)」を紹介します。

銅屋根クロニクル 6 中之島中央公会堂(大阪
「施工と管理」2013年6月号より



asshuku中之島公会堂夜景P1120360
大阪市中央公会堂は1911(明治44)年に大阪・北浜の株仲買人だった岩本栄之助氏から公会堂のために寄付された100万円をもとに建設された。大正7年に完成したネオ・ルネッサンス様式の建築で、大阪城と並んで大阪を代表するシンボル的存在である。
赤れんがの外壁や丸みを帯びた屋根や柱など、壮麗で優美なデザインに特徴があり、隣には日本銀行、中央図書館の美しい建物が並ぶ。この一角を川から見上げれば、まるでパリのシテ島かサンルイ島の街並みだ

asshuku中之島公会堂P1130196

中之島ドーム、スレートP1130176
1988(昭和63)年に永久保存が決定され1999年春から3年半の保存・復元工事が終わり、2002(平成14)年12月26日に国の重要文化財に指定された。
平面規模は、間口43.6メートル、奥行き61.8メートルで、建築面積2164.17平方メートル、鉄骨煉瓦造、地上3階、地下1階建。耐震性能強化のため基礎下の新たな構造体と上部構造の補強によって免震レトロフィットを実施。

asshuku 翡翠
 外壁には花崗岩、屋根は銅版葺きで一部を天然スレート葺き。側面と四隅に屋根窓を配している。銅版屋根はライトアップで翡翠のような輝きを見せる


中之島スレートと銅版P1130142

asshuku銅スレート石、れんがP1130172
コンペで選ばれた岡田信一郎の設計原案をもとにして辰野金吾や片岡安らが関わって設計された。
屋根の緑青銅板は板厚0.4㎜で 瓦棒葺/平葺

asshuku屋根の上の二人P1130180
正面。屋根のアーチのてっぺんのに座るカップルは誰でしょう?記者は初め「海幸彦。山幸彦」かと思ったのですが。
保存再生工事の際復元された科学・工芸・平和を象徴する女神「ミネルヴァ」と商業の神「メルクリウス」だそうです。
*(ここでは「施工と管理」掲載記事と一部写真が入れ替わっていることがありますのでご了承ください。)


防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会