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(旧 「防水屋台村」建設中)
防水歴史図書館 資料第1号「アスファルトおよびその応用」(3)
資料第一号
アスファルト及びその応用(改訂増補版)-3-
アスファルトとの出会いその3
キュレーター:丸山功
アスファルト会館
八重洲のアスファルト会館


余談ながら、この冊子の冒頭の「我が国のアスファルトの歴史」の部分で
~日本書紀の文中に、今から1300年前、天智天皇の御世に越後から「燃ゆる水」と「燃ゆる土」の献上があり、「 燃ゆる水」は石油で、「燃ゆる土」はアスファルトのことであろう。~
との一説があった。この「燃ゆる水」と「燃ゆる土」の言葉に大いにロマンを感じ、太古の昔に想いを馳せたものである。

この技術書は、天然アスファルトと石油アスファルトの概論にはじまり、アスファルトの歴史、製造法、試験法、用途、。応用工業と、応用工事等々、アスファルトの全てを網羅していた。半世紀を超えた現代にも活用し得る貴重な冊子であり、無論読破したものの、その内容はほとんど記憶に留めてはいない。 しかし単に防水工事だけでなく、アスファルト工事全般にわたって詳述されていたことが、その後の現場管理に大いに役立ち、特に当時積算も管理も難しい
とされ、兎も角敬遠されぎみだったアスファルト舗床や耐酸モルタルも苦にならず、むしろ時間の経過につれて、得意な分野として、社内では自他ともに許すまでに熟達することができた。それもこの冊子のおかげであり、いまでも私の防水人生の水先案内の役割のはたしてくれた、バイブルとも言える貴重な一冊であったと思っている。