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(旧 「防水屋台村」建設中)
笹子トンネル崩落調査委員に本橋教授加わる
笹子トンネル天井板崩落原因究明調査に接着剤の分析も追加
本橋健司(芝浦工業大学)教授が委員に加わる

笹子トンネル
落下した天井板の取り付け構造を示すFNN

国土交通省は中央自動車道の笹子トンネル上り線で進めている接着系アンカーボルト引き抜き抵抗力試験で、新たに接着剤の分析を実施することを明らかにした。12月21日に開催した「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」(委員長:今田徹・東京都立大学名誉教授)の第2回会合では、エポキシ樹脂など接着系アンカーの有機材料に詳しい芝浦工業大学の本橋健司教授を委員に加えた。


また1月9日、中央自動車道笹子トンネル(上り線)の緊急追加点検の結果をとりまとめ発表した。

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1.点検対象トンネル
  ・中央自動車道笹子トンネル(上り線)

2.点検内容・方法
  ・天井板の吊り金具と固定金具等について、近接目視と打音、触診による点検

3.点検結果は次のとおり http://www.mlit.go.jp/common/000234760.pdf

点検日:12/13~12/27
・アンカーボルトの欠落(5箇所)
・アンカーボルトの脱落(3箇所)
・アンカーボルトのゆるみ(1,004箇所)
・アンカーボルト腐食による断面欠損(16箇所)
 アンカーボルト小計:ボルト(1,028箇所/11,613箇所)
・吊り金具ボルトの欠落(18箇所)
・吊り金具ボルトの脱落(14箇所)
・吊り金具ボルトの破損・変形(20箇所)
吊り金具小計:ボルト(52箇所/48,914箇所)
・受台ボルトの欠落(4箇所)
・受台ボルトの脱落(1箇所)
・受台ボルトの破損・変形(1箇所)
受台ボルト小計;ボルト(6箇所/14,238箇所)
・覆工コンクリートのアンカーを跨ぐひび割れ(125箇所)

【点検結果の補足事項】
・今回の調査は、天井板落下事故を踏まえ、原因の
究明・再発防止の観点から、全数に対する打音点検
を実施した結果を報告している。
・「アンカーボルトのゆるみ」は、ハンマーによる
打音により「少しでも濁音を感じたり、わずかな変
状を感じたもの」全てを含んだものとしている。
湯浅教授の「防水マンのためのコンクリート教室」6回目
コンクリートの強度と塗膜の接着性
11号橋P1040167
日本初の鉄筋コンクリート橋(琵琶湖疏水11号橋)明治36年、1903年

コンクリートが強い・弱いというのはどういうことなのか。湯浅教授はコンクリートの強度は内部の孔の数で決まるという。孔がたくさんあれば水や空気の透過性が高まる。表面強度が低ければ塗膜の付着力も低下します。今回は細孔構造と剥離接着力の関係をからそのメカニズムを解説します。1月12日配信予定のルーフネット130号の読み物は「湯浅教授の防水マンのためのコンクリート教室」第6回目です。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の、世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会


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