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(旧 「防水屋台村」建設中)
屋根瓦を照らす歌舞伎座の「月明かり照明」
歌舞伎座に似合う白とは
J-WAVE(FMラジオ)で照明デザイナーがHIDDEN STORYトーク

歌舞伎座瓦R2130477
[日本の建築はとても屋根に特徴 がある。でも、ほとんどの建物って屋根は暗くなってしまう。今回の歌舞伎座は、屋根瓦も月明かりのような明かりで照らされている。これも大きなポイン トだと思っている]
と石井幹子さんが話していました。

夜の歌舞伎座


4月5日金曜夜、FMラジオ J-wave のHidden Storyシリーズで、新開場した歌舞伎座のライトアップにまつわる話を、ゲストの照明デザイナー石井幹子・石井リーサ明理親子に尋ねていました。

東京に活動ベースを置く、母幹子さんとフランス、パリと東京で活躍する娘、明理さん。
石井リーサ明理さん(以下、明理・幹子):最初もっといろんな案を考えていて、最終的に今の真っ白いライトアッ プに……。初めはせっかくだから華やかに「わっ」と、カラーで照明しようという案も あったんですが、
~歌舞伎座の白~
設計の隈研吾さんが「日本の建築の白壁というのはすごく大事なので、中に入れば華やかなシーンがたくさんあるけれど、外は白のままが良い かな」というお話はいただきました。
幹:結果的に、松竹さんも「表には色は使わないようにしたい」というご希望がありました。
明理:そこで「いかに綺麗な白を探すか」に、プロジェクトの方向が集中していきました。

~屋根だけに光を当てる~

幹子:後ろの歌舞伎座タワーの屋上に近い部分、地上から130メートルのところから、屋根瓦に向けて「月明かり照明」というのをやっているんです。
そんな 距離をLEDを使って、これは本当に「光を束ねて、細い光にして、屋根瓦を照らす」という、そういう演出を取ったんですが、日本の建築はとても屋根に特徴 がある。でも、ほとんどの建物って屋根は暗くなっちゃう。でも、今回の歌舞伎座は、屋根瓦も月明かりのような明かりで照らされている。これも大きなポイン トだと思っています。
明理:上から「バーッ」と当てると、まわりも眩しくなってしまいがちなんですが、特殊な配光制御といいますか、光が必要なところにだけ当たるような、それ以外にはもれないような設計にすることで、屋根だけに光を当てるということに成功しています。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の、世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会


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