
2012年2月27日、名古屋駅のマリオットホテルで待ち合わせました。 先生の目印は、向かって右奥におかれた赤茶色のリュック。古本屋めぐりにこのリュックは欠かせないそうです。
聖書の中には、アスファルトに関連する記事として、ノアの箱舟と、バベルの塔、幼いモーセをのせたパピルス
の小舟、についてかかれている。
創世記6章14節「あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい」。
また、出エジプト記2章3節「……パピルスで編んだかごを取り、それにアスファルトと樹脂とを塗って、子をその
中に入れ、これをナイル川の岸の葦の中においた」
このアスファルトは石油のなかの揮発性の成分がなくなって高沸点の部分が残ったもので、昔から舟の水もれをとめるシーリング剤や、燃料として用いられていたのである。古代における石油関連物の利用は思ったより多い。
バベルの塔の構築にアスファルトが接着の目的に使われたり(しっくいの・代りにアスファルトを用いた
(創11・3))
工ジプトのミィラの製作にアスファルトを湊ませた布が防腐の目的で使われている。ローマのポンペイの遺跡では、路の舗装にアスファルトが使われていた。「聖書の中の化学と生物」より
中島先生は昭和61年9月から教区の教会の月報に「聖書の中の化学と生物」にかんして100回にわたって書かれた話は、その後単行本になっている。この中から、ルーフネット向きの項目を選び出し、先生の注釈をいただきながら紹介して行きます。

防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会」

注入工事に使用するNLペーストの出荷量が、前年比大幅増となったことを報告する柿崎会長
親水性発泡ウレタン樹脂による注入止水工法の施工団体であるピングラウト協議会は、2月24日、東京・虎ノ門・霞が関ビルの東海大学校友会館で、第26回定時総会と記念講演会を行った。

難波蓮太郎・工学院大学名誉教授の講演テーマは「建築リフォーム市場での漆喰の効用」
漆喰によるシックハウス対策
―ーー消石灰による抗菌・抗ウイルス効果について
建築の壁・天井等のリフォーム・改修と漆喰
ーーー、CO2削減効果、居住空間に期待される効果、漆喰による改修工法
最後に同氏が全国で撮影した重要な建築物への漆喰利用写真を映しながら、詳細に解説した。

防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会」
お答えします。
編集長の日記、昨日2月23日の原発処理水の漏水の記事中、田中・石原らの研究についいて、「詳しく知りたい」という問い合わせがありましたので紹介します。

壬生寺千体仏塔(この写真は記事とは関係ありません)

平成の仏塔。 この違和感とソグワナサ。それでもなんとなく納得してしまうのが土地柄でしょうか。
[roof-net]ホームページ http://www.roof-net.jp/ 左側の縦に並んだニューの中に「躯体保護とコンクリート」という項目がありその下に「田中研究室」があります。田中先生の講義をいくつか纏めたものです。この中の「最終講義」の第5節が屋上緑化に係わるものです。
最終講義⑤
防水研究の第一人者。東京工業大学田中享二名誉教授の最終講義。第5回。
建築材料の研究者が植物の基礎研究を始めた。近年屋上緑化の需要が増えつつあったところに、今回の大震災と夏の電力逼迫。クールルーフのへの期待は一気にヒートアップ。ところで屋上緑化防水の要は防水層の耐根性だ。「地上の花はきれいでも、根はとても荷暴力的」だと、田中享二東工大名誉教授はいう。どの程度暴力的であるかを、調べねばならなのだが、意外なことに、従来の植物の研究ではそんなデータがなかったそうだ。ここでも先生は、世界初の研究を始めた。植物の根がどの程度の力で防水層を攻撃するか。測定装置の製作から始まり、驚くべき結果が判明した。
何と、木の根が肥大する力は車2台分の重さにも相当するという。(初紹介時のルーフネット前文より)
5 学んだこと その4 恐るべし根の力。これもまた世界初の研究
田中教室最終講義5
詳しくは ↓ をご覧ください。
http://www.roof-net.jp/index.php?%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%95%99%E5%AE%A4#o8e87485
地下茎の先端は爪楊枝の先に似ています。この先端を水で濡らして少し柔らかくします。それを手のひらに立てます、そしてその上に1リットルのペットボトルを載せます。このような状態です。実際にやってみるとわかりますが、結構痛いです。このような力ですので、弱い防水層では突き破られても無理はないな、ということが理解できました。ですから緑化防水は、相当性根を据えてかからなければならないと思います。
そして最大値として、根の長さ1cmあたり440Nを観測しました。これがどれ位のパワーかといいますと、根の長さを1m部分として換算すると大体4.4トンになります。小型乗用車は重さが2トンくらいですから、これを2台位は持ち上げることができます。大変な力持ちであることが分かりました。 (RN田中教室 最終講義第5節より)
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「漏水の原因はチガヤの根」という東電の見解を報じる朝日新聞2月10日の記事
東京電力福島第一原発の放射能汚染水の処理水を流す塩化ビニール製ホースで昨年7~12月、水漏れが22件相次いだ問題で、東電は9日、イネ科の雑草「チガヤ」がホースに穴を開けたのが原因だと発表した。
ホースは、原子炉を冷やした後に漏れ出る放射能汚染水を浄化し、原子炉に戻す「循環注水冷却」の装置やタンクを主に屋外で全長4キロにわたりつないでいる。4層構造で、チガヤを使った実験で、先端が細くとがった芽が内側に貫通する可能性があることを確かめた。芽が出てホースに刺さった後、秋ごろ枯れて、ホースから抜けて水漏れが相次いだらしい。東電はすでに丈夫なポリエチレン製の配管に取り換えている。
ホースに長さ数センチの亀裂ができる現象も2カ所起きたが、強い力でねじれや引っ張りを加える実験では、亀裂は生じなかった。ただし、元々ホースに傷があれば亀裂が起きる可能性はあるという。
我が防水業界では、根の貫通力に関して、独自の研究を進めており、2006年より日本建築学会で、東京工業大学田中享二氏らが、世界初の研究成果を発表している。
カンボジア・アンコール遺跡、タ・プロムでは木の根が組石建造物を破棄し続けている。
田中享二教授(当時)・石原沙織氏(東京工業大学 建築物理研究センター)らは自ら考案した測定装置と方法で調べた結果、根の肥大力は1日単位で脈動し、1メートルの根は44kN(キロニュートン)という、起重機並みの力で、石を持ち上げ、たやすくアスファルト舗装にヒビを入れる。
世界に先駆けた田中・石原らの研究成果を、世界が注目する原発事故処理に生かしてもらいたいものだ。

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小堀鞆音展の感想と石灰の話を聞きました

日本書紀に記された、防水の起源に関わる歴史画「燃土燃水献上図」を本邦初展示した栃木県佐野市立吉沢記念美術館。佐野市は2005年に旧佐野市、葛生町、田沼町が合併して佐野市となりました。 同美術館は当初葛生町立吉沢記念美術館でした。この美術館の建物と、基本コレクションを寄贈したのが、日本最大の石灰会社吉澤石灰(株)の3代目吉沢兵左です。同館は伊藤若冲の菜蟲譜(さいちゅうふ)を所蔵していることで有名ですが、佐野が「歴史画の父」小堀鞆音との生地であることから、吉澤記念美術館では小堀鞆音の企画展を何度も開催し、そのレベルの高さが評価されています。吉澤石灰の現社長は4代目吉澤慎太郎さん。吉澤社長に小堀鞆音没後80年展の感想を聞いてきました。
実は、今回の吉澤石灰取材にはもう一つの目的がありました。それは、日本最大の石灰会社である吉澤石灰の工場と鉱山見学。これらは順次紹介します。
小堀鞆音の代表作と言えば「武士」と「常世」ですが、今回この2点を初め、主だった作品が展示できました。 学芸員の末武さんの努力によるものです。彼女の書く解説は素晴らしい。専門家の間でも彼女の評価は高いですよ。優秀な学芸員です。もちろん燃土燃水献上図の本邦初展示も話題を呼びました、一般新聞にもたくさん記事がでましたからね。(吉澤社長談)(注:更新情報より10月1日の記事 http://www.roof-net.jp/index.php?%E8%8B%A5%E6%B2%96%28%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8F%E3%81%A1%E3%82%85%E3%81%86%29%E3%81%AE%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%81%A7%E3%80%81%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%82%8F%E3%82%8B%E7%94%BB%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B
をご覧ください。)
吉澤石灰と防水の関係ですが、昨年10月7日の記事
http://www.roof-net.jp/index.php?%E9%98%B2%E6%B0%B4%E7%94%A8%E3%83%AB-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E4%BD%90%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%90%89%E6%BE%A4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
で紹介したように、大手の老舗総合防水メーカー日新工業常務の相臺 志浩(そうだいゆきひろ)さんから以前こんな連絡をいただきました。
「今回防水業界にとって重要な絵画である「燃土燃水献上図(小堀鞆音画)」が初めて展示されるのが、佐野市立吉澤記念美術館と知って驚きました。吉澤記念美術館は、佐野市の企業である吉澤石灰工業の3代吉澤兵左氏が寄付した美術館なのですが、この吉澤石灰工業は、ルーフィングの充填剤の原料メーカーなのです。当社は大変長い間お付き合いをしています。偶然にも郷土博物館ではなく、防水業界に大変ゆかりのある企業が寄付をした吉澤記念美術館で展示されるというのは、何か因縁めいたことを感じました。」

また会期中、小堀鞆音の絵とアスファルトの話を特集した田島ルーフィングの社内報「和」が、美術館の入り口に紹介されていました。これも縁ですね。
石灰は元をたどればサンゴです。石灰はセメントの原料としてはもちろん製鉄には欠かせません、石灰重要の60%は製鉄用なのです。
石灰鉱床の成り立ちが吉澤石灰の会社案内に解りやすく解説されています。



この後、吉澤石灰の工場と鉱山をご案内します

防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本の防水歴史研究会」
平成3年社団法人全国防水工事業協会設立
そして平成23年 20周年

2012年月8日東京・九段下、ホテルグランドパレスにて。

20周年記念式典で挨拶する高山宏会長
功労者への感謝状贈呈

小池迪夫氏

田中享二氏

松本洋一氏

近藤照夫氏
設立以来の理事に感謝状贈呈

木下一好氏

井上良夫氏

吉田雅氏

中村正雄氏

山 宏氏
永年勤続職員感謝状贈呈
![201202182324217e0[1]](https://blog-imgs-29-origin.fc2.com/r/o/o/roofnet/20120219002544b7a.jpg)
早野正剛さん

関 克浩さん

岡田九美子さん

安部晋三元内閣総理大臣"による記念講演。同級生の田島ルーフィング田島国雄社長の依頼で講演を引き受けたそうだ。

20周年記念祝賀会式次第

祝賀会会場

国土交通省土地建設産業局・内田 要局長

社・建設産業専門団体連合会・才賀清二郎会長

乾杯発声 東京工業大学・田中享ニ名誉教授

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モーセ発見:1670年アイルランド・ナショナル・ギャラリー所蔵。
エジプト王ファラオは全国民に命じた「生まれたヘブライ人の男の子は、一人残らずナイル川に放り込め。女の子はみな生かしておけ」。
レビ一族のある男が妻をめとり、女はかわいい男の子を産んだ。3ヶ月間隠しておいたが、もはや隠しきれず、パピルスの籠を用意して、アスファルトで防水し、その中に男の子モーセを入れ、ナイル河畔の葦の茂みに置いた。(出エジプト記2章1~3節)
嬰児殺害を命じたファラオの娘は、水浴びをしようと川へ降り、そこで葦の茂みの中に、アスファルトで防水された籠を見つける。ヘブライ人の子と知りながら王女は助けモーセと名付けた。。(出エジプト記2章4~10節)
これはモーセ救出のシーンである。
現存するフェルメール作品は37点。そのうち宗教画は「マリアとマルタの家のキリスト」、「聖女プラクセデス」の初期の2点、そして1674年の「信仰の寓意」合計3点のみである。もちろんこんなタイトルの画はない。
正解は下の画。有名な「手紙を書く女と召使」。 背景の壁にかかった画だ。

「手紙を書く女と召使」1670年72.2X59.7㎝。 アイルランド・ナショナル・ギャラリー
旧約聖書の中にアスファルトは3か所に記述があり、いずれも防水と深くかかわる。もちろんこれらは天然アスファルトで、ノアの方舟の防水、バベルの塔の接着・シーリング、ナイル川に流されたモーセの籠の防水に使用された、とある。これらは単なる「お話」ではなく。紀元前7000年頃のメソポタミアの遺跡からアスファルト利用の痕跡が多く出土している。

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茅の隙間が水をとらえる。

勾配がその水を軒先に導く。幅が狭ければ捕まえる水の量が少なく、多量の水が流れるとを排水できず漏れてしまう。一方、隙間の幅が広すぎればもちろん漏れる。少しずつ幅を広げてゆくと、漏れずに大量の水を排水出来る幅が見つかる。
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放送写真と撮影に協力した日大・湯浅昇研究室と石原沙織さん達の準備の様子を写真で比較してみましょう。
2月14 日、火曜日12時から再放送されますが、それも見逃した方は、BSオンデマンドからどうぞ

ガラス管の取り付けを確認する田中先生、石原さん





日本大学湯浅研究室。湯浅教授・「このフレームにガラス管を設置しました」


NHK BSプレミアム「アインシュタインの眼」
2月11日(土)18:00~18:44放送

JWMA防水材料連合会事務室でディレクターと打ち合わせ中の田中先生
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茅を束ねても隙間が空いているし、もちろん水で濡らせばビチョビチョに濡れてしまう。
しかし、内視鏡レンズで茅葺き屋根の内部を詳しく見ると、濡れているのは表層から20センチまで。
下まで浸透していない。何故なのか?
その理由聞くためにを田中先生にインタビューすると、
茅が水に濡れることこそが雨漏りしない秘密だという。
そこで、田中先生協力の下、ガラス管を茅に見立てた実験を行いその秘密を探っていく・・・。
用意したのは0.3ミリに間隔に並べ3層に組み合わせたガラス管。
そこに水の動きを分かりやすくするため蛍光塗料を混ぜた水を降らせる。
すると、水に濡れやすい性質の茅の内部では表面張力が働き排水溝の役目をする
という事が、実験と田中先生の後押しインタビューで判明する・・・。
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とまあこんな放送内容になるはずです。
番組中、茅葺き屋根防水の下りは、スタジオも合わせて15分程になりそうです。
NHK BSプレミアム「アインシュタインの眼」
白川郷~合掌造の秘密~(仮題) 2月11日(土)18:00~18:44放送
合掌造りが200年以上生きながらえてきた構造の秘密や、茅葺き屋根が何故雨漏りしないのか?その合理性などに様々なカメラで迫る、と言った内容になります。
NHKのウェブサイトではこう予告しています。

『#154 白川郷 ~合掌造りの知恵を解き明かす~』
世界遺産・白川郷。合掌造りと呼ばれる大きな三角屋根の建物では、今も多くの人が生活を営んでいる。合掌造りの多くは、江戸から明治期に建てられたもの。屈指の豪雪地帯にもかかわらず、一体なぜ250年前の木造住宅が厳しい自然に耐えられるのか?積雪が激しくなる12月下旬から1か月間にわたって撮影。構造・かやぶき屋根・いろりの3つポイントから厳しい冬に耐える高度な伝統建築技術と先人の知恵を解き明かして行く。

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社・全国防水工事業協会創立20周年式典で挨拶する田中享二東京工業大学名誉教授
防水施工の専門工事会社の全国組織である社団法人全国防水工事業協会の創立20周年記念式典が、東京・九段下のホテルグランドパレスで盛大に執り行われた。
高山宏会長、来賓挨拶のあと田中享ニ東京工業大学名誉教授が乾杯の音頭をとった。
「防水の役割は、建物とその中で暮らす人達の生活を守ること。建物を守ると言っても、単に雨漏りを防ぐのでなく、雨によるコンクリートの劣化を抑え、建物の長寿命化を実現する事。皆さんは建築の最前線で建物と中の人達の暮らしを守るために戦う人達です。」

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2012年1月26日 東京・中野サンプラザでコスミック工業会(渡辺光会長・写真)新年落語会
と賀詞交歓会が開催された。

立川流唯一の女性噺家・立川こはるさん(前座)と立川吉幸(二つ目)さんの落語と大喜利。
会場からも次々お題が。たとえば
「屋根」 とかけて「川」と解きます。心は「かわらがつきものです」。
「雨漏り」とかけて「バーのカウンターで一人で飲んでいる女」と解きます。 心は「ポツリ ポツリと滲みてき ます」 最後に
「野田総理」とかけて「3.11以後の被災地」と解きます。心は「どじょうが心配です」。

来賓のダイフレックス三浦慶政会長の懇親会での挨拶より:もしホルムズ海峡が封鎖されれば、原油価格は数日間で150ドル、長引けば200ドルにもになるだろうといわれている。それが半年も続けば我々の製品も上げざるを得ない状況である。仮に200ドルになれば、現在の為替レートだと、汎用ウレタンで60円程度の値上げは避けられない。防水工事受注の際、先の安い仕事を、受けないよう注意が必要だ。
震災復興、建設だけで16兆7000億円の復興予算が組まれ、五十七万人の雇用が創出される。
また消費税値上げを見込んだ先取り重要が予想され、マンションの改修も増えるだろう。これから相当な人手不足が予想される。少ない人数で工事ができる製品・工法。特定化学物質を含まない製品で生産性をあげられる工法。雨の後でもすぐ施工できる工法などの要求に応えてゆく。

機関誌「コスミックパレット」を創刊した

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2月11日(土)18:00~18:44放送
茅葺き屋根が何故雨漏りしないのか?
最新鋭の様々なカメラが迫る

21011年も押し迫った12月26日~19日、さらには年明け1月6日9日、11日、津田沼の日本大学建築工学科・湯浅昇(写真上)研究室は大賑わいだった。番組制作の相談を受けた東京工業大学田中享ニ名誉教授は、田中研究室卒業生で現在日大教授の湯浅さんに協力を要請、湯浅さんは研究室の学生と、この実験に興味をもった学部学生も動員し実験を行った。さらには昨年まで田中研究室に所属した石原沙織さんも加わった。実際の撮影は2日間だったが、準備を含めると、年末年始の1週間実験室にこもっていたわけだ。「いや~大変だったけど、久しぶりに田中先生と防水の実験が出来たし、妹弟子の石原も交えて、実験の間にゆっくり話もできたから、楽しかったですよ」(湯浅談)

右手前は田中先生。 脚立の上でセットしているのが石原さん。

実験に用いたガラス管の一部。大量のガラス管をテープの巻き数によって隙間を変化させながら実験を繰り返す。
人出がなければできない実験だ。「ガラス管がある幅になった時、ぴたりと漏れが止まる。それを見た学生は感動したようだ。」(湯浅)
2月11日の放送をお楽しみに

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