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(旧 「防水屋台村」建設中)
京都の建設新聞が燃水祭を大きく報道
建設経済新聞が燃水祭を6段抜きで紹介

建設経済新聞.

 建設経済新聞の9月7日号に、近江神宮で行われた燃水祭の模様が詳しく報道されています。原稿行数98行。日本書紀奉唱、舞楽奉納の写真2点掲載(本紙サイズはタブロイド版=全10段、1段50行、1行12文字)。第12面の滋賀ワイド判に掲載されています。
建設経済新聞:京都府、滋賀県をエリアとする建設専門日刊紙。昭和32年創刊。
 
燃水祭2012舞樂
2012.7.5近江神宮燃水祭(撮影:日本防水の歴史研究会


見出しは

燃水祭に防水業界参列
日本書紀にアスファルトの記述
祖神、天智天皇を祀る近江神宮

記事は以下の通りです。


 石油と防水の祖神、天智天皇を祀る大津市の近江神宮で「燃水祭」が毎年7月に催されている。古事記と並ぶ我が国最古の歴史書「日本書紀」に「越の国 燃ゆる土 燃ゆる水をたてまつる」と記されていることに基づく式典。

 今年から「燃ゆる土」の防水業界関係者が本格的に参列し、「燃ゆる水」の石油業界関係者と両者が初めて揃い、盛大に催された。防水業界から㈱メイコウ(大津市)の代表取締役社長杉本憲央氏が日本書紀を奉唱した。

 日本書紀第27巻に約1340年前の天智天皇の時代が扱われて記され、「越の国」は現在の新潟県、中でも胎内市黒川(旧黒川村)地域を指し、「燃ゆる土」は天然アスファルト、「燃ゆる水」は石油のことをいう。毎年、7月1日に胎内市黒川で開かれる黒川燃水祭で古式に則り原油が採油され、7日(7日が土日の場合は5日)の近江神宮燃水祭で黒川からの使者により奉納、献上される。「燃ゆる水」の石油業界は既に40年を超えて「燃水祭」に関わり参列している。
 
「燃ゆる土」は過去に石炭、泥炭などとされることがあったが、ウェブマガジン「ルーフネット」を主宰する森田喜晴氏(日本防水の歴史研究会事務局長)の調査研究により、天然アスファルトであることが明らかにされた。以後、近江神宮でのすべての表記は「燃える土はアスファルト」で統一されるとともに、今年の防水業界の本格的な参列が発案された。

 防水との関わりは深く、「燃ゆる土」の天然瀝青が接着材、防腐剤、防水材として使われ、機能としての防水の起源となるうえに、「燃ゆる水」も現在の多様な防水材の原料としての起源ともなる。

 今年7月5日の近江神宮燃水祭では、新潟県胎内市関係者、石油業界及び関連業界、防水業界から名簿記載約150人と同行者ら計約200人が全国から参集。世話人として近畿地区石油商業組合代表の滋賀県の芝野桂太郎氏と森田事務局長の両名が燭台点灯し、続いて、越の国黒川臭水遺跡保存会の布川陽一会長による燃水奉献、近畿2府4県の石油商業組合代表による献灯、宮司祝詞奏上と進み、日本書紀奉唱を「燃土関係」として杉本社長が奉仕し、舞楽、玉串拝礼が執り行われた。式典では衣装も往時のままにそれぞれの儀式が厳かに再現された。
 
また、式典後に直会(なおらい)が開かれた近江神宮勧学館では、日本書紀の記述を絵画化した「燃土燃水献上図」をはじめ画、写真、日石発行社史、「燃える土」、文献など50点の貴重な資料が展示された。
 
杉本社長は、「日本書紀に初めて記録された由緒ある燃水祭が地元の近江神宮で毎年催され、さらに防水と深い関わりがあると聞き、業界を盛り立てる一助となればと協力させていただいた。我々の廻りに石油を原料とする製品は多く、関係する業界はまだまだあると思う」と話す。
                                           (建設経済新聞 2012.9.7号12面)




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