(旧 「防水屋台村」建設中)
RN 2015 新春翁めぐり -5-
金剛流 謡初式 平成27年1月3日 正午
金剛能楽堂 

面を付け神になるP1030085
="面を付け神になる。 八坂神社能舞台で翁を奉納する金剛永謹。(2015年1月3日午前9時撮影:佐藤孝一)

恒例金剛家の謡初式。毎年、1月3日の朝、祇園八坂神社能楽堂での奉納を終えた後、烏丸今出川の金剛能楽堂で謡初め。最初の曲は翁の謡いである神歌。

konngou
金剛能舞台。シンプルな鬼に鳥衾(とりぶすま)。

従来非公開で行っていた「謡初式(うたいぞめしき)」が、平成16年度より無料での一般公開となった。
平成27年は1月3日(土)正午より、宗家・若宗家始め流儀一同による「神歌」、仕舞十番、舞囃子など約1時間。


毎年1月3日、八坂神社で翁の奉納を終えた後、宗家は本拠地の舞台に取って返し、一門とともに神歌(翁の謡)で新年の舞台を開く。気迫に満ちた格調高い謡と舞を堪能した後、お神酒の接待まである。
8月16日の大文字の日に行なわれる「蝋燭(ろうそく)能」とともに京都に欠かせないものの一つだ。

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金剛流謡初式 2015.1.3 12:00 

神歌 金剛永謹  金剛龍謹
地謡/今井清隆、今井克紀、山田安造、掛川昭二、都丸 勇、植田恭三、嶋﨑暢久、吉村輝一坂本立津朗、山田純夫、山口尚志、工藤 寛、小野芳朗、田村 修、和田次夫、漆垣謙次

仕舞
難 波 松野恭憲
草紙洗 廣田泰三
雲林院キリ 種田道一
鞍馬天狗 宇高通成
田 村キリ 廣田泰能
雪 クセ 豊嶋三千春
葛 城キリ 今井清隆
小鍛冶キリ 廣田幸稔

舞囃子 淡路 金剛龍謹
笛 /杉 市和
小鼓/曽和尚靖
大鼓/石井保彦
太鼓/前川光範
地謡/宇高竜成、宇高徳成、山田夏樹
     惣明貞助、田端眞人、向井弘記
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2015新春 翁 めぐり 4
祇園八坂神社の初能奉納
平成27年1月3日 午前9時 八坂神社能舞台
三番叟を踏む 茂山童司 P1030163
60年ぶりの大雪をかぶる能舞台の瓦屋根。三番叟(さんばそう)を踏む茂山童司氏。

能舞台屋根P1030048
八坂神社能舞台の屋根。

混合翁P1030091
翁の奉納は、京都を拠点とする金剛流宗家金剛永謹。

八坂番組P1050276
金剛家と片山家が毎年交互に翁を努める。

片山仕舞P1030208
観世流仕舞 西行桜 片山九郎衛門。 右奥に南楼門が見える。
 父の片山幽雪(本名片山博太郎)氏は1月13日、敗血症のため死去。84歳でした。

片山博太郎さん:京都能楽界の重鎮、平成13年人間国宝。昭和5年、観世流・能楽シテ方の片山家に長男として生まれ、5歳で初舞台。昭和60年には九世・片山九郎右衛門を襲名。平成22年からは雪号を許され片山幽雪と名乗る。12月体調を崩し京都市内の病院に入院していたが、13日、敗血症のため死去。

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RN2015年翁めぐり -3-
賀茂別雷神社(上賀茂神社) 新年 能 「翁」奉納

上賀茂翁P1020506

seminoogawa にかかる橋殿で、今年初めて翁が奉納されるP1020069
「翁〜賀茂之式〜」
井上裕久(翁)、井上裕之真(千歳)
森田保美(笛)、林吉兵衛(小鼓)

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全日の雪がつららに、さらに降り続けた、P1020212
2015年より京都の能楽師井上久氏が翁の奉納を始めた。

井上裕久氏:1955年7月26日生
25世宗家故観世左近、26世宗家観世清河寿、及び父9世故井上嘉介に師事
(公益社団法人)京都観世会専務理事、京都能楽界理事長


2008年より 公益財団法人京都観世会専務理事、2010年 共益財団法人能楽協会理事就任、2013年 京都能楽会理事長就任。

okina P1020474

posuta P1020076
翁奉納の後、

連吟「高砂」: 吉田篤史、吉浪壽晃、橋本光史

仕舞: 「羽衣」橋本雅夫
   : 「猩々」吉田潔司

独鼓「嵐山」: 浦部幸裕、橋本擴三郎、浅井通昭
井上敬介(太鼓)
も奉納された。


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2014年(平成26年)ルーフネットの「能舞台と翁神事情報」6
金剛能舞台
唯一関西に本拠を置く流儀、華麗・優美な「舞金剛」の本拠地の舞台の屋根は 檜皮葺きの屋根に瓦の棟

金剛舞台 檜皮葺に瓦の棟 P1030714
かつての室町幕府の「花の御所」の近く(現在の京都御所の西向かい)に平成15年に開館した金剛能楽堂。築百三十余年の室町の旧金剛能楽堂より、能舞台をそのまま移築。

■平成26年1月3日(金)
午前11時30分開場
正午開演 午後1時頃終演予定
■入場料 無料 TEL:075-441-7222

番組
神 歌   金剛永謹  金剛龍謹

仕舞    八 島 、東 北、葛 城、芦 刈、西王母 、羽 衣、内外詣 、猩 々

舞囃子   高 砂    金剛龍謹



シンプルな鬼瓦から鳥衾が飛び出すP1030716
シンプルな鬼瓦から鳥衾が飛び出す

金剛流は能楽シテ方五流派(観世,宝生、金剛、金春、喜多)のひとつで、古くは奈良の法隆寺に奉仕した猿楽座の坂戸座を源流とする。室町初期には春日興福寺に勤仕する大和猿楽四座のひとつとなり、のちに金剛座、そして現在の金剛流へと至る。
金剛流の芸風は、豪快な動きの中に、華麗・優美さがあり、「舞金剛(まいこんごう)」といわれる。また、豊臣秀吉拝領の「雪の小面」や艶麗な「孫次郎」など、所蔵する能面・能装束に名品が多いことでも知られ「面金剛(おもてこんごう)」ともいわれるそうだ。五流のうち四流の宗家が東京を本拠地にしている中で、唯一京都拠点にこだわり、その気概は金剛詠謹の芸に滲み出ている。
毎年1月3日、八坂神社で翁の奉納を終えた後、宗家は本拠地の舞台に取って返し、一門とともに神歌(翁の謡)で新年の舞台を開く。これは無料で一般公開されており、気迫に満ちた格調高い謡と舞を堪能した後、お神酒の接待まである有難さ。
8月16日の大文字の日に行なわれる「蝋燭(ろうそく)能」とともに京都に欠かせないものの一つだ。
八坂神社の翁を見た後は、冷え切った身体を、境内の会館で、ぜんざいを頂きながら暖めて、金剛能楽堂に向かうのがルーフネットのお薦め。
虎屋中庭の倉P1030720

この時正午。道は2つに分かれます。
其の1.お神酒をグイと頂いた後、能楽堂を飛び出してタクシーを捕まえ、京阪出町柳までワンメーター。特急に飛び乗り大阪淀屋橋へ。最短距離でタクシー乗り場に走り、大槻能楽堂に急ぐ。運が良ければここで、午後2時開演:観世銕之丞の翁に滑り込み、堪能できます。
其の2.其の1は誰にでも進められるものではありません。通常はこちら。金剛能楽堂から100メートル程下がった(南へ行くこと)ところに虎屋の店舗とカフェがあります。中庭の蔵(写真上)の屋根を見ながら、正月限定のお雑煮をいただく。

ここでやっと大晦日から始まった翁巡りが、一段落します。お疲れ様でした。(*翁めぐりに関する情報は檜原響一郎氏から提供いただきました))

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八坂神社 初能奉納 
2014年(平成26年)ルーフネットの「能舞台と翁神事情報」6

京都八坂神社 
2014年1月3日 午前10時

翁:   片山九郎右衛門
三番叟: 茂山逸平






おきな正面P1030319
毎年フルサイズ最上級の翁が奉納される。「ありがたさ」においては元旦夜明け前の日吉大社に一歩譲るが、「新年翁めぐり」フリーク間での総合評価においては、丹波篠山春日神社の奉納「翁」と双璧。


右は本当の正門 銅の一文字葺P1030117
八坂神社というと西側東大路に面して建つ楼門(国重要文化財)が知られているが、実は石鳥居(国重文)の建つ南側が正面1646年に建てられたもので、その先には西側と同じく楼門(写真右)が建てられている。この正面の楼門は銅板葺き。

大棟の鬼・ 経の巻「」がついている。 経の巻とは    神社でも今日の巻とはこれいかに P1030106
能舞台の鬼の先の「経の巻」。経典を模した円筒状の突起が3つつく。 神社でも経の巻とはこれいかに。 


翁ポスターbP1030074
片山家と金剛宗家が毎年交互に翁を奉仕する。

脇正面 P1030089
能舞台の屋根は桟瓦葺き。

おきな後ろ楼門P1030345
後ろの鮮やかな朱塗りの楼門(銅板一文字葺き)が本来の正面。

三番叟 P1030408
三番叟を舞う茂山逸平 2014.1.3 10:15撮影

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兵庫県 三宮 生田神社 翁 面掛け神事
2014年(平成26年)ルーフネットの「能舞台と翁神事情報」 5

兵庫県神戸市中央区下山手
日供始祭 翁面掛け神事(にっくはじめさい おきなめんかけしんじ)
1月2日 午前10時


1生田神社拝殿
生田神社 神戸三宮駅より徒歩5分。昭和20年、戦災で社殿などが焼失したが、昭和27年2月、現在の兵庫区大開通6丁目に社殿が完成。銅板一文字葺き。
生田神社の詳細はhttp://www.ikutajinja.or.jp/about/

2宮司面箱生田神社面掛け神事P1020107
日供始祭 翁面掛け神事(にっくはじめさい おきなめんかけしんじ)

生田神社では毎朝、日供祭(毎日の食事を神様にお供えする祭)を行っている。新年を迎え始めてこのお祭りを行うのが1月2日の日供始祭。ここで観世流藤井定期能楽会奉納による、「翁面掛神事」が毎年行われる。



3面掛け神事 P1020148
三番叟,囃子なし。


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平安神宮 京都能楽会新年奉納
2014年(平成26年)ルーフネットの「能舞台と翁神事情報」4

 2014年1月1日(水) 元日

京都府 【京都能楽会新年奉納】
12時半  平安神宮神楽殿

三番叟P1010346
三番叟

本殿・拝殿のみ銅板葺き平安神宮 翁 直面 P1010331
2014.1.1 12:40 撮影。其の3 の観世会館での初謡のあと、ゆったり歩いてきても、神楽殿の良い席は取れる。しかし神楽殿の床に席故、厳重な防寒対策は不可欠。

圧縮 応天門もへきがわr P1010297
碧瓦(へきがわら)の平安神宮応天門。
平安神宮の社殿は、本殿、祝詞殿、内拝殿は銅板葺き、その他通常目にする社殿はすべて、緑釉の瓦(碧瓦)による本葺き。

圧縮神楽殿の屋根は 碧瓦葺き P1010299
応天門を入ってすぐ右手の神楽殿で毎年奉納される。神楽殿の屋根も緑釉(りょくゆう)の碧瓦。



★翁 日吉式 浦田保浩 田茂井廣道 茂山良暢 
 笛 森田保美 小鼓 林吉兵衛 林大和 林大輝 井林久登

★舞囃子 高砂 金剛龍謹 
 笛 杉信太朗 小鼓 曽和尚靖 大鼓 石井保彦 太鼓 井上敬介
★仕舞 鶴亀 吉田篤史 
    東北 キリ 河村晴久 
    猩々 宮本茂樹
★仕舞 田村 クセ 種田道一

★小舞 三人夫 網谷正美 松本薫 山口耕道

★舞囃子 嵐山 片山伸吾 
 笛 左鴻泰弘 小鼓 吉阪一郎 大鼓 渡部諭 太鼓 前川光長




平安神宮:
平安神宮の社殿は、桓武天皇当時の平安京の正庁、朝堂院を8分の5の規模で再現したもの。

大極殿(だいごくでん・外拝殿)・応天門(おうてんもん・神門)・蒼龍楼(そうりゅうろう)・白虎楼(びゃっころう)・歩廊・龍尾壇(りゅうびだん)など、ほとんどの社殿はは明治28年(西暦1895年)のご創建当時に造営された。すべて緑釉瓦による本瓦棒葺き。昭和50年に主要な建物の屋根葺替が行われている。

1895年(明治28年)4月1日に平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会に合わせて、平安京遷都当時の大内裏の一部復元が計画された。当初計画では実際の大内裏があった千本丸太町に朱雀門が位置するように作る予定だった。しかし用地買収に失敗し、現在の岡崎の地に復元されたという。



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