(旧 「防水屋台村」建設中)
「燃土燃水献上]関連図その③
連作版画「燃える水物語」

連作版画


燃える水物語表紙
 「燃える水物語」という連作版画が本になっている。勿論あの、日本書紀に書かれた「天智天皇への燃える土と燃える水を献上した」がテーマだ。郷土史を研究する先生の台本をもとに、新潟県の小学校の先生の指導で子どもたちが版画を彫った。

内郷小学校/ 版画 高橋晃/原作 角田光男/文. 西村書店. 1985年11月発行. 価格: 1575円. 残念ながら絶版で重版の見込みは極めて少ない.

足利学校
足利学校方丈軒裏
足利学校・方丈の軒裏(撮影:佐藤孝一)
アスファルトはプラスチックスである
人類の石油利用はアスファルトをプラスチックス(可塑性物質)として利用

した原始社会にさかのぼる。・・・「日本石油 100年史」より


可塑性物質

「アスファルトは最古のプラスチックスである」という事。



日本の石油産業を展望し、歴史を踏まえて将来を展望しようとする際、最も重要な文献は日本石油、現JX日鉱日石エネルギーの5冊の社史「日本石油史」だろう。まず大正3年の東京大正博覧会にあわせて発刊された初版「日本石油史」、3年後の大正6年に創立30周年に合わせて発刊された「縮刷版日本石油史」、太平洋戦争開戦前年昭和15年、ひっそりと作られた百ページの50年史)。初版日本石油史の改訂増補版ともいうべき新版「日本石油史」は昭和33年創立70周年の記念事業の一つであった。そして堂々の千ページ越え、それらの総括ともいうべき昭和63年発刊の「日本石油百年史」。日本の石油産業の先駆者として発足した同社の経歴は、そのまま日本の石油産業の縮図だ。
これらの社史のうち、特に大正3年発行の「日本石油史」は貴重な資料としての評価も高く、同じく「日本石油史」のタイトルを持つ昭和33年発行の70年史も「単なる社史に代えて、我が国における石油産業の発展過程を跡付けることに、編集の眼目を置くことにした(まえがきより)」という方針で長誠次氏を実務上のリーダ-として発行された。
よってこれら5冊の日石社史は我が国石油産業を知る上でのバイブルともいえる。その石油史のバイブルのうち、集大成ともいえる「日本石油百年史」がアスファルトに関する記述から始まる。しかもこんなふうに。


日赤00年し


「人類の石油利用はアスファルトをプラスチックス(可塑性物質)として利用した原始社会にはじまる。旧約聖書にノアの方舟の製造方法と関連してアスファルトが登場する…」。
そして日本書紀、668年天智天皇の節で、「燃える土と燃える水献上」とつながり、他の5冊と同じく「燃える土は天然アスファルトの類であろう」としている。
また、当時アスファルトが日本でも旧約聖書に近い用途で用いられていたという考古学的知見が、紹介されている。
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日本書紀や聖書に登場する「アスファルト」を、「防水の起源」ではなく単に「アスファルト防水」の起源としか捉えない遠慮深い人へ:<strong>「人類の石油利用はアスファルトをプラスチックス(可塑性物質)として利用した原始社会にはじまる…」 この1節を読んで、まだそう思いますか?本当に?


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全アロン防水組合30周年総会。講演は本橋健司教授
アロン30周年
東亜合成が製造するアクリルゴム系塗膜防水材の責任施工団体である全アロン防水組合が8月26日、滋賀県大津市の大津プリンスホテルで定時総会開催。挨拶する杉本憲央理事長。
「昨年度の販売実績は主剤ベースで前年比100.1 % 。消費者は安全と安心を求めている。アロンはこれに加えて長寿命というメリットを持つ。われわれには実績も十分な技術資料もある。かつて組合は4,000トン/年という販売実績もある。改修時代に入った今、この達成は不可能では無い。」

橋本社長
アロンは上市以来40年。メーカーの今期1-6月期決算は売り上げ高785億円、営業利益103億円、前期比増収増益となった。メーカーとして東亜合成 橋本 太社長は
「滋賀県在住の杉本理事長から近江商人の「三方良し」という商の心得を教わった。売り手良し・買い手良し・世間良し~というものだ。我々も建物の長寿命化を実現するよい製品を通じて社会に貢献したい。」と挨拶した。

小川議長
長年専務理事を勤めた名倉茂氏(ジックス)が退任、小川隆幸関東支部長が兼任することになった。総会の議長を務める小川氏。

本橋健司  全アロン防水.
記念講演は芝浦工大本橋健司教授(写真中央)。演題「建築物の長寿命化と建築仕上げの役割」

内藤瑞穂
2歳から10年間総会でのチャリティー募金に協力してきた内藤副理事長の娘・瑞穂さんも、今年が最後のお勤め。この日のパーティーで集まった20万265円に、繰越募金を加え41万7,765円を寄付にあてる。
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防水の歴史を語る幻の画 初公開
佐野市立吉澤記念美術館で
10月1日 本邦初公開

小堀チラシ表Web小
小堀鞆音 没後80年」展
平成23 年10 月1日( 土) ~11月13日( 日)
佐野市立吉澤記念美術館



小堀チラシ裏
右上が初公開となる小堀鞆音《燃水燃土献上図》[ねんどねんすいけんじょうず] 大正三年(1914)
 JX日鉱日石株式会社所蔵 絹本着色 額装一面  69.9㎝×100.8㎝


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佐野市立吉澤記念美術館から出来立てホヤホヤの展示チラシが届きました

「越国」(現新潟県)で産出したアスファルト(燃土)と石油(燃水)を天智天皇に献上したという『日本書紀』の記述を絵画化。日本石油株式会社(当時)の依頼により制作、業界の歴史を語る絵として複製等を通して愛されてきましたが、その原本(本物)が今春発見されました。鞆音の画業としてはほとんど知られていなかった作品です。本展が初公開となります。
毎年7月1日新潟県胎内市、それを受けて7月7日滋賀県大津市の近江神宮で、この小堀靹音(ともと)の絵を摸したお祭りが斉行されています。
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2011秋。日本建築学会大会 懇親会
JWMA主催 建築学会大会 懇親会

JWMA建築学会2011懇親会2
2011年8月23日から25日まで、東京早稲田大学を会場に日本建築学会大会が開催されている。 初日の23日午後6時、新宿ワシントンホテルで、JWMA(一般社団法人日本防水材料連合会)主催による懇親会が開かれた。

JWMA建築学会懇親会3

JWMA建築学会懇親会1

JWMA建築学会懇親会

講演・発表等のスケジュールは7月12日の記事 ↓ をご覧ください
http://www.roof-net.jp/index.php?%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%80%8C%E9%98%B2%E6%B0%B4%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%80%8D%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
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8月23日 9:15~ 
早稲田大学14号館403室 防水層の耐久性や評価方法、緑化、遮熱など
8月23日~25日
早稲田大学14号館501室 コンクリート、補修・改修・維持
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桂離宮の雨仕舞
雨樋-1
桂離宮の雨樋-1
写真:日本防水の歴史研究会・森田喜晴


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大刈り込み
enikki

ookarikomi 桂
修学院離宮の大刈り込み

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水路閣委員会終了 報告書
水路閣改修調査検討委員会

3回の委員会終え報告書作成へ


suirokaku.jpg
ひび割れは、この写真の左端 

水路閣は琵琶湖疏水の疏水分線の一部で,全長93メートル,幅4メートル,水路幅2.4メートル,2基の橋台と13基の橋脚からなる水路橋であり,明治21年に完成しました。平成8年には国の史跡に指定されている。沿線各地での水力利用,田畑の用水,防火用水等を主目的として設けられた疏水分線の一部である水路閣は,南禅寺境内を東西に横断するため,意匠において美観上の配慮がされた。レンガと花崗岩で築かれたその姿は,工事中の当初から見物客が絶えず,現在においては,経年によって付近の歴史的な景観と調和している。

suiro 報告

 京都市上下水道局は,国の史跡に指定されている水路橋「水路閣」の西側橋脚の一部に生じたひび割れの発生原因及び修復の方法を調査・検討するため,学識経験者で構成する「水路閣改修調査検討委員会」を平成22年1月に設置し,これまで3回開催して議論を進めてきた。最終的には,調査によって得られた知見を基に,議論の内容を踏まえ,今後の対応策を報告書にとりまとめる。

 なお,西側橋脚の一部に生じたひび割れについては,平成20年8月に緊急防護工事を実施した後,継続して状況を監視し,特に変化がないことを確認しているとう。

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京都市上下水道局水路閣改修調査検討委員会委員

石田潤一 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授 ・委員長
伊津野和行 立命館大学理工学部都市システム工学科教授
久保田善明 京都大学大学院工学研究科准教授
甲津功夫 大阪大学名誉教授
中嶋節子 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
深町加津枝 京都大学大学院地球環境学堂景観生態保全論分野准教授
◎ 京都府教育庁指導部文化財保護課(オブザーバー)
◎ 京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課(オブザーバー)
◎ 財団法人 建築研究協会(疏水水路閣調査委託



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第3回検討会資料
よりhttp://www.city.kyoto.lg.jp/suido/cmsfiles/contents/0000078/78845/dai3kaisiryou.pdf

京都市上下水道局水路閣改修調査検討委員会委員は6月17日午後3時から4時半まで、京都市国際交流会館で、第3回目の会合を開いた。
この結果

ひび割れの原因については、次の所見を出したうえで、今後の対策に対して提言している。(つづく)

西側橋脚部のひび割れの原因として,山からの土圧及び
樹木の根の浸食である可能性が考えられた。構造解析の結
果,土圧だけでは今回のひび割れが発生したとは考えられ
ないため,何らかの外力が加わった可能性が疑われる。
西側橋脚に水平方向の変位を与えるような何らかの外力
が加わったためにひび割れが発生したと考えられる。
外力が生じる原因として地盤の変動が考えられるが,水路
閣建設後に地面の整地が行われているため,地盤調査の結
果からは正確な地盤変動は確認できなかった。
また,樹木調査の結果,現状では水路閣に圧力を加える
ような樹木の根は確認されなかった。しかし,台風等による
倒木のため水路閣が破損する可能性も高く,伐採等の樹木
管理が必要である。


http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/cmsfiles/contents/0000078/78845/dai3kaisiryou.pdf


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[建築紛争フォーラム] 戸建住宅の地下室をめぐるトラブル
日本建築学会の紛争フォーラム 9月2日開催

戸建住宅の地下室に関わるトラブルテーマに


2011年度建築紛争フォーラム「戸建住宅を巡る建築紛争」
-紛争解決に向けて、さらに予防へ-
                 
 


地下に関わるトラブルのうち、「漏水」は最重要テーマです。しかし戸建住宅の地下室の漏水は、湿気と並んで悩ましい問題でありながら、屋根からの漏水程は話題になりませんでした。このフォーラムに際して意見を求められた裁判所の調停委員でもある鶴田裕さんから、「建築学会で面白いフォーラムがありますよ~」と教えていただいたので、以下、建築学会からのリリースを紹介します。


戸建地下トラブル

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                     
日本建築学会司法支援建築会議では、日本建築学会大会開催時に会員ならびに
開催地の市民の皆さまに、広く建築紛争とその解決に寄与する司法支援建築会
議の役割を知っていただくために建築紛争フォーラムを開催しております。今
回は「戸建住宅」をテーマとして取り上げ、その土地固有の戸建住宅を巡る課
題に焦点を当てた講演会を企画いたしました。

基調講演として、東京地方裁判所の裁判官に「戸建住宅を巡る建築紛争-紛争
解決に向けて、さらに予防へ-」について講演していただきます。東京地方裁
判所には建築専門部として民事22部があり、関東地方の建築を巡る訴訟が集ま
る傾向にあります。また、司法支援建築会議会員も関東地方に多く在住してい
ることから、地方都市での鑑定人、調停委員として推薦されることもあり、東
京地方裁判所には建築紛争の情報が集積しています。そこでの経験、状況を踏
まえて講演していただきます。
 続いて、主題解説として戸建住宅を建設するときに発生する紛争について、
紛争解決に向けての方法のみならず紛争を予防するためにどうすればよいか
を、数多くの紛争において鑑定や調停に携った経験をもとに、法律家と建築技
術者から話題提供をしていただきます。その内容は、最近の話題として既存建
物に隣接して「地下室を持つ戸建住宅」の建設に関わる事例を取りあげ解説し
ていただきます。その後、会場からのご意見を頂きながら総合討論によって戸
建住宅に関する紛争解決の議論を深めたいと思います。奮ってご参加をお願い
します。

主 催:日本建築学会 司法支援建築会議運営委員会
日 時:平成23年9月2日(金)13:30~17:10
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

プログラム:
                司会 宇於崎勝也(日本大学)
                副司会 角陸純一(清水建設)・宮内靖昌
                    (竹中工務店)
            記録 飯田恭一(オフィスK)・丸山一男
                   (㈱アミック)

 1.開会挨拶
  小野徹郎 (司法支援建築会議運営委員会委員長/椙山女学園大学)

2.主旨説明
  柿正義(普及・交流部会長/㈱クォリティー)  

3.基調講演「戸建住宅を巡る建築紛争-紛争解決に向けて、さらに予防へ」
   伊藤 繁(東京地方裁判所民事22部裁判官)

4.主題解説「戸建住宅を巡る建築紛争に対して-地下室を持つ戸建住宅を例として」
  4-1 設計・監理の側面から
    鈴木義昭(住宅保証機構)
  4-2 施工の側面から
    山中誠一郎(都市建築設計事務所)
  4-3 法律の側面から
    大森文彦(大森法律事務所)

 5.総合討論
   進行:柿 正義(前掲)

 6.まとめ・閉会(5分)17:05~17:10
   都甲 栄充(AMT一級建築士事務所)
 
参加費:会員2,000円、会員外3,000円、学生500円
定 員:200名
申込方法:FAXまたはE-mailにて「催し物名称、会員番号、氏名、勤務先・所
属、電話番号」を明記のうえ申し込む。
問い合せ:司法支援建築会議事務局 川田
TEL:03-3456-2051 FAX:03-3456-2058 E-mail:kawata@aij.or.jp

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かりん
ひっそり育つカリン(P300)

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もう一度 聞いてほしい この話
聞いてほしいのは 田中享ニ 東工大名誉教授 のこの話です


 日本の建築防水材料・技術のレベルは世界のトップレベルにあります。何しろ先進国の中で、これほど降雨条件の厳しいところは少ないし、職人は器用だし、客もうるさいですからね。 
 かつて20~30年前まではアメリカや欧州への防水視察旅行が盛んに行われていました。「もう学ぶものは無い」というのが大方のがここ10年来の認識でした。
 でもそれは防水を提供する側からだけの見方だったのでは無いでしょうか? 世界最高レベルの材料と世界最高の施工技術がわが国に存在することは間違い無いでしょう。でも実際に行われた工事の結果は世界最高でしょうか?

 工事作業者は誰の方を向いて仕事をしているのでしょう? 工事の工期は、工賃は、材料費は?「納得できる防水工事をしたいと思っている、それだけの技能を持った職人」が「世界のトップレベルの防水工事」を実現できる環境に今の日本はあるのでしょうか?

 2008年6月27日に行われたJWMA(日本防水材料協会)の総会後のパーティーで、で日本一の防水研究者である東京工業大学田中享二教授(当時)はこんな話をしました。私のメモによるとこんな内容でした。

tanaka takumi
(写真は2010.11月撮影)

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今世界の中で日本の防水材料はどんな水準にあるかと言うと、間違いなくトップレベルにあります。でそのトップレベルの中でも上に行ってるかというと、行ってません。そに理由は今までの皆さんのやり方が、まず設計者がいてゼネコンがいて、そしてメーカがいて、という形だったから、材料開発が常に後追いの形で、行なわれることが多かった。自ら先に行くという習慣が無かったからではないと思います。

 国内だけを考えていい時代ならそれで、いいのだが、世界水準に到達した今、やはりもう一歩先へ行く必要があると思う。先般防水の国際会議があった。もう少し先を行ってる世界があったのでその話をさせていただきましょう。

1.まず環境。LCC―O2の問題にしても、日本の防水材の技術は世界のどのレベルに?LCC―O2の問題にしてももっと、きちっとやろうと言う動きがある。日本の防水も一時やりかけたが、腰砕けになってしまった。今CASBIE などによって建物の性能を総合的に評価しようとしてるんですが、防水の部分は何か分かりにくい数字が入っているのが現状。これを何とかきちっとしなくちゃならない.先進国ではこの防水をはじめ、要素技術をちゃんと抑えている。
2.環境関係。材料を植物起源の材料で作ろうという研究が一部で進んでいる。今のところ大豆が主流になっている。燃料分野との奪い合いになるかも知れない。
3.防水のライフは20年から30年が標準になりつつある。そういう意味で瑕疵担保10年は時代の趨勢に合わないが法律が絡むと責任が重いので、同じ期間にするのはは難しい。
4.北米では耐風性能についてしっかりした材料を作っていこうとする動きが強まっている。我々も今皆さんのサポートを得て、 宮古島で実験を続けている。
5.一般的な工法として緑化は世界的トレンドになっている。ただ日本は値段に汲々としているが、 世界の先端は緑化屋根のファイアレジスタンスとウィンドレジスタンスの研究にまでシフトしている。これはすなわち緑化は当然とした上で、もう一歩先のことを考えていることの現われだ。
6.アメリカ中心ではあるが、リフレクティングルフいわゆるクールルーフも積極的。ただしヨーロッパはそれほど積極的ではない。

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 みなさんのおかげで、日本の防水はトップレベルではあるがトップではない。

 今後、日本の防水材の進歩を誰が担ってゆくか。

 今まではリードしてきたのは、設計者とそれを技術で支えたゼネコンの研究所の人たちだった。これからはどうか?今ゼネコンは一部を除いて、防水に関する技術力は明らかに落としている。外国はもともと防水コンサルタントがいたから彼らが防水の技術力を担保してくれた。日本ではコンサルタント能力のある人は沢山いるが、制度としてないから、防水メーカーの皆さんが力をつけてくれるしかない。日本では今技術移転の方向がメーカーの方に重心が移りつつある。皆さんへの期待は大きい。

 防水はこれからは世界に発信していかなくてはならないし、 世界をキャッチアップだけ目標ではいけません。

 私は定年まで後2年(2008.6月当時)。建築の学生は亀の甲がにがてなのがほとんどで、メーカーに入りたがらない。せいぜい希望してもセメントや鉄鋼業界。だから将来のことを考えれば、防水メーカーの若手を育てた方がよさそうだ。建築家が建築のことだけ勉強しても技術は発達しない。皆さんがは化学の分野だからモノつくりは得意だ。 ただその視点だけだと建築の後追いになってしまう、値段を下げる競争に終始してしまう。

 大事なのは建築と化学といった、ちがう分野がクロスすることである。そこで技術がぐっと進みから、そのチャンスを作ることに力を注ぎたい。今化学のエンジニアを対象にしてのための建築・防水セミナーを計画している。ここにいる人たちの年齢ではもう手遅れだから、会社の若い人たちをよこして欲しい。皆さんと力を合わせて、頑張っていきましょう。

ホウズキ
今日は満月

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ルーフネットは、ほぼ週刊ウェブマガジンです。「ほぼ週刊」というのは、編集長のいい加減さとは違って、月のフェイズに合わせているからです。新月号、上弦の月号、下弦の月号、満月号の4回。陰暦と太陽暦の1月は一致しませんから、現在の暦では、ほぼ1月に4回発行。すなわち「ほぼ週刊」となります。この形になったのが、昨年の6月12日号=第1号です。バックナンバーは本サイトの「バックナンバー」から読んでください。それで現在は60号。記事を書き始めたのは2006年8月1日です。時々、当時の記事を読み返し反省・復習します。バックナンバーからでは見つけられない「お薦め記事」を紹介します。
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本日2011.8.13(土曜日)。

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初公開! 防水・石油業界の歴史を語る幻の作品
初公開!防水・石油業界の歴史を語る幻の作品

「小堀鞆音 没後80年」展
平成23 年10 月1日( 土) ~11月13日( 日)
佐野市立吉澤記念美術館

小堀鞆音縮小」

小堀鞆音《燃水燃土献上図》[ねんどねんすいけんじょうず]   大正三年(1914)
 JX日鉱日石株式会社所蔵 絹本着色 額装一面  69.9㎝×100.8㎝

「越国」(現新潟県)で産出したアスファルト(燃土)と石油(燃水)を天智天皇に献上したという『日本書紀』の記述を絵画化。日本石油株式会社(当時)の依頼により制作、業界の歴史を語る絵として複製等を通して愛されてきましたが、その原本(本物)が今春発見されました。鞆音の画業としてはほとんど知られていなかった作品です。本展が初公開となります。
毎年7月1日新潟県胎内市、それを受けて7月7日滋賀県大津市の近江神宮で、この小堀靹音(ともと)の絵を摸したお祭りが斉行されています。

「小堀鞆音 没後80年」展
【テーマ】「武」と「文」の心を描く
主催:(財)佐野市民文化振興事業団、佐野市郷土博物館、佐野市立吉澤記念美術館

 佐野市立吉澤記念美術館では、「武」と「文」をテーマに、画家が最も得意とした「武者」主題と、深く古典文学に親し
んだ鞆音ならではの「文学」主題の作品によって構成します。画業の最も充実した明治30年前後の代表作から晩年の優品まで、初公開作品数点を含むのべ約25点および関連資料を展示します。

 佐野市出身の日本画家、小堀鞆音(こぼり・ともと)は昭和6年(1931)10月1日に亡くなりました。平成23年(2011)
10月1日、没後80年を迎える本年、佐野市郷土博物館・佐野市立吉澤記念美術館で展覧会を開催します。
 小堀鞆音は文久4年(1864)、下野国安蘇郡旗川村字小中(現在の佐野市)に生まれました。農業の傍ら絵筆を
執り、幟の武者絵や絵馬などを遺した父(晏斎)・兄(桂雲)のもとで育ち、画家を志しました。21歳で上京し、故実に
優れた川崎千虎に入門、歴史画家としての修養を積みました。内国勧業博覧会、日本美術協会など各種展覧会で高
い評価を得た鞆音は、当時最も重視された絵画ジャンルである「歴史画」の第一人者としての地位を確立します。東
京美術学校で教鞭を執ったほか、水野年方らとともに「歴史風俗画会」を結成するなど、「歴史画」の研究と発展、後
進の育成にも力を注ぎ、安田靫彦ら多くの優れた画家を育てました。
 本展覧会では2会場にわかれ、それぞれの視点から画家の画業をたどります。
佐野美
佐野市立吉澤記念美術館
http://www.city.sano.lg.jp/museum/index.html



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「コルビジェの船と建築対談」 仕切り直しで 9月17日横浜で開催
3.11大震災の翌日に予定されていた、「コルビジェの船」対談
定員オーバーだった企画が9月17日開催



横浜の日本郵船歴史博物館当館が今春開催した企画展「船→建築 ル・コルビュジエがめざしたもの」(2010/12~2011/4)を踏まえて、「船・建築・未来」という三つのキーワードをもとに対談が行われます。

当初3月12日に建築評論家で東北大学教授の五十嵐太郎さんと建築家・神戸大学教授 遠藤秀平さんの対談が計画されていました。定員の60名の枠は早々に予約でいっぱい。キャンセル待ちがかなりあったようです。今回は会場を移し、ヨコハマトリエンナーレ特別連携プログラムとして実施。対談では『船がメタファーとなった現代建築、そして遠藤氏の、ル・コルビュジエが手がけた唯一の船「救世軍収容所」(1929年)のリノベーションのためのシェルタープロジェクトについて』話が聞けます。

船と建築対談
当初計画時のポスター。この時の定員は60名。すぐに満席になってしまったため、会場を移し、150名とした

同博物館HPによると:
東日本大震災以降、これからの建築シーンがどのように変化していくのかについてもお話いただきます。
参加者には「船→建築ル・コルビュジエがめざしたもの」展の小冊子を無料で配布致します。

「新・港村 小さな未来都市 BankART LifeIII」会場にて、企画展「洋上のインテリアII」のPRコーナーを設けております。そちらもぜひお越しください。詳しくは「新・港村 小さな未来都市 BankART LifeIII」のページをご覧ください。http://www.nyk.com/rekishi/exhibitions/event/ships/index_talk.htm
日時 2011年9月17日(土)14:00~16:00
会場 「新・港村 小さな未来都市 BankART LifeIII」(新港ピア内:横浜市中区新港2-5)
※会場が通常とは異なります。
料金 1,000円(各種割引対象外)
※別途、「新・港村」入場料300円(大学生:250円)が必要(「新・港村」会期中何度でも入場可能)
※イベント料金には、日本郵船歴史博物館・日本郵船氷川丸入館料が含まれます。
定員 150名
予約 045-211-1923 日本郵船歴史博物館






企画展「船→建築 ル・コルビュジエがめざしたもの」について

「近代建築の巨匠ル・コルビジェ(1887-1965)をはじめとする建築家たちにとって、かつて船は機能性・合理性の象徴であって、建築が目指すべき規範として認識されていました」と企画者は言います。

この展示では、具体的事例を通して、船がいかに建築、そして建築家に影響を与えていたのかを明らかにする。加えて現代建築に船が参照されている事例がスライドショーで紹介される。船が時代をこえて建築家たちを魅了し続ける興味深い存在であることを理解してもらいたい。~のだそうです。

ルーフネットの読者は、このポスターをみればきっと別のイメージが浮かぶことでしょう。 そう、もちろん「ノアの箱舟」です。ノアの箱舟は浮かぶ家。我々はコルビジェより先に、船と建築の深いかかわりを、意識していますよね。

なんて思っているとポスターの中にさらに、興味深い一節が!
「オリエンテーションルームでは、コルビジェが手がけた唯一の船「救世軍船上収容所」が紹介されるそうです。

ん! 救世軍? 収容?「ノアの方舟」もそんな目的でしたよね。


でもコルビジェ先生が作った船なら、きっと1万リットルのアスファルトで防水されたノアの方舟の方が、防水性は高いでしょうね。

この企画の詳細はルーフネットで紹介しました↓
http://www.roof-net.jp/index.php?%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%A7#se287d84


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* 震災で、五十嵐先生の東北大学研究室も大きな被害を受け、倒壊の危険があり建築棟は立ち入り禁止でした。現在、研究室を他の場所に移して通常通り活動。学生達も全員無事だったそうです。


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防水の歴史を探る*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。「日本防水の歴史研究会


琵琶湖疏水第1トンネル 入口庇の緑化?

琵琶湖取水口から第一トンネルを望む。ここは桜の名所だ。
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第一トンネル入口の扁額の文字:氣象萬千(きしょうばんせん)
揮毫者:伊藤博文。「様々に変化する風光は素晴らしい」といういみだそうです。
住宅の不具合と紛争処理の状況
屋根・外壁からの雨漏りと ひび割れ相談が上位3項目

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住宅リフォーム・紛争処理支援センターはこのほど、2010年年度の相談と処理状況をまとめ、「2011
CHORD REPORTとしてまとめ、ホームページ上で公開した)

レポートによると、2010年度における相談件数は20,075件。住宅エコポイントに関する相談を除くと昨年度に続
き増加している。特に、「新築住宅不具合等相談」は前年度比45%増、「リフォームに関する相談」は前年度
比57%増と高い伸び率となった。

センターでは、2010年度より、各弁護士会と連携して弁護士と建築士による専門家相談(無料対面相談)を開始しており、対象は、評価住宅及び保険付き住宅の取得者または供給者、並びに住宅リフォーム工事の発注者または発注予定者。2010年度は、44弁護士会にて実施した。

紛争処理の主な争点主な争点について戸建住宅と共同住宅に分けると以下の通り。

戸建住宅:「仕上げ不良」、「亀裂・ひび割れ」、「沈下・傾斜」などが主な争点となっている。
共同住宅:「騒音」が争点となっているものが最も多く、他の項目を引き離している

解決希望種別と終結事件の解決種別申請時の解決希望種別は、「修補」が45%、「修補と損害賠償」が20%であり、「修補」を希望するものが
65%を占めている。
終結事件のうち調停等により成立した事件(95件)の解決種別は、「修補」が36%、「修補と損害賠償」
が29%であり、上記の解決希望におおむね沿った結果となっている



詳細は以下で
http://www.chord.or.jp/tokei/pdf/chord_report2011.pdf



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ん? 歌舞伎座まもなく完成?
歌舞伎座
完成間近の歌舞伎座?と思いきや・・・・a

歌舞伎座2
モックアップで準備に余念のない職人さんでした。

歌舞伎座3
瓦の下で、防水用の下葺きルーフィングが頑張っているのが見えますね。

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建築学会教育賞を受けたシミズオープンアカデミー
今年度2回目の講演テーマは「木造社寺建築を探る」。
~なぜ長持ちするのか~雨仕舞と耐震性の工夫~ -


shimizu shochou
アカデミー副学長の技術研究所石川所長がセミナーの前に挨拶。

清水建設は、「ものづくりの楽しさや建設の面白さ、奥深さを多くの人に伝えたい」という想いから、2008年9月、「シミズオープンアカデミー」を開設した。多彩なセミナーや体験講座を通して、各分野の専門家が分かりやすく解説してゆく。開設以来の受講者総数は15,000人を越え、この活動に対して、今春の建築学会総会の席で日本建築学会教育賞を受賞した。

アカデミーは毎年4回のセミナーと、テクニカルツアーが組み合わされる。
主として高校生、大学生、一般が対象で、所要時間180分(講義90分+関連施設見学90分)
定員50名。

8月4日に行われた、セミナーのテーマは「木造建築を探る」 。講義の後は、技研内のテクニカルツアーと、東京木工場の見学会が行われた。それぞれの内容は、後ほど紹介。

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都庁
kennchiku sannpo
都庁P300
新宿中央公園より都庁を望む (P300)


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女流詩人のさきがけ 永瀬清子の生家が荒廃し雨漏り

keipura 樹林前の緑化
30年も経てば、人工地盤上の緑化であることなど、誰も意識しない。(写真は下の記事とは関係ありません)



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明治初期建造、歴史・文化的価値高く 保存、改修へ


 赤磐市出身の詩人、女流詩人のさきがけ永瀬清子(ながせきよこ)(1906~95)の生家=同市松木=を守ろうと、岡山県内の建築家や詩人でつくる「永瀬清子生家保存会」が改修を始めた。 明治初期に建てられた家は無人で荒廃が深刻。6月末に、仮屋根を設置。「まず雨漏りを止めよう」と、瓦ぶき屋根を鉄板ぶきにする本格的な修復を始めた。

永瀬清子展示室
詩人・永瀬清子の足跡が展示されている。旧熊山町が産んだ詩人の活動を示し、多くの方々が永瀬清子の世界に触れられることを願うとのこと。(くまやまふれあいセンター内)
住所 〒709-0705 赤磐市松木621-1
(くまやまふれあいセンター内 永瀬清子展示室)
連絡先 Tel/086-995-2215



なぜ必要?どんなことするの?何が大変?
防水・建材商社最大手が流通スタッフ対象に防水講習会

講師は元、高山工業工事部長の岩城さん 


kakenn いわきさん
自分の失敗・経験をもとに、六本木再開発での地下防水の難しさを話す岩城輝久雄さん。
防水工事店最大手の高山工業での40年間のキャリアにもとずく話だから説得力がある。


化研マテリアル(矢内泰弘社長・本社東京港区西新橋)は、防水・シーリング材をはじめとする建材商社の最大手。年商 356億円。従業員351名。東京物流センター・福士善治所長は7月26日、江東区新木場にある同物流センターで、物流実務スタッフを対象に第43回講習会を実施した。
今回のテーマは防水と塗料。防水の講義を担当した岩城輝久雄さんは2年前、化研マテリアルに入社し、新規扱い商品の評価や、PV(ソーラー事業)を担当している。