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(旧 「防水屋台村」建設中)
「日本の民家一九五五年 二川幸夫・建築写真の原点」展
パナソニック 汐留ミュージアム 開館10周年プレ企画展覧会
2013年1月12日(土)-2013年3月24日(日)

、」見地てんnパナソ二上

「日本の民家一九五五年」展は、1959年に毎日出版文化賞を受賞した同名の写真集(『日本の民家』全10巻写真・二川幸夫、文・伊藤ていじ、美術出版社)に収められた日本各地の民家を写した280点の写真から、再度2012年に約70余点を 選び出して、最新のデジタル出力技術により新たにプリントをおこし紹介する展覧会。



【展覧会記念講演会】
◆「これからの建築について」
2012年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際展で金獅子賞受賞、いま、最も注目されている若手建築家が自身の作品を語る。
・ 講師:藤本壮介(本展会場構成、建築家)
・ 2013年1月26日(土)  
・ 13:30~15:00 (開場13:00)
・ 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール 
※要予約(定員150名)
◆「日本民家研究における伊藤ていじの位置」
日本の民家研究のなかで、実証的、芸術的、思想的な側面で独自の体系を築いた建築史家・伊藤ていじの 再評価を試みる。
・ 出演:土本俊和(信州大学工学部教授) 
・ 2013年2月23日(土)  
・ 13:30~15:00 (開場13:00)  
・ 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール 
※要予約(定員150名)


 二川幸夫は確かな評価眼を通して見たものを建築写真として表現し、自ら主宰する編集・出版社を中心に60年に わたって発表してきました。フランク・ロイド・ライトの全作品集を始め、近現代の名建築を撮った写真は世界で高く評価されています。80歳を越えた現在も年の半分近くを海外取材に費やしています。彼にとって建築写真とは建築を記述・記録する手段であり、優れた建築しか撮らないというゆるぎない信条により、「未来の建築史」をかたちにしてきたといえます。
 世界中を駆け巡ってきた二川幸夫の原点は、日本の古典を解釈しようと日本各地を歩いて回った学生時代の旅にさかのぼります。大学在学中に建築史教授の田辺泰の勧めで岐阜・高山の民家を訪ね、強い印象を受けたのをきっかけに二川幸夫が撮り進めていった日本の民家の記録は、美術出版社の社長に見出されました。そして俊英の建築史家・ 伊藤ていじを書き手に得て、全10巻の『日本の民家』として出版されました。民家の美しさをあますことなく引き出したこの写真集は、当時第一線で活躍する建築家たちからも高く評価され、ただちに毎日出版文化賞受賞の栄誉に輝きました。
 自分は写真家ではないと言い切り展覧会という媒体を拒んできた二川幸夫が、本展を開催することを承諾した経緯――それは民家がまだ美しかった国土で自然と人々の生活とともに生きていた1955年、という時代を限定してタイトルに付け加えるのであれば、という条件付きでした。そして国内美術館では初の展覧会を実現する運びとなったのです。
 完璧な構図とディテールの素晴らしさと気品、民家の本質的な美しさと大地に根を張った民家の逞しさを引き出す新しい視点、そして若き日の二川青年が自らの直感を頼りに歩き、体当たりで撮ったダイナミズムは見る者を強く惹きつけます。今のような情報網も交通網もない時代、その旅は、まさしく人づてに情報を得ながら見ず知らずの美しい民家を求めてひたすら歩き、ときに野宿をしながら約7年間続けられたといいます。その後、国・県文化財指定を受けた数々の一流の民家。日本人なら誰しも心を打たれる今日稀少となった日本各地の自然風景のなかに美しく溶け込んだ民家の姿をご覧ください。 
       (パナソニック 汐留ミュージアム 開館10周年プレ企画展覧会案内より)



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