(旧 「防水屋台村」建設中)
絵日記・ヤタイヤシ
20120830-1.jpg
ヤタイヤシ{ヤシ科}

20120830-2.jpg
2012年8月30日夢の島熱帯植物館。P300


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ヒートアイランド対策大綱改定へのパブコメから
 ヒートアイランド対策大綱改定へのパブコメから
高日射反射率防水材などにも回答
新宿の夕焼け2012
新宿の夕焼け(写真は記事とは関係がありません)


国土交通省は8月23日、さる平成24年6月1日(金)から平成24年6月30日(土)まで実施した、パブリックコメント等を踏まえた、「ヒートアイランド対策大綱中間とりまとめ」を発表した。

政府は、ヒートアイランド対策関係府省連絡会議において平成16年にヒートアイランド対策大綱を策定し、関係府省が連携し、ヒートアイランド対策を推進してきた。 先般、ヒートアイランド対策推進会議において、「ヒートアイランド対策大綱改定に係る中間とりまとめ案」として同大綱の改定案を作成し、本案の最終的な取りまとめの参考とするため、パブリックコメントを平成24年6月1日(金)から平成24年6月30日(土)まで受け付けた。
その結果、「ヒートアイランド対策大綱中間とりまとめ案」に対するパブリックコメントトによる意見提出は総計20件。
このうち防水関係では
「ヒートアイランド対策技術として「高日射反射率建材(高日射反射率塗料、高日射反射防水材など)に関する取組みを追加すべき。」など6件のコメントが寄せられた。

このパブリックコメントに対する回答は

御指摘の高反射塗料・防水材については、10ページの28~29行目において、「ヒートアイランド対策として効果が期待される先進的環境技術について、その効果等を第三者が客観的に実証することにより、当該環境技術の普及を促進する。」と記載しており、この当該技術の一つとして高反射塗料・防水材も含まれます。
参考:ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)
http://www.env.go.jp/policy/etv/s05_c1.html


というものであった。上記回答中の「10ページの28~29行目に云々」というのは、大綱の以下の部分を指している」。

ヒートアイランド対策として効果が期待される先進的環境技術について、その効果等を第三者が客観的に実証・検証し、利用者による環境技術導入の適正な選択を可能にすることにより、当該環境技術の普及を促進する。
地方公共団体における一層の対策を支援するために、これまでのヒートアイランド対策の取組状況を把握し、その阻害要因について整理を行う。また、導入した施策の効果を簡易に把握して効果的な対策を計画する手法の実用化や普及に努める


また参考として回答のあった

ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)
http://www.env.go.jp/policy/etv/s05_c1.html

とは 高反射率防水シート(屋上用防水シートに日射反射率を高くした技術)など関連材料の、実証試験結果報告書からの抜粋を示したもので、ホームページ上で防水メーカー数社の製品の試験結果が公表されている。



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enikki 処暑の朝焼け
処暑の朝やけ
処暑の朝焼け
 2012.8.23 05:09 撮影 P300

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材料施工委員会が左官工事小委員会委員を公募
JASS15 左官工事標準仕様書改訂に向け
日本建学会が内外装工事運営委員を公募

アジアンタム
(ゾナー180/2.8 OMD)

日本建築学会材料施工委員会左官工事小委員会[内外装工事運営委員会](主 査:古賀一八(東京理科大学)
幹 事:森屋善裕(日本化成))は、左官工事標準仕様書改訂に向けて、若干名の小委員会委員を公募している。応募はEメールで、締め切りは8月31日(金)
提 出 先 事務局研究事業G/一ノ瀬 E-mail:ichinose@aij.or.jp

■左官工事小委員会[内外装工事運営委員会]
1)募集人数:若干名
2)主 査:古賀一八(東京理科大学)
幹 事:森屋善裕(日本化成)
3)設置期間:2012年4月~2014 年3月
4)委員任期:承認日~2014 年3 月
5)活動目的:JASS15 左官工事標準仕様書を2007 年6 月に改訂を行った。その後、建築基準法改正,性能評価,地球環境問題,室内環境問題、東日本大震災、JASS19 改定など,左官工事を取り巻く環境が変わってきている。また,これらに対応した材料・工法開発や普及が,前回改訂当時とは大きく異なってきている。そこで,左官工事小委員会では,現状の社会的要請に対応した左官工事関連の現状把握と標準仕様書への反映事項を絞り込み,JASS の改訂を行うことする。





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*防水材のルーツをたずねる  「燃水祭」に参列して
(社)全防協 近畿支部会報で「燃水際」特集
全防協近畿支部会報35号
社団法人全国防水工事業協会近畿支部会報で、今年7月5日に滋賀県近江神宮で開催された「燃水祭」の様子が詳しく紹介されている。

平成24年8月10日付けの(社)全防協近畿支部会報の最終面全面で、「特集 防水材のルーツをたずねる  「燃水祭」に参列して」が掲載されている。

杉本憲央
「燃える土」の関係者を代表して日本書紀を奉唱する杉本憲央さん。(写真提供:日本防水の歴史研究会)

今年7月5日に大津市近江神宮で斉行された燃水祭には全防協近畿支部メンバーも多数参列、原稿執筆には同支部の技術アドバイザーを務める荒木孝さんがあたった。
燃水祭の歴史、当日の様子、石油と防水材、漏刻と漏水、雨漏りの歌、古屋の漏りなどの話がコンパクトにまとめられている。


土燃水献上図
燃土燃水献上図:小堀鞆音(ともと)JX日鉱日石エネルギー㈱所蔵

同特集記事の中で、小堀鞆音(ともと)の作品「燃土燃水献上図」として画の一部分のみが紹介されていましたので、全体をお見せしましょう。
なお作者の名前の読みは間違われることが多いのですが、正しくは「こぼりともと」です。
*燃水祭に関しては
http://www.roof-net.jp/index.php?%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80%E3%81%A8%E7%80%9D%E9%9D%92%E3%80%8D#k1e9873e
又は近江神宮公式ホームページ
http://oumijingu.org/   が詳しい。




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*ビオトープなど長年の研究成果踏まえシンポ
「自然循環型環境の設計・水と緑による地域の再生」

水環境小瀬博之委員長東洋大学教授
水環境小瀬博之委員長(東洋大学教授)の挨拶


日本建築学会環境工学委員会の「建築における自然循環系創出小委員会」は8月22日、東京都港区芝の建築会館で、シンポジウム「自然循環型環境の設計・水と緑による地域の再生」を開催した。

「水と緑による地域の再生をはじめとする自然循環型環境の構築」は、建築分野では特に重要な課題である。同小委員会では、長年にわたり建物およびその周辺に作られたビオトープや緑化・水景施設などの自然循環型環境の計画・設計・事例に関わる研究調査を行ってきた。このほどその成果を踏まえシンポジウムを行った。

大塚主査の経緯説明
大塚主査による経緯説明

水環境運営委員会
建築における自然循環系創出小委員会のこれまでの活動内容

〈プログラム〉は以下のとおり(敬称略)

趣旨説明 小瀬博之(東洋大学)

循環型システムと環境共生 田澤龍三(清水建設)

ビオトープの形態と役割 小瀬博之(前掲) 循環型社会における都市自然の再生 養父志乃夫(和歌山大学)

建築の外部空間におけるビオトープの設計 須藤哲(イー・フィールド)

事例紹介 水谷敦司(竹中工務店)

質疑応答

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*橋梁の長寿命化施策で国交省がアンケート
国土交通省 道路局 が速報を発表
自治体は財政支援のほかに、講習会やマニュアル整備も希望

夏の絵日記:鶏頭
ほとんど市場から姿を消していた、従来品種の鶏頭・ケイトウ。最近じわじわ注目され始めた。(写真は記事とは関係ありません)
-----------------------------------------


国土交通省 道路局は、全国の地方公共団体(都道府県、政令市、市区町村)を対象に、橋梁の長寿命化施策における補修の進捗状況や課題等について、アンケートを実施していたが、平成24年8月20日、一部取りまとまった結果について発表した。

今回のアンケートは、あくまで取組の姿勢・状況を問うもので、具体的な修繕計画の内容を問うものではない。しかし、回答のうち、地方公共団体が国に求める支援施策として、「財政的支援」」、「積算基準の整備」に続いて、「講習会・研修会の実施」や「点検マニュアル類の整備」を挙げた団体が多い。


土木学会では「道路橋床版の維持管理に関する評価検討小委員会(委員長:大田孝二)」を組織し、3年間の活動成果として「道路橋床版の維持管理マニュアル」および「道路橋床版防水システムガイドライン」を取りまとめ、さる6月にシンポジウムを行なっている。ここで指摘されたのが
●橋を壊す原因の大半が水と関係 ●道路橋超寿命化達成の武器として防水システム活用すべき、
という点だ。
道路局ではこの土木学会ガイドラインとの関連付を否定しているが、それならば、いいタイミングで発表されたものだ,といえる。


【とりまとめ概要調査対象】
・全地方公共団体:47都道府県、20政令市及び1,722市区町村
【回答数】(8月14日現在であり、今後追加があります。)
・1,478団体(39都道府県、19政令市、1,420市区町村)
・回答率 : 82.6%
【主な質問内容】
・橋梁長寿命化修繕計画の進捗状況及び課題
・国に求められる支援策の改善点 等
【調査時点】
・平成24年7月末現在



回答の概要
1.約9割以上の地方公共団体で、橋梁長寿命化修繕計画を策定済
み、もしくは策定見込み。
問 橋梁長寿命化修繕計画は策定していますか?

2.橋梁長寿命化修繕計画を策定してない理由として、「財政力不足」
と、「職員不足」を挙げる団体が多い。
問 橋梁長寿命化修繕計画を策定していない理由は何ですか?【回答対象:橋梁長寿命化修
繕計画を策定していないと回答した団体】


3.地方公共団体が国に求める支援施策として、「財政的支援」、「講
習会・研修会の実施」、「積算基準の整備」を挙げた団体が多い。
問 定期点検、橋梁長寿命化計画策定、橋梁修繕を進める上で、現在国が実施している技術
支援、財政支援を含め、どのような支援が有効ですか?




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101 絵日記 ホテイアオイと辛口鳥海山
2012年8月23日木曜 今日は処暑

ホテイアオイと辛口鳥海山

処暑(しょしょ)、二十四節気の第14。 処暑とは、暑さが終わるという意味。カボチャの旬。みょうがの白い花が咲く頃、というものの、連日の猛暑で畑はカラカラ。とはいっても、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期。


スカイツリーの防水面積とシーリングの長さ
スカイツリーは 高さ634m
防水面積 1,900平方m、シーリング長さ 6万2000m!!

スカイツリー
高さ634m。自立式電波塔として世界一の高さを誇る東京スカイツリー。要求された耐用年数は100年。

客先から特に要求された内容は
1.高耐久性→既存高耐久性仕様を超えた性能
2.美観性→観光塔という建築物としての外観の要求
3.VOC排出量→東京都環境局からの強いの抑制要請

建築物の名称:東京スカイツリータウン
建築敷地の位置:東京都墨田区押上1丁目
(押上・業平橋駅周辺地区土地区画整理事業施行地区内)
都市計画:商業地域(80%/500%)、防火地域
地区計画(一般型)
主要用途:電波塔、展示場(展望台)、店舗、飲食店舗、ミュージアム、
事務所、ホール、各種学校、地域冷暖房施設、駐車場
敷地面積:36,844.39㎡
建築面積:31,832.56㎡
延べ面積:229,410.30㎡(既存建物:約1,500㎡を含む)
階数:地上31階、地下3階
高さ:約470.97m(最高高さ:634.00m)
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
発注:東武鉄道株式会社,東武タワースカイツリー株式会社
設計:株式会社日建設計
施工:株式会社大林組



株式会社大林組技術本部技術研究所 主席技師 堀長生さん(写真)に採用された防水とシーリングについて聞きました。
堀さん (2)

 シーリングの長さは何と6万2000m。これに対して防水面積は展望台しかありませんから1,900㎡。防水材はウレタン系塗膜防水材です。 シーリング材は2成分型のシリコーン系。低温時の初期接着性能から脱アルコール型のシリコーンを選びました。防水との取り合いがある部分は変成シリコーン系シーリング材です。
 通常、超高層建築では2重シールを採用します。内側にガスケット、外側を不定形のシール・いわゆるシーリング材を使うのが普通ですが、ここではメンテを考慮して、逆にしました。内側がシーリングです。(詳しくはホームページで)



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絵日記:玉虫裏表
玉虫表

玉虫裏(死んだふり)
裏(死んだふり)
PB300

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*平成24年度 建築改修投資見通しは8兆7千億円。
国土交通省 平成24年度建設投資見通し
リフォーム・リニューアルは8兆6,800億円
<br />近江神宮で斎行された防水と石油の祭り「燃水祭」で奉納された舞楽「登天楽」
近江神宮で斎行された石油と防水の祭り「燃水祭」で奉納された舞楽「登天楽」(写真は記事とは関係ありません。撮影:日本 防水の歴史研究会)


同見通しによると、建設投資は45兆3,100億円(前年度比7.9%増)。内訳は政府投資が19兆600億円(前年度比12.5%増)、民間投資が26兆2,500億円(前年度比4.8%増)。民間投資は、住宅投資が13兆9,000億円(前年度比5.8%増)、非住居投資建設投資が12兆3,500億円(前年度比3.7%増)と見込まれている。

平成21年度から24年度における建築物リフォーム・リニューアルの投資額及びその見通しの推計結果は近年増加傾向にあり、平成23年度は8兆4,600億円程度、平成24年度には8兆6,800億円程度(対前年度比2.6%増)と推計されている。内訳は、平成24年度は住宅37.4%、非住宅62.6%。

建築投資の3割が改修 
建築物投資額は全体で30兆500億円となる見込。うち、建築物リフォーム・リニューアル投資額の占める割合は、24年度には、住宅で19.0%、非住宅で42.1%、総計で28.9%とみている。

詳細は「ルーフネット111号」を。




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今日から秋 文月一日 8月18日
今年の秋は新暦の8月18日から11月13日 
 「残暑粧遅(ざんしょしょうち)」 : 残暑厳しく 山の装い遅し
だそうですから、まだまだ暑い日が続きそうですね

柿階段
日本の甘柿の原種といわれる「禅寺丸」原産地の王禅寺の近くで。
明日からの秋に備えて急いで大きくなった。


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RN110 YMMは 夏休みスペシャル  ルーフネットギャラリー です
ルーフネットギャラリー RNG-1
小堀鞆音(ともと) 「燃土燃水献上図ねんどねんすいけんじょうず」

小堀鞆音「燃土燃水献上図」
小堀鞆音「燃土燃水献上図」(一部)
 

日本における石油、アスファルトに関する最古の記録が日本書紀。その第27巻、668年(天智天皇7年7月)の記録に「越の国より燃える土と燃える水を献る」と書かれている。 
 (ルーフネット109号 巻末読み物「なぜ「燃水祭」が「防水のお祭り」で、天智天皇は「防水の祖神」なのか?」をご参照ください。

大正3年、日本石油(株)(当時・現JX日鉱日石エネルギー㈱)は当時、日本画壇のリーダーの一人で日本の歴史画の父と呼ばれた小堀鞆音に自らの歴史画の制作を依頼した。完成した画が「燃土燃水献上図」。近年行方が分からなかったが、2011年、JX日鉱日石エネルギー㈱と防水関係者の尽力で発見され、同年10月1日~11月13日、小堀鞆音の生地である栃木県佐野市にある「佐野市立吉澤記念美術館」で本邦初の一般公開された。  
(http://www.roof-net.jp/index.php?%E7%87%83%E5%9C%9F%E7%87%83%E6%B0%B4%E7%8C%AE%E4%B8%8A%E5%9B%B3%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%AD%E3%81%A6)参照ください

小堀鞆音図録

解説

「16 燃土燃水献上図 大正三年(1914) JX日鉱日石エネルギー株式会社所蔵

額装一面 絹本着色 69.9X100.8㎝。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本書紀」(巻二十七、天智天皇七年)の記述「越国献燃土与燃水」に基づく画。越国(現新潟県)で産出した燃土(アスファルト)と燃水(石油)を献上する様子を描く。下図が東京藝術大学に所蔵され「大正三年博覧会出品画」との裏書があるが、東京大正博覧会へ美術部門への出品は確認されない。

当時の日本石油株式会社の依頼で、制作されたようで、以後石油業界では複製・印刷等で図像が浸透した。前田青邨による同主題の作や、本作からモチーフを引用した塚田秀鏡の作品(彫金)の存在も知られる。

また、昭和58年以降この絵を参考に、新潟県黒川村(現胎内市)から天智天皇を祭神とする近江神宮への「燃土燃水」の献上行列が毎年七月に実施され、同神宮の「燃水祭」の神事に供されている。

先行図像のないこの故事を描くにあたっては、故事とは時代が隔たるが「鳥獣戯画」「伴大納言絵巻」のような平安鎌倉期絵巻を参照したようだ。 金砂子の大部分は後年の修理の際に施されたもの。

近代に入って重要性を増した石油業界の人々が自らの「歴史」の図像化を求めた、またこの鞆音画が典拠・参照されたことなど、歴史画と社会との関係性が興味深い作品。 初公開
                       (文献D ルーフネットhttp://www.roof-net.jp/ 参照)

佐野市立吉澤記念美術館 小堀鞆音没後八十年記念展 
図録(平成23年10月1日発行)作品解説より





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーフネットギャラリー RNG-1小堀鞆音「燃土燃水献上図」                  http://roof-net.jp/


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本日8月16日 今年の夏は明日でおしまい
定点カリン 
定点カリン逆光
ザクロもカキもカリンも、今年は実成がはやい。 こぶし大の実が4個写っています。(OMD 沈胴ermar90/f4)



そして京都では五山送り火「大文字」だ。
コンパクトな送り火情報は何と言ってもここ。
okuribi
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.html

ルーフネット編集長のお薦めポイントは御所。紫宸殿の上空を徘徊する鵺の気配を感じながら、砂利の上に寝転んでみる大文字は格別です。昨年は丁度満月で、「大」の字の右上に月が昇り「大文字」が「犬文字」になったとレポートした場所です。「犬」というには「、」が遠いですが、実際に月がいい位置に来た時には、思わず「犬文字だ」と大きな声を出してしまいました。しかし、「犬文字」に関しては昔から品の良くない悪戯が話題になっているので、新聞社も、この満月犬文字のことは、あまり取り上げなかったのだ、とか。


昨年の大文字、残念ながら携帯写真しか残っていませんでした。
犬文字山・満月
昨年20011.8.16.午後八時、五山の雄、大文字にまず点火。大宮御所の表門は如意ヶ岳の大文字を借景として、凛然と建っている。

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* 住宅紛争処理支援センターがコードレポート2012を公表
住宅の不具合 第一位は雨漏り

定点ザクロ逆光
本日の定点ザクロ (OMD-沈胴ermar 90/F4)


「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」が住宅の不具合と紛争処理の状況をまとめ、CHORD 
REPORT 2012 として公表した。

これによると、戸建住宅の不具合の第1位は外壁の雨漏りとひびわれ、2位が床の傾斜、3位に屋根の雨漏り・剥がれ、となっている。
一方、共同住宅では不具合の上位は床・内壁などで、外壁のひび割れは第3位。
http://www.chord.or.jp/tokei/pdf/chord_report2012.pdf

「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」住宅品質確保法に基づき2000年度に国土交通大臣より指定を受け、指定住宅紛争処理機関(全国52弁護士会)による評価住宅の買主・発注者と売主・請負人との紛争処理を支援する業務を行っている。また、住宅瑕疵担保履行法の施行に伴い、2008年度より保険付き住宅の紛争処理支援業務を行っている。

共同住宅で相談件数の多い不具合部位と事象



戸建住宅で相談件数の多い不具合部位と事象

同センターが 2011年3月31日までに終結した220件の主な争点のうち戸建住宅では、「仕上げ不良」、「亀裂・ひび割れ」、「沈下・傾斜」が多い。共同住宅では、「騒音」が争点となっているものが最も多く、他の項目を引き離している。




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法輪寺の月
西は法輪 嵯峨の御寺 廻らば廻れ
法輪寺の月
法輪寺の満月 PB300

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am kiosk
2012年8月14日17:30

am


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*[水と緑による地域の再生」に防水はどう係わってゆく?
建築学会環境委員会がビオト-プや緑化でシンポ 
2012年8月22日 13:30~17:00
「自然循環型環境の設計 水と緑による地域の再生

okiujyouryokuka

一般社団法人 日本建築学会 環境工学委員会 水環境運営委員会 建築における自然循環系創出小委員会は8月22日(水)13:30~17:00、東京都港区芝の建築会館3階会議室で、シンポジウム「自然循環型環境の設計 水と緑による地域の再生」を開催する。

循環型社会の構築が求めらる中、水と緑による地域の再生をはじめとする自然循環型環境の構築は、今後、建築分野では特に重要な課題である。同小委員会では、長年にわたり建物およびその周辺に作られたビオトープや緑化・水景施設などの自然循環型環境の計画・設計・事例に関わる研究調査を行ってきた。

「このシンポジウムでは、建築及びその周辺における自然循環型環境の考え方と優良事例の紹介を通じて、これまでの研究成果を広く社会に報告するとともに、参加される方々にとって、今後の建築における水や緑のあり方について改めて考える機会を提供したい」(日本建築学会 環境工学委員会 水環境運営委員会 建築における自然循環系創出小委員会




<プログラム> は以下のとおり(敬称略)

13:30-13:45 趣旨説明 小瀬博之(東洋大学)

13:45-14:15 循環型システムと環境共生 田澤龍三(清水建設)

14:15-14:45 ビオトープの携帯と役割 小瀬博之(前掲)

14:45-15:15 循環型社会における都市自然の再生 養父志乃夫(和歌山大学)

15:15-15:30 休憩

15:30-16:00 建築の外部空間におけるビオトープの設計 須藤哲(イー・フィールド)

15:00-16:30 事例紹介 水谷敦司(竹中工務店)

16:30-17:00 質疑応答

参加費:会員1,000円,会員外2,000円,学生500円
定員:シンポジウム50名(申し込み先着順)

申込方法:催し物名称,参加費種別,会員番号,氏名,勤務先・所属,電話番号,E-mailアドレスを明記の上,E-mailで建築学会事務局担当へ。
申込問合せ:日本建築学会事務局研究事業グループ 一ノ瀬
TEL 03-3456-2051 E-mail:ichinose@aij.or.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

/////
今回参考テキストとして:日本建築学会編による,オーム社刊,2012年6月,定価3,465円(税込)「自然循環型環境の設計-水と緑による地域の再生-」が紹介されている。

シンポジウムでは例えば「ビオトープのディテール」として ●タイプ別設計のポイントとディテール、● 維持管理を考慮に入れた設計、等が予定されており、防水との関わりがどこまで考慮されているか、注目したい。


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*ジョサイア・コンドルの博物館
東京国立博物館140周年特集陳列 
ジョサイア・コンドルの博物館

東博・コンドル展



上野公園の東京国立博物館で会館140周年として、8月7日から、
平成館 企画展示室において、 特集陳列 「ジョサイア・コンドルの博物館 」が開催されている。
2012年8月7日(火) ~ 2012年9月23日(日)

上野博物館遠景之図(部分) J. コンドル 明治時代・19世紀明治10年(1877)に建築教師として来日した英国人ジョサイア・コンドルは、ただちに上野に新設される博物館本館の設計と施工に携わりました。上野博物館本館はコンドル初期を代表する大作でしたが、関東大震災で被災し惜しまれながらも取り壊されました。当館には幸いにも設計及び施工時の図面が一括して伝来しており、往時の姿をしのぶことができます。創立140周年に当たり、これらの図面の一部と工事中及び竣工後の写真を紹介します。(パンフレット解説文より


コンドルについては ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB

上の図はコンドル自身が水彩で画いたパース。「上野博物館遠景の図」
コンドルは河鍋暁斎に師事して日本画を学び、「暁英きょうえい」と号した。「美術的に防水とコンドルとのかかわり」を探してみると、あるものだ!防水の祖神天智天皇が即位する前(中大兄皇子)、鎌足とのツーショットをコンドルが図いている。大化の改新を断行した中大兄皇子と中臣鎌足が、蹴鞠の会で縁を持ち、蘇我氏を滅ぼす策を語りあったといわれる場所が奈良県桜井市の談山「かたらいやま」。
kataraijinnja
談山神社十三重塔。678年に完成したが現在の塔は1532年の再建。屋根は桧皮葺き。高さ17メートル。現存する世界唯一の十三重塔。

J.コンドルは防水の祖神天智天皇を画いていた!
コンドルの年譜に

1884年(明治17年)絵画共進会に「大兄皇子会鎌足図」ほかを出品、入選。

とある。この年、辰野金吾の教授就任により工部大学校を退職している。

ーーーーー
コンドルは1877年(明治10年)来日、工部大学校(現・東大工学部建築学科)造家学教師および工部省営繕局顧問に就任。翌明治14年河鍋暁斎に入門し、毎週土曜日稽古に通い、2年後の明治16年には暁斎から暁英の号を授かっている。そして明治17年、絵画共進会に「大兄皇子会鎌足図」、「雨中鷺」を出品、入選。後、明治26年、花柳流の舞踊家と結婚している。描いたのもが花鳥風月だけでなく、大化の改新前夜の秘密作戦会議の様子だ。コンドルは日本の歴史と文化のかなりコアな部分に踏み込んでいたようだ。


上野博物館は明治10年に来日したコンドルの最初の作品。煉瓦造2階建ての建物は明治14年竣工後、第2回内国勧業博覧会展示館として使用された。その後博物館1号館となり、建築史的には「長期にわたるコンドルの業績の初期を代表する大作」と位置づけられている。

「辰野金吾ら、創生期の日本人建築家を育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた」から「コンドル先生」なのだが、この「先生」という呼び方にはもう少し親しみと愛情がこもっているようだ。「お雇い外国人」として最先端の技術を指導するために来日した彼が日本の歴史・文化・風土への興味と愛情をもっていた。そのことに対して周囲の日本人が抱いた安心感だったかもしれない。


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*なぜ「燃水祭」が防水のお祭りで、天智天皇は「防水の祖神」なのか? 

RNP20120728
なぜ「燃水祭」が防水のお祭りで、天智天皇は「防水の祖神」なのか? 



防水の歴史を語る時、天然アスファルトに触れないわけにはいかない。石油・アスファルトの歴史を語る時、必ず出てくるのが「日本書紀には668年天智天皇即位の年に越の国から燃える水と燃える土が献上されたという記述がある」という表現である。
日本書紀
日本書紀(元治甲子補刻板:日本石油百年史より) 6行目二つ目の「又」の後に「越の国より、燃える土と燃える水とをたてまつる」とある。


それがこれ
「献燃土与燃水」

《天智天皇七年(六六八)七月》◆高麗従越之路遣使進調。風浪高。故不得帰。以栗前王拝筑紫率。』于時近江国講武。又多置牧而放馬。又越国献燃土与燃水。又於浜台之下諸魚覆水而至。又饗蝦夷。又命舍人等、為宴於所々。時人曰。天皇天命将及乎。



燃える土とは天然アスファルト。燃える水とは石油。石油に関する日本最古の記録が日本書紀だ。
日本書紀は、奈良時代に成立した日本の歴史書。日本における伝存する最古の正史で、舎人親王らの撰で、養老4年(720年)に完成した。神代から持統天皇の時代までを扱う。全三十巻。

この天智天皇を祀っているのが滋賀県大津市の近江神宮である。


燃土燃水献上図
日本書紀の「燃土燃水献上」シーンを我が国歴史画の父・小堀鞆音が大正3年に制作した「燃土燃水献上図」

前担いでいる甕にはいっているのが「燃える水=石油」。後ろのつづらの中は「燃える土」。
今年も「燃水祭」は盛大に執り行われた。石油業界では昭和53年より多くの人たちが参列している。新潟県黒川から運んだ燃える水を奉献し、日本書紀の該当部分を奉唱した。石油業界にとって天智天皇は「石油の祖神」であり、「燃水祭」は業界人として「石油の祖神」に感謝の祈りを捧げ、業界の繁栄を祈願する重要な行事となっている。


この時代、天然瀝青は接着材、防腐剤、防水材として使われていた。石油業界にとって天智天皇が石油の祖神であるなら、防水業界にとって(道路業界にとってもなのだが)燃える土を献上する天智天皇は「防水の祖神」である。近江神宮で行われる「(燃土)燃水祭」は「防水の祖神」に感謝の祈りを捧げ、業界の繁栄を祈願する重要な行事となるべきものではないか。これが表記テーマの答えである。そしてもう一つ大きな理由がある。
JR大津駅之大型ポスター
JR大津駅や近江神宮に貼られた「かるたの聖地」の大型ポスター。背景はもちろん近江神宮。

天智天皇は雨漏りの歌を詠み、それが百人一首の巻頭の歌(「秋の田の・・・」)となった。その縁で近江神宮は日本かるた協会が主催するかるた日本一を決める名人戦、クイーン戦の会場となっている。かるたは人気漫画となりアニメ化されテレビ放映されている。今や近江神宮は「かるたの聖地」 とされている。
秋の田の 石碑
近江神宮社務所横の歌碑。 


あきの田のかりほの庵(いほ)の苫(とま)をあらみ
解説:わが衣手(ころもで)は露にぬれつつ
秋の稲田の番をする小屋にいると、その屋根をふいた苫の目が粗いので、私の衣の袖は、その隙間から洩れ落ちる露で、いつも濡れている。

更に第3の理由と言うには無理があるが、強烈な縁がある。それが「漏水」

roukoku.jpg


日本で初めて天智天皇が時の制度を定め、水時計(漏刻ろうこく)を作らせたことにちなんで毎年、時の記念日の6月10日に、天智天皇の偉業をたたえ、全国の時計メーカーなどが参列して漏刻祭(ろうこくさい)が営まれる。6月10日の時の記念日は、天智10年4月25日に、日本で初の水時計が時を告げる(日本書紀)とあるのを、太陽暦に換算して大正9年に制定された。
我が国最古の時計が漏刻。升から漏れだす(溢れだす)水によって時を測る。時を測る水は「漏水」という。

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2012 建築学会大会 名古屋
9月12日(水)~14日(金)名古屋大学で開催
メインテーマは「建築の原点 -自然と向き合う-」
改修仕様作成作業始動

学会大会特集
建築雑誌7月号(写真)及びホームページに http://news-sv.aij.or.jp/taikai/2012/ に詳細が掲載されている。

学会が掲げたメインテーマは次の通り: 建築の原点は、人の生活を自然の脅威から守るシェルターとしての役割にありました。日常的には、生活の環境を調整し、健康で快適な室内環境を居住者に提供します。自然災害からは、居住者を守り安心な生活の場を提供します。一方で、人の生活が自然環境に過度な影響を及ぼさないように配慮する必要性も言われるようになっています。
自然の脅威に対して十分な備えを持つ建築、自然環境のポテンシャルを十分に活用した建築、人に快くかつ自然をできるだけ損なうことのない建築。建築の原点に立ち返り、自然と向きあいながら、将来にわたって持続可能な建築について、そのあり方と実現の方法について語り合いましょう。



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防水関連の講演は12日に行なわれる。
詳細は同ホームページ、プログラム「材料施工」の部分をご覧ください。
http://www.gakkai-web.net/gakkai/aij/session12/pdf/1000.pdf

今回は防水に関するシンポジウムはないが、注目されるのがこれ。
材料施工部門の「研究協議会」が二日目、13日(木)13:45~17:00まで全学教育棟本館中央棟C25で、「建築改修工事標準仕様書の制定に向けて」を発表する。

その狙いは何か。 材料施工 防水工事運営委員会の堀 長生主査 に聴いてみた。

:是非聞いてほしいし、防水業界にとって重要なのが改修仕様制定に関する、研究協議会のセッション。市場が「改修」にシフトしている中で、学会の標準仕様は新築用しかなかった。

編集部:これまでに学会の材料施工委員会では、いくつかの指針は示していましたね。
1、建築物の調査・劣化診断・修繕の考え方(案)・同解説」(1993年)
2、「外壁改修工事の基本的な考え方(湿式編)」(1994年)
3、「鉄筋コンクリート造建築物の耐久性調査・診断および補修指針案・同解説」(1997年)
4、「建築物の改修の考え方・同解説」(2002年)

等ですね。

:その中で改修工事の考え方は示したが、改修仕様書を作成できるレベルにはなかった。そこで昨年度から改修工事標準仕様書作成を目的として、検討を開始した。今回はその成果を示した上で、参加した皆さんと幅広い意見交換を行いたい。

hori nagao

プロフィール 堀 長生(ほりながお)さん

1950年 大阪市生まれ
1974年 静岡大学 農学部卒
1974年 大林ハウジング(株)入社 研究室配属
1977年 (株)大林組入社 特殊工法部配属
1979年 技術研究所配属 以来建築材料の研究開発に従事
2004年 同 建築材料研究室室長
2009年 技術本部技術研究所 主席技師
2012年4月より 技術ソリューション部 主席技師

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上賀茂神社の双葉葵
上賀茂神社の双葉葵

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上賀茂神社(かみがもじんじゃ)桜門。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)とも。式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。


DSC02943.jpg
立砂(たてずな):立砂:細殿前の円錐状の2つの砂の山は御神体である神山を模したものd・立砂(たてずな)という。鬼門にまく清めの砂の起源とされる。

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境内の裏庭にはフタバアオイ



DSCN5875.jpg
障子の模様もフタバアオイ
聖地上賀茂神社は水遊びのメッカ
上賀茂神社水遊び
風そよぐ ならの小川の 昼下がり 
水着ぞ夏の しるしなりけり  蒼蛙(までのこうじよしまろ)

上賀茂神社のならの小川は、近隣保育園にとって水遊びのメッカなのです。ミソギを終えたチビたちは、ナラの巨木の下に広げたピクニックシートの上でお母さんの作った弁当を食べます。

上賀茂神社ならの小川.
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
禊ぎぞ夏の しるしなりけり   家隆(ふじわらのいえたか)



祭器を洗い清める御物忌川(おものいがわ)と、人を清める御手洗川(みたらしがわ)が本殿を東西両側から挟むように流れている。2本の小川は橋殿で合流し、「ならの小川」と呼ばれ、境内の外へ注ぎ、明神川と名を変える。
ならの小川」と言う名は摂社「奈良社」や、水辺に楢の木があったことなどが由来撮される。この歌は小倉百人一首の98番目の歌。藤原の定家と並び賞された藤原家隆(1158~1237年)が詠んだ。家隆の歌碑は、ならの小川の西岸に立っている。

*編集部注:ところがこの歌は、下鴨神社の社叢林である糺の森を流れるならの小川である、という説もある。「燃土燃水」の「献上地争い]のようですね。川の現状を見る限りでは原始の力を感じる糺の森に、1票を投じたい気もしますが・・・。

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拝殿屋根のパッチワーク

世界遺産上賀茂神社拝殿の檜皮屋根にこれみよがしの銅板パッチワーク。そして参道入口には修理協力お願いの張り紙。京都らしからぬ随分ダイレクトな表現だ。「なんか、えげつないわあ」という地元民の声も聞こえる。
上賀茂神社遷宮に際し、檜皮寄進のお願い
もちろんルーフネットは寄進しましたよ。檜皮1枚ですが。

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カラスウリの花
連夜の饗宴
カラスウリ8月4日きのか
8月4日21時15分のカラスウリの花
行ってみたい図書館
インドナーランダ大学図書館




2014年の国際大学としての開校を目指して、世界最古の大学の一つ、ナーランダ大学もちろん図書館も含めて、建設が進んでいる。2012年7月25日、朝のNHKBSワールドニュースが紹介していた。インドX7テレビが「世界最古ナランダ大学復興の夢が現実に」と報じたものだ。
645年(唐時代)に、玄奘三蔵がここから657部の経典を中国に持ち帰った。最大1万人の学生と1500人の教師、9階建ての図書館があったそうだ。

2ナーランダ

ナ―ランダ大学復興


ナーランダ大学について、WEB情報は幾らでも。 たとえばウィキでは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E5%A4%A7%E5%AD%A6



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2012黒川燃水際(ROOF-NET編)
RNP2012.0801

黒川燃水祭2012
開催 日時 平成24年7月2日(月) 10時30分~11時30分
会   場 シンクルトン記念公園(胎内市下館1622)
主   催 越の国黒川臭水遺跡保存会
事 務 局 胎内市黒川支所



「越の国より燃える水を献上する」という日本書紀の記録をもとに、毎年7月1日に、古式にのっとった伝統儀式「黒川燃水祭」が地元保存会と市により黒川石油公園で開催されている。保存会のメンバーは、かつて地元で採油に関わってきた人々が中心である。この黒川燃水祭は昭和58年から実施され、石油業界関係者、地域住民、市内小学校など毎年100名以上が参加し、「採油の儀」、「点火の儀」、「清砂の儀」など一連の伝統儀式を実施したあと古代装束をまとった保存会メンバーが街中で献上行列を行う。
行列は日本の歴史画の父・小堀ともとが、日本石油に依頼され描いた「燃土燃水献上図」を模したもの。ROOF-NET特集ページ「燃土燃水献上図を訪ねて」ほか小堀ともと関連記事参照ください。http://www.roof-net.jp/index.php?%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80%E3%81%A8%E7%80%9D%E9%9D%92%E3%80%8D)
また黒川で採油された燃える水(原油)は、7月7日に天智天皇が祀られている滋賀県の近江神宮の献上され、引き続き近江神宮で燃水祭が執り行われる。
ただしいずれも開催日が休日にあたる場合は変更され、今年は7月2日に黒川燃水祭、7月5日に近江神宮燃水祭が行われた。

黒川シンクルトン記念館1

黒川石油公園昭和60年に黒川石油公園が黒川油田跡地の森の中に整備された(面積 8,250 ㎡)。公園内には明治期にシンクルトンが指導して掘った堅井戸や、排水溝、それ以前の古い油坪などが保存され、黒川油田の繁栄を示す建造物として、石油掘削櫓を模したシンボルタワー、東屋、遊歩道なども設置され、採油用のカグマを栽培する展示畑もつくられた。公園内では現在も天然ガスがポコポコ吹き出る様子や、池や井戸から臭いを漂よわせながら湧き出る原油をみることができる。この黒川石油公園が整備された年、アラブ首長国連邦駐日大使が黒川石油公園を訪れ、またその3年後、黒川村長がアラブ首長国連邦に訪問し国際交流を深めている。平成4年には黒川の臭水(4,822㎡)が新潟県の天然記念物に指定され、さらに平成6年には考古学的な価値が認められ国の史跡に指定された。



黒川臭水坪2

臭水(くそうず)坪には油が浸み出し、真黒だ。シンクルトン記念館は平成8年に建設された。室内展示の概要は、古代~現代までの臭水と共に生きた人々の歴史を紹介。石油関係民具の実物展示、イラスト・写真・模型などにより展示、説明をしている。ハイビジョンシアターでは臭水と人との関りを学習体験できる。またこの地方独特の臭水の採油方法や、黒川燃水祭の様子も紹介している。入口ロビーにはアラブ首長国連邦児童絵画の作品も鑑賞できる。過去の歴史だけではなく、石油の現在、さらには未来の地球環境の認識も深めてもらうような展示がされている。



黒川カグマで採油3
天智天皇の時代と同じようにカグマで採油し、桶に絞り出す。
へ20120702桶5


黒川布川会長挨拶(4)
越の国黒川臭水1遺跡保存会布川陽一会長の挨拶

黒川油田の歴史:黒川油田は今から1300年以上前の688年、日本書紀に「越の国、燃える土(アスファルト)、燃える水(原油)とを献ず」と記され、ここ黒川をふくめた越の国から原油を天智天皇に献上したことを伝えている。黒川村の「黒川」という地名も、ここに原油(臭水:くそうず)が湧き、川を染めてていたことに由来するといわれている。<

a href="http://blog-imgs-53.fc2.com/r/o/o/roofnet/20120727233815689.jpg" target="_blank">黒川小学生質問(6
今年は地元3小学校から約100人が参加。「なぜ黒川から石油が出るんですか」との質問を受け、「背斜構造という独特の構造が石油絵をためる」と説明。

黒川山中行列7"

黒川の油田が歴史上に初めて登場するのは、1277年の古文書(高井道円譲状)や同時期の絵図(奥山荘浪月条近傍絵図)にある「くさうつ」「久佐宇津」にみられる地名である。
江戸時代になると黒川の臭水に関する記録が多くみられる。①元和7(1612)年村上藩主堀丹後守直寄の臭水寄進、②正徳3(1713)年『和漢三才図会』に於ける天智天皇7年燃える水献上地黒川の推定、③天明6(1786)年橘南谿『東遊記』に於ける越後七不思議の一つとして、④文化3(1806)年の『越後巡見記』によるカグマによる採油の記録、⑤文政2(1828)年の『産業事蹟』にみられる黒川臭水の江戸での販売などがあげられる。当時臭水坪は50ほどあり、臭水は灯明用のほか、農地の防虫、川舟の防水などに使われた。



黒川街中行列8

黒川油田の終焉により、一時は100箇所近くあった石油採油櫓や井戸が次々と解体された。平坦地は水田耕作などによりすべて撤去され、山間部の堅井戸などもすべて埋設される運命であった。しかし地域の人々がこの消滅する油田跡が歴史的遺産として大切なものであると認識し、また地域を潤し、黒川村を発展させたことに対する黒川油田への恩返しとして、保存し、後世に伝えていくこととなった。山間部の堅井戸跡や、油坪などは地権者と協議し、黒川村で管理し、整備することとなった。


黒川燃える土と燃える水9
前の甕に入っているのが燃える水(石油)、後ろのつづらの中に燃える土=アスファルトだ。

昭和12年の金塚友之丞氏の研究や、その後の地元地域の人々の研究や保存意欲により、昭和53年に臭水油坪が黒川村の文化財に指定された。昭和55年には黒川油田に関する資料を展示した黒川村郷土伝習館(現胎内市黒川郷土文化伝習館)が開館し、現在も油田の歴史を模型や写真で紹介している。

昭和58年には錦織平蔵氏により『燃える水 燃える土 献上地の研究』がまとめられた。その研究成果が滋賀県近江神宮にも認められ、この年近江神宮の「燃水祭(ねんすいさい)」に招待され参加し、以後黒川でも毎年7月「黒川燃水祭」を実施するようになる。このように地域で産業遺産の保存や伝承が進められていった。


honn[1]

日本書紀に記された天智天皇への献上地として有力候補は3か所あった。その中で黒川村が抜きんでたのは、この編者である錦織平蔵さんや、戦前の郷土史家金塚友之丞氏らの研究成果による。「燃ゆる水燃ゆる土献上地の研究」は昭和58年に錦織さんがまとめた、貴重な資料である

*写真解説は2007年、当時胎内市教育委員会主任だった伊東崇(いとう・たかし)さんが「新潟県石油産業遺産の活用を考える」シンポジウで胎内市代表で報告した資料を利用させていただいた。

写真は全て、日本防水の歴史研究会・森田喜晴撮影

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