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(旧 「防水屋台村」建設中)
*ノーベル賞と防水とニュートリノ
地下1000メートルの防水工事

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5万トンの水をためるスーパーカミオカンデの建設。
空洞の外壁に吹き付け防水を施工し、中に5万トン純水をためるステンレスタンクをつくる。タンクの外側にも水をためる。この外側の水が、本来の宇宙から来るニュートリノ観察のノイズとなる岩盤からの放射線をガードする。ガードするといっても、直接防ぐ訳ではない。

ニュートリノをどう観測するのか?2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊が、研究のみちのり、ニュートリノ物理学、神岡との出会い、朝永振一郎さんや弟子の戸塚さんへの思いなどを、岩波ジュニア新書「ニュートリノの夢」の中でやさしく語っています。
小柴先生によると、太陽からは大量のニュートリノが地球に降り注いでいますが、太陽ニュートリノがカミオカンデの水中で電子をコツンと叩く頻度は、1週間に1回程度。一方周りの岩から来る放射線は1秒に数回もあります。周りからの雑音を桁違いに落とさないと、太陽ニュートリノが起こす事象は埋もれてしまって見ることができないのです。そこで鉄のタンクと周りの岩の間にも水を満たし、水の層をもう1層作りました。そして内向きのフォトマル(光電子倍増管)とは別に、外向きのフォトマルを取り付け、周りの岩から外側の水の層に来る放射線を観測することによって、雑音をデータから取り除くようにしました。

そして太陽ニュートリノの観測に成功したのです。外側の岩盤とタンクとの間に水をためるために施した、地下大空間での防水工事。防水工事が小柴先生のノーベル賞受賞のお役に立てた、というのはちょっと嬉しいですね。
その防水工事を行ったのが、福井県武生(たけふ)の明光建商。


明光ふたり
ソバの花が満開です。写真左・塩谷昭文社長。右は技術部長の山口さん。
地下1000メートルの防水工事の様子を聴きました(つづく)

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武相荘の森に飲み込まれる月
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2010.10.18 00:47 50D 18-270 

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