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(旧 「防水屋台村」建設中)
本日冬至 
月のフェイズに合わせて、ほぼ週刊で発信するウェブマガジン「ル-フネット」次号は新月の12月25日配信の予定です。 第78号の読み物は、「織か刺繍か」いずれにしても再現は難しい「燃土燃水献上図」テキスタイルです。



生野さんから送られてきた作品
縦30センチ、横45センチの刺繍作品。日本書記の記載にある「天智天皇に越の国から燃える土(瀝青)と燃水(石油)が献上された」という故事を描いた小堀画伯の「燃土燃水献上図」を忠実に再現している。



作品の裏面
裏面。刺繍ではなく織物の証だそうです。


織物拡大

織物、燃える土拡大
記者はこの部分を拡大して、刺繍だろうと素人判断をしてしまったのですが、単純に表から見て判断するのは難しいようです。

これを再現したいと思い銀座の呉服屋を数件回ってみました。用意した質問は「これは織ですか刺繍ですか?といくらで作れますか?」です。4軒回りましたが、結果は「主人がいないので解らない、判定するのは難しい」というものでした。 最後の店で、古くからいる番頭さんが「これは織です。」再現はできなくはないが、はじめから型を起こすととんでもない値段になる。いい作品だから再現は難しいかもしれない。 最初に作ったところで、紋紙があれば、良いが、なければまず無理」とのことでした。「1枚1万円程度で100枚ほど作れないか」という記者の目論見はあえなく崩れました。
この作品を提供して下さった、日本石油100周年記念誌編纂室長・生野實さんへの質問事項が、また増えました。