(旧 「防水屋台村」建設中)
春菊の花

春菊の花
団子に花が咲いて、戸惑いながらもきれいだねと眺めるバリバリの「花より団子」派。
同じマンションの良き隣人で。畑好きの人がいる。屋上菜園のマイ区画は当然野菜のみ。 花しか植えない花酒爺に「食べられないものを植えてどうするのっ!!」と言い放つ。境界線上に咲くバラを指さし「邪魔だから移動してっ!」とも。ある日、黄色い花が咲き乱れる畑の前でしゃがみこんでいる。驚いて「珍しい!花なんぞ植えて、どうしたの!!何のはな?」というと、「春菊の種をまいて、久しぶりに見たら、花が咲いていて、まあきれいかなあ、と眺めていた」んだそうだ。

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2018防水と雨仕舞の歴史展」27ブース2018.5.30ー6.1 東京ビッグサイト建築再生展にて
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「アスファルトのイメージは白だよ」?!!!

という言葉を聞いて、本当に驚いた。アスファルトといえば黒、真っ黒。黒いものの代表ではないか。それが白い? これほど驚いたのは何年ぶりだろう。

まめもP3300339

先日、日本トライボロジー学会の会長を務めたことのある先生と、15年ぶりにお会いして、ゆっくり話をすることができた。昼下がりの武相荘。茅葺きテラスでワインを飲みながら、あれこれ近況報告したり、屋根とトライボロジーについてご意見を聞いていた。話が、少し前にお送りしていた最近の連載記事に及んだ時。「そういえばあの話は面白かったが、見出しに違和感があるよね」とおっしゃる。&SEALANTに連載中の奥のみず道⑮、「バベルの塔再び。なぜ壁が白いのか」という話のことだ。

www.roof-net.jp/index.php?cmd=read&page=%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A1%94%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%99%BD%E3%81%84%3F&word=%E5%A5%A5%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%9A%E9%81%93

バベルの塔はレンガとアスファルトで作られている。ブリューゲルの有名な絵はその過程を驚くべき精密さで描いているものだ。
クレーンで素材を運び上げているため、壁は欠けたレンガの粉の赤とこぼれたアスファルトで黒い筋が・・・のはずである。それが赤と白い筋なのだ。なぜ白なのだ? ということに関して書いた記事だった。近年の石油アスファルトのコンパウンドは黒だし、天然瀝青の池も、土瀝青も黒い。転圧中のアスファルト舗装道路も黒だ。しかし日常生活で、コンパウンドを見ることはないし、必ずしも皆が舗装直後の道路を見るわけではない。普段車が走っている道路はグレーだ。白っぽいと言えば確かに白っぽいグレーである。
フィルムカメラの時代にある写真家が、「適正露出がわからないときはアスファルト舗装の道路に合わせろ、それがほぼ標準反射率18%だから」と書いていた。確かに18%といえば白っぽいグレーで、黒か白かと言われれば白かもしれない。この」先生の中では、アスファルトは白なのである。だから「壁が白いのは当たり前」なのであった。これも様々な「常識」、にかかわる、最近の発見のひとつでありました。

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まめもらんだむ:孤独死とトライボロジー
「世界初の「孤独担当大臣」が誕生した。何と、というか、やはり、というか英国である。「孤独」による国家の損失額が年間4.9兆円に達するという。聞いた瞬間あたまに浮かんだのが、1966年の英国・ジョスト報告。ニュースは先月、すでに一月経っている。やはりこれは、とても似ていると確信して、遅めのまめもらんだむ。さすが「ビッグ一シュ―」を創刊する国、英国という国はディープだ。

イギリスのメイ首相は1月18日、「孤独担当大臣」のポストを新設し、トレイシー・クラウチ氏を任命したことを発表した。イギリス社会で「孤独」に困っている人のための総合的な政策を率いるという。

BBCによればこの政策は、2016年に極右過激派に殺害された労働党のジョー・コックス党首の遺志を引き継いだもので、メイ首相は、「ジョー・コックス委員会」が提出した「孤独」問題に対する勧告を受け入れ、実現した。
ジョー・コックス委員会は、赤十字社など13の福祉団体と連携し、2017年に約1年間かけて孤独に関する調査を進めていた。その結果、委員会では「孤独が人の肉体的、精神的健康を損なう」と警告、肥満や一日に15本のタバコを喫煙するよりも有害であるとする啓発活動を実施していた。また、委員会は孤独がイギリスの国家経済に与える影響は、年間320億ポンド(約4.9兆円)に上るとしている。

画面
ニュースを報じるNHKTV

さて
「トライボロジ―(tribology)」(摩擦・摩耗・潤滑の科学と技術)の研究開発は、1966年英国において、摩擦や摩耗による損害を推定した報告書(ジョスト報告)でこの用語が提唱されたことを契機に発展した。ギリシア語で「摩擦する」を意味するトリボスを語源とする。トライボロジーとは、2つの物体が互いに滑り合いながら相対運動を行った場合、その接触面、およびそれに関連する実際問題についての科学技術の一分野であり、トライボロジーに関わる人間をトライボロジスト(tribologist)という。

1966年にピーター・ジョスト氏が「英国の製鉄所で潤滑管理を徹底させることにより、当時の英国のGNPの1%以上節減できる」と報告した。この実現を目的に誕生した科学技術がトライボロジー。エンジンの摩擦低減によって自動車の燃費を向上、またブレーキの摩擦をコントロールすることで安全性を確保、生産機械の潤滑管理によって故障や事故による効率低下を防ぐのも、トライボロジー技術の効用だ。(ルーフネット・トライボロジーと建築より)。 メンテナンスでもなく、ルブリケーションでもない、これは攻めのメンテナンスということもできる。新しい価値を見出す利休の精神だ。
 
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