(旧 「防水屋台村」建設中)
明日から始まる初公開。佐野美術館のお楽しみ
見る前の蕎麦か?見てからのラーメンか!

防水の起源に関わる歴史画の初公開を佐野の吉澤記念美術館で見る。

チャーミングな企画展

小堀鞆音縮小」


佐野市立吉澤記念美術館来館の際には美術館南側の葛生化石館、葛生伝承館も覗いてみましょう。

ツリフネソウ
車で5分も走れば山の中。 ツリフネソウ



地元の関係者お薦めの食事処
佐野そばのれん

車の場合のお薦め お食事処。
★そば
かみやま(美術館から車で30分強)
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=2436
いづるや
http://www.iduruya.co.jp/

★佐野ラーメン
おぐら屋(美術館から20分ぐらい?)
http://www.geocities.jp/mensplaza21/jjsano05ograya.html
岳乃屋
http://www.geocities.jp/mensplaza21/jjsano112gakunoya.htm

電車の場合
ちょっと不便で、なかなか難しいですが。
葛の里壱番館の定食屋さん(ととや)かちょっと北のうなぎ屋さん
葛生駅前のラーメンやさん(いわゆる佐野ラーメンとは味つけが違います。)


佐野そばメニュー
秋明菊が見頃です。

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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本防水の歴史研究会


言っとくがメタボリズムとメタボは別もんだぞ!
というタイトルで田中長徳さんが2011年9月27日 (火)のブログ;
http://chotoku.cocolog-nifty.com/
で、こう書いていた。

仕事の上の森美術館でメタボリズムの未来という企画展が始まった。
メタボリズムほどその意味合いが変わった用語も少ない。日本のメタボリズム建築に惚れて棲んだのは、銀座八丁庵のあった黒川さん設計の中銀カプセルタワーだった


「ほ~、チョートクさんも、メタボリズム展に関わっていたのか! 黒川紀章のカプセルマンションはメタボリズム建築の代表的なものだし、そこに好んでに住んでいたくらいだし、結構メタボ建築に関する発言もあったから、メタボ写真展の仕事かな。上野の森美術館なら、近いから行ってみよう。防水メーカーも協賛していることだし・・・。でも確か森タワーと聞いていたけど、まあ関連企画だろうなあ・・・・。  と思って行きました。

higannbana.jpg

・・・当然、ありませんでした。

が、気がつくのにしばらく時間がかかりました。

カフェでコーヒーを飲みながら、珍しくプリントアウトした、この日のチョートクカメラ日記のブログをジックリ見ました。チョートクさんの仕事場は森ビルのヒルズ。「仕事の上の森美術館」とは「仕事場の上の 森美術館」の事であり、「仕事の(で関わっている)上野の森美術館」ではないのだ!!!

む~。 有意義な時間であった。  




さて、メタボリズム建築の新陳代謝と増殖に防水は対応できるか。
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メタボ展


日本の現代建築史上、重要な一時代を築いた「メタボリズム」についての展覧会<メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン>が、六本木ヒルズ・森美術館にて、9月17日(土)から来年1月15日(日)まで長期に渡って開催される。
1960年代――第二次世界大戦で荒廃した日本が復興し、高度経済成長期へ移行した時代、日本で発祥し世界へと広まった建築運動「メタボリズム」。
運動の発端は、1960年の<世界デザイン会議>で丹下健三が提唱したメタボリズム思想に遡る。それは、「メタボリズム」という言葉が生物学用語で 「新陳代謝」を意味しているように、“生き物が環境にすばやく適応しながら次々と姿を変え増殖していくのと同様に、建築や都市も有機的にデザインされるべ きである”というものだった。


nakaginn カプセル

中銀カプセルマンションこと「中銀カプセルタワービル」。昭和47年(1972年)竣工。黒川紀章の初期の代表作で、当時世界的に話題になった「メタボリズム建築運動」の世界初の実用建築なんだそうだ。

昔は一階にサンプルルームがあって、自由に見て、体験する事が出来た。20年ほど前のぞいてみたことがある。今はどうなんだろう。チョートクさんが「一階でうろうろしている外人さんに自分の部屋を見せてあげた」と着ているくらいだから、すでに見られないのか。明日確かめてみましょう。その時の記憶では。銀座の外れの丸窓一つのミニマム住空間。結構居心地は良さそうだった。しかし雨漏りしない方が不思議そうなこの構造。さて今では。


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角ビシャクのある風景 1
防水マニアのための写真展

角びしゃく
角柄杓(かくびしゃく)
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防水工事店でありながら銅線のメッシュを芯材にした熱アス工法を開発した奥山化工業は、2大アスファルトルーフィングメーカーの狭間で、東京電力の工事を中心に独自の位置を占めていた。熱アスファルト防水施工の際、通常は丸い柄杓(ひしゃく)を使うのだが、奥山式では、半円形の独自の柄杓を使う。これが角柄杓。通常の3倍くらいのアスファルトが入り、この底をコテにしてジョイントをこすりつけ、密着させる。

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建築物の長寿命化と建築仕上げの役割
本橋健司芝浦工業大学教授
「建築物の長寿命化と建築仕上げの役割」テーマに講演会
本橋アロン講演
本日、私が話すテーマは、建築物の長寿命化と建築仕上げの役割。近年、超寿命化と言われているが、その背景を理解していただき、今後のトレンドを再確認し、これから何が必要になるか、考えたい。


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当日は講演に先立ち、東亞合成 谷川伸氏が本橋氏のプロフィールを次の様に紹介した。

1991年東大農学部で博士号取得。同年、建設省(当時)建築研究所入所。1994年有機材料研究室長。2004年 独立行政法人建築研究所 材料研究グループ長・建築生産研究グループ長。。 2009年より芝浦工業大学建築学科教授。「外装仕上げの耐久性の研究」で工学博士号取得。二つの博士号を持つ例は数少なく建築関係では、同じく建築研究所所長を務めた、上村克郎教授を数えるくらい。
昨年2010年建築用塗料と塗装処理の一連の研究で、建築学会論文賞を受賞。現在、建築学会材料施工本委員会委員長を務める。また、日本建築仕上学会会長を務める。DBMCの日本での実行委員2名のうちの一人。
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1講演会会場

講演会会場2

8月26日、全アロン防水組合の30周年総会が開催された大津プリンスホテルで、記念講演会が行われた。
本橋教授の講演に合わせて駆けつけたゼネコン関係者や研究者の聴講も目立った。

講演内容
IMG_2464.jpg



講演1録は、10月上旬、全アロン会報「あゆみ」に収録し、関係者に配布される予定。


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彼岸の中日のヒガンバナ
ヒガンバナ
EPL3/手持ちが嬉しいマクロプラナー60
半年遅れのコルビジェ対談が実現
コルビジェ画目指したもの「船と建築」

五十嵐太郎(左) VS 遠藤秀平(右)

コルビジェ対談
世界が驚いた大震災の翌日。3月月12日、当時、日本郵船歴史博物館で開催中であった「ル・コルビジェがめざしたもの~船→建築」展の企画の一環として、コルビジェの船のリニューアルプロジェクトに関わった建築家遠藤修平(神戸大学大学院教授)と建築評論家五十嵐太郎(東北大学教授)の対談が計画されていた。対談は中止となったが、その後、参加申し込みをしていた人たちを始め関係者から実施の強い要望があり、9月17日、会場を変えての開催となった。



洋上のインテリア
本来なら「ル・コルビジェがめざしたもの」船→建築  が行われていたはずだが、それは4月3日で終了。
仕切り直しの対談が行われた9月17日の展示はこれ「洋上のインテリア」だ。

昭和初期の客船インテリア設計には、中村順平(1887~1977)や村野藤吾(1891~1984)をはじめ、松田軍平(1894~1981)、久米権九郎(1895~1965)といった、日本を代表する多くの建築家たちが関わっていた。さらには、数奇屋建築を近代化したことで知られる吉田五十八(1894~1974)や、若き日の丹下健三(1913~2005)なども、客船インテリアの設計に関わっていた。この展示会では、建築史ではほとんど語られることのない、客船インテリア史における建築家の活躍にスポットを当てている。

新・港村
新たな対談の会場は、ヨコハマトリエンナーレの巨大な会場「新・港村~小さな未来都市~」内、上の写真の奥のブース。カフェ・バーコーナーも充実しており、当時のビール(下)も飲める。

http://www.nyk.com/rekishi/exhibitions/event/ships/index_talk.htm


コル対談3
ビールグラスの下は参加者に無料配布された「船→建築ル・コルビュジエがめざしたもの」展の小冊子。
対談の締めくくりは、当初予定にはなかった、東日本大震災以降、これからの建築シーンがどのように変化していくのかについての話があった。



コル対談2海老名さん


中央で立ってマイクをもっているのが、博物館で企画を担当した学芸員の海老名さん。会場定員150名は早い段階で満員となっていた。

地震の際,遠藤さんは神戸大学で大き揺れを感じ、16年前の阪神大震災を思い出し、震源地はどこだろうと心配した。その晩スタッフから連絡があったとき、新幹線は動いていない。行ったとしても途中の、トンネルの崩落なども心配したという。一方、その時、東京に居た五十嵐さんは、東北大学の自分の研究室の棟が大破していることは知らなかった。という。

(この記事続く)

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若沖(じゃくちゅう)の美術館で、防水の起源に関わる画を見る
久しぶりにTVを見ました。 BS3[美の饗宴」特集は伊藤若沖(じゃくちゅう)。
NHK-BS[
モノトーンの天才絵師。解説者は「若冲の抽象は、不要なものを削るのではなく、濃縮作業である」と言っていました。


小堀鞆音の粘土燃水献上図を初展示する佐野市立吉澤美術館の自慢のコレクションは、実は若冲の菜虫譜(重要
文化財)。ただし、修復作業に入ってしまったので今は、精密デジタル複写しか見ることができません。
は言っても逆に、だからこそ普段では見ることのできない、ウルトラ拡大図を通して、繊細なタッチの秘密を発見できるというメリットもあり。これはこれで悪くない。
さいちゅうふ

以下佐野美の解説です。
江戸時代中期の京都の青物問屋に生まれ育ち、近年ますます多くの人を惹きつけている画家・伊藤若冲の晩年期の作品です。11メートルにおよぶ巻物をひもといてゆくと、前半には四季の野菜や果物が、後半からは昆虫や爬虫類などの小さないきものたちが次々と現れます(野菜・果物等約100種、昆虫等約60種)。かれらのどこかユーモラスな姿からは、若冲の慈しむようなまなざしが感じられます。
▼現在は作品の一部の拡大写真の掲示を館内で行っております。
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所との共同調査により、《菜蟲譜》の高精細デジタル撮影や蛍光Ⅹ線分析などの科学調査を実施中です。この調査の成果の一部である、高精細画像(作品の一部を拡大した写真)の掲示を行っています。若冲の、細部まで愛情を注いだ描写の魅力をご覧ください。



若忠てぬぐい
菜虫譜に描かれた蛙は佐野美のトレードマークにもなっている。また手ぬぐいマニアにはうれしいお土産も盛りだくさんだ。



小堀鞆音展の記者会見で、初展示となるアスファルトの起源を示す画は、報道関係者の興味を引いた様です。
この画にもとずいたお祭りが、今でも新潟県黒川村と、滋賀県近江神宮で毎年行われているんですからね。
すでに紹介した毎日新聞のほかにサンケイ新聞でも、詳細に報道されていました。 これです

産経新聞


見にくいので、記者会見で配られた資料を再掲載します。
佐野美術館プレスリリース

地元関係者のお薦めお食事処は次回紹介します。ホムペはこちら




防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本防水の歴史研究会





かやぶき屋根を守る足利消防隊
足利学校からいただきました。

足利消防隊
茅葺き屋根の建物は何よりも火災が怖いので、定期的に訓練を行っているそうです。これは1月の文化財防火デーの時の様子。消防署員と足利学校のスタッフが並んで放水しています。
足利学校のスタッフによる放水訓練は、毎月1回、実施しているとのこと。また、茅葺き屋根の大棟からもシャワーのように水を出して、屋根全体を濡らしています。

足利学校カマ
9月7日の記事で紹介した「大蛇」の舞台裏」。安全のため、トラックの上に積んだ窯で広葉樹の雑木薪(ナラの木など)を焚く。この煙を太いパイプで建物に導き中をいぶす。スーパーケムラーというそうです。

スーパーケムラー
>
中に入ると燻製になってしまう。

足利方丈・庫裡の葺厚は二尺五寸です。
「差しがや」作業中。毎年、冬から早春にかけて、痛んだ茅を取り除き、新しい茅を差して屋根の補修をする。

方丈の茅厚は2尺5寸
方丈・庫裡の葺厚は二尺五寸







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鶴川絵日記
秋のトンボは超近接接近を許す。

2011.9.22鶴川散歩 

ん。今「ブタトンボ」って言わなかった?
ん。今「ブタトンボ」って言わなかった? EPL3/14-42
tsurukawa sannpo
enikki
プラタナス

プラタナス
国際展示場前の子ども密度は極めて低い。なぜなら手が届くところに、プラタナスの実がいっぱいついている。(P300)

東京国際展示場駅周辺

プラタナス



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琵琶湖疏水 南禅寺水路閣報告書
間もなく最終報告書
南禅寺水路閣報告者

ルーフネットが南禅寺の水路閣を撮り上げるのは、水路閣が日本人が自力で成し遂げた明治の近代産業遺産である巨大プロジェクト「琵琶湖疏水」の象徴に思えるからです。この完成までの記録を読むとNHKが放送していた「プロジェクトX」の10倍くらい感動できます。またこの疏水の琵琶湖側の取水口は「防水の祖神」を祀る近江神宮と三井寺のすぐそば。琵琶湖から流れ出した疏水は山中、トンネルをくぐり洛中に初めて顔を出すのがローマの水道のような南禅寺の水路閣なのです。途中には日本初の鉄筋コンクリート橋や、魅力的な煉瓦造の建物が散在し、あちこちで防水・止水工事が行われています。ルーフネットがその存在価値を叫んでいる防水・止水工事が歴史的建造物の維持・保全を通して世の中のお役に立っているからです。 

水路閣は琵琶湖疏水の疏水分線の一部で、全長93メートル、幅4メートル、水路幅2.4メートル、2基の橋台と13基の橋脚からなる水路橋であり、明治21 年に完成した。平成8年には国の史跡に指定されています。沿線各地での水力利用、田畑の用水、防火用水等を主目的として設けられた疏水分線の一部である水路閣は、南禅寺境内を東西に横断するため、意匠において美観上の配慮がされています。レンガと花崗岩で築かれたその姿は、工事中の当初から見物客が絶えず、いまでは付近の歴史的な景観と調和し、観光客は南禅寺よりも水路閣がお目当ての人が多いくらいです。

8月16日の記事で、この水路閣で発見されたひび割れ対策に関して以下の記事を第一報として紹介しています。

以下ルーフネット8月16日の記事引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
京都市上下水道局は、国の史跡に指定されている水路橋「水路閣」の西側橋脚の一部に生じたひび割れの発生原因及び修復の方法を調査・検討するため、学識経験者で構成する「水路閣改修調査検討委員会」を平成22年1月に設置し、これまで3回開催して議論を進めてきた。最終的には、調査によって得られた知見を基に、議論の内容を踏まえ、今後の対応策を報告書にとりまとめる。

なお、西側橋脚の一部に生じたひび割れについては、平成20年8月に緊急防護工事を実施した後、継続して状況を監視し、特に変化がないことを確認している。

委員構成は次の通り京都市上下水道局水路閣改修調査検討委員会委員
石田潤一 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授 ・委員長
伊津野和行 立命館大学理工学部都市システム工学科教授
久保田善明 京都大学大学院工学研究科准教授
甲津功夫 大阪大学名誉教授
中嶋節子 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
深町加津枝 京都大学大学院地球環境学堂景観生態保全論分野准教授
◎ 京都府教育庁指導部文化財保護課(オブザーバー)
◎ 京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課(オブザーバー)
◎ 財団法人 建築研究協会(疏水水路閣調査委託

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以上。


京都市水道局のサイで、今年年6月17日に 京都市国際交流会館 第1・2会議室で開催されたこの委員会の議事録と報告書案がアップされています。
京都市上下水道局 水路閣改修調査検討委員会 報告者案は↓で見ることができます
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/cmsfiles/contents/0000078/78845/dai3kaisiryou.pdf

最終委員会では、この報告書案に対する最終審議を行い、修正を検討しました。
報告書の中から関連部分のみ紹介します。前回掲載できなかった部分です。


以下報告書案より引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

出席者は以下の通り
(1) 委員 石田委員長,伊津野委員,久保田委員、甲津委員,中嶋委員,
(深町委員欠席)
(2) 京都市上下水道局 鈴木技術長,三田村水道部長,土居水道部担当部長
(3) 京都府教育庁指導部文化財保護課,京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財
保護課,財団法人建築研究協会(調査受託業者)
(4) 事務局 京都市上下水道局水道部施設課

今後の対応策に対する提言
(1) 水路閣の躯体は健全であることから,現状におい
て大規模な改修の必要はないと考えられる。しか
し,今後,水路閣が永くその姿を保っていくために,
管理計画を作成し適切な維持管理を行っていくと
ともに,水路閣躯体の状況変化を的確に把握する
ためにモニタリングをしていく必要がある。
(2) 水路閣周囲の樹木を適切に伐採・剪定し,水路閣
に対する影響が生じないよう計画的に管理してい
く必要がある。

(3) 管理計画の作成にあたっては,次の点に留意す
る必要がある。
①現在行っているクラックスケールによるひび割れ
幅の計測に加え, 今回の調査で判明したひ
び割れや漏水箇所等の目視点検を適切な頻度
で行い,記録する。
②今回の調査および今後のモニタリングの結果を
踏まえ,必要な補修等の対策を検討し,適宜実
施する。
③将来の本格的な改修に向け,周辺地盤の状況
について適切なモニタリングの手法を検討し,実
施する。
④樹木の管理については,樹種によって非常に根
が深いものがあることを考慮する。

(4) モニタリングにより異常が把握された場合は詳
細な調査を行い,正確な状況を把握したうえで改
修等の対策を検討し,実施する。
(5) 史跡範囲からは外れるが,水路閣から上流部分
に発生しているひび割れについては危険度が高い
ように思われるので,早急に対策を講じるべきで
ある。
水路閣報告書


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会議の最後に委員長は、審議結果を次のように集約しました。それを議事録から紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下議事録から委員長の要約部分を引用

2.疏水水路閣調査の概要(6)ひび割れ調査の「水
路閣から上流部分の煉瓦」というところについて,史跡外であるということをも
う少しはっきり書いた方がいいのではないかという意見があった。これについて
は他の委員からは上流部分の亀裂の扱い方には以降重視して位置づけるべきと
いう意見があった。また同項について,「煉瓦体を貫通している可能性がある」
という表現をもう少しわかりやすくしたほうがよいという意見があった。一部誤
字脱字の指摘があった。それから「柱」や「煉瓦体」,「アーチ」という表現が何
を指すものか分かりにくいという指摘があった。地震の規模について,マグニチ
ュード等の数値の根拠が分かりにくいのでマグニチュードの数値を書かないか
「現在想定されている」という書き方にするべしという意見があった。または日
本道路協会の道路橋示方書の最新の設計基準での照査というように,明記して地
震の強さについては表現を考えるべしという意見があった。
提言の中で外観を損なわないようにということを明記すべきであるという意見
があった。
モニタリング状況等市民に適切に知らしめる,ということが必要で提言の中で
追記していただきたいという意見があった。

議事冒頭のFEM 解析モデルの再検討についてであるが,報告書案2.疏水水路
閣調査の概要〔ひび割れ原因調査〕(9)構造解析②の中では,厳密ではない結論
については削除する。3.調査所見(3)ひび割れの原因についても,「西側橋脚の
水平方向の変位」の表現について削除あるいは文章の修正を行う。研究協会に
おいては再検討の結果を上下水道局及び委員に連絡いただく。

以上

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間もなく微調整と事務手続きと最終報告書が発行されます。


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tsurukawa annpo
まだ咲いていたカラスウリ
まだ咲いていたカラスウリ 2011.9.17.51:30 
東工大・小池、田中研究室 のDNAを受け継ぐ、湯浅 昇 日大教授

湯浅先生は田中享二研究室出身でした

湯浅教授
日本大学生産工学部建築学科教授 湯浅 昇さん


コンクリート構造物を長く持たせる為には仕上げ材がその表面を保護する必要がある。
このほど日本建築学会に、改修工事運営委員会が設置され本橋健司教授が委員長になられた。建築学会の中で仕上げが大きな役割を果たすようになって来るだろう。

私は東京工業大学の小池、田中両先生の門下生である。小池先生・田中先生が守られてきた研究の中でコンクリートと仕上げ材とのの取り合わせ、保護、膨れ、はがれなどの問題を、これまで学んできた考え方で、推し進めてゆきたい。
先日、小池迪夫先生、田中享二先生に、「この分野は私が続けていいですね」と挨拶し、ご了解を得てきました
全アロン防水組合定時総会懇親会での挨拶より


上の挨拶は、8月26日、大津市のプリンスホテルで全アロン防水組合の総会が開催され、懇親会での言葉でした。

湯浅さんは、北海道札幌市(小学校から高校までは新潟県新発田市)出身。東工大で小池、田中2人の先生から学んだ 数少ない弟子のひとり。北大出身という意味からは田中先生直系といえるかもしれない。

専門は「コンクリート」。それをひとつの塊でみるのではなく、その内部と外では品質が異なるということから立脚し、強度、劣化を論じることに力を注ぐ。それを解きほぐすキーワードは「水」と「細孔構造」。これを言語化し、コンクリートの状態を論じることがテーマだ。細孔構造からコンクリート内部の圧縮強度分布を示した研究に対して、史上最年少?で、セメント協会論文賞を受賞している。



研究室自慢(紹介)御お願いします。

2011年度のテーマを挙げれば、下記のとおり。
RC造の物性・劣化研究:構造物の高強度・高耐久化を目指し、RC造の強度および中性化・塩害による鉄筋腐食、凍害・アルカリ骨材反応によるコンクリートの膨張劣化をセメント・コンクリートの材料、水和、養生、劣化環境から検証する。・・・ここで使うコンクリート中の含水率を測定する技術はたぶん(まず)世界一。
RC造の維持管理技術の開発:実RC造に適用可能な強度、劣化・耐久性等を評価する試験方法を開発、検証し、維持管理技術マニュアルを検討する。・・・非・微破壊技術はうちの研究室の十八番の一つ。
仕上塗材の劣化・RC 造保護機能に関する研究:高分子系仕上塗材が鉄筋コンクリート造の保護材料として有効に働く期間は、その鉄筋コンクリート造の耐用年数に比し短いといえる。劣化過程の被覆材がRC 造をどこまで保護できるかを検証する。・・・これまでの表層の研究に仕上材の効果・劣化を融合させるもので満を持して取り組みはじめる
各種仕上材のコンクリート中の水分に起因した不具合に関する研究:コンクリートの含水率が高いことに起因して、壁材料にカビが生えたり、床材がはがれや膨れが生じることがある。フローイングでは反りの主原因となる。コンクリートの含水率とこれらの不具合の関係を検討する。・・・コンクリート中の水分起因の仕上材不具合は重要な課題。仕上の問題ではない。
各種建築材料の劣化に関する研究:煉瓦の経年変化、金属(釘、針金やサッシ、トタン)、高分子材料(塩ビ、プラスチック)、仕上塗材の火山性腐食ガス(三宅島(予定))に対する抵抗性、塩分に対する抵抗性、光に対する抵抗性を検討する。・・・三宅島の他、当研究室では北海道泊5大学共同暴露場、沖縄辺野喜琉大・日大共同暴露場、鹿児島県霧島九大・日大・琉大共同暴露場、日大津田沼暴露場を運用している。

なお、当研究室は、河合塾の研究室ランキング「建築材料・施工」部門で全国第4位にランキングされ、その設備・機器は同分野で最大級・最上級といわれている










ついでに大学時代の話を。
とにかく飲んでいたなぁ。下宿は同級生・サークル仲間の溜まり場だった。2年生の時、さすがに大屋に追い出された。
「アウトドアゴーイングクラブ」と称したサークルで、キャンプやったり縦走したり、流氷をみたり。。。
浮き世もそれなり?はで?でも一途に?に流していたかなぁ。
とにかくいい時代だった。
でも卒論はまじめでしたよ。とにかく吸収しようとした。
卒論タイトルは「屋根防水層のふくれに及ぼす下地コンクリートの影響に関する実験」
24時間とにかく頑張ったと自負している。そして、卒論の清書(まだ手書きの時代である)は、サークルの妹分5名の手によるものであることが今でも私の自慢である





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桂離宮 雨仕舞ー2
雨樋ー2
桂離宮 雨仕舞2
P300(写真・日本防水の歴史研究会・森田喜晴)

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満月の夜の東京駅 
9月12日は旧暦の葉月十五日。仲秋の名月。東京駅・満月4
今年の秋は、新暦の7月31日から、10月26日まで。秋まっただ中の満月なので「仲秋の名月」。(
(写真は実は前日の14日月を撮影)
am kiosk
P2011_0912_160020.jpg
2011年9月12日16:02
9月8日 毎日新聞 が掲載
毎日新聞 2011年9月8日朝刊に掲載

防水の起源を 描いた燃土燃水献上図 が初公開


毎日新聞 大

新聞が報じた、祭がこれ ↓↓

黒川村燃水祭。献上行列

黒川燃水祭献上行列

黒川燃水祭 献上行列 (撮影:森田喜晴)

近江神宮燃水祭・日本書紀奉唱
近江神宮燃水祭・日本書紀奉唱(撮影:森田喜晴)
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防水の歴史を探る

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ヘブライ語版聖書と防水3部作
ヘブライ語版「聖書と防水」ダイジェスト

世界最大のベストセラー「聖書」に防水が
(ここでは瀝青=アスファルト)出てくるのは3か所。


①ノアの方舟、②バベルの塔、③モーセをナイルに浮かべた籠
いずれも旧約聖書の「創世記」と「出エジプト記」。聖書(キリスト教)は世界各国で発行され、さまざまな版、訳があり、時間の経過も有る。何しろ日本にザビエルが日本にキリスト教を伝えたのは1549年だ。
防水の該当部分は日本語では「瀝青」「アスファルト」「タール」「ピッチ」「ヤニ」「樹脂」などと訳されている。旧約聖書はユダヤの聖典だから、ヘブライ語版をさがして、当たってみた。1990年8月10日初版発行。ミルトス・ヘブライ文化研究所編のヘブライ語対訳聖書。

その結果が、10月2日の記事「聖書中の「瀝青」。
http://www.roof-net.jp/index.php?%E8%81%96%E6%9B%B8%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%80%8C%E7%80%9D%E9%9D%92%E3%80%8D%E3%80%82%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E%E7%89%88%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E8%A1%A8%E8%A8%98


忙しい人のために、思いっきり短くまとめてみました。


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1.神は40日間の嵐によるノア洪水で、世界を水に沈めた。その時ノアが神に命じられて、方舟の内外側に塗ったのは「コフェル」でこの本では「タール」と訳されている。
創世記 6-1

2.さあ天まで届く塔をつくろう、と言って人々は、石の代わりにレンガを用い、接着と防水の為に、しっくいの代わりに「ヘマル」を使った。これは「瀝青」と訳されている。
創世記 11-3

3.エジプト王によるユダヤの赤ん坊抹殺命令からモーセを守るため、モーセは籠に入れられ、ナイル川に流された。その時、籠(カゴ)の防水の為に「ヘマル」と「ザフェト」が塗られた。この本ではそれぞれ「アスファルト」と「ピッチ」と訳されている。
出エジプト記 11-3


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同書の重要な脚注 :モーセの入れられた「籠(カゴ)」とノアの巨大な「方舟」は同じ言葉が用いられている。



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戸建住宅の地下防水の評価は?
地下防水工法の信頼性は?

yamanak
建築学会の建築紛争フォーラムで。会場からの質問に対して、地下室について多くの実績と経験を持つ都市建築設計事務所デザインタンク山中誠一郎氏が答える。

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主 催:日本建築学会 司法支援建築会議運営委員会
日 時:平成23年9月2日(金)13:30~17:10
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

プログラム:

司会 宇於崎勝也(日本大学)
副司会 角陸純一(清水建設)・宮内靖昌(竹中工務店)
記録 飯田恭一(オフィスK)・丸山一男(㈱アミック)

1.開会挨拶
 小野徹郎 (司法支援建築会議運営委員会委員長/椙山女学園大学)
2.主旨説明
 柿正義(普及・交流部会長/㈱クォリティー)  
3.基調講演「戸建住宅を巡る建築紛争-紛争解決に向けて、さらに予防へ」
 伊藤 繁(東京地方裁判所民事22部裁判官)
4.主題解説「戸建住宅を巡る建築紛争に対して-地下室を持つ戸建住宅を例として」
  4-1 設計・監理の側面から
    鈴木義昭(住宅保証機構)
  4-2 施工の側面から
    山中誠一郎(都市建築設計事務所)
  4-3 法律の側面から
    大森文彦(大森法律事務所)
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日本建築学会司法支援建築会議が行った、建築紛争フォーラムの今回のテーマは「戸建住宅」。その土地固有の戸建住宅を巡る課題に焦点を当てた講演会を行った。

基調講演として、東京地方裁判所の裁判官が「戸建住宅を巡る建築紛争-紛争解決に向けて、さらに予防へ-」について講演した。東京地方裁判所には建築専門部として民事22部があり、関東地方の建築を巡る訴訟が集まる傾向にある。また、司法支援建築会議会員も関東地方に多く在住していることから、地方都市での鑑定人、調停委員として推薦されることもあり、東京地方裁判所には建築紛争の情報が集積している。そこでの経験、状況を踏まえて講演した。

続いて、主題解説として戸建住宅を建設するときに発生する紛争について、紛争解決に向けての方法のみならず紛争を予防するためにどうすればよいかを、数多くの紛争において鑑定や調停に携った経験をもとに、法律家と建築技術者から話題提供をした。内容は、最近の話題として既存建物に隣接して「地下室を持つ戸建住宅」の建設に関わる事例を取りあげ解説。その後、会場からの11件の質問。意見対して総合討論によって戸建住宅に関する紛争解決の議論した。

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山中氏地下特有の問題
山中氏が主題解説で提示した地下特有の問題


会場の質問から

Q/ルーフネット 地下室の防水に関して現在の防水工法・材料は信頼に足るものであるか?

A/山中氏:
昔に比べれば、防水の信頼性はるかに上がっていると思う。
ただし全ての建築材料には寿命がある。当然防水も然り。。
たとえば地下外防水にアスファルト防水を採用したとして、防水メーカーは10年しか保証しないだろう。

我々設計者が、地下を設計する時構造体として鉄筋コンクリーを使うのであれば、「ヒビが入って当然」というスタンスで設計する。
だからこそ2重壁にして①入ってきた水をどうして逃がしてやるか、②居住空間に入れないで済ませるか。もう一つ、③結露を起こさせないか。もし結露した場合その水をどこに逃がしてやるかが問題。

諸先輩の事例を見るにつけ、地下で湧水、水漏れの起きない躯体はないと思う。

(コンクリートだけでは)当然漏水する、という想定で、いろんな(防水)材料を使ってゆく。
今市販されてる防水材料は、かなり信頼性の高いものがある。





Q/ルーフネット 近年地下水位が上がっているが、防水上の留意点は何か?


A/山中氏
現在、大体、上水位がGLマイナス1メーター程度だ。

1メートル掘ればすぐ水が出る状態である。
矢板などで水を止めながら工事し、そして地下水位が高いところでは、当然湧水があるという前提で、地下ピットを設けたり、排水ポンプの容量を大きくしたり、2台設置して交互運転などの対策が欠かせない。






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防水歴史図書館 資料第三号 編集作業開始
 資料第三号「アスファルトルーフィングのルーツを探ねて」
アスファルトルーフィングのルーツを探ねて

日新工業が創立40周年記念事業として昭和59年発刊。PR臭のない丁寧な仕事で、今でも建築関係者の間で評価は高い。ルーフネットの「防水歴史図書館」その第参号資料「アスファルトルーフィングのルーツを探ねて」の 担当キュレーターは鶴田 裕さんです



現在アップしているルーフネット最新号63号の読み物は、ちょうどその鶴田さんのが書かれた原稿です。
その書き出しは
「日本の建築物の屋根に初めて防水層が施工されたのは、明治38 年に竣工した大阪瓦斯の2 代目事務所ビルの陸屋根部分で、アメリカから輸入された天然アスファルト製品であった1)」
となっています。

さらにルーフネット59号で紹介したのは、NPO建築技術支援協会(略称PSATS・サーツ)機関誌にその鶴田さんが防水技術者としての 50年間の総括として、サーツの機関誌に書いたものです。
こちらは、こんな書き出しでした。
「平成17年(2005)は、防水関係者にとって節目に当たる年であった。防水技術の権威者であられる小池迪夫先生が東京工業大学在任時に、「日本で最初に防水が施工されたのはいつか」を探るために日本建築学会誌を時代を遡って調べ、辿りついた結果は明治38年(1905)竣工の大阪瓦斯事務所で、中之島四ツ橋筋・渡辺橋南詰の角に建てられた煉瓦造の屋根だった。清水組の設計(田邊淳吉工学士)施工で、アメリカから輸入されたアスファルト防水がこの建物の平屋部分の陸屋根に施工された。竣工した時は日露戦争に勝った時だったので、大変賑やかなお披露目であったと大阪瓦斯の社史に記されている。相前後して日本に鉄筋コンクリートが伝えられ、陸屋根普及とアスファルト防水の施工量の増加との関連についても触れられている。*1 」


小池迪夫東工大名誉教授は「日本における近代的な防水工法である、ビルトアップ防水の発祥は1905年(明治38年)、その100周年は2005年(平成17年)となる」と結論付けたが、もちろん100年という数字は、ご本人がおっしゃる通り現代の防水工法につながる防水の歴史が100年であると言う意味だ。
天然アスファルトを防水・接着などの目的に使った例は、紀元前3000、今から5000年以上さかのぼることになる。

「ほぼウィークリーウェブマガジン・ルーフネットの巻末読み物として間もなく連載開始です。






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茅葺屋根をいぶす
足利学校の茅葺屋根は大蛇が
口から吐き出す煙で守られていた


 ↓↓ ここでその様子を見ることができます。
http://www.ashikagagakko.jp/staff/2011/08/post-308.html


足利学校
足利学校「方丈(ほうじょう)」撮影:日本防水の歴史研究会
宝暦年間の資料をもとに再建された足利学校。 


クン燃中
(写真提供・足利学校

茅葺屋根を維持するのが困難な理由は、茅の不足と職人不問。実はもうひとつ大きな課題がある。茅が腐らずに雨仕舞いの機能を果たすためには 、いつも煙でいぶされていなければならない。毎日屋内で薪が炊かれていれば、煙に含まれる油分が茅に移るため茅の防腐、防虫効果を発揮する。さらには上昇気流が起こり、茅葺き内部の空気の流通による適度な乾燥まで期待できる。煙りにさらされない茅葺きの中は、虫にとっては最高の棲みかだ。
とはいっても身体や衣服に着いた煙りの匂いは干したくらいでは決してとれない。しっかり洗濯しなければならない。現状、日常的に室内で薪を焚き続けることは難しい。
白河郷や五箇山の合掌造りの茅葺き農家に泊まってみると、煙いことおびただしい。目や喉が痛くて、確かにちょと敏感な人は我慢できない。だから一般の足利学校のような見学者が多いと、常時薪を燃やしているわけには行かない、という。

かといって、手をこまねいていれば、天井から「ヤマトアカヤスデ」がぽたぽた落ちてくる。ムカデと似ているが毒はない。しかし独特の臭気があるため、来館者の苦情があった。そこでスタッフが考えたのが、この大蛇の導入だ。



クン燃装置
写真提供足利学校  http://www.ashikagagakko.jp/ 
安全のため、トラックの上に積んだ窯で広葉樹の雑木薪(ナラの木など)を焚く。

 毎月1回、休館日に2 3時間煙を建物内に吹き込む。曇りの日などは屋根の隙間から漏れる白い煙がくっきり見えるため、火災通報されたこともあったそうだ。足利学校には現在、学生の講義や学習・学校行事や接客のための座敷として使用された「方丈・ほうじょう)」,食事など日常生活が営まれた「庫裡(くり)」、薪や農具置き場兼食料を保管した「木小屋(きごや)」の3棟の 茅葺き建物があり、これを順番に薫えんしている。

もちろんメンテはこれだけではありません。(続く)
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「聖書と防水3部作」ギャラリー 
ノアの方舟

マザーK ノアの方舟

ルーフネット読者の マザーKK による「ノアの方舟」その2 です

方舟はどんなふうにつくるか、神はノアに教えました。方舟は下の甲板と真ん中の甲板、それから上の甲板をつくります。またノアの家族のために幾つかの部屋、船体の横の方に大きなハッチ-、船の屋根近くには窓も一つ。ノアが方舟を作るのが終わると、水が漏れこんでこないように、船体の内側も外側もアスファルト(タール)を塗るように、神は言いました


ノアの方舟は浮かぶ家。その屋根防水はアスファルト!

 
ノアの洪水は、紀元前3000年ころ起こったとされている。  洪水は40日間続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、方舟は現在のトルコの東側アララト山の上にとまった、という.

方舟の大きさに関して、旧約聖書『創世記』は「長さ300キュビト、幅50 キュビト、高さ30キュビト」という。1キュビトを約44.5cmで換算すると、およそ「長133.5m、幅22.2m、高13.3m」となる。
これは現代の造船技術から見てとても安定したプロポーションだそうです。(聖書神学舎教師・津村俊夫さん)
ある人は、石油タンカーの形状に良く似た、理にかなった形とも言っていました。その内外全てに、防水処置が施されました。屋根も壁も、側面も、底も。神による防水仕様です。


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戸建住宅地下室をめぐる紛争でフォーラム
見積り無しでビルを建て 価格で争う不思議な業界
紛争解決と予防を目指す
建築紛争支援会議
柿崎正義氏の司会で総合討論 

新築ビルが完成して、施主と請負会社の間で、支払金額を巡って大きな紛争になった。どうしてそんなことになったかと言うと、何と、ちゃんとした見積りがないまま工事が始まり、建物の引き渡し時点で、決着がつかず裁判所に持ち込まれた事案だ。 これは9月2日、日本建築学会司法支援建築会議が開催した「2011年度建築紛争フォーラム「戸建住宅を巡る建築紛争」の基調講演で、東京地裁民事22部の裁判官が驚きを持って紹介した事例。
参加者109名。会場からの質問も多く盛況であった。

当日の進行はルーフネット8月15日付けの記事
http://www.roof-net.jp/index.php?%E6%88%B8%E5%BB%BA%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%AE%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E5%AE%A4%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB  参照。

基調講演のテーマは「戸建て住宅を巡る建築紛争ー紛争解決に向けて、さらに予防へ」
東京地裁民事弟22部裁判官 伊藤 繁氏。

建築に関する契約は金額が高価である上、建物は多数の行程が組合わさって建設され、複雑な構造を有するものであるにも関わらず、業界一般に契約観念が乏しく、契約書や設計図書、見積書等の付属図書により、合意内容を明確にしておき、紛争発生を未然に防止使用とする努力が足りないことが、以前から指摘されている。
最高裁が平成15年に取りまとめた「建築関係訴訟委員会中間報告とりまとめ」によると、建築関係紛争事件において、契約書が存在しない割合は、東京地裁で54%、大阪地裁で40%。また施工前に設計図書や、見積書が作成されていなかったり、作成されていても簡単な内容出会ったりする場合があるーーという。
紛争処理会議レジュメ


主題解説「戸建住宅を巡る建築紛争に対して-地下室を持つ戸建住宅を例として」 は以下の3氏

 1 設計・監理の側面から: 鈴木義昭(住宅保証機構)
・紛争を防止するには、双方が紛争になり得る要素を基本設計の段階からその内容と変化・変更についてよく説
明し、疑問には納得するまで繰り返し話合いを持つこと。こちらから打ち切らない。
・どの項目にも同位での理解は得られないと思うことと、どのように時間をかけても100%完璧の完成はない。 
・コミュニケーションを絶やさず、描いた住宅の完成に向け、て優先順位を決め、どこに基準を置いて進めてゆくか反芻することが肝要。   

 2 施工の側面から: 山中誠一郎(都市建築設計事務所)
地下室付き住宅の設計・施工上の注意点、まとめとして次のポイントを挙げた。
.建築基準法における、容積率、建蔽率等の緩和
・居室利用の条件の十分な検討(ドライエリアなど)
・地下水・結露水に対する十分な対策
・換気設備計画の検討
・坂の下など雨水流入の危険防止
・排水設備の十部んな検討
・山留・根切り工事に伴う近隣への影響


 3 法律の側面から: 大森文彦(大森法律事務所)
各立場における責任と義務、誤解を招く用語の解説、重要な判例などを示した。






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am kiosk
2011.9.4am boruto
200V.この見出しは、キット前から用意していたな。
お初の上七軒だより
左千夫さんから久しぶりに写真が届きました!

2本の指に瓶が吸いつく?
挟むだけで簡単に中ビンを持ち上げる現役芸妓組合理事長

sachio の上七軒だより
「ほら、ちょっと見とおくれやす」と言って飲み乾したビンを逆さにして、つまみあげたところだそうだ。

上七軒ビヤガーデン
舞妓さんとお話しできるビアガーデンは9月5日まで。初日と最終日には勝喜代姉さん(芸妓組合理事長)も登場。

※このシリーズは「お初」左千夫さんのブログと、ルーフネットのコラボ企画です。

左千夫さんのブログはこちら⇒ http://ameblo.jp/sachioohathu/

文化の伝承、しきたりから学ぶ知恵、町並み保存、ビジネスモデルの再発見(もうハーバードはええんやないの?)。これらのキーワードが「ルーフネット」の中に花街情報「お初の上七軒だより」が存在する理由です。


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琵琶湖の夜明け
琵琶湖の夜明け
2011.8.27 05:00 5D2/EF24-105


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am キオスク
コンクリートの耐久性に関するとてもわかりやすい年表が出来た
建物の長寿命化とトータルメンテナンスへの道
あしば117

東亜合成機能化学品事業部建材・土木グループは、建築関係者や施主を対象に技術広報誌「あしば」を年間数回のペースで発行している。発行部数は5、000。今回の第117号の特集は「建物の長寿命化とトータルメンテナンスへの道」

あしばコンクリート耐久性年表
同資料の一部。A4 51頁 見開き左頁煮コンクリートの耐久性・業界動向・JIS,JASS,国交省指針の変遷をまとめ、右面に外壁防水材「アロン」の歩みを対比させている

関連規格や指針の制定、社会問題となったコンクリートの落下やひび割れによる出来事、話題になった図書など、写真や簡単な解説を加え、年表にしている。


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