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(旧 「防水屋台村」建設中)
友澤史紀 氏死去

東京大学友澤史紀名誉教授は、かねてより病気療養中のところ、2019 年11 月8日、死去。享79 歳。

通夜及び葬儀告別式は 故人の遺志及び遺族の意向により、遺族中心の家族葬にて執り行われる。

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略歴:
1940年1月 横浜市生まれ
1963年3月 東京大学工学部建築学科卒業
1968年3月 同大学院博士課程退学
1968年4月 同工学部助手
1970年3月 工学博士(東京大学)
1970年4月 建設省建築研究所研究員
1976年4月 建設省建築研究所第2研究部無機材料研究室長
1987年11月 東京大学工学部建築学科教授
2000年3月 同退官
2000年4月 北海道大学大学院工学研究科社規基盤工学専攻教授」
2003年3月 同退官
2003年4月 日本大学理工学部教授,同年日本学術会議会員,
2006年   日本大学総合科学研究所教授
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*「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。2020年の近江神宮燃水祭は7月7日。 黒川燃水祭は7月1日です
2019年 日本建築学会論文賞
日本大学 湯浅昇教授
「表層コンクリートの品質に関する一連の研究 」

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湯浅昇教授


論文賞は、近年中に完成し発表された研究論文であって、学術の進歩に寄与する優れた論文に与えられる。

受賞理由
コンクリートの表層部の品質は、鉄筋コンクリート構造物の耐久性を左右する大きな要因である。そのため、古くから多くの研究がなされてきた。なかでも、養生の重要性を指摘する声は多く、養生条件を変えて強度や耐久性との関係を検討した例は数多く見られる。しかし、これらの研究の多くは養生の良し悪しに依存するコンクリート表層から内部に 至る物性変化を明らかにすることなく、マスとしてのコンクリートの強度や耐久性を扱ったものであった。

本論文は、受賞者らの研究グループが永年にわたり地道かつ極めて精力的に取り組んできた一連の成果をまとめたものである。はじめに、表層コンクリートの品質を理解するために必要な、各種物性の試験方法を開発している。

具体的には、含水率、強度、透気性、 中性化深さ、塩分量分布の定量的な測定方法を提案している。このうち、セラミックセン サを用いた含水率の測定方法は、養生が水分の移動におよぼす影響を検討するうえで必要 不可欠な表層における含水率の勾配の把握を可能とするもので、その技術は他の研究機関 にも公開、提供され、それぞれの研究の展開に寄与している。

次に、開発した試験方法を用い、養生条件と表層コンクリートの品質との関係を含水率 と細孔構造の観点から検討し、初期養生の際の乾燥により不均質性が形成されるメカニズ ムを解明している。すなわち、含水率分布と細孔構造の経時変化から、乾燥により水和が 阻害される実態を把握するとともに、その影響がおよぶ表層の範囲を具体的に示している。

また、細孔構造と圧縮強度の関係に基づいて、乾燥を受けたコンクリートの圧縮強度分布 を求め、表層の強度が内部に対して著しく低下することを明らかにしている。不均質性形成メカニズムの解明に続いて、表層コンクリートに要求される重要な性能で ある、外部からの劣化因子の侵入に対する抵抗性、および仕上げ材を接着する際の下地としての性能の観点から、初期の乾燥による水和の阻害の影響を検討している。劣化抵抗性に関しては、凍結融解抵抗性、中性化抵抗性などを対象とし、劣化促進試験結果と細孔構造との関係に基づいて、所定の抵抗性を確保するのに必要な湿潤養生期間を具体的に提示している。

下地としての性能に関しては、塗り床を対象に、剥離接着強さと細孔構造の関係などを検討し、不具合を発生させないためには初期湿潤養生を確保したうえで乾燥期間を取ることが重要であることを定量的に示している。 以上のように、本論文は、独自に開発した試験方法を駆使して表層コンクリートに不均 質性が形成されるメカニズムを実験的に明らかにしたうえで、表層コンクリートに要求される様々な性能の観点から必要とされる養生条件などを提示したものである。

今後の課題 として、理論的、解析的検討を充実させ一連の成果を体系化することが期待されるが、鉄筋コンクリート構造物の早期劣化が大きな社会問題となっている現在、実験的検討により現象を把握し耐久性向上に資する知見を集積することは急務であり、本論文の成果の一部が関連する学協会の規準類に反映されていることなどからも、その学術的、実用的価値は高く評価できる。


自らの研究分野に関しては

私の専門はずばり「コンクリート」。それをひとつの塊でみるのではなく、その内部と外では品質が異なるということから立脚し、強度、劣化を論じることに力を注いでいます。
それを解きほぐすキーワードは「水」と「細孔構造」です。これを言語化し、コンクリートの状態を論じることを考えています。

と述べている。




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KOTOBA 「次世代シーリング防水技術の体系 」

「次世代シーリング防水技術の体系 」

田中顧問
中享二東京工業大学名誉教授

シーリング工事のうちどの程度が改修向け、なのかは、機関誌の &シーラントには書かれていないが、メンブレン防水の比率から想像すれば、半分程度が改修向けだと思う。
改修では、古いシーリング材を撤去して、新しいシールを打つのが基本になる。
数年前、 日経ビルダーズのシーリング改修特集に協力したとき、 担当記者から、取材の様子を聞いた。
すると、目地をきれいに清掃して施工する工事店と、適当な施工店がある。丁寧な工事店の人に感銘を受けた。と言っていた。

シーリング改修に関する研究は、建築学会の論文集ではほとんどない。新築や耐久性にフォーカスしていて、改修をどうするか、という議論はほとんどない。
考えるに、撤去して、新たに打ち換えることが改修か、というと、疑問を感じる。
例えばメンブレン防水の場合は、改修というと、既存防水層の撤去は少なく、半分以上がかぶせ工法で対応している。

シーリングは、昔は目地幅が12~15ミリ程度、と非常に狭く、漏水事故をよく起こしていた。
その後、ブリッジ工法でかぶせ、急場をしのいだ。 しかし、そうすると目地幅が広くなるので、デザイン上、嫌がられて、この工法は一時的なもので終わってしまった。

20年ほど前から、「これからは、建物は100年もたそう」、という掛け声をかけたら、少しずつ耐用年数が、増えてきた。シーリング材の場合、10年15年で、やり替えなけれなならないのだから、改修を前提とした、工法を考える時代に来ている。

それは「次世代シーリング防水技術の体系」、とでもいおうか。メンブレン防水の方では、数年前、次世代防水層として勉強した。そこには材料だけでは無理で、設計から始まって、施工の強力なサポートが必要である。 今までの改修では施工が頑張って支えていた。施工の判断一つで、その後のシールがうまくいくか、ダメになるかうまくいくかが左右されていた。

シーリング材工業会は仕上げ材料の分野では珍しく、国際派だ。その西寧な仕事ぶりは各国から高く評価されている。次世代型シーリング防水の体系を、また日本発信で、行ってほしい。世界のシーリング技術をリードするようなシーリング材工業会であってほしい。

(2019年4月24日、日本シーリング材工業会総会の来賓挨拶で)



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2019年の近江神宮燃水祭は7月5日。 黒川燃水祭は7月1日です

2019年・JWHA 展示予定「防水と雨仕舞の歴史館」
第24回R&R建築再生展 東京ビッグサイト青海展示棟B 6月11日(火)―13日(木)
日新工業社長に相臺志浩氏
相臺志浩(そうだいひろゆき)専務が社長就任


T350 相台社長
日新工業は平成31年2月開催の定時総会、取締役会で、相臺公豊代表取締役社長の代表取締役会長就任また、相臺志浩専務の代表取締役社長就任を決めた。経営トップの若返りによって体制を一新し、経営基盤の強化を図ることが狙い。

相臺志浩(そうだいひろゆき)氏。昭和48年6月12日千葉県生まれ。45歳。明治大学経営学部経営学科卒。日新工業入社。 2009年取締役生産部長、20013年専務取締役。趣味は音楽鑑賞。



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訃報 小川隆幸 氏 
株式会社 日装 代表取締役会長(70歳)

平成31年(2019)1月14日 死去。

㈱日装・小川家による合同葬
通夜 :       平成31年1月23日(水)18:00~19:00
葬儀・告別式 :  成31年1月24日(木)10:30~12:00
葬儀委員長 :   株式会社日装 代表取締役社長 有澤秀久
喪主 :       小川三津代
場所 :  府中の森市民聖苑 第三式場 (東京都府中市浅間町 1ー3 ) 京王線東府中駅北口 徒歩17分

葬儀問い合わせ: ㈱セレモア ☎0120-470-470 


ガイアの夜明け に 柿崎 隆志さん

TV東京 「ガイアの夜明け」 CFロープの耐震補強
隈研吾の「あやとり」と戸建て住宅


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2018年9月18日 放送 第832回 「日経スペシャル ガイアの夜明け」~地震に負けない!革新技術~~に、柿崎隆志(有限会社 オフィス トゥー・ワン)さんが、出ていた。


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番組の柱は、カーボンファイバーのロープと、その強度、軽量性、柔軟性を利用して、見せる耐震補強に利用しようとする、隈研吾
の話。

世界遺産・富岡製糸場の倉庫の耐震補強に、あやとりのようにカーボンロープを使いたい隈研吾。 問題は曲げた状態での強度確認だ。この素材は古民家の補強にも適用できる。
親水性発泡ウレタン注入工法の施工団体・ピングラウト協議会の会長兼技術委員長を務める柿崎氏が、古民家のカーボン繊維ロープによる補強シーンで、顔を見せた。
詳細は: http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/



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〇松本洋一さん追悼文集
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追悼文集は、2018年9月7日、田中・小野・飯島・阿部氏により、松本邸の霊前に届けられた。 その日の夕刻、日本橋で編纂にかかわった委員が集まり献杯した。

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「松本洋一さんを偲んで」 2018年8月31日、松本洋一さんを偲ぶ会発行。
A4版 103頁。巻頭思い出写真カラー12頁。追悼文45編。
(松本洋一氏。2017年11月13日死去。74歳。)



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